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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[292]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/06(金) 11:47:06 ID:??? 〜 さかのぼる数日前 〜 <フィレンツェ/フロレンティア・ヴィオラ 練習コート> ピッ! ピィッ! ピイィィィィィィィィィィィィィィィイッッ!!! 「勝ったぞおぉぉぉぉぉ!」「やった!やったあぁぁぁぁ!」「ざまあ見ろ!!!」 「あ、あー………」「くっ………」「こんな…オレ達バルセロナが…」 審判の笛が鳴り止むと同時にヴィオラ選手たちの歓喜の叫びが響き渡った。 数秒をまたぎ、バルサBの選手たちからは落胆と嗚咽が漏れる。 勝者と敗者の正しい対比だが、バルサB選手が負ったダメージは特別だろう。 地元(スペイン)じゃ負け知らずだった彼らが、肩書だけとは言えアマと同格のチームに これほど無様な敗北を喫せられたのだ。 三杉「勝った… これでまだ終わらずに済む。」 1試合まるまる頭をフル回転させる必要を負うほど、今日は三杉も苦しんだ。 しかしスコアは3−1と、ぐうの音も出させない勝利である。 その喜びの第一声はWトーナメント出場の可能性を繋げた実感として口から漏れた。 その次はディエゴに不埒を働かれたモニカに良い結果を出せたという満足、 さらには試合には勝てたがディエゴ・ブランドーに散々してやられた反省が来る筈だった。
[293]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/06(金) 11:48:50 ID:??? <時を同じくしたVIPルーム> マエリベリー「そう、そういうことなの…」 ダッ バタン! ずっと窓の間近でグラウンドを凝視していた接待役が、急に部屋を飛び出して行った。 『何事か』とクライフも、ファンベルグも、FIFAのヒヨコも驚くが、ひと所に集まるヴィオラ選手と、 その中心で倒れている7番(ミハエル)、介抱しようとしている10番(三杉)の姿に合点がいく。 ファンベルグ「何があったんでしょうか…」 クライフ「分かったところで、我々に出来る程度の事はチームのスタッフが先んじてやるだろう。 乾いた視線で理を言い放つクライフは、『尤も…』と言葉を繋いだ。 当然これを聞き逃さず、周囲は続く言葉が気になってクライフへ注視を向ける。 先着で ★なに言いますか?→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ、ハート》 クライフ「あまり良い予感はしない」 《スペード、クラブ》 クライフ「なんでもない」 《JOKER》 クライフ()
[294]森崎名無しさん:2014/06/06(金) 11:50:13 ID:??? ★なに言いますか?→ ダイヤ9 ★
[295]293はミスですアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/06(金) 11:50:44 ID:??? ※>>293はミスですので、とばして見て下さい その前に『ドサァッ』と人が倒れる音が聞こえた。 観客のない試合だったからこそ、その大きくもない音は耳に入ったのだろう。 耳にした瞬間、てっきりバルサBの誰かがショックで倒れ込んだのだと思ったが… 目にすると、そこに倒れているのが最後まで華麗に大活躍を見せた彼。 三杉は驚天動地のような衝撃を受けた。 恐らく『ミハエル!』と絶叫しながら彼に駆け寄ったに違いない。 そこからは正直記憶が前後している。 アンザーニ監督の時の心理状態が半ばファラッシュバックのような形で顕われていたのかも知れない。 とにかく救急車を呼ぶことと、ミハエルの気道確保を最優先に動いたのは確かだ。 試合後にいつも行なわれる相手チームとのちょっとした交流などは当然頭の片隅にもなく、 彼らがどのようにヴィオラの練習コートを後にしたのかも分からない。 ヴィオラの立場としては、バルサから報酬を貰って練習場を提供し、調整の相手を務めていた。 クライアントに対して失礼な対応に当たったかも知れないが、緊急事態と分かってくれただろう。 そんな不確かな状況ではあるが、気道を確保した際に、ミハエルが息をしていないよう感じたのは 記憶が混濁していたせいだと… そう思い込むには何かが引っかかる三杉だった。
[296]レスのエコ利用のため294の判定は有効としますアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/06(金) 11:53:10 ID:??? <時を同じくしたVIPルーム> マエリベリー「そう、そういうことなの…」 ダッ バタン! ずっと窓の間近でグラウンドを凝視していた接待役が、急に部屋を飛び出して行った。 『何事か』とクライフも、ファンベルグも、FIFAのヒヨコも驚くが、ひと所に集まるヴィオラ選手と、 その中心で倒れている7番(ミハエル)、介抱しようとしている10番(三杉)の姿に合点がいく。 ファンベルグ「何があったんでしょうか…」 クライフ「分かったところで、我々に出来る程度の事はチームのスタッフが先んじてやるだろう。 乾いた視線で理を言い放つクライフは、『尤も…』と言葉を繋いだ。 当然これを聞き逃さず、周囲は続く言葉が気になってクライフへ注視を向ける。 先着で ★なに言いますか?→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ、ハート》 クライフ「あまり良い予感はしない」 《スペード、クラブ》 クライフ「なんでもない」 《JOKER》 クライフ()
[297]森崎名無しさん:2014/06/06(金) 11:53:47 ID:??? ★なに言いますか?→ JOKER ★
[298]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/06(金) 11:56:25 ID:??? >>296にあるように>>294の判定を採用致します、残念ですがご了承ください
[299]森崎名無しさん:2014/06/06(金) 12:00:30 ID:??? ファンベルグの動向とバルサBのイタリア遠征での全試合結果も気になる所
[300]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/06(金) 16:09:28 ID:??? > 《ダイヤ》 クライフ「あまり良い予感はしない」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― クライフ「あまり良い予感はしないがな。」 トゥイーティ「それってどういう意味でちか…?」 クライフ「息の長そうな選手には見えないという意味だ。 技術があってもな。」 トゥイーティ「???」 ファンベルグ「お得意の預言というわけですか。」 クライフ「私は預言などをしたことは一度もない。 これは只の勘だ。」 ファンベルグ「『私の勘が当たるのは帰納の蓄積と演繹の正確さが常人とは比べ物にならないからだ。』 …以前に貴方からそう聞かされたと記憶しています。」 クライフ「そんな事を言ったか? …ふむ。」 ファンベルグ「まるで預言者のようだと当時の私は思った者ですよ… 結果も含めてね。 貴方の私への預言は全て言った通りになったのですから。」 クライフ「そうか。 …だが、それならば尚のこと理解して貰えるだろう。 話が途切れてしまっていたが、来季の我がバルセロナへの移籍… その返事を今ここで聞かせて貰おうか。」 ファンベルグ「………」 クライフ「私の予想・勘を預言のように思っているならば、迷う要素は何も無い筈だ。」
[301]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/06(金) 16:15:03 ID:??? ファンベルグ「その前に一つだけ聞かせて下さい。」 クライフ「うん?」 ファンベルグ「このフロレンティア・ヴィオラというプロ4部のチームですが、 Wトーナメントの出場を目指しているというのはご存知かと思われますが…」 クライフ「ああ。 その為に各国のビッグネームとテストマッチを組んで実力を証明しているそうだな。」 …で、それがどうかしたのか?」 ファンベルグ「正直なところどう思いますか? このチームがWトーナメントに出場出来るか否か。」 クライフ「不可能だ。」 ファンベルグ「ほう… それは勘ですか?」 クライフ「いいや、これこそ預言だな。 運命と言っても構わんだろう。」 ファンベルグ「根拠をうかがっても?」 クライフ「良かろう。 第一に、FIFAの品格がそれを許す筈がないというのがある。 Wトーナメントは新設の大会だが、その扱いはインターコンチネンタルカップとほぼ同格… いくら実力を示そうが、その出場枠に4部チームが滑り込むのはあまりに無理がある。 まあ、特別な懇意と莫大な金があれば話は多少変わってくるかも知れないがな。」 ファンベルグ「今日こうして監査役を寄越す以上、懇意の方はあるのではないかと思いますが。」 トゥイーティ(いやーそれは…)
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0ch BBS 2007-01-24