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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[328]本日は以上です。まだこの日の夜のエピソードは続きますアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/10(火) 20:30:59 ID:??? ディエゴ「…毎度ながら、話の最後に下らん雑談を入れるのは何なんだ?」 {クライフ「戻ったらちゃんと感想を言いに来るんだぞ。」} ディエゴ「断る。」 ガチャ 乱暴に受話器を置かれた音が聞こえた。 自身も受話器を置き、ヨハン・クライフは目を細めて口をほころばせた。 クライフ(フッ、父親の些細な楽しみというやつさ。) フライング・ダッチマン(彷徨えるオランダ人)は、その異名のようであった頃の自分を愛してくれた 1人の乙女の顔を思い出す。 そして彼女のお腹に自らの種子が宿っていたと知るのがもっと早ければ…と。 クライフ(それにしてもシーザーという男… まず間違いあるまい、あのような入れ知恵を仕掛けて くれるとはな。 話が筒抜けだったにしても、油断のならない人間が居るものだ。 出来るものならばヨハン共々味方に引き入れておきたいところだが…。) させられた一つの約束。 これを実行するような事は起こらないだろうとは思っているし、そうなっては困る。 だが、あのような人間がコーチをしている以上、億が一は万が一程度にはなるかも知れない。 そう考えると、意外に楽観は出来ないとクライフは表情を引き締めるのだった。
[329]森崎名無しさん:2014/06/10(火) 20:44:35 ID:??? 乙です。 感想はともかく食べに行くのだろうなw
[330]森崎名無しさん:2014/06/10(火) 22:09:20 ID:??? 冬にジェラートのフードファイトを思い出す三杉であった 三杉「あんなことはもうしないよ」
[331]森崎名無しさん:2014/06/14(土) 08:05:30 ID:??? T 翼と D デート L ラブ
[332]はい、TDL行きましたアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/14(土) 15:07:33 ID:??? <フィレンツェ中心部/フロレンティア・ヴィオラ 営業所> ブロロロロ… 三杉淳は街の中心部にある、クラブハウスとは別の営業所へとやって来た。 寮から然して離れた場所ではないが、以前の事件を踏まえてタクシーを利用した。 三杉(何事だろうか。) 試合後の夜である。 本来ならばアフターケアに努めなければならないところだ。 ましてそれを理由として、病院へ運ばれたミハエルを置いてきたのだ。 しかしコーチであるシーザーが『どうしても今でなくては』と言うならば止むを得ない。 とは言っても抗議の一つもしてやる必要はあるが… ガチャ 三杉「こんばんは」 半沢「こんばんは…っと、ああミスギくんか。 遅くまで大変だな。」 三杉「リザーブとは言えチームのキャプテンですから仕方ありませんよ。 必要な事だから呼ばれたんでしょうし。 それにしても…」 見回しても営業所内のデスクには所長の半沢一人の姿だけだった。 定時から2時間といったところだろうが、それにしても人が少ない。
[333]リグルはメリーゴーラウンドが気に入りましたアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/14(土) 15:10:42 ID:??? 半沢「他の現地社員は全員定時で帰宅した。 今は私だけだ。 ここは日本じゃないからな、残業なんていう文化はほとんどないんだ。」 三杉「そのようですね。」 苦笑を浮かべながら半沢は受話器を持ちあげた。 内線を使い、三杉が到着した旨をシーザーへ伝えるのだろう。 この営業所でただ一人の日本人。 元は日本で大きな銀行の出世頭だったと聞いているが、話すのは初めてだ。 ガチャリと半沢が受話器を降ろした。 半沢「必要な事…か。 それについてはそうなんだろうな。 状況から考えて、それくらいは私からも保証出来ると思う。」 三杉「へえ?」 疑問符を頭上に浮かべる三杉だが、それに彼が直接答える気はなさそうだ。 シーザーはクラブハウスではなく、わざわざ人の居ない営業所へと呼んだ。 おいそれと他人に知られたくない話があると言う事なのだろう。 悪い話でなければ良いのだがと思わずに居られなかったが、どうやら半沢は 何か知っているようである。 そんな三杉の思考など知らない振りで、半沢は手振りで『応接室へどうぞ』 と伝え、給湯室へと向かっていく。
[334]また近々行きたいものですアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/14(土) 15:12:32 ID:??? 半沢「エスプレッソで良かったかな?」 三杉「いや… 今夜はカフェインはやめておこうと思います。」 半沢「ではハーブティーを持っていこう。」 三杉は軽い礼を述べて応接室へと足を向けた。 コンコン シーザー「入ってくれ。」 三杉「失礼します。」 ガチャ ドアを開けると、シーザーの他にもう一人座っているのが見えた。 それが誰なのか、三杉には一目で判ってしまった。 シーザー「ミランのマルコ・ファンベルグ選手だ。」 ファンベルグ「はじめまして、ジュン・ミスギ。」 マルコ・ファンベルグ、三杉が以前から憧れを抱いているFWだ。 三杉の得意とするオーバーヘッドは彼を倣った物でもあり、誰だか判らぬ筈が無い。 ただ、誰が居るのかは判ったが、何故居るのかは分からない。 目の前に憧れの人物が居る事を光栄に思うより、疑問の方が前に来るのは当然だった。
[335]ポップコーンはハニー味が一番美味しいと思いますアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/14(土) 15:13:52 ID:??? 三杉「はじめまして、ファンベルグ選手ですね。 あの、コーチ… これは?」 シーザー「オレはFIFAの視察員へ挨拶しに行っただけだったんだがな。 色々と偶然が重なってこういう席を設ける事になった。」 三杉(さっぱり話が見えないが… なるほど営業所に呼ばれた理由は分かった。) ファンベルグがクラブハウスに来れば、色々と面倒が起こる事は明らかだった。 移籍がどうだこうだと、スタッフが勝手な想像を噂として流してしまうだろうからだ。 そうなると、それは事実と関係なくファンベルグにとって大きな騒動になる事は疑いない。 彼はこの国のカルチョファンにとって、それほど大きな存在なのだ。 ファンベルグ「Wトーナメントの出場を目指しているんだって?」 三杉「っ、はい。」 内心にて一つの得心を得た三杉に、ファンベルグは話しかけてきた。 三杉はやや緊張気味に肯定を返した。 ファンベルグ「その為に各国のビッグネームと試合を繰り返しているとか。」 三杉「はい。」 今度は冷静に頷いた。 ファンベルグはそれを聞き、少しだけ間を空けてもう一度だけ問いを投げてきた。
[336]ここは重要な選択になるかも知れませんアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/14(土) 15:14:55 ID:??? ファンベルグ「出場できると思っているのかい?」 三杉「………」 ☆どう応えますか? A 力強く肯定する B 淡々と肯定する C 弱気を見せる D 出来るかどうかじゃねえ、やるんだよ! 的な感じ E 『何故それを?』と逆に問う F その他(自由に記述を) 3票決です、メル欄は空白でお願いします。
[337]森崎名無しさん:2014/06/14(土) 15:19:55 ID:w06BPJE6 A
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0ch BBS 2007-01-24