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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[360]森崎名無しさん:2014/06/17(火) 12:05:32 ID:KOBlkj7g F
[361]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/17(火) 18:29:31 ID:??? > F (貴公子P:138→133) ※wikiのアナカンページに記載されてます。次回から誘導します ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 判断の根拠を三杉は既に持っていた。 コーチ(シーザー)を伴った席であり、そのシーザーに呼ばれたからこそ自分がここに居るのだ。 どういった経緯があったかは知らないが、ファンベルグの言はコーチ公認ということになる。 そして彼はバルサとの試合中『手立てを考える』と言ったくれたばかりだ。 ならば、これは自分にとって必要な事というのは断定出来る。 では何故それが必要なのか? それについてはヴィオラの不足している能力、習得する事で得られる効果、そして何より マルコ・ファンベルグの言葉である事を考えれば容易に想像がついた。 ファンベルグ自身が、それが出来て当然の選手であるのは、三杉はよく知っていた。 三杉「分かりました、すぐに取り組みます。」 ファンベルグ「ふむ。」 シーザー「即答ね… いいんだな?」 三杉「ブンナークが不発だったり、そもそも敵GKがパワーシュートに滅法強い相手の時、 チームの得点力がどれほど落ちるのか… 今日十分に思い知りましたから。」 決定力の不足は現状解決すべきフロレンティア・ヴィオラの弱点。 それが三杉の認識だった。
[362]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/17(火) 18:33:12 ID:??? 三杉(新田も頑張ってはいるが、現状の彼はシャドーストライカー。 しかもバンビーノが抜けてから OMFとして動いて貰わなければならないシーンも増えている。 ミハエルは怪我の後遺症で 得点力という面では以前のような活躍が見込めない。 僕はと言えば、中山が抜けた守備力 低下を気にして、引き気味の位置でプレイする事がどうしても多くなっている。) 選手それぞれの地力は確実に上がっている。 その実感に間違いはないが、こと決定力に関しては停滞していると言って良い。 三杉自身においても、ボランチとしては腕を上げたが、ストライカーとして殻を破る努力が出来ていない。 バンビーノと中山が抜けた穴を埋めるために犠牲になったのは、めぐり巡ってチームの決定力だった。 三杉(もちろん中山が抜けた事による守備力低下は最大の懸念だが、それは中盤の守備でフォロー 出来るし、DF陣も順調に成長している。 だが決定力は個人のブレイクスルーが必要なんだ。) そういう意味で、三杉の得点力向上は(セットプレイだけであったとしても)意味が非常に大きい。 シーザー「…だ、そうですよ。」 ファンベルグ「良い答えですだと思います。」 三杉(正解だったか。 だとすると…。) この問いは足切りテストのようなもの、三杉はそう踏んで対応した。 それはどうやら彼らの期待する物だったようである。 …と思っていたのだが、流石に次のファンベルグの言葉には虚を突かれた。
[363]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/17(火) 18:35:17 ID:??? ファンベルグ「では一週間後にテストをしよう。 今日と同じ時間にグラウンドで。」 三杉「え…?」 一瞬何を言っているのだろうとは思った。 一週間後にテスト? 左足でも今の右と同じ精度・威力でシュートを撃てるように? たった一週間でそんな事が出来るようになるとでも? 常識的に考えるならば、こんなところであろう。 並べ列ねて『不可能』と結論づけて、この話は終わりである。 だが三杉は虚こそ突かれた物の、出した結論がそこに収まりはしなかった。 ファンベルグ「不服かい?」 三杉「いえ、やります。」 無茶を言われているのは判ったが、だからと言って三杉は引こうとは思わなかった。 元々ドンキホーテに喩えられ、自分で認めてしまうくらいに無茶を繰り返そうとしている身。 であるならば、そこに無茶をもう一つ追加するくらいどうと言う事もない。
[364]本日はここまでですアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/17(火) 18:37:24 ID:??? シーザー「言っておくが、通常の練習メニューはこなして貰うぞ。」 三杉「分かっています。」 成し遂げれば虹色のロードでゴールまで導くあのオーバーヘッド≠教えて貰えるかも知れない。 それを思えば『一週間程度、寝ずに特訓するくらいやってみせようじゃないか』と意気も高まる。 シーザー「なら夜間のグラウンド使用許可はオレが取っておく、明日からな。 それとキャプテンとしての雑務はオレとマエリベリーでフォローしよう。」 三杉「助かります。 それとミハエルは…」 シーザー「心配だろうが、そちらも万が一がないようコーチのオレが注意するさ。 一応オレも医術の知見をそれなりに℃揩チている。」 三杉「へえ…。」 相変わらず底の見えない器だが、ハッタリを言うような人物でない事は承知している。 普通の人が言えば嘘っぽい言葉でも、信用して大丈夫なのだろうと思い込んだ。 その後、ファンベルグは『ではこれで』とだけ言って事務所を出た。 ユーロスターがまだまだ走っている時間だから、恐らくミラノへ戻ったのだろう。 しかしそんな事に気を持たず、三杉は急ぎ寮へと戻り、ただ回復に努めるだけだった。
[365]森崎名無しさん:2014/06/17(火) 19:17:55 ID:??? ラ・オツデシタ
[366]森崎名無しさん:2014/06/17(火) 19:20:17 ID:??? 次の試合のブローリンも対パワースキル持ってたりして
[367]森崎名無しさん:2014/06/17(火) 21:54:19 ID:??? ブローリン・・・つい最近までどこかでいろんな意味で大暴れして他の印象強い・・・
[368]森崎名無しさん:2014/06/17(火) 21:56:29 ID:??? ブローリンにシュート止められて ブンナーク「もうだめだ…おしまいだぁ…」 なんとなく似合ってる気がする
[369]森崎名無しさん:2014/06/17(火) 22:45:46 ID:??? 身長以外は全てピッタリイメージできるあたり、やっぱりブンナークって凄い
[370]ラーソンもでしたが白夜の4騎士という固有スキルがありましてアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/18(水) 17:36:03 ID:??? 〜さらに数時間後〜 <フィレンツェ/市民病院> ガバッ! いわゆる子の正刻を過ぎた頃である。 毛布を勢い良く跳ね上げ、ミハエル・ドノヴァンは目を覚ました。 ミハエル「………」 彼はとても良い夢を見た。 その胸はまだドキドキと高い鼓動を鳴らしていた。 マエリベリー「あの人なら居ないわよ。」 ミハエル「え…?」 反射的に周囲を見渡すが、夢で見た人物の姿はなく、彼は少しだけ落胆した。 ミハエル「ハッ…!」 ジットリと滲んだ汗に体温が冷され、夢半分であった頭も急激に覚醒へと至る。 …と同時にあまりに無防備だった自分に気がついた。
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0ch BBS 2007-01-24