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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[451]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 14:09:08 ID:??? ★課題達成判定1 ( クラブ10 )+( クラブK )+( クラブ7 )+( スペードK )★
[452]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 14:13:20 ID:??? ん?ちょっと分かり難いけど、ダイヤ以外のカードの数値は普通に加算されるのかな?
[453]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 14:21:13 ID:??? ★課題達成判定2 ( ハート7 )+( スペード7 )+( スペードK )★
[454]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 14:22:34 ID:??? 1足りない?
[455]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 15:03:36 ID:??? 出目がいいけど惜しい、なんか悔しいwww
[456]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 15:43:27 ID:??? 課題達成はだめだったか。しかしまだ全て終わったわけじゃない まだテストで試合まで時間はある。お眼鏡に適わないけど、必ず糧になる
[457]とても優秀な結果でしたアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/23(月) 19:35:13 ID:??? 課題達成判定1 ( クラブ10 )+( クラブK )+( クラブ7 )+( スペードK )=43 課題達成判定2 ( ハート7 )+( スペード7 )+( スペードK )=27 [課題達成判定1=43]+[課題達成判定2=27]=70 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (初日、二日目) 新田が今の三杉同様、左足のシュートを特訓していた事がある。 その時に三杉は先にコントロールを身に着け、徐々に威力を増していくよう助言していた。 三杉自身も利き足と逆足の両方を使えるべきと考えていたし、実践もしていた証拠である。 そして現状の彼は、精度に限って言えば逆足でも十分なボールを蹴れるところまで至っている。 左右のシュートを同じフォームで蹴られるように意識してきた結果だ。 またボディバランスが可能な限り対称であるよう、ウェイトトレーニングでも筋肉量の差を考えてきた。 だがそれでも逆足でシュート性にまで威力を引き上げる事は出来ていないのである。 三杉(理屈で言えば課題をクリアする土台はある筈なんだ。 後はトライ&エラーでノウハウを見出していくしかないだろう。) 三杉はまず利き足で幾度かベストなシュートを放った。 続いて逆足で幾度か精度優先のシュートを放った。 最後に逆足で幾度か威力最優先のシュートを放った。
[458]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/23(月) 19:37:30 ID:??? それぞれのキックにおいて誤差は当然生まれ、逆足威力最優先はゴールマウスを到底捉えない。 三杉はこの結果を当然として受け止め、これらのギャップを埋める方法に苦慮を注いだ。 役に立ったのがビデオカメラである。 上記3種類のシュートにおいて、フォームの違いを徹底的に検証したのだ。 三杉全て同じフォームで蹴る事を意識していたが、全く同じには蹴られていなかった。 シュート映像を客観的に比較してみる事で、それは明らかになった。 あとは時間の許す限りのトライ&エラーとなった。 (三日目) 先の二日間に比べ、発見は決して多くなかった。 フォームを一カ所修正すれば、他に崩れる箇所が発生する事態に悩まされた。 しかし停滞はなく、理想に近づいていると自分に言い聞かせ、三杉はボールを蹴り続けた。 (四日目) 少しでも実戦を意識出来るよう、この日から、色々な角度からシュートを撃つメニューを追加した。 蹴り足の振り抜きではなく、軸足の感覚の違いに気が付いた。 逆足で強く蹴る場足、軸足の固定が甘くなっていたのだ。 フォームが違ってくる大きな原因に気が付いたと、三杉はモチベーションを上げた。 成果は目に見えて現れた。
[459]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/23(月) 19:38:43 ID:??? (五日目、六日目) 練習開始時に比べ、逆足のシュートの威力は格段に向上していた。 しかし同等の威力にまで押しあがっていると言えば、それは否だった。 何かもう一つが足りないのだと三杉は懸命にシュート映像に食い入った。 だがどうにも分からなかった。 連日の疲労もピークに来ていた。 こうなってくるとモチベーションの維持が難しくなってくる物だ。 しかし三杉は別に課題を設ける事で、気分の転換を同時に行った。 威力のあるシュートではなく、回転をかけるシュートについて逆足で鍛錬したのだ。 一つの事に集中するのは良い事だが、それにも限度がある事を彼は判っていた。 これは思ったよりも順調であり、三杉の気を良くさせるのに役立ち、行き詰らずに済んだ。 回転をかけたシュートについては、威力が同等となった後には、必要になると予測された項目だった。 三杉は課題をクリアする事で何が得られるのか、ファンベルグの意図に想像を膨らませていた。 それはファンベルグの数多のゴールシーンを観察したからこその予測であった。 (最終日) この日の夕方と夜の境界と呼ぶべき時間帯にテストを行うと言われている。 時間は多く残されていない。 焦る気持ちが顔を出していたが、三杉はこれまで通り課題へと取り組んだ。 フォームの微妙な差については肩甲骨の開き方についてを見いだした。 これによってシュートの威力を微増させる事に成功した。 しかしそれでも同等には至らなかった。 最後の詰めが届かないまま時間は残酷に過ぎ、疲労ももはや限界に到達していた。
[460]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/23(月) 19:40:22 ID:??? 〜約束の時からちょうど一週間〜 <フィレンツェ/フロレンティア・ヴィオラ練習コート> ボロリ… 汗と埃を吸って極限まで汚れきった練習着を纏い、三杉はコートに立っていた。 約束の時間はもう間もなくであろう。 そう思って時計に目をやった時、物音が聞こえた。 視線を向けると、マルコ・ファンベルグがこちらへゆっくりと歩いてきていた。 三杉「こんばんは、遠方からわざわざありがとうございました。」 ファンベルグ「気にする事はない、一週間後と言ったのは私だからな。」 そう言って彼は三杉の目の前で立ち止まった。 そして頭の上から足元までを舐めるように三杉を観察し、口を開いた。 ファンベルグ「無理だっただろう?」 三杉「いえ、そんな事はありません。」 確かにファンベルグの言葉通り、三杉はあと一歩届いていない。 しかしこの一週間、文字通り心血を注いで課題に努めた。 それをただ一言、無理だったで終わらせる事は三杉には出来なかった。 『出来なかった』と潔くテストを辞退する… そんな考えは欠片もなかった
[461]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/23(月) 19:41:48 ID:??? 三杉「(諦めてたまるものか…。 そんな潔さは要らない最後まで足掻いてやる。) まずは利き足のシュートを見せます、その後に逆足で蹴ります。」 ファンベルグ「良いだろう、それでは準備が出来次第やって貰う。」 三杉「はい。」 三杉はボールを置いた。 そして試合中のシーンをイメージしながら走り込み… バシュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウッ! ザッ!っとゴールネットへ見事突き刺さった。 わざと威力を抑えて蹴ろうなどとは考えなかった。 そんな下らない小細工で誤魔化せる相手だとは思っていなかったし、それをやる意味もなかった。 ファンベルグ「悪くない。 では肝心の逆足を見せて貰おう。」 三杉「はい、それでは。」 再び三杉はボールを置いた。 奇跡が起きて欲しいという考えが浮かんだが、それを掻き消す。 偶然出来る事に意味はない。 しかし偶然出来た時、何がこれまでと違ったのか気付けなければならない。 それには結局、これまで繰り返して来た通りにやる事が大切だと考えていた。
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0ch BBS 2007-01-24