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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[463]期待値50そこそこで70は立派ですアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/23(月) 19:48:34 ID:??? 三杉「あの、どうかしましたか?」 そう声をかけると、ファンベルグはようやく我に還ったと見えた。 ファンベルグ「いやいや… ブラボーだ、驚いたよ。 ミランとバルサ、キミのプレーは二度観ているが…」 三杉「は…?」 ファンベルグ「一週間で届くと予想していた水準を遥かに上回っている。 いや、もはや完成に近い。 誰かアドバイスをくれるような人間がいたのか?」 三杉「いえあの… ビデオカメラでフォームをチェックしながら、トライ&エラーをひたすら繰り返しました。 気が付いたことがあれば逐一反映させる事で、このレベルまでは到達しましたが…」 ファンベルグ「なるほど… だがそれは気が遠くなる作業だった筈だ。 どうやってモチベーションや集中力を保った?」 三杉「それは…」 三杉はファンベルグが投げる問いかけに対し、一つ一つ答えて回った。
[464]本日はこれで終了とさせて頂きますアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/23(月) 19:50:49 ID:??? 結果だけを見ればテストは及第に足りていなかった。 しかし結果を見たファンベルグの反応は、足切った者に対するそれではなかった。 やがて三杉はファンベルグが自分に到底クリアできない課題を出したのだと気が付いた。 ファンベルグ「分かった、なるほど。 ジュン・ミスギ、キミはそういうパーソナリティというわけだ。」 最後の質問を終えたのか、ファンベルグは大きな嘆息と共にそう口にした。 右手は三杉の方へと差し出されている。 三杉「あ………」 自分が憧れの選手の課題に対して及第だった事は把握したが、それでも少し戸惑った。 嬉しさの中に、少しだけ抗議したい気持ちが混ざっていた。 ファンベルグ「私の名はマルセル・ファン・バステン。 今日からキミの味方だ。」 その言葉を聞いて、ようやく三杉は手を握り返した。 嬉しさが勝り、やがてそれは感激となった。 憧れの人を認めさせるだけの過程と結果を実感したのだ。
[465]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 21:46:42 ID:??? うん なんともワクワクする展開のはずだけど スペルマンのことがあって三杉と読者の間に凄く感情の乖離が発生している気がします。
[466]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 21:54:47 ID:??? 作品にはそういう溝があるのはしょうがない むしろ俺はスぺルマンが即座に去らなかったことに対して内心喜んでる まだ可能性はあるんだって
[467]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 22:02:45 ID:??? スペルマンを失うことを覚悟しつつ、それでも先に行こう 新たな出会いや発見も絶対ある思うし
[468]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 22:04:32 ID:??? ブルノ「一人抜けて困ってるらしいからこの俺が、入ってやるってばよ!」
[469]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 22:32:27 ID:??? 三杉とアルシオンは片方が落ち目になるともう一方が上り調子になる因果関係だっけ 個人としての成功と可能性の継続、関係の失敗と破綻、ゆれていますね
[470]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 23:02:35 ID:??? 話が変わるけどディエゴのローリングオーバーと三杉のハイパーオーバーって同じ技?
[471]森崎名無しさん:2014/06/23(月) 23:11:22 ID:??? 違う ローリングオーバーは俺のイメージだと高く飛んで錐もみ回転してオーバーヘッド ハイパーオーバーはよくわからん
[472]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/06/24(火) 17:37:04 ID:??? ファンベルグ(……) MFの中でも守備的な位置のレジスタである事が多い三杉を、FWのファンベルグが指導 するのは、ある意味でチグハグと言えた。 しかしファンベルグの指導から何らかの技術を抽出し、得点力として自身にフィードバック できるとすれば、それは三杉をおいて他にはいないだろう。 セリエA得点王∞史上最高のストライヵー∞バロンドール∞FIFA最優秀選手≠ネど、 ファンベルグを形容する肩書は多く、これによりファンベルグは別格として神聖化されている。 しかしこれらの言葉は誰かが作り出した幻想に過ぎず、彼がどのようないプレイヤーであるか というのは、これら壮大なフィルターを取り払ってから、人物を量らなければならない。 彼の出身であるオランダでは、優れたスポーツマンと言えば体がしっかりしていて、体格での 優位とパワーで相手を圧倒する特色があると認識されている。 ここにアフリカのスリナムの血が入り、ゲルマン系オランダ民族特有の強靭な肉体とスリナム の身のこなしの柔らかさが混じり合ったのが、ファンベルグの戦友であるルート・フーリアらだ。 このフーリアの如き混血が、オランダでは最もスポーツ適性があると認識されている。 しかしゲルマン系オランダ民族の純血でも、似たような柔らかさ…いや、しなやかさを持った 異色ともいうべきDNA(クライフの系譜)が存在した。 彼らは痩せっぽちでゲルマン系の体格の良さはなく、単純なパワーでは弱かった。 しかし動きの柔らかさは混血のそれと同等以上であり、また器用でもあった。 何より技術を磨く事について彼らは長けていた。 器用さと柔らかさを、理詰めの思考が徹底的に支えていたからだ。
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0ch BBS 2007-01-24