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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[584]でもとことん勝つ事だけを求めればああなるんでしょうかね?アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/02(水) 19:14:56 ID:??? バタン 扉を閉めて、蓮子は今一度『マズった』と顔をしかめた。 全く無意味な、不信感だけを呼び起こす問いかけをしてしまった。 しかし一方で確信に近い感覚が得られた。 ナムリスの言葉が彼の本心ではないという確信だ。 蓮子に対してかアルシオンに対してかは分からないが、彼には何か後ろ暗い事がある。 しかし本人はそれを後ろ暗いとは考えていない。 それだけ分かった。 蓮子「………参ったな。」 状況に任せてそう口にしてみたが、意外に参ってはいない事に気がつく。 まずは先ほどの違和感の正体を見つけてみる事だ。 そして彼の後ろ暗い事とは何かを推測… 順々に理論を埋めていけば良い。 そうすれば行動すべき事は必ず見えてくる筈だ。 蓮子(ナムにとって私とピクシーの接触は好ましくない…? 少なくとも今後は?) やる事さえ定まれば理系女子は右往左往しない、してたまるものか。 ひも理論をなめるなよと言ってやりたい気持ちだった。 蓮子がジョアンに辿り着くのはもう少し先となる。
[585]こうなるとブラジルが圧倒的に復権しそうに思えますアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/02(水) 19:16:38 ID:??? 某年12月 月が替わり、ついに激動の年を締めくくる12月が訪れた。 12月と言えば、一般には師匠の僧がお経をあげるために東西を馳せる…『師馳す』が語源とされている。 しかしそれは誤りだ。 十二月(シハス)には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く含めらずして 万葉・記紀時代には十有二月を『しはす』と読んでいた。 つまり『しはす』は只の数字を示す言葉だった。 後世になって誰かが当て字として『師走』を付けたのである。 ならば12月を他人事のような『師走』という言葉で扱いたくはない。 『一年の最後になし終える』という意味で『為果つ(しはつ)』という意味で受け取りたい。 そう、フロレンティア・ヴィオラには12月においても為し遂げるべき事があった。
[586]本日はここまでになりますアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/02(水) 19:18:16 ID:??? <フィレンツェ/フロレンティア・ヴィオラ クラブハウス> 三杉はまたもオーナーに呼ばれてクラブハウスを訪れた。 何の用事あるか聞いてはいないが、次のテストマッチの話ではないかと推測している。 どうであれ、キャプテンとしての業務は三杉の足取りを軽くさせていた。 正直、先月の下旬からの十数日はキャプテンとしての役割を疎かにしている。 自分を除く選手たちの事もほとんど把握していない。 正直に事情を話しているので理解は得られているだろうが、昔からのキャプテン気質がある。 自分の都合だけで毎日動いているのは得も知れず居心地が悪かった。 先着で ★ここで唐突に今日までに起こっていた事→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《Joker》 ??? 《K》 スペルマンとオジオが話しているのをよく見かけた 《9〜Q》 新田がシーザーと特訓しているのを見かけた 《4〜8》 ミハエルとモニカが食事しているのを見かけた 《A〜3》 ブンナークが女性に声をかけられたそうだ
[587]森崎名無しさん:2014/07/02(水) 19:19:07 ID:??? ★ここで唐突に今日までに起こっていた事→ クラブ2 ★
[588]森崎名無しさん:2014/07/02(水) 22:28:26 ID:??? こんなとこで顔をだすのがブンナーク
[589]森崎名無しさん:2014/07/02(水) 22:38:35 ID:??? 仮にクラブAだったらドブスに引っかかりそうな悪寒
[590]森崎名無しさん:2014/07/03(木) 15:45:52 ID:??? 三杉が忙しくて寂しいからと浮気してたか
[591]森崎名無しさん:2014/07/03(木) 15:47:54 ID:??? 格闘界からのスカウトかな
[592]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:29:15 ID:??? >《2》 ブンナークが女性に声をかけられたそうだ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(考えてみれば、みんなとまともに交流出来ていないな。 ここ最近は食事の時間もなかなか合わせられなかったから当然か。) 勿論接触が皆無という訳ではなく、日に一つ二つの雑談はあった。 しかし現在の状況で記憶に残っているような話題はほとんどなかった。 その中で唯一の例外と言えば、ブンナークの女性関係の話だった。 三杉はたいした内容と思っていなかったが、何分ブンナークに女性という取り 合わせの珍しさから記憶に残ったのだろう。 その話の経緯はこういう事だった。 〜数日前〜 <フィレンツェ/ヴェッキオ橋> ブンナーク「ホテル・ミネルヴァ?」 背の高い女性「はい、どの辺りにあるのか判りますか?」 共和国広場にある行きつけのジェラート屋へ向かう途中、ブンナークは二人組の女性に 道を尋ねられた。 一方は背が高く、少々やぼったい恰好をしたショートカットの美人。 もう一方は背が低く、フランス人形のように着飾ったロングヘアーの美少女。 明らかに観光客といった感じの荷物を持っていた。
[593]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:30:37 ID:??? 背の低い女の子「ちょっと姉さん、この人明らかに地元の人じゃないでしょ。 聞いたって絶対分からないって。」 背の高い女性「え! そ、そう!? すすすみません、ご迷惑をおかけ…」 ブンナーク「いや、判るぜ。 駅方向に歩いてったら直に亀のモニュメントが支える柱が 目立つ広場が見えてくる。 その奥の左手が確かミネルヴァだった筈だ。」 背の低い女の子「え、地元の人!? その肌の色からして絶対ないと思ったのに…。 な、なんかすみませんでした。」 ブンナーク「(そりゃそうだろうな、オレってバリバリのアジア顔だし。) んにゃ、別に気にしてねーよ。 あーっと… ミネルヴァは角挟んで正面に 教会があるから、それも目印になると思うぜ。 そんじゃな。」 背の高い女性「どうもありがとうございました。」 ペコー …と、ここまではブンナークも特に相手を意識しなかった。 女性観光客に道を尋ねられるくらいの事はこれまでもあったし、そこから何かに発展する かもなんて期待も彼は抱かなかった。 だが二人と別れた直後、すぐに『キャッ!』と先程の女性の声が聞こえてきた。 見ると女性は転倒し、持っていた荷物を周囲にばらまいていたのだ。 ブンナークは呆れ、さっさと目的のジェラート屋へ行こうと思ったが… その時、何か不自然な早足で女性から離れて行く影を見つけてピンと来てしまった。
[594]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:32:34 ID:??? ブンナーク「おいそこの! 動くなよテメぇ!?」 スリB/スティール値41「ヒッ!」ビクッ 周囲の視線は、転倒して荷物をばら撒いた女性からブンナークへ、そしてブンナークが 指差す方向の、走り去る男へと移る。 そして逃げ去る男を組み伏せ、たった今スッたのであろう財布を男から取り上げるブン ナークのドヤ顔という光景がアッという間に繰り広げられた。 ブンナーク「ほら、気をつけな。」 ブンナークは訳の判っていない二人に、取り返した財布を差し出した。 背の低い女の子「え、あーっ!」 背の高い女性「……」 ポカン ブンナーク「あんま都会って感じの街じゃあないが、それなりにスリも居るんだぜ。」 背の高い女性「ああ」 ポン 背の低い女の子「ポンッ、はないわよ姉さん、危ないなーっ。」 背の高い女性「ごめんねぇナターリアちゃん。 あの、重ね重ねありがとうございました。 お名前を聞かせて頂けますか? 私はアナスタシアと言います。」 ブンナーク「えっ…? な、名前?」 ドキ
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0ch BBS 2007-01-24