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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[591]森崎名無しさん:2014/07/03(木) 15:47:54 ID:??? 格闘界からのスカウトかな
[592]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:29:15 ID:??? >《2》 ブンナークが女性に声をかけられたそうだ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(考えてみれば、みんなとまともに交流出来ていないな。 ここ最近は食事の時間もなかなか合わせられなかったから当然か。) 勿論接触が皆無という訳ではなく、日に一つ二つの雑談はあった。 しかし現在の状況で記憶に残っているような話題はほとんどなかった。 その中で唯一の例外と言えば、ブンナークの女性関係の話だった。 三杉はたいした内容と思っていなかったが、何分ブンナークに女性という取り 合わせの珍しさから記憶に残ったのだろう。 その話の経緯はこういう事だった。 〜数日前〜 <フィレンツェ/ヴェッキオ橋> ブンナーク「ホテル・ミネルヴァ?」 背の高い女性「はい、どの辺りにあるのか判りますか?」 共和国広場にある行きつけのジェラート屋へ向かう途中、ブンナークは二人組の女性に 道を尋ねられた。 一方は背が高く、少々やぼったい恰好をしたショートカットの美人。 もう一方は背が低く、フランス人形のように着飾ったロングヘアーの美少女。 明らかに観光客といった感じの荷物を持っていた。
[593]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:30:37 ID:??? 背の低い女の子「ちょっと姉さん、この人明らかに地元の人じゃないでしょ。 聞いたって絶対分からないって。」 背の高い女性「え! そ、そう!? すすすみません、ご迷惑をおかけ…」 ブンナーク「いや、判るぜ。 駅方向に歩いてったら直に亀のモニュメントが支える柱が 目立つ広場が見えてくる。 その奥の左手が確かミネルヴァだった筈だ。」 背の低い女の子「え、地元の人!? その肌の色からして絶対ないと思ったのに…。 な、なんかすみませんでした。」 ブンナーク「(そりゃそうだろうな、オレってバリバリのアジア顔だし。) んにゃ、別に気にしてねーよ。 あーっと… ミネルヴァは角挟んで正面に 教会があるから、それも目印になると思うぜ。 そんじゃな。」 背の高い女性「どうもありがとうございました。」 ペコー …と、ここまではブンナークも特に相手を意識しなかった。 女性観光客に道を尋ねられるくらいの事はこれまでもあったし、そこから何かに発展する かもなんて期待も彼は抱かなかった。 だが二人と別れた直後、すぐに『キャッ!』と先程の女性の声が聞こえてきた。 見ると女性は転倒し、持っていた荷物を周囲にばらまいていたのだ。 ブンナークは呆れ、さっさと目的のジェラート屋へ行こうと思ったが… その時、何か不自然な早足で女性から離れて行く影を見つけてピンと来てしまった。
[594]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:32:34 ID:??? ブンナーク「おいそこの! 動くなよテメぇ!?」 スリB/スティール値41「ヒッ!」ビクッ 周囲の視線は、転倒して荷物をばら撒いた女性からブンナークへ、そしてブンナークが 指差す方向の、走り去る男へと移る。 そして逃げ去る男を組み伏せ、たった今スッたのであろう財布を男から取り上げるブン ナークのドヤ顔という光景がアッという間に繰り広げられた。 ブンナーク「ほら、気をつけな。」 ブンナークは訳の判っていない二人に、取り返した財布を差し出した。 背の低い女の子「え、あーっ!」 背の高い女性「……」 ポカン ブンナーク「あんま都会って感じの街じゃあないが、それなりにスリも居るんだぜ。」 背の高い女性「ああ」 ポン 背の低い女の子「ポンッ、はないわよ姉さん、危ないなーっ。」 背の高い女性「ごめんねぇナターリアちゃん。 あの、重ね重ねありがとうございました。 お名前を聞かせて頂けますか? 私はアナスタシアと言います。」 ブンナーク「えっ…? な、名前?」 ドキ
[595]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:34:44 ID:??? アナスタシア「ええ、ぜひ何かお礼をさせて下さい。」 ナターリア「遠慮しないで、本当に助かっちゃったから。 あ、私はナターリア。」 ブンナーク「えーっと… ブンナークだ。 お礼なんか別にいいぜ、本当に。」 アナスタシア「いいえ、食事くらいご馳走させて下さい。 それくらい罰が当たらないくらい助けて頂いたんですから。」 ナターリア「そーそー。」 ブンナーク「ああ… んじゃ、こうすっか。 ミネルヴァへ向かう途中に美味いジェラート屋 があるんだ。 それをご馳走して貰うっつーのでどうだ?」 ナターリア「OK♪ いいよね姉さん?」 アナスタシア「ええ、それで宜しいと仰られるのでしたら。」 ブンナーク「……(おおおおお!)」 こうしてブンナークは美人二人と一緒に大好きなジェラートを堪能した。 会話も弾み、彼にとっては至福と言って過言でない時間となった。 ブンナークはこの日の事が忘れらず、また二人に会いたいと仲間に漏らすのだった。
[596]本日はここまでです、後で少しでも更新出来ればと思いますが難しいかなアナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/03(木) 19:36:05 ID:??? 〜現在〜 <フロレンティア・ヴィオラ クラブハウス> 三杉(ま、その後の追加情報は耳に入って来ていないのだけどね。 その時に連絡先を交換しておかないのブンナークが悪い。) 普段女っ気のないブンナークにとってビッグチャンスだったのは考えるまでもない。 それをその場だけの物で終わらせてしまったのは彼自身だが… ちょっと可哀相な気がしないでもなかった。 三杉(時間があればアドバイスの一つもしてやれたかも知れないしな。) 色々と一段落したらブンナークの為に女性との接し方講座を開いてやろうなどと考えつつ… 三杉はオーナーと面談し、喜ばしい連絡と非常にショックな伝達を同時に受ける事となった。 前者はマンチェスター・ユナイテッドからのテストマッチ・オファー。 しかも現地への招待という形であり、試合も一般公開するという話である。 そして後者はスペルマンのフロレンティア・ヴィオラ退団願いであった。
[597]森崎名無しさん:2014/07/03(木) 19:39:32 ID:??? もうさよならだ…おしまいだぁ…
[598]森崎名無しさん:2014/07/03(木) 19:39:54 ID:??? >>586 ここでKが出ていれば引き止めるチャンスだったのか。 もう一回くらいありそうだけど
[599]森崎名無しさん:2014/07/04(金) 00:18:48 ID:??? このままではスペルマンの一番のイベントがスペルマンの「ン」を書き忘れられた ことになってしまう
[600]森崎名無しさん:2014/07/04(金) 00:36:22 ID:??? ぼくちゃんいい子だからスペルマンからンを取った後の意味わかんない
[601]森崎名無しさん:2014/07/06(日) 01:15:45 ID:??? 正直よくわかんないやつだったな 全然絡まないから距離感が掴めなかった やっと背景がわかるのかと思ったらこれか 昔の事にここまで触れられたくないのも察せれなかったし
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0ch BBS 2007-01-24