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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[806]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 00:07:22 ID:??? 本日は気が乗らなかっためお休みしますた(´・△・`) 正直、サイズよりも硬さですよね あと雰囲気づくり 瞬時にコンビネーションを組めるナポは 相手の実力を読み取ったりイメージを共有するのに長けているはず… なのに先入観でそれを阻害していちゃ意味ないですよねー やる気捻出メモ マンU→渡英・中国・王子ドイツ・三杉?→試合前→中国ドイツ? 矢部→バルサ→幻想話→なんだったっけ?
[807]森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:13:06 ID:??? おお?新加入のDFは中国人!?
[808]森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:30:14 ID:??? ごひ?ズール皇帝は正義だ!
[809]森崎名無しさん:2014/07/16(水) 00:57:41 ID:??? いよいよ、朕の出番アルカネ
[810]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 17:01:29 ID:??? > 《ダイヤ》 ナポレオン ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ナポレオン「セリエC2のチームが最強?」 モイーズの発言に対して唯一人、ルイ・ナポレオンがいかにも『アテが外れた』調子で聞き直した。 どうやらナポレオンは今回の試合を格下とのテストマッチと見ていたようで、それゆえにFW として起用される事を期待していたのだ。 モイーズ「ナポレオン、格下相手だからFWとして使われるチャンスがあると思っていたか。」 ナポレオン「そりゃあ…」 フランスで点取り屋をやってきた彼は、ここではFWでなく守備的MFをやらされていた。 守備的MFは彼が想像していたより遥かに面白みのあるポジションだったが、それでもサッカー の醍醐味を自分自身で決めるゴールに見出していた彼はFWとして起用して欲しかった。 モイーズ「ミーティング後にグラウンド10周のペナルティだ。」 ナポレオン「ゲゲっ!!」 ロリマー「おやおや、残念だったな?」 ラスト「このマンUでFWをやりたがるたぁ身の程知らずな奴だぜ。」
[811]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 17:03:42 ID:??? ナポレオン「クッ、テメェら!」 モイーズ「ロジャーズ、ラスト! お前達も一緒に走りたいか!?」 ロリマー「え!? いやいや監督、そりゃないですよ。」 ラスト「ミンクと愛を確かめる予定なので却下。」 モイーズ「ならばこれ以上は余計なことは言わずに口を閉じていろ。 そしてナポレオン、下調べを怠るヤツにポジションを期待する資格はない。」 ナポレオン「グッ……」 こう言われてナポレオンは押し黙るしかなかった。 フランスのシャンゼリゼでは国内随一の点取り屋として王様でいられたが、ここでは違う。 自分以外に、自分以上に点を取れるFWが複数居るチームでは競争が当然あるのだ。 そして単にキック力があるというだけでは競争に勝てない。 敵チームの下調べや他の要素も含めた決定力での競争だからだ。 下調べを怠った自分の落ち度である事は今のナポレオンには理解できる話だった。 ※後でナポレオンがグラウンド10周、ガッツが少し上がります。
[812]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 17:04:59 ID:??? モイーズ「ではフォーメーションだが、リーグ戦と同様に4−3−3でいく。 FWは中央にピャタコーフ、右にラスト、左にロジャーズ。」 ピャタコーフ「はい。」 ロリマー「うっす。」 ラスト「任せときな。」 モイーズ「MFはシンプソン、ギブン、ナポレオンでいつものようにやれ。」 ギブン「はいよ。」 シンプソン「はい。」 ナポレオン「へいへい。」 モイーズ「DFは中にオーウェン、ブローリン、右にネビル、左にモリスだ。 GKは当然ウォーズミーでいく。」 ロブソン「了解です。」 ブローリン「はい…」 ネビル「いつもの感じで。」 モリス「中は任せてうちらは縦を狙いますっと。」 ウォーズミー「っす、守ってみせます。」
[813]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 17:07:24 ID:??? フォーメーションとスタメンの次は当然具体的な戦術の話になる。 モイーズ「序盤はシンプソンを中心にオーソドックスにいけ。 相手が守ってくるなら攻撃的に、攻めてくるならもっと攻撃的に… そうする事で相手の手の内や綻びを見透かすのは何処が相手でも変わらん。」 シンプソン「承りました。」 ラスト「よしバーティー、オレ好みのパスを頼むぜ。」 シンプソン「主の御心のままに。」 モイーズ「以上。」 「「「「 ……………えっ? 」」」」 マンUの選手達は一様にて図太いが、そんな彼らも呆気に取られた。 『序盤はオーソドックスに行け』…戦術指示は以上で終わりだと言われたからだ。 この監督(ヘッドコーチ)が戦術に疎いわけでも、相手を見くびるタチでもないと知っているだけに、 選手達はどういう意図なのか分からず困ってしまった。 モイーズ「驚いているようだが、基本的にこの試合では自由を与えるつもりだ。 リーグ戦ではないからな。 自分達で分析し、考えて試合を組み立ててみろ。」 ウォーズミー「ほう。」 ラスト「へへ、自由かぁ。 監督も話せるねえ。」
[814]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 17:09:07 ID:??? モイーズ「言っておくが個々が自分勝手にやる事を許すわけではない。 規律を自分達で決め、互いに守らせた上での自由を与えると言っている。」 釘を刺すようにモイーズが付け加えると、周りからは『そりゃそうか』と軽い溜息が漏れた。 ピャタコーフ「監督、その意図は?」 モイーズ「指示がなければ判断できない奴、試合中の変化にその場で対応できない奴。 そういうのはトップに要らんとお達しが来ている。 つまり自分達がそうでないと、この試合で示してみろと言っているんだ。」 ロブソン「なるほど。」 モイーズ「一方でこの試合は公開試合、サポーターも多く観に来る。 しかもおあつらえ向きに休日の昼間だ、気性の荒いフーリガン共も夜に美味い酒を飲み たいが為に観戦するだろう。 恥ずかしいプレーはまず見せられんし、もし負けたら……」 後は分かるなという言葉の替わりにモイーズは首筋を親指でなぞる。 『ゴクリ…』と唾を飲み込む音が響いた。 サッカーの母と呼ばれる国の、しかもユースの試合を見に来る程の熱心なサポーター… 選手達が情けない試合をした時の彼らの叩きっぷりはよく分かっている。 モイーズ「私もフーリガンにリンチされるのはまっぴらだ。 ゆえにあまりに酷いようなら細かく指示を出していく。 だがその必要がないよう期待しているぞ。 では解散!」 プレッシャーを与えられるだけ与え、モイーズは事前ミーティングを締めくくった。 監督が出て行った後、選手達はなかなか席から立てなかった。
[815]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 17:10:24 ID:??? ギブン「いやあー、参ったなこりゃ。 相手の強さも込みで楽しむつもりだったが…」 ロブソン「ああこれはリーグ戦と同じ… いや、それ以上のつもりでやらなければいかんな。」 ブローリン「それだけオレ達がトップチームに近づいていると言う話でしょう。」 ラスト「ちっ、面倒くせえな… 小難しいこと抜かしてたが、要は勝ちゃいいんだろ。」 シンプソン「ジョンの言うとおりです。 どんな背景であろうといつも通りプレーするだけですよ。」 ロリマー「おいおい、お前はそれでいいかも知れないがこっちは結構プレッシャーだぜ。」 ナポレオン「自信がなけりゃいつでもクロスオーバして良いんだぜ? 当然その後のポジションごとな。」 ロリマー「チッ、抜かせっての。」 ウォーズミー「いずれにせよ、相手の変化を気にしながらプレーしなきゃならん。 後ろからもガンガン声を出していくからな。」 こうして選手達だけのディスカッションは白熱していった。 彼等もヴィオラ同様に背負う物があり、また課される物もある。 欧州リーグのトップ入りを目指す者として、テストマッチと言えど落とすつもりはないのである。
[816]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/16(水) 17:13:07 ID:??? 〜 更に数日 〜 <フィレンツェ/サンタマリア・ノヴェッラ駅> 早朝、三杉たちヴィオラの面々はイングランドのマンチェスターに向けて出発しようとしていた。 フィアットの開発した高速鉄道ペンドリーノに乗り、ミラノ・マルペンサ国際空港を経てマンチェスター へと向かう道筋で、ざっと6時間の旅である。 それなりに面倒な移動ではあるが、ブラジル・サンパウロへ行った事を思えば随分と楽だ。 三杉はその前に日本との行き来を経験しているため尚更であった。 三杉「ええと、選手は全員揃ってる。 スタッフはコーチと監督(猫)とマネージャー… あれ?」 モニカ「どうも… えーと、おはようございます。」 人員の確認をしていて三杉は虚をつかれた。 モニカ・センペルテ・ディマーレが居たのだ、こんな朝も早い時間に。 しかも彼女は長かった髪をバッサリと切って、ボブカットになっていた。 長さを説明するならば南葛の中沢早苗以上、青葉弥生未満である。 三杉「えっ、どうしたんだい? 見送り…じゃないね、その荷物。」 モニカ「ええ、あの…」 マエリベリー「キャプテン、彼女は私が推薦して正式なスタッフになって貰いました。 学生なので身分としてはアルバイトになりますが。」 三杉「そうだったのか。 色々任せきりだったから知らなかったよ。」 マエリベリー「説明が遅れて申し訳ありませんでした。」
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0ch BBS 2007-01-24