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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[891]森崎名無しさん:2014/07/22(火) 18:48:53 ID:2Ppn3keM E
[892]875:2014/07/22(火) 19:28:25 ID:Zjy8wMbg あってたのか・・・
[893]森崎名無しさん:2014/07/22(火) 19:33:28 ID:??? I ゼロシステムの効果で後半のパフォーマンスが落ちるのは推測できるが レッチェ戦の後半ではそういう傾向がなかったことを話してみる
[894]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/23(水) 13:42:56 ID:??? > E 2人がこのような深い事情を知っているのは何故か? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉は最も基本的なところを失念していた事に気が付いた。 このオワイランとフライハイトが何故このような事を知っているのか、二人とラムカーネの関係は 一体何なのか、という原動となる筈の部分だ。 三杉「スタート地点に戻って教えて欲しい事がある。」 フライハイト「何だ?」 三杉「君達二人が、ラムカーネについてここまで深い事情を知っているのは何故だい?」 三杉はストレートに問いかけてみた。 ここまでの事を自分に聞かせたのだ、今さら嘘をつく事もあるまい。 話しづらい内容であれば、それも『話せない』と正直に言ってくれる筈だ。 フライハイトはオワイランへ視線を向けた。 オワイランがそれに応えたので、二人は互いに目と目を合わせる形になった。 オワイランは小さく頷くと、フライハイトは再び三杉に視線を向けて語り出した。 恐らくこの質問が飛んでくるのは想定済みで、今のは確認の合図だったのだろう。 フライハイト「以前、東ドイツにシェルタード・スクールという施設があった。 スクールと言っても公的な学校とは全く無関係な施設だがな。 スクールの目的は優秀な兵士、優秀な工作員、カリスマ主導者などを作り出すこと。 その方法として、先ほどの洗脳を利用した人格改変が用いられていた。」
[895]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/23(水) 13:44:01 ID:??? 三杉「それはまた… 突拍子もないSFのように聞こえるな。」 フライハイト「事実だ。」 オワイラン「社会主義の国家では洗脳研究は古くからされていました。 そこに資本主義を駆逐する ための武器が必要だという名目の元、人の人格を改変して優秀な人材を作り出すという 軍事実験施設≠ェあったとしたら、それは現実味を帯びて聞こえるのでは?」 三杉「社会主義国家の実験施設か… なるほどね。 背景として納得出来る。 (ただ、実験が成功して実用化されたとはとても想像できないがね。)」 フライハイト「その施設に使われた実験体がラムカーネであり、オレやマークでもある。 簡単に言えば、オレ達三人は同窓生という話だ。」 三杉「同窓生…。」 同じ実験施設の出身、予想が出来なかった話ではなかった。 少なくともフライハイトについては、ラムカーネと似た雰囲気を持っているからだ。 だからオワイランもそうであったという話には違和感が大きい。 三杉「本当にオワイランもそうなのかい?」 オワイラン「シェルタード・スクールに出資協力し、成果をペイとして求める資産家は多かったようです。 父もその類でして、資金と共にボクが送り込まれたんですよ。」 三杉「(ほう、資産家の跡取りという話は初耳だな。 …だが、そうじゃない。) 僕が聞きたいのは、君が人格改変とやらを施され、それに見合う何かを得たのかだよ。 単なる印象に過ぎないが、君がラムカーネやフライハイトと同じ処置を受けたようにはとても…」
[896]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/23(水) 13:48:37 ID:??? オワイラン「なるほど、そういう話ですか。 違和感を感じるのはもっともです。 ラムカーネが受けた処置は勿論、ヴォルフと受けた処置もボクのとは違います。」 三杉「処置が違う…?」 フライハイト「オレに施されたのは諜報員、工作員としての教育と、人格の追加だった。 マークの場合はカリスマ指導者としての王道教育と、人格の上書きだ。」 オワイラン「ヴォルフに求められたのは、緊急時… 例えば敵に捕らわれそうになった時です。 敵側に情報を漏らさず逃げ遂せられるような、普通では出せないような底力を 発揮できるよう、好戦的な人格が入れられたそうです。」 三杉(通常の諜報任務では好戦的な人格は向かないから、緊急時にだけ顔を出す別人格か。) オワイラン「ボクの場合は指導者としてのボクが求められましたからね… 人格が入れ替わるような 事があってはいけなかった。 だから人格の上書きをしようとしたんです。」 三杉「するとオワイラン… 君は後付けのパーソナリティという事なのか…」 少なからずショックを受けつつ、三杉は事実を受け止めようと口に出して確認した。 しかし意外にもオワイランは『いいえ』と否定の言葉を返した。 オワイラン「人格の上書きについては重大な欠陥がありました。 時折憎悪の塊のようになって、人々の愚かさを許せなくなってしまうのです。 誰にでもある愚かさを許容出来ない、共に歩けない人間はどれほどの能力を備えようと も指導者になんか向く筈がない。 だからボクは多くの人の協力で、上書きされた人格を打ち消したんです。」
[897]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/23(水) 13:50:39 ID:??? 三杉「ふうん… 話を信じるならば、今の君は産まれたままの人格という事なんだね。」 『お陰で指導力の欠片もない凡人となり、家では用済みの烙印を押されました』とオワイランは 付け加えて苦笑した。 三杉「ともかく君は、後からインストールされた物は克服出来るという生き証人という訳だ。」 オワイラン「そういう事になりますね。」 フライハイト「話が随分と脱線したが、オレやマークがラムカーネの事を詳しく知る理由はそんな所だ。 今までの話が最初から最後まで全てペテンだと思わない限り、納得しただろうと思う。」 三杉「ああ、そうだね。」 一つの質問から幾つもの事が判った。 二人(とラムカーネ)の関係や来歴、ドクターJの目的、ひいては二人がドクターJに会う事で何を しようとしているのか。 納得も出来たと頷ける。(全てを信じるという仮定の下ではあるが) とは言え、まだ分からない事も新たに生じた興味もある。 三杉は時計を見て、あと一つだけ聞こうかどうか考えた。
[898]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/23(水) 13:51:48 ID:??? ☆2人に何か問いかけますか?(残り1回) A やはりゼロシステムの内容を聞きだしたい。(要:どうやって聞き出すか or ゼロシステムの推測) B マイスターAとは何者なのか? C ラムカーネからゼロシステムをアンインストール(?)する事は可能なのか? D ジョアンコーチはドクターJの共犯だったのだろうか? E 何故ラムカーネは自分に名前のない怪物を渡したのだろうか? F オワイランの出自についての詳細。 G フライハイトは今でも別人格が同居している状態なのか? H その他(要記述) I もう十分、話をこれで切り上げる 2票決、メル欄は空白でお願いします
[899]森崎名無しさん:2014/07/23(水) 14:10:10 ID:wcTA3gXs H ゼロシステムの効果で後半のパフォーマンスが落ちるのは推測できるが レッチェ戦の後半ではそういう傾向が見えなかったことについて
[900]森崎名無しさん:2014/07/23(水) 14:20:03 ID:6dlk66IE B
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0ch BBS 2007-01-24