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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[931]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/25(金) 13:58:05 ID:??? ブルノ「ぎゃあぁぁぁぁぁ! 灰になるうぅぅぅぅぅぅ!!!」 _人人人人_ >突然の死 <  ̄Y^Y^Y^Y ̄ シュトロハイム「フフフ 人間の偉大さは恐怖に耐える誇り高き姿にある・・・」 アナカン「ま、灰になっても復活するんですけどね、ギャグだから」 _人人人人人人人_ >フィクション宣言 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ ブル灰(今にミテロー) ⇒ To be continued after vsマンチェスター・ユナイテッド
[932]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/25(金) 14:00:31 ID:??? あとは外伝だったり他の必要なエピソードで埋めていきます。 まだ70近く残ってますのでコメントご意見ご感想等あれば歓迎です。 またスレタイはもうしばし募集いたします。 【】Another-CU_10【】
[933]森崎名無しさん:2014/07/25(金) 18:16:36 ID:??? 【LOST】Another-CU_10【MAN】 【ロシアの】Another-CU_10【皇帝】 ということはリョーマとカバジが全裸カウンターコピーしてくる狂気の展開が始まるのかw
[934]森崎名無しさん:2014/07/25(金) 22:23:31 ID:??? 【感情のない人間】Another-CU_10【震える魂】 【華麗なる】Another-CU_10【美技】 【一過ぎの後悔】Another-CU_10【一筋の未来】 【カチはピッチに】Another-CU_10【落ちている】 ???「フフフ…奴らの快進撃もここまでよ、何時までも勝てるとは思わぬことだ なぜなら次の相手はあの赤い悪魔なのだからな」ニヤリ
[935]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/29(火) 19:40:11 ID:??? 月末なので多少忙しく、いつも以上に更新が滞っています。 待っていて下さっている方々には申し訳ありません。 どうぞかき氷でも食べながら(全裸で)お待ちくださいませ。 ∧,,∧ ,,,. (・ω・; ) 暑いからカキ氷を作ったよ ,;'"'゙';,/ と ) .  ̄ヽ、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ┴ ∧,,∧ ,,,. (-ω-*)) シャリ シャリ ,;'"'゙';, ヽと ) .  ̄ヽ、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ┴ ∧,,∧ キ━━━(.゚ω゚.`;)━━━ン ,;'"'゙';, ヽと )∬ .  ̄ヽ、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ┴
[936]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/08/07(木) 12:31:24 ID:??? 極めて近く限りなく遠い世界… 数限りなく存在している宇宙、世界、それとも時空と言うべきか。 波動関数が収縮せず、あらゆる事象に解がある事を想定した可能性の宇宙。 いや、そんな意味も知れぬ小難しい単語を捏ね繰り回す必要はないか。 多岐に渡る分岐によって、三杉がイタリアで活動するという時空が存在している。 しかしそれとはまた異なる分岐を辿った時空も当然のように存在している。 例えば、多くの分岐では、彼は今頃ようやく一般高校生並の体力を取戻しかけている。 もしくはいまだ心臓病と共にあり、しかし並はずれたサッカーの技術には磨きがかかっているとか… そういった時空が大半を占めている。 時には召喚されたり、怪しげな薬で気付かぬまま心臓病が完治したり、そういった例もそれぞれ オンリーワンとして存在するが、基本的に三杉淳のサッカー人生はは心臓病により輝ききれない。 話がズレたが、三杉とイタリアが結びつく極めて稀、オンリーワンの時空が存在している。 そこから薄い概念一つ隔てた、極めて近く限りなく遠い世界。 幻想郷と呼ばれる世界が存在する時空の話を、また少ししたいと思う。
[937]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/08/07(木) 12:32:43 ID:??? 《極めて近く限りなく遠い世界/紅魔館》 湖を覆っていた霧が完全に晴れ渡った。 それは同時に陽が麓まで落ち切った、今日の日はさようならと歌われる時刻になった事を示す。 一般的な伝承の通りならば、夜行性の吸血鬼が起きて活動を始める時間帯だ。 だが紅魔館の主人であるレミリア・スカーレットの行動は人間の常識と違う。 彼女はどちらかと言えば昼間起きっぱなしだ。 日光に当たれば灰になるが、それは長時間日光浴でもすればの話だ。 日中に日傘を差して散歩なんて事も平気でする。 そして基本的に夜は寝る。 早寝早起き、子供のように健康的な生活リズムを保っている。 だから陽が落ちればお腹を空かせ、夕飯の配膳を待つのが当然の日常なのだ。 レミリア「…わざわざそんなタイミングで訪ねてくるのは何か理由があるのかしら? 幾ら私が慈悲深い吸血鬼でも、空腹とあらば気も立ち易くなるのだけど?」 グー スキマを抜けて参上した紫に対し、レミリアはそう言って難癖をつけた。 だがこんなんのはいつもの事だ、紫は溜め息をつく必要すらなく口を開いた。 紫「だって貴女、夕餉を済ませたら眠くなっちゃうじゃないの。」 レミリア「ならもっと早い時間に来れば良いのよ、馬鹿なの?」 紫「昼に行けばやれ散歩中、やれティータイム… いつ訪ねたって貴女は怒るじゃない?」
[938]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/08/07(木) 12:34:15 ID:??? これに対してレミリアは『むうっ』と頬を膨らませる。 その様は誰の目にも丸っきり子供にしか見えない。 これを見た紫は、ここぞとばかりに追い打ちをかける事にした。 紫「無駄と判りきっている気遣いほど馬鹿らしいものはないわ。 その馬鹿馬鹿しい気遣いをしている努力が私なりの誠意と受け取って欲しいわね。」 レミリア「チッ、さっさと言う事言って消えなさいよ。」 500年も生きてきてこれだ。 本当はカリスマがブレイクする程の能力の持ち主なのではないかと疑いたくなる。 しかし紫はこのクソガキのような吸血鬼に負い目がに似た感情を持っている。 彼女が直接何かをした訳ではないが、その同位体とも言うべき存在は確かに迷惑をかけた。 事態の収束にも手を借りた。 経過報告する程度は当然の義務だし、いずれまた能力を借りねばならない時に一から説明する のは大変効率が悪い。 紫「結論から言えば、明確な進展はないわ。」 レミリア「また!?」 紫「また、よ。」
[939]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/08/07(木) 12:35:22 ID:??? レミリア「ほんっっっっっっっと使えないわねこのスキマババア。」 予想通りの反応に耳が痛い。 スキマ妖怪の看板を下ろせと言われても反論出来ない。 しかし紫としてもこれは想定しようがないケースだ。 自分と同じく境界を操る能力者が作り出したカウンターが相手なのだから。 いつものように自分だけがルール無用とはいかない。 原理原則に則って現象を把握し、問題を分解して原因を特定、解決方法をみつけなければならない。 その為には時間をかけた観察、トライ&エラーの実験が不可避であり、時間もかかる。 …だが、最後のババアは余計だろと思わない訳がなかった。 紫「とは言え収穫もあったわ。 あの世界にはこん≠ェ異常な確率で引き寄せられている。」 レミリア「こん?」 紫「魂魄(こんぱく)の魂≠諱B」 レミリア「ああ、確かそんな名前の半人半霊がいたわね。」
[940]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/08/07(木) 12:36:36 ID:??? 紫「そういうのも居るけど、ここで言うのは違うわ。 魂は精神を支える気、魄は肉体を支える気のことよ。」 レミリア「……」 全く訳が判らないという顔だ。 道教や儒学の文字すら知らない吸血鬼が相手ではそれも仕方がない。 しかし説明の必要はある。 これは彼女の能力に密接する話だからだ。 紫「生きとし生ける者は魂が集う事で『生』の状態が形成され、魂が散じ『死』に至る。 魂は天へ昇り、魄は地へ帰る… 簡単に言えば魄は肉体そのもので魂は精神よ。 普通の生き物は、死ねば精神を持たない屍になって肉体が朽ちる。 朽ちた肉体は灰となって土に還り、新たな生命を育む事になる。 この魄による物質的循環をバイオ・ジオ・ケミカル・サイクルと言うわ。」 ここまではいくらレミリアでもわかるだろう。 それを肯定するように彼女はウンウンと一つ頷いた。
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0ch BBS 2007-01-24