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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[829]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:53:00 ID:??? 試合開始から数分、妖怪の山FCは得意の組織力を活かしたパスワークで攻撃の機会を伺う。 この光景自体はサッカーとして決して珍しい物ではないが……。 反町「それっ、はたてさん!」 バシュウウウッ! リリーB「くっ…! とれない……」 はたて「ナイスパス反町君! さてと……文! アンタも仕事しなさいなっ……と!」 バシュウウウウッ! スター「くらいなさ〜い、スターレーダーカットォ!? ……って、アラ?」 射命丸「あやや。 点取り屋たるこの私にパスワークを任せるなんて、はたても偉くなったわねぇ。 ――ま、賢明な判断だけどね。 ……静葉さんっ!」 バシュウウウッ! サニー「す、スターが取れないなら私がとれるわけないじゃん!?」
[830]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:54:43 ID:??? 鈴仙「……なんか、全体的にパスが上手くなってるような」 パスカル「――ハタテさん、シャメイマルさん、そしてソリマチ。 この3人のパス力は、間違いなく以前よりも向上しているようだな」 ――作戦もへったくれも無く跳び付く妖精達を、 反町やはたて、射命丸を中心としてパスで交わしていく妖怪の山FC。 彼らのパス技術は、間違いなく前の試合よりも洗練されていた。 リリーW「ブラックの仇ですよ〜!」 サニー「ち、ちっくしょ〜!」 スター「この私を本気にさせたわね!?」 ルナ「うんうん、このまま四人がかりだったら取れるはず!」 反町「(うーん、幾らなんでも四人がかりを相手取るのは厳しいな。 俺もドリブルは少ししか上手くならなかったし。 だったら――!)…………!」 しかし、妖怪の山FCもいつまでも悠々とパスを続けていられる訳では無かった。 静葉からのロングパスを受け取ったFWの反町は、 ここでリリーWに光の三妖精を交えた四人に囲まれてしまう。 個々の実力では反町に分があると言えども、スターサファイアのパスカットはそこそこ鋭い。 この人数差では、運が悪ければ零されてしまう恐れもある。 グワアアアアアッ! 反町「いくぞっ、『トリカブトパス』だっ!」 バッ、シュウウウウウウウウウ……ン!!
[831]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 21:57:01 ID:P/+ytGmU ――その為反町は、新技を使用する事に躊躇しなかった。 どうせ自分は地味なFWなのだ、一々技を隠す必要もない。 それよりも、一つ一つの局面を如何に確実に、安定して切りぬけていくか。 これが幻想郷で再発見した、彼の美学だった。 実況「あ〜っと、反町選手ここで射命丸選手へと鋭いピンポイントパス! 一気に群がった妖精達を一網打尽にせんとその右脚を振り上げました!」 反町「(ここで通せば、中盤はガラ空きだ! 射命丸さんのドリブルを十二分に活かせるぞ!)」 先着2名様で、 ★反町→トリカブトパス 52 (!card)(!dice + !dice)= ★リリーW→パスカット 44 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= スター→パスカット 45 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= サニー→パスカット 43 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= ルナ→パスカット 43 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→射命丸、パスキャッチ。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (椛がフォロー)(はたてがフォロー)(リリーBがフォロー) ≦−2→妖精大連合ボールに。 【補足・補正・備考】 反町はスキル・焼き芋ジスタによりカードがAもしくはダイスの合計が2の場合数値を12にし、ガッツが100回復します。 リリーWのマークがダイヤの時、「スプリングカット(+3)」が発動します。 スターのマークがダイヤ・ハートの時、「スターレーザー(+2)」が発動します。
[832]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:58:00 ID:??? ★反町→トリカブトパス 52 ( ハート6 )( 2 + 3 )=★
[833]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:58:13 ID:??? ★反町→トリカブトパス 52 ( クラブ7 )( 4 + 5 )=
[834]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:59:16 ID:??? ★リリーW→パスカット 44 ( スペード7 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)= スター→パスカット 45 ( クラブJ )( 6 + 4 )+(人数補正+2)= サニー→パスカット 43 ( ダイヤ2 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)= ルナ→パスカット 43 ( クラブ10 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=★
[835]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 21:59:36 ID:??? ★リリーW→パスカット 44 ( クラブ3 )( 4 + 2 )+(人数補正+2)= スター→パスカット 45 ( クラブ7 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)= サニー→パスカット 43 ( ハート4 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)= ルナ→パスカット 43 ( クラブ7 )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=★
[836]832:2014/08/07(木) 22:24:49 ID:??? 反町の後ろに★がないから入れたけど余計だったかな?
[837]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:32:38 ID:P/+ytGmU >>832さん、ありがとうございます。 こちらが★を付けているにも関わらず判定書き込みにて★を付け漏らしていた場合は無効としていますが、 今回は、こちらの過失によって★を入れ忘れておりましたので、 ★付けて下さったからと言って無効にはしたくないと思います。 ですので、>>832さんのものを採用いたします。
[838]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:39:39 ID:P/+ytGmU ★反町→トリカブトパス 52 ( ハート6 )( 2 + 3 )=57★ ★リリーW→パスカット 44 ( スペード7 )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=54 スター→パスカット 45 ( クラブJ )( 6 + 4 )+(人数補正+2)=57 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてはたてがフォロー バシュウウウウッ……! 妖怪の山FCでの特訓生活で、反町は終ぞ日向を超える強力シュートの開発には至らなかったが、 彼はその代わりに様々な副産物を手に入れていた。 反町が今放った鋭くコースを抉るパス――『トリカブトパス』もその応用だった。 自慢のキックコントロール力を活かしたそのパスは、並みのゲームメイカー顔負けの威力を誇る。 てゐ「あ、あれがFWの出すパスぅ!? あれ、私の『バックスピン兎玉』と互角くらいじゃん!」 鈴仙「(――つまりそれって、小悪魔さんの『トップスピンパス』と互角、って事よね。 なんで反町君、FWやってんのかしら……? トップ下とかの方が、よっぽど輝けるような気がするんだけど……)」 実況「反町選手、スゴい精度のパスで射命丸選手へと大胆にサイドチェンジ! 妖精大連合の選手はまるで追いつけません!」 誰もが反町のパスを見て、次なる妖怪の山FCの猛攻が始まると確信していた。 有象無象の妖精如きが、人間の編み出した技巧派のパスに追いつける筈が無い。 妖精を軽んじる多くの人妖は、意識的無意識的に関わらずそう確信していたが――。 スター「その位……無敵のスタープラ……サファイアが見切ってるわ!!」 ダダダダダダッ! バアアッ! バチイイイッ!! 反町「な、なにィ!?」
[839]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:41:34 ID:P/+ytGmU 物質の方位を認知する力に長けるスターサファイアが、 珍しく普段のものぐさな態度を捨ててフィールドを駆けまわり、パスコースを察知し……。 そのまま、反町のパスを弾く事に成功する。 実況「な、なんと……! ここでスター選手が奇跡的ファインプレー! 反町選手のサイドチェンジを途中で妨害! 幸いにもボールははたて選手が拾いましたが、 妖怪の山FCは出鼻をくじかれた格好となりました!」 射命丸「何、ですって……!?」 はたて「マグレよマグレ! 実際、分の悪い勝負じゃあなかったんだし、ビビんないの! それよりも、敵が態勢を整える前に――」 リリーB「じゃあ、このタックルはかわせる?」 ズザアアアアアアアアアアッ!! はたてが言い終わる前に、次はワントップのリリーBが不意打ち的にタックルへと向かうが――。 シュンッ! バシュウウッ! はたて「――私が、文の代わりに上がらせて貰うわよ!」 リリーB「ちぇっ。 流石に通らないかぁ」 流石にここでは実力差が出てしまう。 はたては長い修行の末に会得した『高速ドリブル』を駆使して、 射命丸ほどのスピードは無いが、安定したボール捌きでラインを押し上げていく。 そして――。
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0ch BBS 2007-01-24