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【前略】鈴仙奮闘記19【向日葵仮面より】
[840]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:43:27 ID:P/+ytGmU ルナ「さ、させないわ! サイレントフラ――へぶっ!」 はたて「それはこっちがさせないっ、椛! いつものお願いっ!」 バコッ! 椛「了解ですっ、はたて様!」 チルノ「で、出たな犬走名人! 試合後サインちょうだい!! 後で皆に自慢するから!」 大妖精「今はそんな事言ってる場合じゃないよ、チルノちゃん!?」 ――警戒の強くなりがちな射命丸を差し置いて、 はたては中盤の底に下がっていたルナチャイルドをドリブルでは無くパスで抜き去り、 PA内で構えていた椛へとセンタリングを上げる。 チルノが息巻き、射命丸と反町もねじこみに構えている中で椛は低い浮き玉に動きを合わせ――。 椛「――ストリングプレイ。 『スパイダーベイビー』ィィイイイイイイ!!」 グワアアアアアッ! ババッ、 バババババババッ!! ――バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! 実況「で、出た〜〜! 前半8分に妖怪の山FCがこの試合初シュート! 椛選手のヨーヨーを駆使した空中フェイントシュート・『スパイダーベイビー』が 妖精大連合のゴールへと飛んで行きます!!」 早々にシュートを撃ち込んで、場を支配していきたい妖怪の山FC。 しかしこの時ばかりは、彼女達は少し焦り過ぎていた。 何故なら、妖精大連合はどちらかと言えば守備力に定評があるチームである上に、 このチームの有力な選手はチルノ一人では無い。
[841]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 22:51:05 ID:P/+ytGmU 大妖精「――回って、何でも止めるッ!!」 バァアアアッ! グルグルグルッ!! ――ガッシィイイイイイイイッ!! 椛「ごめんよ私のファイヤーボールッ!?」 実況「チルノ選手、このシュートへのブロックは一歩遅れたようでしたが…! 大妖精選手が得意の『ローリングセービング』で椛選手のシュートをガッシリキャッチ! 妖精大連合の守備力はやはり油断なりません!!」 射命丸「(もしも反町君のパスが通っていれば、今頃私のドリブル劇場で1点だったでしょうに。 これは地味〜に勿体無い事をした気がするわね)――さて、戻りますよ反町君」 反町「くっ……! 了解だ、射命丸さん!(椛さんの『スパイダーベイビー』をキャッチするなんて。 としたらつまり、俺の『トクシックインパクト』でも、五分五分にしかならないって事か。 やっぱり前の試合よりも上手くなってるぞ、この妖精達……!?)」 椛が良く分からない謝罪をしつつ、射命丸と反町が僅かな焦燥感を覚える中、 大妖精はボールを足元に置いて……。 先着1名様で、 ★ここで光る来生アイ→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→来生「俺だ! 俺に持ってこい!」大妖精「い、何時の間に交代してんですかカントクさんっ!?」 ダイヤ・ハート→来生「大ちゃん! ここでアレだ! ほらアレ!」大妖精「アレですね……了解ですっ!」 スペード・クラブ→来生「ヒャーッ! セレブダンクおもしれーっ!」大妖精「(ここはとにかく前へフィードねっ!)」 クラブA→その頃、ロッカールームではにとりが椛のヨーヨーをレンガで壊そうとしていた!
[842]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 22:51:54 ID:??? ★ここで光る来生アイ→ ダイヤA ★
[843]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 22:53:08 ID:??? クラブAwww
[844]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 23:27:28 ID:P/+ytGmU ★ここで光る来生アイ→ ダイヤA ★ ダイヤ・ハート→来生「大ちゃん! ここでアレだ! ほらアレ!」大妖精「アレですね……了解ですっ!」 ――ボールを一旦置いた大妖精はここでベンチをチラリと見ると、 来生が何やら真面目な顔で叫んでいた。 来生「大ちゃん! ここでアレだ! ほらアレ!」 大妖精「(まるでボケたお年寄りの方みたいだなぁ……。 ――でも、やっぱりそうだよね。 攻めるとしたら、今しかない!)」 内心では割と黒い事を毒づきながら、大妖精は同時に来生の意図をしっかりと察知していた。 というのも、この『アレ』こそが来生が妖精大連合に授けた唯一にして最大の戦術だったのだから。 実況「お〜〜〜っと! 大妖精選手、ボールを足元に持ったまま暫く動かない! 無鉄砲な妖精の中では珍しく優柔不断で臆病者と称されているだけあって、 ここは誰に向かって蹴りだすかを悩んでいるのでしょうか〜〜〜!?」 大妖精「(サニーちゃん達やリリーちゃん達には悪いけど、 攻撃力や支配力において、私たちのチームは一歩遅れを取っている。 だけど、カントクさんが居た国のGKがやってたっていう必殺奥義は、 この弱点を一気に克服する事が出来る……!!)」 実況の煽りにも動じず、大妖精は静かに佇み、瞳をぎゅっと閉じる。 彼女の心はもう一つに定まっていた。 チルノ「フフフ……その様子。 『アレ』をやるのね大ちゃん! やるからには、絶対に鼻のたかーい天狗達をビビらしてやんのよ!」 大妖精「……うん。 がんばるね、チルノちゃん」
[845]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 23:28:40 ID:P/+ytGmU チルノの呼びかけに応じて大妖精は目を開き、足元に置いたボールを蹴りだした。 ポーンッ。 タッ。 タタタタタタッ………………!! ただし、それは自分のすぐ目の前に向かってだった。 大妖精は次に、その目の前に転がったボールを更に前に蹴りだしていく。 その動きはフィードというよりも、スローイングというよりも、ミスキックというよりも。 鈴仙「えっ……? ど、ドリブルしてる……??」 佳歩「ご、GKなのにですか……!?」 パスカル「う、嘘だろ……? 幻想郷にも、あんなファンタスティックなプレーをする奴がいるってのか!?」 大妖精の見せたその動きについて、最も詳しいのパスカルだった。 彼自身この目で見たことのある、そのプレーは、間違いなく――。 実況「えっ……!? え〜〜〜〜〜っと…………! こ、これは……! これは大妖精選手、大胆な『オーバーラップ』です……!! 射命丸選手と反町選手が呆気に取られて動けていない隙を装い、 大妖精選手、中盤で堂々とボールをキープしている〜〜〜〜〜〜!?」 観客「わ、ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」「なんだこのプレー!?」 「げ、幻想郷では常識に囚われてはいけないのか!?」「でも大丈夫なのか?」 来生「フフフ、この俺様が森崎を見て思いついた戦術。 名付けて「モロサキ殺法」が見事に炸裂しているようだな!」 ――まさかあの来生に戦法を参考にされていた事など森崎は知る由もないが、 実際この局面において大妖精のオーバーラップは、奇襲以上に役割を果たしていた。
[846]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/07(木) 23:30:18 ID:P/+ytGmU はたて「え、ええ〜い! しょせんGKのドリブルなんて〜〜!」 大妖精「だったら、試してみますかッ!? 私だって、チルノちゃんの役に立てるんだから!」 先着2名様で、 ★大妖精→ドリブル 50 (!card)(!dice + !dice)=★ ★はたて→タックル 47 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→大妖精、ボールキープ成功。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (リリーBがフォロー)(スターがフォロー)(射命丸がフォロー) ≦−2→妖怪の山ボールに。 【補足・補正・備考】 大妖精のマークがダイヤ・ハートの時、「霧の湖ルーレット(+3)」が発動します。 はたてのマークがダイヤの時、「スピードタックル(+2)」が発動します。
[847]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 23:30:51 ID:??? ★大妖精→ドリブル 50 ( ダイヤ7 )( 2 + 6 )=★
[848]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 23:30:57 ID:??? ★大妖精→ドリブル 50 ( ダイヤQ )( 1 + 3 )=★
[849]森崎名無しさん:2014/08/07(木) 23:32:29 ID:??? ★はたて→タックル 47 ( クラブK )( 4 + 1 )=★
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0ch BBS 2007-01-24