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【ロリコン】鈴仙奮闘記20【黄金期】
[42]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/14(木) 23:56:21 ID:??? 来生「お前ら、それで良いのかよ。 あれだけ『妖精で勝つ!』とか言っておいて…… ここでぽっと出の謎GK(来生は既にヘルナンデスの事を忘れている)に頼って、 これまで頑張って来た妖精FだかGだかは、能力が低いからってポイするのか?」 ――これまで半年間、チルノや大妖精と共に妖精大連合を引っ張ってきた来生。 彼だけは、最後までヘルナンデスの加入について反対の意思を表明していた。 チルノ「それはちがう! あたいはただ、皆で勝つ為に……」 来生「――勝つ為だったら、最初の目標とかポリシーとかもかなぐり捨てるってか? そんなのまるで、外の世界のヤツらのチームみたいだぜ!」 来生は、この時珍しく怒っていた。 何度馬鹿にされても、何度敗北を喫しても決して負けずに自信を喪失せず。 ひたすらに、ひたむきに妖精の地位向上にむけて努力を重ねて来た筈のチルノが、 この期に及んで「皆の為」という綺麗な言葉を以て、その路線を変更しようとしている事に。 来生「……ああそうだ。 外の世界で俺が見て来たチームは例外なく酷いもんだった。 サッカーに懸けるポリシーとか譲れないモンも無く、 皆が皆、目先の勝利に向けてセコい手ばっかり使って、強者にはヘコヘコしてやがる。 後、誰も俺の才能を認めてくれないし」 チルノ「ち、ちがっ……! そういうつもりじゃ……!」 大妖精「来生、さん……?(才能を認めて貰えないのはまた違う話だと思うけど……)」 来生「違わねぇさ。 あーあ、もう少し骨のあるヤツらだと思ったんだけどガッカリしたぜ。 そんな安いエサに釣られて、本来の目的を忘れるだなんて。 さっきも言ったけど断言するぜ、そんなんで勝っても絶対に嬉しくない……ってな」
[43]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:01:17 ID:??? 目先の勝利よりも、もっと大事な理念を大事にするべき。 そう言った意味では来生の言い分は正統性があったが……。 しかし、彼の考え方は妖精達を納得させるには至らない。 サニー「えーっ。 別に良いんじゃないの? それに……私達だって勝ちたいし」 ――何故なら、今や妖精達は何よりも「勝ちたい」と願っていたからだ。 崇高な理念や理想も、実利的な勝利が伴わなければ意味を為さないし、何より、感情としても負けたくない。 そしてこの場において、来生の理想論よりも妖精達の切実な願いの方が説得力を伴っていた。 来生「……分かったよ。 だったら好きにしろよ。 ――言っとくけど、俺は今キゲンが悪いから試合に出ないからな」 コツ、コツ……ガチャン。 そんな妖精達の雰囲気を感じ取った来生は、不機嫌そうに席を立ち、控室から退席しようとする。 その表情には、信じていた者に裏切られた時のような憂いも帯びていた。 チルノ「……キスギ、ごめん」 そして、自分の信念の強さを頑なに信じてくれていた事を知ったチルノは、 まるで親友とケンカをした後のような泣きそうな表情を浮かべて、ポツリと呟く。 大妖精「……チルノちゃんは、決して間違っていないよ。 だから、カントク……来生さんとも、絶対に仲直り出来るから……ね?」 チルノ「……ん、ごめん……」 大妖精「らしくないよ……! ごめんって言うのやめよ、チルノちゃん? チルノちゃんは最強なんだよ? こんな所でクヨクヨしてちゃ駄目なんだから」 チルノ「……うん」
[44]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:09:43 ID:??? チルノの事を誰よりも慮る大妖精だけが、彼女の小さな肩を抱きしめてそう慰める。 人間でありながら、妖精以上に妖精らしく、そして彼なりに妖精の行く末を案じ続けていた来生。 実利を超えたレベルでの、真なる意味での妖精達――チルノ達の理解者であった彼を失いたくない。 それはチルノだけでは無く、大妖精にとっても同じだった。 紫「――さぁ、もうすぐ後半が始まるわ。 頑張ってらっしゃい…皆」 ヘルナンデス「…………(チーム内の不和、か。 どこも同じだな)」 ――そして、本来ならば彼女達にとって天啓となるべく存在である紫とヘルナンデス。 この二人は、これまで迷う事を知らなかったチルノが始めて抱えた迷いに対して、 明確なる答えを、何一つとして示そうとしなかった。 *来生とチルノの関係が、来生→(???)←チルノ になりました。 *ジノ・ヘルナンデスが妖精大連合に加入しました。
[45]森崎名無しさん:2014/08/15(金) 00:12:31 ID:??? 来生、熱かったな。熱すぎて燃えたから髪が天然パーマに…
[46]森崎名無しさん:2014/08/15(金) 00:15:40 ID:??? 分かるな―その気持ち 本来は突撃役だけど周囲も突撃役しかいないせいでよく負けてた時に自分が妥協して アシスト役やると勝ちまくったけど何かこうすっきりしない感じ やっぱり戦いは理想論がなくちゃ楽しめないもんな・・・
[47]森崎名無しさん:2014/08/15(金) 00:17:02 ID:??? チーム作りとは難しいものよ
[48]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:47:47 ID:??? そして、時間は待ってはくれない。来生との亀裂も、チルノの心中も回復しない中、 妖精大連合は後半戦のフィールドへと向かわなくてはならなかった。 実況「選手の交代をお知らせします。 妖精大連合GKは大妖精選手に代わりヘルナンデス選手…… ――なお、変更後のフォーメーションはこちらになります」 −−@−− @にとり C−B−A C河童 B穣子 A河童 −−D−− D静葉 G−−−E G雛 E天狗 −−I−− Iはたて −−−−− F−−−− F射命丸 −−H−J H椛 J反町 妖怪の山FC:3−4−3 妖精大連合:4−5−1 −−K−− KリリーB −−−−− −F−I− F大妖精 IリリーW −−G−− Gサニーミルク −E−D− EルナチャイルドDスターサファイア B−−−C −H−A− Hチルノ −−@−− @ヘルナンデス
[49]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:49:08 ID:??? 実況が不自然な程に淡々と、GKの交代を中心したフォーメーションチェンジを手短に発表。 多くの観客は、新たに加えられた「ヘルナンデス」の文字に対してさしたる感想を抱かなかったが――。 パスカル「な――!? へ、ヘルナンデスだって!?」 反町「ジノ・ヘルナンデスがここに……!? 〈まずいぞ、彼が本物だったら、俺や椛さんのシュートはほぼ通用しない!〉」 イタリアナンバーワンGKにして、カテナチオの正式な継承者。 先のJr.ユース大会では奮わなかったものの、その実力はまさしく一流。 彼の名を知る者にとって、妖精大連合の助っ人はまさしく恐怖であった。 そして時間は、そんな恐怖をも含有したまま無情にも流れていき――。 ……ピィイイイイイイイイイイイイイイッ!! 実況「さあ〜! 漸く始まる後半戦! 妖精大連合のキックオフで試合開始です!! ボールはまず、妖精チームの中央に聳えるFW、リリーB選手の下へ! リリーB選手、僅かなボール交換の後、ドリブル突破に向かいます!」 椛「そ、そうはさせませんっ!」 ズッザアアアアアアアアアアアッ!! リリーB「く、くうっ……! でも大丈夫。 『春の嵐』!!」 タッ、ゴオオッ! 実況「リリーB選手ドリブル突破! ですがその先には〜!!」 反町「『ポイゾナスタックル』だ!!」 ズザアアアアアアアアア! バチイッ!
[50]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:50:26 ID:??? 実況「椛選手のすぐ後ろには反町選手がいた! 守備力にもそこそこ以上の定評がある反町選手、 来生選手の影響かヤケに鍛え上げられたドリブル力を持つリリーB選手からも、 難なくボールを弾いてしまいます!!」 射命丸「はい、ナイス零れ玉でした反町君。 では、そのヘルナンデス君とやらの情報も分かりましたし――ここは速攻戦でッ!」 バビュウウウウン!! ギュンギュンギュンッ! サニー「ちょ……また!?」 ルナ「も、もう一回『グレートトライアングル』を……!?」 スター「とか言ってる間にもう突破されちゃったわよ。 あーあ」 反町からの情報により、ジノ・ヘルナンデスが如何に優秀な選手であるかを理解した射命丸は、 敢えて遅攻を選ばずに、『幻想郷最速』の脚を活かしたドリブル突破に出る。 そのまま果たして射命丸は大妖精を、光の三妖精を、思い悩むチルノをも容易く突破し、 ジノ・ヘルナンデスとの一対一を仕掛ける事に成功するが……。 ヘルナンデス「参ったな、まさか初プレーがドリブラーとの一対一とは。 早速、嫌なトラウマがよぎって来るよ」 射命丸「へぇ、それは非常に気になりますね。 ――貴方のその優男を気取ったニヤケ面が、この私の能力を見て、どこまで戦慄してくれるかがね!」 バッ!
[51]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/08/15(金) 00:51:46 ID:yKwM3Ebo 先着3名様で、 ★射命丸の選択→!card ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート ヘルナンデスの選択→!card ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★ ★射命丸 ドリブル/風神一扇 51/54 (!card)(!dice + !dice)=★ ★ヘルナンデス そなえる 54 (!card)(!dice + !dice) =★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→射命丸がゴールを決める! =1〜−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (反町がねじ込み)(椛がねじこみ)(はたてがねじこみ) ≦−2→妖精ボールに。 読みが一致すればGKに+2の補正、読みが不一致ならGKに−2の補正です。 【補足・補正・備考】 射命丸がドリブルを選択時、マークがクラブ以外の時、「風神少女(+4)」が発動します。 射命丸がドリブルを選択時、スキル・幻想郷最速によりドリブル値が+1され、 射命丸のマークと敵マークが一致した場合、、敵の数値が−2されます。
[52]森崎名無しさん:2014/08/15(金) 00:52:20 ID:??? ★射命丸の選択→ ハート5 ダイヤかハートならドリブル、スペードかクラブならシュート ヘルナンデスの選択→ ダイヤ10 ダイヤかハートならドリブルに備える、スペードかクラブならシュートに備える★
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0ch BBS 2007-01-24