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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
[630]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 16:39:40 ID:5BRBg1No ★知り合い判定→ スペードK ★ スペード→来生「ハッハァ! 俺たちの噛ませになるチームはどっちだ〜!?」 鈴仙「(来生君と……妖精チームの面々が揃ってるわね)」 「ハッハァ〜〜!」「さいっきょう! さいっきょう!」「今よ! 今こそ敵チームに下剤を仕込むのよ、ルナ!」 「なんで私が……」「春ですよ〜」「……いや、さすがに秋を春って言い張るのは無理がある……」 歓声や野次でただでさえ喧しい観客席内でも、一際喧しいはしゃぎ声や騒ぎ声が聞こえて来る。 気になったというよりは、半ば文句でも言いたいような気分で鈴仙が振り向くとそこには。 来生「おっ、ウサギ耳の姉ちゃん! 久しぶりだな! 三年ぶりくらい?」 鈴仙「アンタは……来生君。 私だったらついこないだの試合で、挨拶に来てたでしょうが。 というか三年前とか、確実に面識無いでしょうし」 来生「おっと、そうだったかな。 いやぁ、ここに来てから毎日が濃く感じたからな〜」 たはは、と言った表情で天パな頭をボリボリ掻く来生の姿があった。 ちなみにその周囲には妖精達がやいのやいのと騒いでいたり、 近くの人間にいたずらをしようとしているが、勿論来生は止める素振りすら見せない。 鈴仙「……あれ? ヘルナンデス君は?」 来生「あー、ナントカナンデス? アイツなら、今頃皆の分の飲み物にでも買いに行ってるぜ。 しっかしびっくりだな。 俺が見るにアイツほど、幻想郷の妖精たちに優しい人間の男は居ないね」 鈴仙「……確かに、妖精たちに飲み物を買って来てあげる人間なんてちょっと特別ね。 普通の人間だったら、妖精なんて歯牙にもかけないのが普通だと思うけど」 来生「まぁ、アイツはちょっと変わってるからな。 それよりどうしたァ? ひょっとして、試合前であるにも関わらず、この俺さまのドリブルテクニックでも教授して貰いに来たのか!?」
[631]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 16:40:55 ID:5BRBg1No 鈴仙「(……来生君に変わっている、とは死んでも言われたくは無いけどね。 ――とはいえ。 ここで彼に出会ったのも何かの縁。 ここは少し、世間話でもしてみようかしら? それとも……マジでドリブルに関する技術でも伝授してもらおうかしら?)」 A:適当に雑談する。 B:ドリブルテクニックを伝授してもらう。 C:ヘルナンデスが来るのを待ってみる。 D:忙しいとは思うが、妖精たちとちょっとした練習試合が組めないか打診してみる。 E:中山について話を聞いてみる。 F:他の妖精たちと話したい。(更に分岐) G:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[632]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 16:44:27 ID:VL4Oew/A E
[633]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 16:54:59 ID:bKkNLGJk E
[634]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 17:14:29 ID:5BRBg1No E:中山について話を聞いてみる。 鈴仙「(そういえば、今朝の新聞にも載っていたけど。 妖怪の山在住の鴉天狗の新聞記事にも寄稿する位なんだから、 本当に色んな所に神出鬼没っぽいのよねぇ、中山さんったら)」 来生の顔を見て、鈴仙はふと中山の事を思い出した。 小学生時代に中山とプレーをし。中学時代にはライバル校として中山と戦った来生ならば、 今や消息が掴めぬ中山について、何か情報が得られるかもしれない。 そうでなくとも、中山の過去や意外な一面を聞けるかもしれない。 そんな風に考えた鈴仙は、 鈴仙「ねぇ、そういえば来生君。 貴方、ひょっとしたら――中山さんが今、どうしているかについて知らない? もし知らなかったら、中山さんが外の世界に居た頃のエピソードとかでも教えてくれれば嬉しいんだけど」 来生「んー? そうだなぁ……」 来生に対してそう問いかけると、来生はその小さな頭をフル回転させて必死に記憶を呼び起こしているようだった。 やがて来生は、「あっ、そうだ!」と勢いよく掌を叩き、鈴仙に対してこう答えた。 先着1名様で、 ★今日の中山さん→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 JOKER→ダイヤ+来生「そういえば、俺やナンデス含め、妖精達全員に特訓を付けてくれたなぁ」凄い話だった。 ダイヤ→ハート+来生「あいつがどこに向かったのか、俺は知ってるぜ」未来?の話だった。 ハート→来生「そういえば、一度湖まで来ているのを見た事があったな」今の話だった。 スペード→来生「あれは俺が中山と同じチームの時だったな…」過去の話だった。 クラブ→来生「あの試合。 俺は一人10ゴール10アシストという偉業を成し遂げて…」いつもの話だった。
[635]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 17:15:51 ID:??? ★今日の中山さん→ スペードJ ★
[636]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 17:16:09 ID:??? ★今日の中山さん→ ダイヤ3 ★
[637]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:52:04 ID:??? ★今日の中山さん→ スペードJ ★ スペード→来生「あれは俺が中山と同じチームの時だったな…」過去の話だった。 *今回の内容には、一部1さんの文章を抜き出し・改変を行ったものが含まれています。 駄目元で聞いてみた鈴仙だったが、やはり予想通り来生は現在の中山の事情については知らない様子だった。 しかし来生はその代わり、中山に纏わる面白いエピソードを鈴仙に教えてくれた。 来生「しかし、中山もまぁ俺には負けるがスゴイ奴だぜ」 そう切り出す来生の言葉を、始めはまた普段の戯言かなぁと疑わしげに聞いていた鈴仙。 だが来生の表情はいつもの得意げな物では無く、何時になく神妙な物だった。 来生「ここで再開した時にも思ったけど、あいつってば不死身なんだよな。 何度も再起不能のケガをしても、その度何度も復活をして、更なる成長を遂げる。 まるでドラゴンスフィアに出て来るヤサイ人みたいな奴なんだよ。 そう、あれは小学時代、俺が中山と同じチームの時だったかなぁ……」 〜回想シーン〜 ――来生が思い出していたのは、全国少年サッカー大会。その決勝戦の事だった。 猛虎・日向小次郎を擁する明和FCに対する南葛FCは劣勢を強いられており、試合終了間際で1点差のビハインド。 森崎の決死のオーバーラップも防がれ、まさに絶体絶命の危機に瀕していた時。 中山「――」 ――中西に肩と足首をぶん殴られ、その状態で三杉と何度も競り合い、 そしてこの試合でも人を殺せる日向のシュートをブロックして来た中山は 既に肉体的に大きく消耗しており、まさしく半死半生の様子だった。 それ故、転がって来たボールを足で抑えたものの、彼の頭は下を向いて項垂れたまま、ピクリとも動かない。
[638]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:53:05 ID:??? 沢木「へっ、へへ……見ろ! 奴の体は、もうボロボロなんだ! ……俺が簡単に奪い返してやるぜ!」 タッ……ズザアアアアアアアアアアッ!! 動かぬ中山に襲い掛かったのは、明和FCきっての実力者である沢木。 この場に居る誰もが、このままボールを奪われる物と確信していたが――。 中山「……邪魔だ」 グッ……ドゴオオオッ!! ――ゴシャァッ! 沢木「あぷぱ!!」 中山「……」 ズシィン…… 中山の恐るべき脚力で押さえつけられたボールは、 沢木のタックルをものともせず、沢木は逆にふっ飛ばされてしまった。 日向「な、なにィ!?」 森崎「い……いったい、あいつのどこに、あんな力が残されていたっていうんだ・・・!? 今も足首から出血しているっていうのに……」 ビシッ……ビシッ……ビシシ…… 日向や森崎すらが中山の復活に狼狽する中、 中山は自らの筋組織を復活させながら、ゆらり、ゆらりと一歩を踏み出していく。 その様相はまさに不死身の怪物。 当時の彼を別の言い方で呼称するならば――『妖怪』と表現する方が幾分適切であった。
[639]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:54:45 ID:??? 石崎「あああ……見ろ、傷口が閉じて――血が止まっていく!」 中山「うおおお〜〜!!!」 ダダダダッ! 中山は急速に速度を上げてゴールへと向かって行く。無論、彼を止める者は居た。 日向の指令で、一斉に旋風の如く中山へと襲いかかる、 『明和特攻スライディング部隊』である。 ――しかし、その集中攻撃すらも今の中山には通用しなかった。 中山「言った筈だ……邪魔だッ!!」 カッ! 明和DF1「ぽわっ」 明和DF2「ぴっ」 明和DF3「ぶっ」 明和DF4「ぺい」 ズダァァァン……… 日向「……なにィ?」 ――中山がその眼光を強めると、その威圧だけで取り囲む敵のDF達は磔になったように立ち竦み。 しかし脳は相変わらず突撃を命令しているが為にバランスを崩し、転倒してしまう。 日向「役に立たんザコ共が!」 ダッ! ……グォワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
[640]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:57:12 ID:??? 中山「来たか日向! だが力だけでは俺は斃せんぞ! ――ここだ!」 ギュンッ! バシュウッ! スタッ! 日向「――馬鹿な。 あの速度を保ったまま、真横へ回転しながら交わした……だと?」 そして中山は、日向小次郎が相手であっても間違いなく圧倒していた。 大地を深く抉りながら突き進む日向のドリブルを容易く回避してみせた中山は、 そのまま若島津が守るゴールへと走りだし――。 中山「……この試合、ここで終わらせる訳にはいかないんだァーー!!」 グワアアアアアアアッ! バゴオオオオオオオオオオッ! 若島津「な……なにィ!?(は、早すぎる……!?)」 ――ズバァアアアアアアッ!! ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!! 〜回想シーン終了〜 来生「……って、こんな事もあったってワケよ。 まぁー、それのせいで中山のヤツは暫く再起不能になってたんだが。 大友中戦の時はまた元気になって大活躍してたし、その時もなんか死んでたけど今は生きてるし。 本当にアイツは良く分かんねぇよな」 鈴仙「えっと……その。 来生君。 それって、いつものような大袈裟な作り話じゃない…よね? なんか眼光で敵のタックル部隊を転倒させたとか書いて、いや言ってたんだけど……」 来生「? そんなの姉ちゃんだってしてるしフツーじゃねぇか。 まぁ、そんな話置いといてそろそろ俺の一試合 21 ゴールの伝説をだな…」 鈴仙「――い、いやそれはまた今度で! ほら、私もうすぐ試合だからさ!」
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0ch BBS 2007-01-24