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【ブースターV.S.】鈴仙奮闘記21【ホッパー】
[633]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 16:54:59 ID:bKkNLGJk E
[634]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 17:14:29 ID:5BRBg1No E:中山について話を聞いてみる。 鈴仙「(そういえば、今朝の新聞にも載っていたけど。 妖怪の山在住の鴉天狗の新聞記事にも寄稿する位なんだから、 本当に色んな所に神出鬼没っぽいのよねぇ、中山さんったら)」 来生の顔を見て、鈴仙はふと中山の事を思い出した。 小学生時代に中山とプレーをし。中学時代にはライバル校として中山と戦った来生ならば、 今や消息が掴めぬ中山について、何か情報が得られるかもしれない。 そうでなくとも、中山の過去や意外な一面を聞けるかもしれない。 そんな風に考えた鈴仙は、 鈴仙「ねぇ、そういえば来生君。 貴方、ひょっとしたら――中山さんが今、どうしているかについて知らない? もし知らなかったら、中山さんが外の世界に居た頃のエピソードとかでも教えてくれれば嬉しいんだけど」 来生「んー? そうだなぁ……」 来生に対してそう問いかけると、来生はその小さな頭をフル回転させて必死に記憶を呼び起こしているようだった。 やがて来生は、「あっ、そうだ!」と勢いよく掌を叩き、鈴仙に対してこう答えた。 先着1名様で、 ★今日の中山さん→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 JOKER→ダイヤ+来生「そういえば、俺やナンデス含め、妖精達全員に特訓を付けてくれたなぁ」凄い話だった。 ダイヤ→ハート+来生「あいつがどこに向かったのか、俺は知ってるぜ」未来?の話だった。 ハート→来生「そういえば、一度湖まで来ているのを見た事があったな」今の話だった。 スペード→来生「あれは俺が中山と同じチームの時だったな…」過去の話だった。 クラブ→来生「あの試合。 俺は一人10ゴール10アシストという偉業を成し遂げて…」いつもの話だった。
[635]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 17:15:51 ID:??? ★今日の中山さん→ スペードJ ★
[636]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 17:16:09 ID:??? ★今日の中山さん→ ダイヤ3 ★
[637]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:52:04 ID:??? ★今日の中山さん→ スペードJ ★ スペード→来生「あれは俺が中山と同じチームの時だったな…」過去の話だった。 *今回の内容には、一部1さんの文章を抜き出し・改変を行ったものが含まれています。 駄目元で聞いてみた鈴仙だったが、やはり予想通り来生は現在の中山の事情については知らない様子だった。 しかし来生はその代わり、中山に纏わる面白いエピソードを鈴仙に教えてくれた。 来生「しかし、中山もまぁ俺には負けるがスゴイ奴だぜ」 そう切り出す来生の言葉を、始めはまた普段の戯言かなぁと疑わしげに聞いていた鈴仙。 だが来生の表情はいつもの得意げな物では無く、何時になく神妙な物だった。 来生「ここで再開した時にも思ったけど、あいつってば不死身なんだよな。 何度も再起不能のケガをしても、その度何度も復活をして、更なる成長を遂げる。 まるでドラゴンスフィアに出て来るヤサイ人みたいな奴なんだよ。 そう、あれは小学時代、俺が中山と同じチームの時だったかなぁ……」 〜回想シーン〜 ――来生が思い出していたのは、全国少年サッカー大会。その決勝戦の事だった。 猛虎・日向小次郎を擁する明和FCに対する南葛FCは劣勢を強いられており、試合終了間際で1点差のビハインド。 森崎の決死のオーバーラップも防がれ、まさに絶体絶命の危機に瀕していた時。 中山「――」 ――中西に肩と足首をぶん殴られ、その状態で三杉と何度も競り合い、 そしてこの試合でも人を殺せる日向のシュートをブロックして来た中山は 既に肉体的に大きく消耗しており、まさしく半死半生の様子だった。 それ故、転がって来たボールを足で抑えたものの、彼の頭は下を向いて項垂れたまま、ピクリとも動かない。
[638]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:53:05 ID:??? 沢木「へっ、へへ……見ろ! 奴の体は、もうボロボロなんだ! ……俺が簡単に奪い返してやるぜ!」 タッ……ズザアアアアアアアアアアッ!! 動かぬ中山に襲い掛かったのは、明和FCきっての実力者である沢木。 この場に居る誰もが、このままボールを奪われる物と確信していたが――。 中山「……邪魔だ」 グッ……ドゴオオオッ!! ――ゴシャァッ! 沢木「あぷぱ!!」 中山「……」 ズシィン…… 中山の恐るべき脚力で押さえつけられたボールは、 沢木のタックルをものともせず、沢木は逆にふっ飛ばされてしまった。 日向「な、なにィ!?」 森崎「い……いったい、あいつのどこに、あんな力が残されていたっていうんだ・・・!? 今も足首から出血しているっていうのに……」 ビシッ……ビシッ……ビシシ…… 日向や森崎すらが中山の復活に狼狽する中、 中山は自らの筋組織を復活させながら、ゆらり、ゆらりと一歩を踏み出していく。 その様相はまさに不死身の怪物。 当時の彼を別の言い方で呼称するならば――『妖怪』と表現する方が幾分適切であった。
[639]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:54:45 ID:??? 石崎「あああ……見ろ、傷口が閉じて――血が止まっていく!」 中山「うおおお〜〜!!!」 ダダダダッ! 中山は急速に速度を上げてゴールへと向かって行く。無論、彼を止める者は居た。 日向の指令で、一斉に旋風の如く中山へと襲いかかる、 『明和特攻スライディング部隊』である。 ――しかし、その集中攻撃すらも今の中山には通用しなかった。 中山「言った筈だ……邪魔だッ!!」 カッ! 明和DF1「ぽわっ」 明和DF2「ぴっ」 明和DF3「ぶっ」 明和DF4「ぺい」 ズダァァァン……… 日向「……なにィ?」 ――中山がその眼光を強めると、その威圧だけで取り囲む敵のDF達は磔になったように立ち竦み。 しかし脳は相変わらず突撃を命令しているが為にバランスを崩し、転倒してしまう。 日向「役に立たんザコ共が!」 ダッ! ……グォワアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
[640]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:57:12 ID:??? 中山「来たか日向! だが力だけでは俺は斃せんぞ! ――ここだ!」 ギュンッ! バシュウッ! スタッ! 日向「――馬鹿な。 あの速度を保ったまま、真横へ回転しながら交わした……だと?」 そして中山は、日向小次郎が相手であっても間違いなく圧倒していた。 大地を深く抉りながら突き進む日向のドリブルを容易く回避してみせた中山は、 そのまま若島津が守るゴールへと走りだし――。 中山「……この試合、ここで終わらせる訳にはいかないんだァーー!!」 グワアアアアアアアッ! バゴオオオオオオオオオオッ! 若島津「な……なにィ!?(は、早すぎる……!?)」 ――ズバァアアアアアアッ!! ピピィイイイイイイイイイイイイイイッ!! 〜回想シーン終了〜 来生「……って、こんな事もあったってワケよ。 まぁー、それのせいで中山のヤツは暫く再起不能になってたんだが。 大友中戦の時はまた元気になって大活躍してたし、その時もなんか死んでたけど今は生きてるし。 本当にアイツは良く分かんねぇよな」 鈴仙「えっと……その。 来生君。 それって、いつものような大袈裟な作り話じゃない…よね? なんか眼光で敵のタックル部隊を転倒させたとか書いて、いや言ってたんだけど……」 来生「? そんなの姉ちゃんだってしてるしフツーじゃねぇか。 まぁ、そんな話置いといてそろそろ俺の一試合 21 ゴールの伝説をだな…」 鈴仙「――い、いやそれはまた今度で! ほら、私もうすぐ試合だからさ!」
[641]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 19:58:45 ID:??? 話が脱線しそうなのを慌てて遮り、鈴仙は来生に別れを告げて再び控室へと戻るのだが。 鈴仙「(中山さん……本当に人間なの?)」 ……一体、過去の中山はどれだけ凄まじい人物だったのか。 そして――もしも彼が、この幻想郷で本来の…いや、更なる新しい力を手に入れたらどうなるのか。 鈴仙「(なんだか、私はとてつもない存在に縁があるのかなぁ……)」 まるで永琳が二人に増えたような錯覚を覚えた鈴仙の顔は、 頼りある仲間が増えた安堵の表情というよりは、 神話的存在に触れた探究者特有の、狂気の表情に近かったという。 *中山が取得するかもしれないスキルのフラグのフラグが立ちました。 *中山の凄いエピソードを聞いて、鈴仙の狂気度が少し上がりました。18→19
[642]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/09/28(日) 20:27:02 ID:5BRBg1No ――そうして来生と別れた鈴仙は、急いで控室に戻ってチームメイトを先導し。 そのまま試合が行われるフィールドへと行進していく。 大歓声の渦の中心地にあるそこは、まるで眩暈がしそうな程の重圧と緊張感に満たされていて――。 鈴仙の心は、否応が無しに高ぶっていく。 ??「――今日は、良い試合にしましょう」 そんな鈴仙に対して、声を掛ける人物が居た。 顔は見えないが、その声色やチラリと見えたゼッケンの色からして、 地霊殿サブタレイニアンローゼスのメンバーである事は明白。 ふと鈴仙が振り向くと、そこには――。 先着1名様で、 ★交流イベント→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→??「全ての妖怪は我が倒す! この名刀・布都御霊剣でな!」謎の仙人仮面だった。 ダイヤ→さとり「……ウチのペットが、ご迷惑を掛けなければ良いのですが」さとりだった。 ハート→お燐「やっほ、お姉さん。 今日もよろしくね〜」お燐だった。 スペード→矢車「はぁ……良いよなぁお前は。 幸薄そうな癖に前向きで」 クラブ→勇儀「よぉ、萃香から話は聞いてるぞ。 今日は楽しませてくれよな?」 クラブA→??「あにきぃ…。 こんな所に居たんだね。 はるばるふらのから追ってきて良かったよぉ…」謎の乱入者だった。
[643]森崎名無しさん:2014/09/28(日) 20:28:23 ID:??? ★交流イベント→ ハートK ★
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0ch BBS 2007-01-24