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[724]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:32:41 ID:??? バァァァアッ……バシッ! パチュリー「緩いパスね。 きちんと練習してる?」 屠自古「くっ……!」 実況「取った〜〜〜!! 今日は前半から出場のパチュリー選手、 前線の蘇我屠自古選手が撃ち損じたバックパスを軽快な動きでカット! そしてそのまま〜〜〜……!?」 パチュリー「レミィ、ドリブルで切り込んで! フランは真っ直ぐ上がって! きっと優しいお姉様が、ラストパスをあんたに上げてくれるわ!」 バコッ! フラン「えっ、ホント!? やったー、お姉様大好きー♪」 タタタタッ…! レミリア「――全く。 あの子をあんまり甘やかさないでくれる、パチェ?」 タタッ、ポムッ! 実況「パチュリー選手、鋭いパスを前方のレミリア選手に送ります! そして自身もフォローに備えてガンガンと上がっていきます! 紅魔スカーレットムーンズ、早速自慢の超攻撃的組織サッカーがさく裂だ〜〜!」 神子「試合中にお喋りとは、ツェペシュ家の末裔も随分と品が悪いね」 レミリア「……品の無い政治屋にだけは、そう言われたく無いけれどね!」 タタタッ……!!
[725]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 00:36:19 ID:oAKYhz06 実況「さあ、そして早くも両チームのキャプテンが中盤で激突です! ドリブルで攻め上がるレミリア・スカーレット選手、タックルで迎え撃つ豊聡耳神子選手! 果たして勝つのはどっちでしょうか!?」 レミリア「(……飄々としているが、悔しいけれど彼女の実力は本物。 ならば――こちらも全力で行かせて貰うまで……!!)」 神子「(………フフ、素晴らしい勝利への欲望だ。 それでこそ、勝ち甲斐があると言うものね)」 先着2名様で、 ★レミリア→スカーレットマーチ 56 (!card)(!dice + !dice)=★ ★神子→タックル 50 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ レミリア、突破成功! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (フランがフォロー)(パチュリーがフォロー)(岬がフォロー) ≦−2→聖徳ボールに。 【補足・補正・備考】 レミリアのマークがダイヤの時、「スカーレットマーチ(+5、吹飛2)」が発動します。※今回はイベント補正で、既に発動しています。 レミリアのマークがハートの時、「不夜城レッド(+4、吹飛3)」が発動します。 レミリアのマークがスペードの時、「強引なドリブル(+2、吹飛2)」が発動します。 神子のマークがダイヤの時、「掌の上の天道(+3)」が発動します。
[726]森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:37:28 ID:??? ★レミリア→スカーレットマーチ 56 ( ダイヤK )( 1 + 4 )=★
[727]森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:37:53 ID:??? ★神子→タックル 50 ( ハートQ )( 4 + 6 )=★
[728]森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:38:03 ID:??? ★神子→タックル 50 ( ハート2 )( 6 + 2 )=★
[729]森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:39:37 ID:??? ダニィ
[730]森崎名無しさん:2014/12/06(土) 00:42:38 ID:??? これは間違いない・・・ヒドラ現象だ! まさか岬の出現に合わせて・・・!?
[731]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:44:11 ID:??? ★レミリア→スカーレットマーチ 56 ( ダイヤK )( 1 + 4 )=61★ ★神子→タックル 50 ( ハートQ )( 4 + 6 )=60★ =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてフランがフォロー レミリア「……貴様に、これが見切れるか!?」 ブウンッ……ガシッ! ドゴオオオオオオオオッ!! 神子「――ッ!(想像以上に凄いパワーだ……!」 レミリアはまず、ボール越しに神子のかなり華奢な胴体を深く蹴り抜く。 しかし彼女が今から見せるドリブルは、今までのようなそうした純粋な力業だけでは無かった。 レミリアは神子の胴体にめり込んだボールを挟みこみながら大きく空中へと跳び。 レミリア「――H A!」 グルンッ! グルグルグルッ!! シュパッ、スッタァァァアアアアアッ!! ―――シュッ! まるで行進曲を奏でるかのように小刻みかつリズミカルに空中でフェイントを繰り返し、 最後は掛け声と共に、グルリとターンを行い、地上で大きな円を描く。 そのダイナミックな一連の大技を、レミリア・スカーレットはこの試合初めて衆目に披露してみせた。 実況「――す、素晴らしいレミリア選手〜〜!! その圧倒的な力と制空感覚! そして熟練した足元の技術の三つを巧みに操い、 神子選手の技巧的なタックルをアッサリと掻い潜る〜〜〜!!」 レミリア「――と、良かったんだけど。 ……折角の新技なんだから、きちんと決めさせなさいよ」
[732]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:45:36 ID:??? 神子「私としては、このまま抜き去ったと思って突っ込んでくれれば良かったんだけど。 ……あなたには、コメディアンの才能はどうやら無いようだ」 ……ポロッ。 コロコロコロ…………!! 実況「いや! 僅かにレミリア選手、躱し損ねた! ボールはレミリア選手の足元に収まらず零れていきます!」 ――しかし、豊聡耳神子もまた、レミリア・スカーレットの引き立て役で終わる凡才では無かった。 早々に彼我の実力差を見切っていた彼女は始めからボールを完全に奪い取る事を放棄。 レミリアの大技――紅帝行進曲〈スカーレットマーチ〉に生じる一瞬の硬直――即ちターンの直後のみを狙い、 ボールに足を素早く差し出していた。 神子「いやぁ、後少しで奪い取れると思ったんだがね」 神子はそうカラカラと機嫌良く笑い、フランの方向へと転がっていくボールにも敢えて追いかけない。 しかし後方で一連の攻防を見守っていたパチュリーは理解出来た。 豊聡耳神子という少女が抱く力の一端の偉大さを。 パチュリー「(……あいつ。 生まれて初めて見た――ううん、最後まで見てすらいないのに。 レミィの『スカーレットマーチ』の技の概要と弱点を完全に分析していた! 本気でそれが出来るというなら……あいつは、レミィはおろか、霊夢にも負けない才能の塊じゃないの……!)」
[733]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:46:41 ID:??? フラン「(どうしたんだろパチェ。 あんなに怖い顔して)――ま、いいや。 ボールみーつけた♪」 実況「しかし、レミリア選手が零したボールはフラン選手がフォロー! 未だスカーレットムーンズの攻撃は続きます! フラン選手と言えば、狂気を活かした接触プレーに定評がありますが〜!?」 石田「……松山! 俺と……勝負しろ……!!」 岸田「可愛い女の子に足を出すのは気が引けるが――行っちゃうぜ!」 実況「そんなフラン選手に、左SHの石田選手と、かなり守備的なボランチの岸田選手がタックルに向かいますが……!」 フラン「うーん。 どうしようかなぁ……」 パチュリー「――フラン! 私も居るわ……!」 フラン「あっ、パチェだ。 ……それじゃ、折角練習したから――パスしてみようっと!」 バシュウッ! 実況「フラン選手、ここで何とパスを出します!! チームプレーが苦手とされていたフラン選手が、ここでパスをするのは予想外! そしてフラン選手の出したパスは……意外に上手い!! カットに向かう石田選手と岸田選手を交わしてパチュリー選手にボールを渡す事に成功しました!」 フラン「えへへっ。 サッカーってパスをしたらもっともっと面白いね!」
[734]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/12/06(土) 01:48:34 ID:??? レミリア「(……今のは相手のパスカットが稚拙だったとは言え。 ルナティックスとの敗北を機に、フランのサッカーに対する意識が大きく向上したのは大きいわね。 これであの子がFWとして果たせる役割も、前以上に大きくなった)」 岬「(あれが紅魔館の狂気の妹か。 うーん、予想以上に姉の躾が良いみたいだ。 ああいや、これは想定外だけど――想定外は、僕に新たな想定を生んでくれた。 ハーフタイムにでも、神子様に相談してみようか。 彼女もきっと気に入る筈だし)」 実況「ボールを受けたパチュリー選手、左から右サイド側に大きく逸れてウインガーのようにゴールを目指す! そしてパチュリー選手、聖徳ホウリューズの右サイドに大きく切り込んで!」 パチュリー「さぁフラン! とりあえず一発撃ってみなさい!」 グワァァァッ、バゴオオオオオオッ!! レミリア「あらら、私も決めたかったのに。 ……まぁ良いわ。 私はねじ込みに行く!」 実況「パチュリー選手、フラン選手に大きく低いセンタリングを出した〜〜〜!! フラン選手、低いボールにダイビングしながら突っ込んでいきます!!」 フラン「ようし! 皆壊れちゃ………!」 ――そうしてフランドールが大きく切り込み、自慢の『495年の波紋』をぶちかまそうと思った時。 PA内の中央に陣取る、あどけなくも凛々しい少女が銀色の髪をはためかせ、 布都「そうはさせぬ!」 ゴオオオオッ!!
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0ch BBS 2007-01-24