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【地味だけど】スターリベリオ.W2【活躍する】
[450]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:41:27 ID:mtflXJis ──────────────────── ──────くっそー……手間取らせやがって…… ──────くれるのか? 助かる、ありがとう ──────お前、名前は? ──────後で礼はする、困った事があれば助けてやるよ ────────────────────
[451]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:42:45 ID:mtflXJis ──────対抗戦 会場───── サトルステギ「やっべぇ、シューズ置いてきちった」 バビントン「ええ!? 船!? 島!?」 サトルステギ「た、多分船!」 バビントン「多分、多分って……!」 リベリオ「おーおー、落ち着けって。船ならすぐ戻れば充分間に合う。 もし、島に置いてきたなら族長に頼んで届けてもらおう。 船には無線もあるから、とりあえず行ってこい。 俺は先に行ってテキトーに話しておくから。 (最近ナーバスだな。まあ、忘れるってのが問題だが……)」 バビントン「わかった。ほら、早く行くよ! ! リベリオ、悪いけど荷物お願い」 リベリオ「ああ、一応入り口の係員に説明しておいてくれ」 バビントン達が荷物を置いて走り出すと、 荷物を拾おうとしたヨッシーを制止する。 リベリオには頼みたい事があった。 リベリオ「ヨッシー、一緒に行ってきてくれ。 バビントン、最近怒ってばっかりだから、ちょっと様子を見ておいてほしいんだ」 ヨッシー「ん、分かったよ。後はお願いね。ちょっと飛んでくるよ」 リベリオ「飛ぶ? ああ、確かにそれが早いか。目立つけどな」
[452]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:44:44 ID:mtflXJis ヨッシーに面倒を頼み、見送ってから荷物を背負い待ち合わせの場所に向かう。 係員に案内され、ドアを開けると松山とバド、そして旧知であるドトールとアラマウがいた。 リベリオ「おお……!」 ドトール「なにやら活躍中だそうじゃねえか」 一方ドトール達はあまり驚いている様子はなく、どうやらある程度事情を把握しているようであった。 ドトールが立ち上がり近づいてきて、肩を組むと耳打ちをする。 ドトール「(手短に話す。お前のチームには入ってやれない)」 リベリオ「(え?)」 それだけ話すとポンと肩を叩き、荷物を半分受け取りイスに戻る。 リベリオ「(どういうことなんだ?)」 後に続いて席に座ると、再開の挨拶をすませ、チーム加入のついての話を避けて身の上話も続ける。 ドトール達は貴重なDFとして、至るチーム歩き回っていたようである。 いずれ、どこかに腰を落ち着けるつもりだそうだ。 後でチームメイトが来る話をすると、アラマウが身を乗り出して質問する。 アマラウ「サトルステギの野郎がお前のチームにいるのは間違いないんだな?」 リベリオ「(……そういうことか。入ってやれないって) ああ、一緒にいたからな」 ドトール「にしては、こっちに来てからすぐチーム作るってのは、 運がいいっていうのか貪欲っていうのか……」
[453]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:46:32 ID:mtflXJis リベリオ「それについては運だな。派遣選手がいなけりゃ、 今でもあっちこっちいってはスカウトする羽目になってた。 おまけにヨッシー達がいなければ、宿無しの生活だったかも分からん」 バド「それよりもよぉ、さっきの話の続きしてくれよ。 ラインの統率とかどうとか、気になってしかたねえ」 ドトール「おお、そうだったな」 ナイスだ、という表情は隠し、すぐに話題を移らせる。 お互いにDFとして出場するつもりであったためか、守りについての話題が占め、 いずれ連携の話になっていく。 早めにサトルステギの話を避けたかったためであったが、 試合直前でもあり意識はそちらに向けられていた。 ドトール「……と、いう具合でな、どうだ? 参考にはなったか?」 バド「実際にやってみねえとだな」 松山「(理解はできるけど、指示まで出せるだろうか……)」 アマラウ「それだけの体格と走り回れる体力があれば問題ねえよ。 あとはオレたちがやっからさ」 バド「そりゃ心強い」 松山「(サッカー先進国、その一面にでも触れられれば)」 しばらく談笑していると、シューズを取りに戻っていたバビントン達が戻ってくる。 どうやら、気付いた広大が気を利かせて、キノコ王国に住むヨッシーに届かせたのだ。 道中、無事に会う事ができ、早くに戻ってくる事ができた。 サトルステギの姿を見るや、アマラウは立ち上がり詰め寄っていく。
[454]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:48:08 ID:mtflXJis アマラウ「よお、久しぶりだなぁ」 サトルステギ「おお、久しぶりー!! お前らも来てたのかー!!」 アマラウ「ああ、元気そうで嬉しいぜぇ」 アマラウの行動にハラハラしつつも、当人は試合前であることを承知しており、 すぐに引き下がった。 後をついてくるように、ピエールとアモロが現れたこともあったかもしれない。 ドトール「こりゃまたご大層な」 リベリオ「(大物釣ったな、先生)」 ピエール「……君も来ていたんだな、松山」 松山「お互いにね。皆も巻き込まれたようだ」 程なくしてマリオが現れ、新田やキノシチョフ、DKを連れて来ている。 室内を見回し、参加人数を確認している。 マリオ「(一人除いて全員来ているみたいだな) 皆、よく集まってきてくれた。今回の対抗戦に参加してくれてありがたく思う。 いきなり押しかけたにも関わらず、信頼してくれたことを、全力で応えよう」 少しだけ話すと、松山達に近づいて話しかける。 マリオ「君達が松山君とバド君だね。会うのは初めてかな。 この試合に参加してくれてありがとう。 知っているだろうが、私がマリオだ。よろしく。期待しているよ」
[455]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:50:26 ID:mtflXJis 松山「よろしくお願いします(ヒゲ……)」 バド「ああ、テキトーにやらせてもらうぜ」 同じく人数の確認をしていたヨッシーが違和感に気付き、マリオに話しかける。 ヨッシー「参加者はこれで全員?」 マリオ「いや、あと一人遠方から呼び寄せていてな、 もしかしたら何かしら原因で遅れてくるかもしれない。 実力も人格も問題ないから安心してほしい。 一通りプレイを見たいから、先にアップを始めて───」 勢いよく開けられたドアにその場にいる全員が注目する。 息を乱したビクトリーノが現れ、事情を知らない者でもこの試合に参加するのは分かった。 ビクトリーノ「すまねぇ……ケホ、ちょっとばかし遅れちまったぜ……」 マリオ「気にするな。あそこはよくダイヤルが乱れるからな。 遠路はるばるご苦労だった。ほれ、飲み物だ」 投げられたスポーツドリンクを受け取ると、軽い足取りで空いている席に座る。 マリオ「さっそくだが、一通りプレイを確認する。 準備体操を済ませたら、実力を見せてくれ」
[456]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:53:16 ID:mtflXJis ──────選手一覧 ステータス────── ド パ シ タ カ ブ せ 総 低/高 ガッツ 選手名 53 52 52 53 51 51 54 366 2 2 840 リベリオ 52 55 50 51 52 50 52 362 3 3 800 バビントン 50 50 54 50 47 49 54 354 2 4 810 サトルステギ 52 52 52 52 53 52 52 365 4 4 930 ヨッシー 48 47 50 54 50 50 47 353 4 2 800 ドトール 48 47 50 52 51 51 54 353 2 4 800 アマラウ 54 52 52 54 52 54 51 369 3 3 900 ピエール 52 51 50 52 49 51 50 355 3 3 800 松山 50 46 52 53 52 53 54 360 3 3 900 バド 53 52 53 51 49 50 52 360 3 3 850 ビクトリーノ 48 45 52 51 45 52 55 347 3 3 900 キノシチョフ 52 47 49 47 46 45 47 333 3 2 750 新田 52 52 52 50 49 48 53 356 4 4 900 マリオ ・アモロ(判断力:C(ピエールがいるとB+)) パンチ:52 キャッチ:50 たすけてピエール:パンチ+6(要ピエール) ・DK(判断力:C(マリオがいるとB+)) パンチ:55 キャッチ:52 ジャイアントダイブ:キャッチ+10(未完成) ジャイアントパンチ:パンチ+8(未完成、吹っ飛び無効) マリオのサインプレイ:パンチorキャッチ+5(要マリオ) 自信喪失ペナルティあり ・マリオ(判断力:B) パンチ:56 キャッチ:54 ファイアハンド:パンチorキャッチ+3 一対一+2 飛び出し+2
[457]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:56:14 ID:mtflXJis リベリオ「(やはりピエールが頭一つ抜けてる)」 新田「(俺の出番、ないだろうな……)」 バビントン「(選り取り見取り、ラストパスは戻すのもありかな)」 松山「(DFとして出番はあるかな)」 ヨッシー「(リベリオかマリオと近いポジションだといいけど)」 ピエール「(分かってはいたが……)」 キノシチョフ「(うーん、やっぱりベンチかな)」 ドトール「(キープ役が気になるな。松山じゃ少し物足りない)」 サトルステギ「(ビクトリーノと組むのか?)」 アマラウ「(……早くどこかで腰を落ち着かせねば)」 ビクトリーノ「(シュートもドリブルも二番手か……)」 アモロ「(サブとして出番があるのかも微妙です)」 バド「(それにしても……)」 「「「「((((何でこの人フィールダーもGKもできるんだ?))))」」」」 自分と周りの実力差や役割を考えるが、それ以上に一際マリオが目立つ。 当然、マリオに視線が集まった。 しかし、当のマリオはこれからのミーティングで何を話すか考えており、 視線に気がつくことはなかった。
[458]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:57:47 ID:mtflXJis ──────ミーティング───── マリオ「よし みんなきけ」 マリオ「相手は忍者軍団と名乗っているが、なんてことはない。ただの寄せ集めだ。 何人かは既に情報を得ている」 写真を張り出していく。四枚のノコノコの写真が貼り付けられた。 赤、青、黄、黒と、それぞれのバンダナを巻かれており、リベリオには見覚えがあった。 マリオ「まずはノコブロスだ。こいつらは普通のノコノコと変わりない。 強いて言うなら、連携ができていることと、ガッツ高いぐらいだな。 ほぼ間違いなくDFとして出てくるだろう。 リベリオ、こいつらとやり合ったってのは間違いないのか?」 リベリオ「他人の空似でない限り間違いないです。 無理に人員を引き入れようとしていたみたいでした。 詳しい事情は分かりませんが……」 マリオ「(……どうやればノコノコと見分けつくんだこれ?) 分かった、次の話に移ろう」 そう言って、黒と緑を基調をした服を着て、マスクをしている男の写真であった。 特に、髭と帽子に“」”と書かれたマークが目につく。 写真は真正面からで、右手がピンと上げられ、左手は真横に伸ばされ、 きっちりとポーズが決められていた。
[459]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 22:59:30 ID:mtflXJis マリオ「ミスターLだ。こいつは守備的なMFで、ジャンプ力も優れている。 また、多少遠い場所でも構わずタックルが飛んでくる。油断するな。 あとは長距離のシュートも得意としている。 どういう訳か、距離があると奴のシュートは速くなる性質を持っている。 ガッツも多いから頻繁に顔を出してくる。 攻撃に回ってポストプレイやヘディングもしてくるぞ」 多種多芸の人材だ、と言いたいマリオであったが、 周囲は奇っ怪なポーズと“」”のマークに気を取られ、あまり話に集中できなかった。 「(Lが逆じゃないかあれ……?)」 マリオ「(よく見たら隅に新田の足が入ってるな) …………次にトップ下とポストプレイヤーについて説明する。 リベリオ、頼めるか?」 リベリオ「はい。ええと、確定しているわけじゃないけど、 シェスターとマーガスが参加している可能性が高い。 知ってると思うが、西ドイツチームのトップ下とポストプレイヤーだ。 共にハイレベルなプレイヤーだ。そうだな……ピエール、実際に見てきて二人をどう思う?」 ピエール「……まずシェスターは、シュート力はないものの、他の分野ではなかなかうまい。 普段の言動がどうであれ、堅実なプレイヤーだ。難しいプレイも卒なくこなす。 単純なパスやドリブルだけなら上回る選手は数多くいるが、 ゲームメイカーの実績を見るなら彼が一番だと思う」
[460]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2015/11/03(火) 23:01:56 ID:mtflXJis リベリオ「(……まあ、フランスではゲームメイクする余地無いわな) マーガスはどうだ?」 ピエール「いるだけで攻撃が楽になる。 ボールの中継地点というだけではなく、得点力を備えているのも魅力だな。 多少なりとも無茶ポストプレイもこなす。恐らく放るだけでも対応できるだろう。 ただ、ドリブルやパスで打開するプレイを見たことがない。 そういう点では、FWとしてはまだまだ物足りない」 アマラウ「ならオレが引っ付くか?」 ドトール「構わねえけど、高いボールに強いのがそいつだけって限らねえだろ? まだ確定はしてねえんだ(変に対抗心持つと厄介だからな)」 松山「(皆結構発言するんだな、海外だとこれが普通なのか?)」 寡黙ではないが、観察に徹しているため口数が少なくなっている松山にとっては、 比較的珍しい光景に思えた。 提案や意見の発言は松山自身も行うが、異国の地、ましてや一回限りの寄せ集めである。 松山「(勝つ事に真剣、そのつもりではいた。でも違うのかもしれない。 実際に俺には振られてないし、あれ以上のことも話せない。 実際に西ドイツとやり合ったのにも関わらず、だ。 リベリオはそのこと知らないだけなのかもしれないけど、 リベリオは実際ノコブロス会ってるし、シェスターやマーガスの情報も仕入れている。 なのに……やっぱり俺は甘いのかな)」 次第に顔が険しくなっていくが、バドに手の甲で軽く体を揺さぶられ、 微笑みかけられる。そのおかげか、険が取れた表情に戻った。
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0ch BBS 2007-01-24