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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[269]森末(仮):2015/01/29(木) 23:50:08 ID:??? バギュッ……バシュウウウウウウウウウウウウウウウウッ! ブオオオオオオオンッ!! 板野「たたた……あれっ!?」 森末「……ワオ」 そして、信じられない事が起きた。 明らかに不自然な形から放たれたとしか思えないシュートは、確かに威力自体はマグナムシュートに数段劣るものだった。 体勢を崩している中でいつも通りの力が発揮できる筈が無い為、それは必然と言えるだろう。 だが、それと同時に――シュートはある一定の距離を進んだ後、突如浮き上がったのである。 それは正しく板野が目指していたHOP−UPの軌道であり、今までのシュートでは決して為しえなかった動きであった。 板野「ま、まさか……これって……」 その動きを見た瞬間、板野はピンと閃いた。 自身が先ほどのシュートを打った状況、それからの動き。 それらはかつて板野が見知っていた特定のシュートに酷似していたのだ。 森末「ど、どうしたんだい板野?」 板野「森末、ちょっとごめんね。 試したい事があるんだ。 (あまり強くし過ぎると怪我の恐れもあるしシュートの威力も殺される。 深くならないように……)」 ブオンッ! チィイイイイッ!! 困惑する森末を尻目に、板野は再びボールを足元に置くとシュートフォームを取り、その右足を大きく振り下ろした。 先ほどとは違い、ダルビッシュに教わった通りの理想的なシュートフォーム。 先ほどと同様なのは――その足が、軽く地面を擦った事である。 板野「いっ……けええええええええええええええっ!!」 バギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
[270]森末(仮):2015/01/29(木) 23:51:41 ID:??? これまでに培ってきたボールに"ノビ"を伝わらせる技術を駆使し、放たれたボール。 深くではなく、軽く擦っただけの為に最後までボールを蹴りぬけた為にそのシュートはマグナムシュート並――。 否、"ノビ"も加わっている為にいつも以上の速度と威力で突き進み……。 ギュバアアアッ!! バゴォンッ!! やがて板野の読み通り、"HOP−UP"をして木に激突をするのだった。 板野「で、出来た……! ついに新必殺シュート――"バーストマグナム"完成だ!」 それを見た瞬間、板野は疲れていた体を大きく飛び跳ねさせて喜びを表現した。 彼が考えていたもの――それは本来ならばこの世界にはおらず、 しかし何故か存在し……現在は森末と板野の家にて"抜け殻"のような状態となっている日向が会得をした技。 地面を蹴る事による反動によって浮き上がらせる性能を持った、"雷獣シュート"であった。 無論、板野とてそれを安易に出来るとは思っていなかったし、やろうとも思わなかった。 彼は自身の足腰の強さにはそれなりの自信を持っていたが、 それでも地面を蹴る事で怪我をする恐れなどがあるとも考えていたのである。 だが、森末が飛び出してきて"運良く"軽く地面を擦ってボールを打ったとしても、 そのキック力自体が高ければ実戦で使っても問題が無いレベルで球が浮き上がる事を発見したのだ。 実際の"雷獣シュート"に比較をすれば、恐らく威力もノビもHOP−UPも落ちるのだろうが、 マグナムシュートの改良という目的は達成したといっても過言ではないだろう。
[271]森末(仮):2015/01/29(木) 23:53:09 ID:??? 森末「おめでとう板野。 本当にあんなに浮き上がるシュートを習得出来たんだね。 たまげたなぁ……」 板野「森末のお陰だよ! ありがとう、森末!」 しばらくそうして喜んでいた板野であったが、やがて森末が祝福をしてくると、 トコトコと歩いてきた森末を持ち上げて感謝の言葉を述べる。 偶然とはいえ、森末が話しかけた事で板野の集中が切れ、バランスを崩した事で完成をしたシュートである。 板野が感謝をすると森末は照れくさそうにしながらも、コホンと咳払いをしてから地面に飛び降り、 改めて板野へと向き直ると手を上げてその口を開いた。 森末「いよいよ国際大会も始まるけど、準備はいいかい?」 板野「なんとか新シュートも完成したしね! ドンと来いだよ!」 森末「うん、その意気だ。 翼も森崎も日向もいない。 ……いやまあ、日向はいるけど、いない全日本。 イタリアも強化されているというのに、それだけの強い気持ちが持てるのは君の長所だね」 板野「もう負けたくないからね。 誰が相手でも関係ないさ」 森末「そこで僕も君の手助けになるかと思って、ちょっとアイテムを持ってきたんだ。 受け取って貰えるかい?」 ここまで管理者でありながら、イタリアの強化やアルゼンチンの弱体化などなど、 思っていた以上に変化をし始めている世界に困惑し板野に迷惑をかけていると感じていた森末。 彼はせめてもの板野の助けになればと思い、何やら板野にとって役立つアイテムを持ってきたのだという。 板野「え、何をくれるの!?」 森末「君はストライカーにしてはちょっとガッツが心配だろう? マグナムシュートを覚えたくらいなら丁度よかったけど、これからは多分300消費をガンガン使っていく事になる。 それで現状のままだと厳しいと思ってね。 こいつを持ってきた」 言いながら森末が取り出したのは、透明な瓶に入った無色の液体。 森末の話によると、これを飲めば体力がつき今までよりも疲れにくくなるというのだが……。
[272]森末(仮):2015/01/29(木) 23:54:14 ID:??? 板野「え、なんか苦そうだなぁ……何のラベルも貼ってないっていうのも怪しいし……」 森末「大丈夫大丈夫、へーきへーき、へーきだから。 ほら、ぐびっと飲んで」 板野「もがもが」 少しためらう板野に、森末は強引にその液体を飲ませた。 先着1名様で、 ★森末の栄養ドリンク→(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 出た数値×10、板野の最大ガッツが上昇します。 ※板野が「バーストマグナム」を習得しました!
[273]森崎名無しさん:2015/01/29(木) 23:54:35 ID:??? ★森末の栄養ドリンク→( 5 + 5 )=★
[274]森崎名無しさん:2015/01/29(木) 23:54:50 ID:??? グッド!
[275]森崎名無しさん:2015/01/29(木) 23:54:52 ID:??? ★森末の栄養ドリンク→( 2 + 4 )=★ バリアン式ダイスロール
[276]森崎名無しさん:2015/01/30(金) 00:00:27 ID:??? 超イタノじゃないのか
[277]森崎名無しさん:2015/01/30(金) 00:00:47 ID:??? ここでも若林は基本第二キーパーとかかわいそう
[278]森崎名無しさん:2015/01/30(金) 00:01:37 ID:??? 相性的にアルゼンチン戦は若林がスタメンのはずだから…(震え声)
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0ch BBS 2007-01-24