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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[922]森末(仮):2015/02/09(月) 00:37:21 ID:??? このゴールを受けて、観客たちからはどよめきが沸き起こる。 試合開始直後に数々のビッグプレイで会場を沸かせたディアスであったが、 ここに来て急に全日本の選手たちに止められはじめ、逆に全日本は一気攻勢をかけて逆転に成功。 大方の予想が弱小国の日本の敗北だったのだから、ここまでの試合経過を見て彼らが驚くのも無理は無いと言えた。 沢田「反町さん、ナイスシュートです!」 反町「あ……ああ! ありがとう、タケシ!」 岬「ナイスシュート、反町! これで相手にもプレッシャーを与えられたはずだよ。 (決まるのか。 まあ相手の守備力は本当に大したことなさそうだもんね)」 そんなどよめきの中で、ゴールを決めた反町の周囲には全日本メンバーが続々と集まり彼を祝福していた。 特に一番に反町に声をかけたのは、東邦学園で長らくプレイを共にしてきた沢田である。 彼に声をかけられた反町は未だに茫然としていたのだが、 すぐに正気を取り戻すと照れたようにしながらも素直に沢田の言葉を受け止める。 これに続いて岬や井沢といった者達も反町へと声をかけ始めるのだが、そんな中で板野は……。 A.「反町、この調子だ! この後もガンガン頼むよ!」 反町に発破をかける B.「岬、ナイスパスだ! 突破も見事だったね」 岬の功績を褒める C.「みんな、急いで戻ろう! きっとディアスは前半終了前に同点にしに来るよ」 気を引き締めさせる D.「見たか、ディアス! 俺達は汚いプレイなんかに負けないぞ!」 ディアスに敵意を向ける E.「相手の守備はザルだ! この調子でどんどん狙っていこう!」 ガンガン行こうぜ! F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[923]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 00:38:08 ID:8VAVSUBs A 岬の方が大したことない発言w
[924]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 00:38:40 ID:WXYY4Fmo A
[925]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 01:10:30 ID:??? 反町を抜擢するとしたらどう育てるのが良いだろう?
[926]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 01:11:35 ID:??? 魔王安定
[927]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 01:24:47 ID:??? 単独の守備力ではFW陣でもトップになれるかもだからそこを活かして万能型FWを目指すとか でもその能力は山森のほうがよさそうなんだなあMFだけど
[928]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 01:28:26 ID:??? 反町を育てるメリットがあまりないのがな もし魔王になるんだったら喜んでやるがw
[929]森末(仮):2015/02/09(月) 01:29:38 ID:??? >A.「反町、この調子だ! この後もガンガン頼むよ!」 反町に発破をかける =============================================================================== 反町「あ、ああ!(そうだ、俺にだってゴールは奪えるんだ! 世界を相手にしても!)」 この時、板野は反町のゴールを祝福しつつこの調子で行こうと発破をかけた。 板野という全日本でも屈指のストライカーにゴールを褒められ、 また、この調子でゴールを狙って行こうと声をかけられて反町が嬉しく思わない筈もなく、 彼は力強く頷きながら自信を深めた。 反町「(傲慢な奴なら次は確実に決める為に自分に回せって言いそうなのにな……。 やっぱり板野っていい奴なんだな)」 本編においては暴力的な上に傲慢かつ攻撃的な相方と組まされ続けていた彼は、 心の中でそっと板野への評価を上げるのだった。 ※反町の板野への好感度が+1されました。
[930]森末(仮):2015/02/09(月) 01:30:38 ID:??? こうして板野達が和やかなムードで自陣に引き上げていく一方で、 それを腹立たしげな表情で見つめながら同じく自陣に戻る男がいた――ファン=ディアスである。 ディアス「(くそっ……! 1点ビハインドかよ……)」 自身の失態から点を返されたという事実は彼の中で大きく、 また、この失点が強烈な痛手であるという事を彼は誰よりも把握をしていた。 前半は残り10分もなく、次のキックオフでゴールを決められたとしても残りは少ない。 同点になった時点で全日本が攻勢に出るかそのまま流すかは不明だが、 仮に後者の場合は逆転をして後半に臨む事は難しいと考えていたからだ。 ここまでの試合展開を見ても分かる通り、アルゼンチンのメンバーは悉くパスワークを遮るのが苦手である。 逃げ切りを図る相手にボールを奪いに行っても、無駄足に終わる可能性が高い事をディアスは理解していた。 ディアス「(しかたねぇ、とにかく1点だ。 1点返して同点で前半を終わる。 そうでもしないと……)」 松山「ディアス!」 ディアス「あん?」 頭の中で計算をし、どのようにしてこの先を戦うかシミュレートしていたディアス。 そのディアスとすれ違いざまに声をかけたのは、松山であった。 思考を邪魔されて苛立ちながらディアスが振り向けば、松山もまた険しい顔をしながらその口を開く。 松山「改めて確認させてくれ。 ……あの反則は、狙ってやったのか?」 ディアス「……なんだ、そんな事か? ちげーよ、ありゃそっちが足を引っかけたんだ。 少なくとも審判も、それに見てる観客もそう思ってるんだぜ」 松山の質問を受けて、ディアスはあっけに取られた様子で脱力した後、 へらへらと笑いながらあくまでも反則はあった――井沢が自分の足を引っかけたのだ、と説明をする。 しかし、その態度から見てもディアスがマリーシアで貰った反則であるというのは明白であり……。 松山は更に表情を険しくしながらも、ディアスを追求する。
[931]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 01:31:14 ID:??? 恐らくどう足掻いてもトップレベルのシュート力にはなれない けどフォワードとして最低限、少なくてもフリーで撃たせても問題ないなんてレベルは越えてほしい ミドルの一つでも取得してくれれば大分違うと思うんだけど
[932]森末(仮):2015/02/09(月) 01:31:42 ID:??? 松山「どうしてだ……どうしてあんな事が平気で出来るんだ!? 確かにわざと反則を貰うようなプレイがプロでは当たり前のようにある事はわかる。 だが、お前は……そんな事をしなくても十分俺達をかわしてゴールを狙えるだけの実力があるじゃないか。 なんでわざわざそんな汚いプレイをするんだ!?」 ディアス「汚いねぇ……ふん、俺から言わせて貰えればお前の方が汚いぜ」 松山「なんだと!」 ディアス「お前がさっき言っただろ、プロでは当たり前のようにあるってな。 これはな、テクニックなんだ。 俺の持ち前の才能と、重ねた練習。 それと試合での経験を合わせて手に入れた武器だ。 お前はそいつを俺に使うなって言うのか? 汚いからって理由だけでよ」 だが、松山の質問に対して、あくまでもディアスは呆れた顔で返答をした。 ディアスにとっては松山の質問の意図も意義もわからず、理解出来ず――。 むしろ何故こんな事を聞いてくるのか、という疑問すら湧き上がる。 松山「だが……そもそも、ルールではそういった行為は禁止されてるじゃないか!」 ディアス「だからどうしたんだ。 バレなきゃいいんだよ。 バレない反則は反則じゃない」 松山「そんな! そんな事が、許される筈……」 ディアス「教えておいてやるぜ、ニホンの10番。 俺は確かに天才でスーパープレイもどんどん見せちゃうスターだけどな、大道芸人じゃないんだ」 松山「……?」 ディアス「凄いドリブルを見せた、凄いシュートだ! そう言われるだけじゃ駄目なんだよ」 松山「…………」 ディアス「サッカーってのはな、勝たなきゃ意味がねぇんだ」 それはある意味真理であり、ディアスにとっての信条であった。 勝てば官軍、負ければ賊軍――サッカーとはスポーツという皮を被った"死合い"であるとすら、彼は思っていた。 陽気で勝気に見えるディアスの奥底にあるのは、徹底的な"現実主義"――リアリズムである。 勝つ為ならば何でもする、それが彼の哲学……ならば、マリーシアの1つや2つを気にするという方が無理難題と言えるだろう。
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0ch BBS 2007-01-24