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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[970]森末(仮):2015/02/09(月) 23:38:39 ID:??? ワーワー ワーワー 実況「さぁ、前半23分。 全日本が遂に逆転に成功し、2−1とリードを奪いました。 ハーフタイムまでは既に10分を切っている状況、このまま前半が終わってしまうかと普通ならば思いがちですが……。 しかし、アルゼンチンは当然のように前半で同点に追いつくつもりの模様。 そうです、アルゼンチンにはディアスくんがいます。 先ほどは上手くシュートが決まりませんでしたが、 試合開始直後のプレイを思い出せば彼が僅か5分足らずでゴールを揺らす事が造作もないという事は皆さん既に承知の通りでしょう」 観客「そうだそうだ、ディアス!いい加減本気出せ!」「最初のゴールはなんだったんだ!」 「弱小国なんかに負けるんじゃないぞー!」「いやでもやっぱりそこまで弱小って感じじゃないぞ、ニホン」 ピィーッ! バムッ ダダダッ! ディアス「(うるせぇ観客だなぁもう。 すぐ決めてやるから黙って見てろよ!)」 ワアアアアアアアアアアアアッ!! 実況「試合再開のホイッスルが鳴り……やはり行きます、ディアスくん! ボールを受け取り三度、全日本へと挑みかかるぞ!」 シュナイダー「アルゼンチンは、やはりディアスに頼る他に無いか……」 シェスター「しかしあれだけ動き回っていてスタミナは持つのか?」 カルツ「まだまだ元気そうだな。 もうすぐ前半が終わる事を考えれば、全力で行っても問題ないんじゃろ」 マーガス「小柄だけど、案外体力はあるみたいだな」
[971]森末(仮):2015/02/09(月) 23:39:39 ID:??? そして試合が再開し、当然のようにアルゼンチンはディアスの中央突破で全日本陣内へと攻め込んできた。 ディアス以外に主要たる選手がおらず、彼に頼るしかない為にこの戦法しか使えないというのもあったが、 例え誰か――仮にパスカルなどの代表から外れてしまった選手がいたとしても、この場面はディアスの突破に賭けていただろう。 ディアスの突破力は、アルゼンチンにとって唯一にして絶対の攻撃法なのである。 板野「(ディアス、ドライブシュート打ったのにまだ平気そうだな……。 まぁドライブシュート自体もそこまで疲れるシュートじゃない筈だもんな。 とにかくここは下がって、と……)」 このディアスの突破は、既に全日本にとっても慣れた攻撃パターンでもあった。 ディアスの顔に未だ疲労の色が見えない事に板野はため息を吐きつつも、反町と共に中盤まで下がる。 松山と岬、総勢4名がかりでディアスを止めに行こうとするのだが……。 松山「俺が先行する! みんな、ついてきてくれ!」 板野「松山!? あ、そうか!(先に向かってマリーシアを牽制してくれるつもりか!)」 岬「うん!(下手をするとマリーシアはバレてしまう恐れがあるからね。 特に上手くタックルに来られた場合は。 ここは松山が先行をしてディアスに最初にあたるのが正解か)」 ここで松山はあえて板野達から離れて飛び出し、自身が1番にディアスに向かっていく。 一瞬松山のワンマンプレーかと板野は疑ってしまうのだが、よくよく見てみれば松山は先行をしているといえど、 板野らと連携できるだけの距離は持っており、あくまでも先にディアスにあたるという形。 その姿を見て、板野は松山が安易にワンマンプレーに走った訳ではなく、マリーシアを抑止する為にあえて飛び出したのだと察知する。 松山「いくぞ、ディアス! 俺達はお前になんか負けない!!」 ディアス「暑苦しいんだよ、ガキが!」 ただし、松山の心中には確かにそういった考えもありながら――。 それ以上にディアスに対する怒りが沸いていたのは言うまでもない事である。
[972]森末(仮):2015/02/09(月) 23:40:43 ID:??? 先着3名様で、 ★ディアス→ドリブル 60 (!card)(!dice + !dice)=★ ★松山→タックル 58 (!card)(!dice + !dice)+(人数差補正+2)= 板野→タックル 57 (!card)(!dice + !dice)+(人数差補正+2)=★ ★反町→タックル 56 (!card)(!dice + !dice)+(人数差補正+2)= 岬→タックル 56 (!card)(!dice + !dice)+(人数差補正+2)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ディアスがまたも4人抜き! そしてそのまま突き進む! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。左から(ブラウンがフォロー、ライーネスと沢田で競り合い、井沢がフォロー) ≦−2→全日本ボールに。 【補足・補正・備考】 ディアス:ダイヤで「クリップジャンプ(+5)」、ハートで「ヒールリフト(+4)」 スペードで「華麗なドリブル(+3)」、 「スキル・ファンタジスタ(2D6が2の場合12扱い、3の場合11扱い)」所持 「スキル・マリーシア(クラブで敗北時相手の反則扱い、ただし5以上の敗北で発覚)」使用中 松山:ダイヤかハートで「鉄砲水タックル(+3&吹っ飛び係数4)」 反町:ダイヤかハートで「ポイゾナスタックル(+2)」
[973]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 23:42:07 ID:??? ★ディアス→ドリブル 60 ( スペード9 )( 2 + 4 )=★
[974]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 23:42:17 ID:??? ★松山→タックル 58 ( スペードJ )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)= 板野→タックル 57 ( ダイヤ6 )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=★
[975]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 23:48:48 ID:??? ★反町→タックル 56 ( ハート8 )( 2 + 2 )+(人数差補正+2)= 岬→タックル 56 ( ダイヤK )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=★
[976]森崎名無しさん:2015/02/09(月) 23:50:51 ID:??? こうしてみるとパスカルの存在って大きかったんだなあ
[977]森崎名無しさん:2015/02/10(火) 00:02:33 ID:??? 松山とのツインタックルが欲しくなるな....
[978]森末(仮):2015/02/10(火) 00:37:39 ID:??? >★ディアス→ドリブル 60 ( スペード9 )( 2 + 4 )+(華麗なドリブル+3)=69★ >★松山→タックル 58 ( スペードJ )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=70 > 板野→タックル 57 ( ダイヤ6 )( 4 + 6 )+(人数差補正+2)=69★ >★反町→タックル 56 ( ハート8 )( 2 + 2 )+(人数差補正+2)+(ポイゾナスタックル+2)=64 > 岬→タックル 56 ( ダイヤK )( 3 + 6 )+(人数差補正+2)=67★ >=−1→ボールはこぼれ球に。井沢がフォロー ====================================================================================== 結論から言えば、松山達のマリーシア対策は無駄に終わった。 ディアスがマリーシアを狙う事は無かったのである。 この時の彼の脳裏にあるのは、早く全日本からゴールを奪い同点にする事。 そして同点にしたまま後半戦に臨む事だけ。 センターサークルからそう遠くないこの位置でフリーキックを得ても旨みは少なく、 何よりも素早く突破をする事だけをディアスは意識していた。 松山「うおおおおおおおおおっ!! ここだァッ!!」 ディアス「な、なにィッ!?」 ズババァッ!! バチィッ!! だが、その素早く突破を心がけるという事が油断に繋がった。 今、ディアスが真に集中をすべきは目の前の敵――全日本でも最高クラスのボールカット技術を持つ松山光を、 どのようにして抜き去るかというもの。 それが疎かになっていた状況ならば、如何にディアスといえどもボールをキープ出来ないのは必然であり。 ディアスとは逆に気迫に溢れていた松山のタックルはボールを弾き、こぼれ球にする事に成功するのだった。 ※松山支持率 31→32
[979]森末(仮):2015/02/10(火) 00:39:05 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!? 実況「とっ……止めた〜っ!! 止まった、ディアスくん、再び止められましたァァァッ!! 止めたのはやはりこの人、全日本の10番! 松山光くん!! 鋭いスライディングタックルがボールを捉え、ボールはディアスくんの足から零れ落ちてしまったぁ!」 観客「またかよ!?」「どうしたんだディアス!」「何ニホンの選手なんかに止められてるんだ!!」 「だからそこまで弱小国じゃないんだって」「確かに、ここまでを見てると……」「ニホンって強いのか?」 真「凄い! 凄いよ、松山くん! 2度もあのドリブルを止めるなんて!」 プロデューサー「ヒューッ! 見ろよあの鋭いタックルを。 まるで鋼だぜ」 ガルバン「馬鹿な! ディアスがこう何度も失敗をするなんて……考えられん!」 パスカル「……負担が大きすぎるんだ。 肉体的な疲労はまだでも、精神的な疲労はかなり蓄積されてる……。 今のプレイだっていつものディアスから考えれば本調子じゃない。 焦ってるんだ……!」 見上「(よし! 松山は思った以上によくやっている……この試合で、ヤツも一皮剥けてくれればいいと思っていたが、 まず実力的には自信をつけられたはずだ)」 この松山とディアスの攻防を見て、いよいよ観客からは悲鳴と歓声、そして罵倒混じりの声が聞こえ始める。 前評判ではサッカー弱小国とされていた全日本の予想以上の健闘を称える声。 アルゼンチンの英雄、ディアスが幾度となく失敗をした事に対する悲嘆の声。 そして、その悲嘆の声を少しだけ上回る程の罵倒。 ディアス「ち……っくしょうが!!」 松山「(俺達は負けない! 負けないぞ、ディアス!!)」 その声を受けながら、忌々しげに松山を睨みつけつつ立ち上がるディアスに、 真っ向からその視線を受けながら急いでゴール前へと駆け出す松山。 板野「ナイスディフェンス、松山! よし、みんな! もう1点取りに行こう! 井沢!!」 井沢「おう!(ざまあないぜ、ディアスの奴め!)」
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0ch BBS 2007-01-24