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【孤独な】俺inキャプ森7【ファンタジスタ】
[98]森末(仮):2015/01/26(月) 00:19:06 ID:??? >C.「OMFが1番目立つって? 違うね、1番目立つのはFWとGKだよ」 =========================================================================== 井沢「な、なに……?」 板野「井沢の言ったように得点シーンが1番目立つというなら、そのポジションはFWとGKだ。 実際にこの前のハンブルグ戦でも……立花兄弟や若島津の存在感は圧巻だっただろ」 ここで板野はまず井沢に現実的ではない目標を提示し、毒気を抜く事にした。 得点シーンが1番目立つのなら、1番目立つポジションは得点シーンに多く絡むFWとGKである。 無論、試合展開によっては彼らが空気と化す事はよくあるのだが……。 井沢自身が得点シーンこそ1番目立つ場面なのだと考えているのならば、 この板野の言葉は相当耳に痛いものであろう。 井沢「(た、確かに……FWやGKの方が目立つ、それは事実だ。 実際に南葛でも、俺はキャプテンとしてゲームメイクはしていたが目立ってたのは来生だったからな……。 だからといって今更FWはどう考えても出来ないし、GKはもっと無理だ。 2番目に目立つからOMF……俺に出来る範囲で……)」 板野「(……よし、これである程度井沢の目立つ事を目指すという拘りは消えたかな? これで少し楽になるといいんだけど)」 板野の目論見は成功し、井沢の思考は迷走を始めた。 今まで1番目立つポジションだと考えていたOMFが、実は2番目(井沢基準)。 だからといって今更FWやGKを目指すのは不可能であり、やはりOMFを目指すのが1番だと考えかけるのだが……。 彼の中ではどうしても『2番目』という言葉が引っかかり、以前程の執着がある程度消えた。 ただし、それはある程度、である。 井沢の胸中には、まだまだ引っかかりが残っているのだ。
[99]森末(仮):2015/01/26(月) 00:20:12 ID:??? 井沢「だ、だが……だが、それでも俺はOMFをやりたいんだ。 板野の言うようにFWやGKが1番目立つかもしれないが、それでもOMFなら得点チャンスもあるしな」 板野「(むむむ、まだ駄目か。 でも少しはマシになったな。 ちょっと語気が弱くなってる)」 井沢「それに……そうだ! それに、ボランチなら松山にやらせればいいじゃないか!」 板野「(あちゃあ……今度は松山か)」 次に井沢の口から出てきた言葉。それは松山に対するライバル心である。 南葛中学の主将として、そしてゲームメイカーとして全国大会で……惜しくも準優勝には終わったが、 それでも活躍してきたという自負が彼の中にはある。 しかし、合宿が始まってみれば周囲の誰もかれもが松山のトップ下としての起用を前提に考えており、 井沢をその位置で使うという言葉はここまで聞かれた事がなかった。 それがより一層ライバル心に火をつけたのか、井沢は彼に対してやけに固執するようになっていたのだ。 憎悪と言える感情ではないのが、せめてもの救いと言えるだろう。 井沢「アイツの守備力ならボランチとしても問題ないだろう。 俺がやる必要はない」 板野「(実際に松山も本編だとボランチだもんな。 さて、何か上手く言い返せるだろうか……?)」 板野ズヒント:『ライバル心を掻き立てよう』 ライフ:*** A.「今、松山の話は関係ない。 お前がボランチをやる事と松山は無関係だ」 B.「確かに、松山の守備力の方が井沢よりは頼りがいがあるな」 C.「松山はトップ下だよ。 他にシュート打てるMFいないもん」 D.「いい加減首を縦に振ってよ! 駄々をこねるのもいい加減にしてくれ!」 E.「そうだね、井沢の言う通りだ。 それじゃ俺は帰るよ」 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>89-90 >>93 >>95-97 ヒントは、考えるのが難しいですね。あまり簡単になりすぎないように、だけどわかるようにが出来ればと思ってつけておりますが。
[100]森崎名無しさん:2015/01/26(月) 00:21:36 ID:YPzlc5sc B
[101]森崎名無しさん:2015/01/26(月) 00:23:12 ID:NZJYpHxQ B
[102]森崎名無しさん:2015/01/26(月) 00:24:24 ID:DLs2Pf7w B
[103]森崎名無しさん:2015/01/26(月) 00:24:35 ID:B75q0Yes B
[104]森末(仮):2015/01/26(月) 00:59:24 ID:??? >B.「確かに、松山の守備力の方が井沢よりは頼りがいがあるな」 ================================================================= 井沢「なんだとぉっ!? それはどういう意味だ!!」 板野「正直、俺の突破力も全日本の中ではかなりのもんだと思ってるけど……。 それでも松山を完全に抜くのは難しいもん。 逆に井沢、お前に俺を完璧に止められる? 俺も井沢を完璧に抜けるとは言えないけど、こぼれ球にするのが精々じゃないか?」 井沢「うっ、ぐ……」 板野「大体、松山の方がボランチに向いてるって言ったのは井沢じゃないか。 松山はタックルだけじゃないよ? パスカットもブロックも無難にこなせる」 井沢「……。 い、いや! 空中戦なら俺の方が勝っている! せりあい勝負なら負けん!」 板野「(よしよし、井沢、気づいてないのかな? 松山と守備能力を比較してるって事……)」 先ほどまでの井沢ならば、例え松山に守備力で負けていると言った所で、 あくまでも『目立つ事を目指して』OMFの地位に固執していた為、ここまでムキにはならなかっただろう。 だが、今の彼の心中で強かったのは松山に対するライバル心である。 彼は自分が松山に勝っている面を探そうと躍起になり、それを見つけるや否や、板野にすぐさま反論。 無論、これが板野にとって思う壺だったのは言うまでもない。 井沢「パスカットにしたって俺とアイツでそう差がある訳じゃないからな。 ブロックは……まぁ、無理だが」 板野「うん……まあ、ブロックはする機会もあるかもしれないけど、そういうのの本職はDFだしね」 井沢「だ、だろう?」 板野「ならやっぱり、井沢の方がボランチに向いてるんじゃないか?」 井沢「へっ?」 滝「(……井沢のこういう頭に血が上りやすい所だけは欠点だよなぁ)」
[105]森末(仮):2015/01/26(月) 01:00:31 ID:??? やがて話が一段落した所で、板野は改めて井沢にボランチが向いていると告げた。 これを聞いて井沢は素っ頓狂な声を上げ、一瞬何を言われたのかわからない顔をしていたのだが……。 しばらくすると先ほどまで自分が言っていた事がなんだったのかを思いだし、小さくあっ、と声を上げるのだった。 井沢「ぐ……ぐぐ……」 板野「(そろそろ……これでいけるか? いや、でも……)」 井沢「だ、だが……だが俺は……」 板野「(まだかー! でもそろそろな気がする! あともうちょっと!)」 自分が松山に攻撃力が劣っている事を自覚しており、OMFが1番目立てる位置ではないとも把握し、 既に自分の言葉で自身の方が松山よりもボランチを上手く出来ると宣言してしまった井沢。 こうなれば退路は既に無いだろうと板野は考えたのだが、それでも尚井沢は口を開いた。 彼の抱えていた嫉妬心と劣等感は、やはり並々ならぬものだった。 井沢「そ、そうだ……そもそも、どうして松山がトップ下なのが確定みたいな言い方なんだ?」 板野「? いや、松山もボランチをする可能性はあると思うよ? 実際にハンブルグ戦で三杉を投入した時、ボランチをやったし。 それに、岬っていうのと合流をすればそいつがトップ下になる可能性だってあるじゃない。 岬ってMFなんでしょ?」 井沢「そ、それはそうだが……俺がボランチであいつがトップ下という事はあるだろうが、 あいつがボランチで俺がトップ下という事が……無いみたいな言い方じゃないか! どうしてだ! 俺と松山とに一体何の違いがあるっていうんだ!?」 板野「(なりふり構わなくなってきたな……もうOMFへの拘り云々じゃない、松山への執着そのものだ。 ここを説得しきれれば、終わりは近い!) 松山がトップ下での起用が多い訳か。 それは……」
[106]森末(仮):2015/01/26(月) 01:02:32 ID:??? 板野ズヒント:『井沢では絶対に出来ない事。松山だけが出来る事』 ライフ:*** A.「松山には突破力がある。OMFとして必要な突破力が」 B.「松山には決定力がある。他にシュートを打てるMFがいない以上、打ちやすい位置にいて貰わないと困る」 C.「松山には前線での守備に期待してる。他のFWやMFが守備力が殆ど無いのはわかってるだろ?」 D.「戦術眼があるからな。 前線での司令塔としては、松山が適任なんじゃないか?」 E.「傲慢じゃなく、俺のスタメンはほぼ確定してると思う。 そして俺達には連携がある」 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[107]森崎名無しさん:2015/01/26(月) 01:04:30 ID:NEe57x/g E
[108]森崎名無しさん:2015/01/26(月) 01:04:35 ID:t1q+OMeU E
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0ch BBS 2007-01-24