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集いし夢の結晶利根ねーさん
[148]◆2pV1gRdG.o :2015/02/05(木) 23:56:32 ID:??? 比叡「赤城さん?」 赤城「いえ、なんでも。提督、これからよろしくお願いしますね。我々の、勝利のために」 月影提督「ええ、よろしく、赤城」 それで会話は終了。 それだけで十分以上の自己紹介は成った。 比叡だけがこの空気に着いていけず、困惑。 比叡「あ、あの……次行っていいんですか?」 月影提督「ええ」 比叡「(もうちょっとお互い何か喋った方が良かったと思うんだけどなあ…)」 ☆どこに? 1. 艦娘寮 2. 中庭 3. 執務室
[149]名無しの利根ファン:2015/02/05(木) 23:57:45 ID:??? 2
[150]◆2pV1gRdG.o :2015/02/06(金) 00:00:00 ID:??? これは先に判定しちゃおう 月影さんの感性→!num 那珂ちゃん→!num 利根ちゃん→!num さっきの赤城さんと同じだよ
[151]名無しの利根ファン:2015/02/06(金) 00:01:06 ID:??? 月影さんの感性→ 7 那珂ちゃん→ 2 利根ちゃん→ 0 シンデレラー(番組違い)
[152]◆2pV1gRdG.o :2015/02/06(金) 00:24:39 ID:??? 〜♪ 月影提督「歌声…?」 比叡「ああ、まーた歌ってるのかな?実はうちにはアイドルになりたいって軽巡がいるんですよ」 言ってから、この厳格な提督に言ってしまったことを比叡は後悔した。 ひょっとしたら彼女たちが怒られたりしないかなと。 しかし、その心配は杞憂だった。 逆に興味深そうな表情で月影は音のする方、中庭へと歩いていく。 那珂「夢魔の手招き〜♪ひーみつのーソープラーノがー♪」 利根「……」シャンシャン 月影提督「ふむ…」 比叡「あ、あの……。聞いていかれるんですか?」 月影提督「いえ、もう結構。彼女はこのままではアイドルして大成しないでしょう」クルッ 比叡「え、ええーっ!?ご、ごめんね二人とも!」タタッ 那珂「な、なにあのオバさん!那珂ちゃんのロックにケチ付けるなんて!」プンスカ 利根「のう那珂。吾輩、もう戻って昼食にしたいのじゃが」 那珂「ええーっ!付き合い悪いよもー!」
[153]◆2pV1gRdG.o :2015/02/06(金) 00:44:36 ID:??? 月影提督「……」スタスタ 比叡「ちょ、ちょっと司令!アイドルが嫌いにしても、あんな言い方ないんじゃないですか?」 月影提督「そんなことより比叡。あちらの建物は寮?」 比叡「えっ…ええ、まあ。そうですけど…」 皐月「あっ、比叡さんちわーっ!」 比叡「皐月ちゃん!もう、聞いてよ!この人司令なんだけどさあ!」 皐月「司令?司令官来たの?」 比叡「うん、この人なんだけどさあ!今の対応はちょっとないかなって感じだよ!」 月影を指差して那珂への対応の悪さを愚痴る比叡。 皐月はといえば、比叡の話よりも新たに着任した提督に興味を持っていそうだった。 皐月「ねえねえ、司令官はアイドル嫌いなの? ボクは那珂さんの歌とか結構好きなんだけどな」 月影提督「嫌いではありません。むしろ、好きな物と言っていいでしょう。 ですが、それだけに……」 皐月「それだけに?」 月影提督「本気でないものを認めることが出来ない。そういうことなのよ」
[154]◆2pV1gRdG.o :2015/02/06(金) 00:58:26 ID:??? 皐月「ふ、ふーん……?」 比叡「? ??」 月影提督「比叡。残りの艦娘はあと何人かしら?」 比叡「あっ、えーと……二人ですね。多分、多摩ならその辺に…」 多摩「にゃ?」 比叡「ああ、多摩。あの人見なかった?」 多摩「いつもの場所にいるにゃ」 皐月「あの人、いつもあの場所にいるよねえ」 比叡「そっか、ありがとう!それで、こっちが着任した司令!」 月影提督「多摩…。軽巡洋艦、多摩。これからよろしくお願いするわ」 多摩「……なんか雰囲気のあるおばさんだにゃ」 気圧されたかのように、数歩後ろに下がる多摩。 猫のように自由な彼女には、月影は恐ろしい何かと映ったらしい。 …が、すぐに多摩は気を取り直した。
[155]◆2pV1gRdG.o :2015/02/06(金) 01:03:03 ID:??? 多摩「比叡たちはこれからどこ行くにゃ?」 比叡「うーん、そろそろ執務室に戻ってもいいんじゃないですかね。 秘書艦も決めてしまった方がいいでしょうし」 月影提督「あの人、の紹介はどうしましたか」 比叡「してもいいんですけど…。執務室に皆集めたら多分来ますよ」 やけに比叡からも適当に扱われているような気がする。 皐月の物言いからも敬意のようなものは感じられない。 果たしてあの人とは、誰を指しているのだろうか」 月影提督「……」 ☆どうする? 1. 場所を教えてもらおう 2. さっさと秘書官を決めよう
[156]名無しの利根ファン:2015/02/06(金) 01:04:55 ID:??? 1
[157]◆2pV1gRdG.o :2015/02/06(金) 01:26:25 ID:??? 月影提督「比叡。その艦娘のいる場所は?」 比叡「んーと、あの軍港のところを海沿いに行ったところです。 行き止まりなので、すぐにわかりますよ」 月影提督「そう。比叡は全員を執務室へ。私も後で向かいます」 三人と別れ、言われた通りに軍港の脇道に入る。 視界に入る景色は悪くはない。 水平線の彼方まで広がる海は、怪物の侵略を受けているようには見えず、平穏に凪いでいる。 月影提督「(突き当り…)」 比叡たちの言っている突き当りとは、消波ブロックのことだった。 積まれた消波ブロックの山。 その一角に、黒髪の少女が座り、じっと海を眺めていた。 月影提督「(艤装はなし…。判断材料は今のところはないようね)」 少女「………道に迷われましたか?こちらはもう、何もないですよ」 視線をこちらに向けないまま、少女は言葉を続ける。 驚くべきことに、それらの言葉から月影は感情を読み取ることができなかった。 そう、本当に何も、言葉以上の感情はないような。 月影提督「こちらに最後の一隻がいると聞いたものだから。私は新たに赴任した、月影という提督よ」 少女「ああ、そうなんですか。じゃあ、始まってしまうんですね」
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0ch BBS 2007-01-24