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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[623]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:01:54 ID:??? ★佳歩の活躍→ ダイヤ3*2得点! ウサギBの活躍→ クラブ10 つかさの活躍→ ハート3 ★ →特別の活躍はなし。 ★ウサギBの動き→ クラブJ ★ →ダイジェスト中、ドリブルで判定あり! ★子ども達の活躍→ ハート2 ★ →特にイベントなし。 ――後半戦は、前半戦と比べても幾分退屈な試合になってしまった。 実力的に高いウサギB率いる子どもFCが中盤でのパスワークに終始し、攻勢に出るのを躊躇ったからだ。 無論、ウサギBの実力では、雑魚妖怪チームのトップ下・メディスンに敵わない場合も多々あったが、 ウサギBの足りない所は前線では佳歩が、最終ラインではつかさが好プレーを見せる事で補う。 データを熟知したウサギBによる周到なプレーに、子ども妖怪たちのイライラは次第に募っていき――。 ダッ! 子ども妖怪B「え〜い! もうMFには任せとれ〜ん!」 子ども妖怪C「わたしらも、ボール奪いに行こう!!」 ダダッ!
[624]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:04:00 ID:??? メディスン「あっ、ちょっと馬鹿! ウサギBがボールを持っているいま、今無暗にそんな事しても……!!」 子ども妖怪F「で、でも!」 子ども妖怪G「俺達が4人いれば、メディと同じくらいの活躍は出来るかも!!」 ダダダダダッ! ……ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!! 雑魚妖怪チームの子ども妖怪のDF達は、とうとう癇癪を起こして、中盤のMFと協働してタックルに向かう事にした。 子ども妖怪達に深い戦略は特に無い。単純に、退屈だったからボールが欲しかっただけである。 ウサギB「(――やっぱり来た。 そして……これこそが、私の望んでいたチャンスですっ!)」 そして、この局面こそがウサギBが後半開始からずっと望んでいた、理想的な展開だった。 子ども妖怪達は、自分達がウサギBの掌の上で踊らされている事にも知らず、無謀にもタックルへと向かうが……。 メディスン「ああ、もう……! あんたらがアイツに敵うワケが無いでしょう!」 この子ども達の中では高い総合力を誇り、捻くれながらも真面目にサッカーをしているメディスンだけは知っていた。 子ども達が幾ら徒党を組まずとも、ウサギBと彼らとの間では大きな壁がある事は明白だ、という事実に。
[625]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:05:05 ID:??? 先着2名様で、 ★ウサギB→ドリブル 46 (!card)(!dice + !dice)=★ ★子ども妖怪F→タックル 39 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= 子ども妖怪G→タックル 39 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ ★子ども妖怪C→タックル 39 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)= 子ども妖怪B→タックル 39 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+2)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ウサギB、突破成功。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (佳歩がフォロー)(中盤の奪い合いに)(メディスンがフォロー) ≦−2→雑魚妖怪ボールに。 【補足・補正・備考】 なし。
[626]森崎名無しさん:2015/02/23(月) 22:09:40 ID:??? ★ウサギB→ドリブル 46 ( ダイヤJ )( 4 + 3 )=★
[627]森崎名無しさん:2015/02/23(月) 22:11:49 ID:??? ★子ども妖怪F→タックル 39 ( クラブ5 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)= 子ども妖怪G→タックル 39 ( スペードQ )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=★
[628]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 22:14:26 ID:??? すみません、ウサギBのドリブル値を間違えていました。 ただしいウサギBのドリブル値は44です。結果にて修正いたします。
[629]森崎名無しさん:2015/02/23(月) 22:14:33 ID:??? ★子ども妖怪C→タックル 39 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)= 子ども妖怪B→タックル 39 ( ハート2 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=★ やはりフラグ回収は簡単にはいかないか
[630]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:23:00 ID:??? ★ウサギB→ドリブル 44 ( ダイヤJ )( 4 + 3 )=51★ ★子ども妖怪F→タックル 39 ( クラブ5 )( 1 + 3 )+(人数補正+2)=45 子ども妖怪G→タックル 39 ( スペードQ )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=48★ ★子ども妖怪C→タックル 39 ( クラブ4 )( 4 + 1 )+(人数補正+2)=46 子ども妖怪B→タックル 39 ( ハート2 )( 4 + 4 )+(人数補正+2)=49★ ≧2→ウサギB、突破成功。 ウサギB「はっ! やああっ!」 タッ、シュッ、クイッ! 鈴仙(ベンチ)「(うーん。悪くないドリブルだけど……悪くない、以上では無いわね……)」 前半終了間際に見せたキレのあるプレーと比べて、 この時ウサギBが見せたドリブルは幾分凡庸であった。 彼女の特技は自慢の情報収集能力によるデータサッカーであるが、 こうした密集状況になると不確定要素が増し、あまり役に立たないのかもしれない。 とはいえ、これまでのルナティックスでの訓練にて鍛えられたウサギBの腕は確か。 大会に出て来る名無し選手から毛が抜けた程度の実力の子ども妖怪をアッサリと躱し切り、 そのまま敵DFが空いた隙を狙い、佳歩に低い浮き球を放り込む。 響子がブロックに出ていたが、佳歩は全く気にすることも無く―――。 佳歩「『野兎ボレーシュート』ですっ!」 バッ、グワアアアアアッ、バシュウウウウウウウウウウウウウウウウッ!! ―――ズッバァァァァァッ、ピピィイイイイッ!!
[631]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:24:01 ID:??? 子どもJ「(――い、今の……何だ? 全然軌道が見えなかった。 まさか、今まで隠していたけれど。 ――アレが、アイツの全力シュートなのか……?)」 鈴仙(ベンチ)「(――気のせいかしら。 今の佳歩の「野兎ボレー」、パスカル君の「ジャンピングボレー」以上の威力があったような……?)」 敵チームの選手だけでなく、仲間の子ども達や鈴仙までもを恐怖させる程のあっけなさで、 後半7分、佳歩は人里子どもFCに3点目を献上するのだった。 人里子どもFC 3 − 0 真・雑魚妖怪チーム *** ――そこから先は、雑魚妖怪チームの精鋭も僅かばかり活躍を見せた。 メディスンがボールキープでウサギBに勝利し、ルーミアやミスティアに数度放り込み。 つかさが不在か、もしくは全力のブロックに出れない位置取りを狙い、シュートを放ってみせた。 しかし、この試合のつかさは好調。 後半終了間際まで、一度もルーミア達の後塵を拝す事は無かった。のだが――。 小傘「でりゃ〜〜! 私のメテオチャージを食らえ〜〜〜!!」 ズザアアアアアアアアアアアアッ、バギイッ!グシャッ! ミスティア「いった〜い♪ 何さらすんじゃこのメスガキィッ♪」 小傘「こ、怖い!? 笑顔で歌ってるのにセリフが怖い!?」 子どもA「……アホくさ」
[632]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:25:18 ID:??? ――後半12分に、つかさに先行して一人タックルに出た小傘がPA内で反則。 人里子どもFCはPKを取られ――そしてその結果失点してしまう。 幸い、小傘は目に涙を一杯溜めて「わざとじゃないんですううう!!」 と誰が見ても分かる事を声高に主張していたのが認められたのか、軽い注意で済んだが、 人里の子ども達からの小傘への評価値は大きく下がってしまったと言う。 次のキックオフ。 いい加減自分と佳歩との間にある、途方もない実力差を知った子どもJは謙虚にも佳歩にボールを渡す。 佳歩は自分ばかりが動いてて良いのかと躊躇しつつも、しかし預けられたボールを責任強く前線へと運んだ。 そして、佳歩はバイタルエリアへと辿り着いた時、そのしなやかな右脚を大きく振りあげて――。 グワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! 佳歩「――天まで届いて、『ラビット……テイル』!!」 バッ、シュウウウウウウウウウウウウウウウウッ! ギュウウウウウウウ…………ンンンッ!! 子どもJ「……ぼ、ボールが消えた……!?」 鈴仙(ベンチ)「す、凄い速度……!! やっぱり佳歩、ドリブルだけじゃなくて、シュートも……! 基礎的なシュート力も、この私にマジで追いついちゃったの!?」 ――恐らくは敵側からしたら、魔王の一撃にも等しい死のシュートが放たれた。 響子も子ども妖怪のDFも、そして勿論GKも、そのシュートがどんな軌道を描いて、 どんなコースに向かっているかを認識すら出来ない。 軍の狙撃手としての経験から、動体視力に僅かの自信のある鈴仙が、 辛うじて佳歩が何をしたのかが目に追えた程度だった。 ――ズバァッ! ………ピッ、ピピィイイイイッ!!
[633]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:38:49 ID:??? 審判役の里人@が慌てて笛を吹き、人里子どもFCはこれで4点目を得たらしい。 試合はまだ後半14分。残りはあと僅かであるが、しかしまだ動けるにも関わらず、 雑魚妖怪チームのメンバーは、そして人里子どもFCのメンバーは、 フランドール・スカーレットでも霊烏路空でも無く、この頼りない因幡佳歩という無名だった選手が、 これほどまでの威力を持つシュートを撃った事に驚愕し、硬直していた。 そこから、思い出したかのように子ども達は動き出したが時既に遅し。 試合再開から一分足らず、互いのプレーは盛り上がる暇も無く――。 ――ピッ、ピッ。……ピィィィィッ……!! 試合終了を告げるホイッスルにより、強制的に中断させられるのだった。 人里子どもFC 4 − 1 真・雑魚妖怪チーム ****** 里人@「……し、試合終了。 人里子どもFCの勝ち!」 鈴仙「……勝ったけど、うん。 ――まさか、ここまで圧倒的だなんてねぇ……」 鈴仙はベンチでココアの残りを飲み干しながら、まず暢気な感想を、 未だフィールドにて喜びを分かち合っている子ども達に向かって吐いた。 鈴仙「佳歩は言うまでも無いけれど。ウサギBちゃんは主体的に動いてリーダーシップを発揮してくれたし、 つかさも今日は調子よく、ルーミアやミスティアのシュートを止めてくれた。 ……それに、実力だけじゃなく、皆が子ども達をしっかりと精神的に引っ張っていたような。そんな気がするわね」
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0ch BBS 2007-01-24