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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】
[634]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/23(月) 23:40:24 ID:??? 鈴仙は折角なので、佳歩やウサギBやつかさの、この試合での成長を改めておさらいすることにした。 子ども達がこっちに来るまで、恐らくは残りわずか。 元気な彼らが来たら、鈴仙はきっと、何かを考えているどころでは無い。 鈴仙「今日の試合、佳歩達が一番成長したと思える事。 それは――」 先着3名様で、 ★佳歩の練習結果→!card★ ★ウサギBの練習結果→!card★ ★つかさの練習結果→!card★ と書き込んでください。 ○○の練習結果のカードのマークが… ダイヤ奇数/偶数→ドリブル+1/パス+1 ハート奇数/偶数→シュート+1/タックル+1 スペード奇数/偶数→パスカット+1/ブロック+1 クラブ奇数/偶数→せりあい+1/最大ガッツ+30 JOKER→全能力+1+フラグ習得!(習得フラグについては判定) *今回の練習結果について、現在の能力値が【48】以上の物は上がりません。 該当する能力の上昇となった場合、【最大ガッツ+30】とみなします。 *今回の練習で上がらない能力値は、【佳歩のドリブル、佳歩のシュート、佳歩のパスカット、つかさのブロック】です。 佳歩及びつかさの判定で前述の能力が上昇する事になった場合、 能力値は上昇せず、代わりに最大ガッツが+30されます。 (JOKERの場合も能力上昇限界はあり、最大ガッツの上昇は重複しません)
[635]森崎名無しさん:2015/02/23(月) 23:40:59 ID:??? ★佳歩の練習結果→ ハート9 ★
[636]森崎名無しさん:2015/02/23(月) 23:42:09 ID:??? ★ウサギBの練習結果→ ハート7 ★
[637]森崎名無しさん:2015/02/23(月) 23:42:54 ID:??? ★つかさの練習結果→ クラブ6 ★
[638]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:24:45 ID:??? ★佳歩の練習結果→ ハート9 ★ →最大ガッツ+30! ★ウサギBの練習結果→ ハート7 ★ →シュート+1! ★つかさの練習結果→ クラブ6 ★ →最大ガッツ+30! 鈴仙「(佳歩は……シュートやドリブルに目を取られがちだけど、かなりタフになったわね。 あれなら、安心して上がって貰って、そして『ラビットテイル』を撃って貰えそう。 つかさも、今日の試合あれだけ『顔面ブロック』や『ソウルブロック』を見せたのに、 最後までそこまでバテなかった。あの子も体力を鍛えてたのね……。 ――そして、ウサギBちゃんは。 前半間際で見せたシュートが、結構良いセン行ってたわね。 まあ、未だ実戦レベルじゃないけれど……それでも、オールラウンドプレーヤーを目指してるBちゃんらしいかもね)」 子ども達がやって来る前に、鈴仙は今日の試合の脳内総括を終える事が出来た。 後はそれをカッコ良くそれと無く、ウサギ達に伝えてあげるだけである。 鈴仙「(たまには私も、大人っぽい所見せなくちゃね……)」 この時鈴仙はまだ知らない。 子ども達の注目が、実際に試合で大活躍した佳歩やつかさ、ウサギB達に集まった結果。 鈴仙が必死に考えた校長先生のような話は、ロクに聞いてくれないという残酷な現実に――。 *佳歩の最大ガッツが+30されました。 *つかさの最大ガッツが+30されました。 *ウサギBのシュート力が+1されました。
[639]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:25:46 ID:??? *** ――鈴仙が子ども達に対して大人気なく怒鳴りつつ、レティが大人っぽく子ども妖怪を慰めていたその時。 幽香「――どう思う? 貴女とあの因幡佳歩との間に、どんな差があると思った?」 リグル「……才能の差」 幽香「本気でそう思ってるんなら、私は貴女と絶交するわ」 リグル「……でも、私。分かんないよ……」 人里サッカーコートが良く見える丘の高台にて、リグルと幽香は体育座りをしていた。 金の足りない妖怪や妖精が、人里サッカーコートで行われる試合をこっそり見る際によく使われる高台だが、 今そこに居るのは二人だけだった。柔らかい芝生が日光を受けて風に揺れていた。 リグル「……私だって。私だって、あの大会に向けて頑張っていたんだもん! だから必死に、『ネオリグルキック』を編み出したし、それなのに、一回も、決まらないなんて……!」 幽香「それは当然。貴女が弱いからよ」 幽香に誘われ一連の試合を見ていたリグルは、この時、激しい劣等感に苛まれていた。 なぜ、自分は出来ないのか。 なぜ、あのサッカーコートに居る佳歩という自分と同じくらいの少女は出来るのか。 あっちも努力をしたのだろうが、こっちだって負けていない筈だ。 なのに、どうしてこんなにも差が出るのか――。
[640]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:28:29 ID:??? リグル「ううっ。わ、分かってるもん。分かってるのに、幽香、ヒドイよ……!!」 幽香はそんなリグルの問いに対して、決して優しくは答えない。 リグルがひどくしゃくりあげるのを無視して、幽香は静かに遥か青空を眺めていたが。 幽香「――謎の向日葵仮面という美少女は、こう言っていたわ」 思い立ったように、幽香はピンと指を立てて、リグルに向き直った。 リグル「……え。ひ、向日葵仮面さんが? なんて?」 幽香「『世の中には二種類のタイプの人妖しかいない。 凌辱するタイプの人妖と、凌辱されるタイプの人妖だけだ』――ってね」 リグル「(凌辱って……確か『超強い』って意味だよね。前ルーミアから聞いたし。 超強いタイプの人妖と、超強くないタイプの人妖……って意味かな)――うん」 幽香「今の貴女は、間違いなく後者のタイプよね。 ぽっと出の自分と同じような選手に、居場所も、活躍も、栄光も奪われて、 まさにボランチに必要な能力値を根こそぎ吸い取られたような絶望感。 リグルは今、滅茶苦茶に凌辱されたせいで、そんな絶望を抱いているのよね」 リグル「う、うん(滅茶苦茶に超強いされたせい……? どういう日本語なんだろ)」 幽香「――その絶望を拭い去るには、自分が凌辱するしかない。 もしも能力値を吸い取られたら、別の奴から吸い取り返せばいいのよ。 そんで強くなって、最初に能力値を吸い取った奴の能力値を吸い取れば完璧じゃない」 リグル「う、うーんと……? つ、つまり……絶望がイヤなら、超強くなれば良い、って事?」 幽香「……まあ、大体あってるわ」
[641]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:29:38 ID:??? リグルはここで、幽香が言わんとしてくれている言葉の意味を考える。 世の中には、凌辱する側と凌辱される側しかいない。凌辱されるのが嫌ならば、自分が凌辱するしかない。 だから、……自分が、凌辱する側になれば良い。つまり、自分が超強くなれば良い。 そういう意味だろうか。 だったら確かに、幽香の言いたい事は単純だ。ヘタに慰められるよりも分かりやすいが―― リグル「……でも、それだったら結局、私が超強くなるしかない――って事じゃん。 当たり前の事だよ。それよりさ、どうやったら私、凌辱する側になれるの?」 しかし、蟲たちを操る女王と言えどまだ幼いリグルには、それ以上の事は分からない。 もっと分かりやすい答えが、リグルには必要だった。 幽香「……さて。それは私には分からない。精々、貴女の中の自然に問いかけてなさい。 ――と、言いたい所だけど」 幽香はここで一旦話を切る。二人きりの穏やかな草原に、一名の乱入者が現れたからだ。 幽香はその乱入者の姿を見て、一瞬だけ目を丸くしたが――しかし、その次の瞬間には、 普段の穏やかで嗜虐的な笑顔を、リグルに対して向けていた。 幽香「――喜びなさい、リグル。 ……アンタ、思ったよりも早く――凌辱する側になれるかもね」 リグルはそんな幽香の言葉を聞き、第三の女の冷たい表情を見て頷きながら。 リグル「私……! 凌辱したい! もう凌辱されるのは嫌なんです!! 努力して、練習して……凌辱できるようになって! 世界一の凌辱FWを目指したいんですっ!!」 ――そう、力強く宣言した。 そして第三の女は、リグルの悲痛だがどこまでも純真で真っ直ぐな言葉を聞いて……軽く引いていた。
[642]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/24(火) 00:32:41 ID:??? ――と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 第三の女の正体ですが、ここではぼかして、何事も無かったかのように鈴仙の午後の行動へと移ります。 今はとりあえず、リグルに強化フラグが立った?……位の認識でお願いします。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[643]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:54:30 ID:??? 本当に謎の○○仮面になりそう 能力値はヒャメロー
[644]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:57:19 ID:??? 凌辱という言葉がなんで会話中にポンポン飛び出しているんだ……? リグルさん、言葉の意味を知らずにやたらと使ったらメ! 知らないうちに 「あなた、覚悟してきてる人ですよね? 凌辱してきたってことは、 自分も凌辱されるかもしれないという覚悟を常にしてきているってことですよね?」 とか言われちゃうぞ 乙でした
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0ch BBS 2007-01-24