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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[384]森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:00:19 ID:??? >>381 あれはかっこよかった! 文字通り、メキシコの守護神って活躍だったよ!
[385]森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:02:42 ID:??? クリスマンとレンセンがモブ化か。悲しいよなあ。
[386]森崎名無しさん:2015/02/16(月) 21:26:26 ID:??? まあ漫画の出番のせいで弱体化なんてことはないでしょう。 漫画だってオーバーエイジとの兼ね合いで見せ場ないだけで、実力が下がったわけではない。
[387]森末(仮):2015/02/16(月) 23:50:16 ID:??? 早田「よっしゃ、快勝だぜ!」 中山「ああ。 俺達はもうあのハンブルグと戦った時のように無力ではない」 中里「初戦がこれとは幸先がよいな。 このままの調子で次の試合にも臨みたい所でござる」 観客席で未来が変わるやもしれないドラマが起こっていた頃。 フィールドに立つ全日本のメンバー達は勝利の余韻に浸っていた。 ハンブルグ戦は引き分けに終わり、その後に申し込んでいた練習試合も全てキャンセルされ、 ヨーロッパへの遠征から、全日本Jrユースが勝利を収めたのはこの試合が始めて。 その勝利の味は久しく味わっていなかったものであり、 それが強豪国であるとされるアルゼンチンからのものとなれば尚更である。 三杉「(ふむ、30分フルに動いたとはいえ……やはり流す程度ならば大丈夫だ。 問題はある程度手を抜けない試合で動いた場合、どの程度になるか……か)」 岬「(1アシストか……4得点ならもう少し稼いでおきたかったな)」 新田「(け、結局何も出来なかった……)」 一方で今後に向けての課題を見つけた者達もいた。 彼らは勝利を喜びながらも、難しい顔をしながらその課題の解決に頭を悩ませる。 板野「よし、勝った! 勝ったぞ!! まずは一勝! ようやく勝てたんだ! ばんざーい! わーい!」 そして、板野はといえば――彼もまた、勝利の美酒に酔いしれていた。 中学サッカー大会での敗北、ハンブルグ戦での引き分けから、勝利に飢えていた板野。 彼は思わず涙してしまいそうな程に感情を高ぶらせながらもそれを堪えていたのだが……、 不意に視線を彷徨わせるとディアスと目が合った。
[388]森末(仮):2015/02/16(月) 23:51:18 ID:??? ディアス「ハァー………ハァー………」 板野「(うっ……ディ、ディアス……)」 最後まで走り、最後まで戦ったディアスは……やはり心底疲弊をした様子で、板野を睨みつけていた。 素直に喜んでいる板野を羨んでか、はたまたハットトリックを達成し、自身を吹き飛ばした事に対する恨みか。 いずれにせよ好意的な態度には見えず、板野は思わず気圧されてしまう。 板野「(最後までたった1人で戦って、戦って……それで結果は4−1の大敗。 逆恨みをされてもおかしくないけど、こっちだって勝つ為に必死にやった結果なんだ。 文句を言われる筋合いは、無いよね。 何か、ディアスに言っておこうか?)」 A.「いい試合だったね。 今日はありがとう」 握手を求める B.「ディアス、お前の分も俺達が優勝するよ」 優勝を誓う C.「ユニフォーム交換してくれないかな? あと、出来ればサインも……」 ミーハー根性を丸出す D.「なにが天才だ! マリーシアでインチキしまくる狡っからいペテン師じゃないか!」 ディアスをディスる E.何も言わない方がいいや。マグナムスルーをしよう F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 >>355 乙ありです。 >ディアスのメンタルについて 一応、ディアスも最後まで諦めている事はないです。少しでも点差を縮め次の試合に望みを託そうともしてます。 ただ、ディアスの持つキャプテンシーは言葉などではなくプレイで味方に示し、士気を上げるものだと解釈しているので、 そういう意味でこの試合ディアスのキャプテンとしての存在感はヘルナンデスのそれに比較し劣っているように見えたかもしれませんね。
[389]森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:51:54 ID:R/MvTuhA B
[390]森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:52:49 ID:2hN2hLh+ F 「言ってること全部に同意はできないけど、覚悟だけは分かったよ」
[391]森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:53:39 ID:zSQTYqjI B
[392]森崎名無しさん:2015/02/16(月) 23:53:46 ID:DWb7pzvA F >>390
[393]森末(仮):2015/02/17(火) 00:52:17 ID:??? >B.「ディアス、お前の分も俺達が優勝するよ」 優勝を誓う ===================================================================== マリーシアなどのフェアではないプレイを見せられディアスに対して苦手意識を抱いていた板野。 気圧されながらも、板野はなるべくにこやかに……爽やかになるように、ディアスに声をかけた。 試合中は互いに鎬を削り合ったものの、試合が終わればノーサイド。 互いの健闘を称え合い、そのまま別れる為に。 ディアス「……余計な、ハァ……お世話、だ……」 板野「(うああ〜。 やっぱり駄目だ〜!)」 だが、板野の言葉は当然のようにディアスには届かなかった。 自分たちの分まで優勝をしてみせると言われた所で、ディアスにとっては何の意味も無い。 3点差をつけられて負け、得失点差は−3。 既に決勝トーナメント進出も絶望的となっている状況の中、ディアスも半ばそれを諦めかけていたものの、 自分たちを大差で破ったチームが優勝をした所で彼には何の慰めにもならないからだ。 ザッ 松山「………………」 板野「! ま、松山……」 ディアス「……今度は、てめぇか……ゴホッ」 そして、思わず硬直をする板野と苦々しげに睨みつけるディアスとの間に割って入ったのは松山であった。 天才と呼ばれ、アルゼンチンの至宝と呼ばれ、その名に恥じぬ程の才能を見せつけたファン=ディアス。 そのファン=ディアスに対し、自他ともに認める凡才である松山は憧れと怒りとを混ぜたような、 言葉にし難い感情を抱いていた。 それだけの才能がありながら、何故汚いプレイに手を染めるのか。松山には、未だに理解が出来ていない。
[394]森末(仮):2015/02/17(火) 00:53:18 ID:??? 出来ていないが為に、ディアスに対し再び声をかけようとした彼は……しかし、何も言えなかった。 あれ程の実力を見せ、自身を圧倒し、一対一では到底敵わないと思えたディアスが、 既に心身ともに疲弊し、息も絶え絶えで……ただ自分を睨みつける事しか出来なかったからである。 ディアス「なんだ? 何も、ゴホッ……言わないのか……?」 松山「……言葉が、見つからないんだ。 すまない」 ディアス「ハァ……ハァ……だったら、そんな面見せるんじゃ、ねぇってんだよ……ハァ……」 松山「……すまない」 ディアス「なら、俺から……一言だけ言わせてもらう……」 沈痛な面持ちで頭を垂れる松山に対し、不快そうにしながらも、ディアスは言葉を紡いだ。 ディアス「この屈辱は……絶対に忘れねぇ。 そして、俺は……必ず、お前らの前に戻ってきてやる。 リベンジなんて生易しいもんじゃねぇ。 虐殺をしてやる。 完膚無き、までに……」 板野「…………」 弱弱しくも、しかしあくまで強く、ディアスはそれだけを言って踵を返しベンチに戻ろうとした。 だが、この時――ようやく松山は意を決すると、その背中に対して言葉を投げかける。 松山「今度も、汚い手を使ってか?」 ディアス「……さぁな。 勝つ為になら、やるかもしれねぇ。 そうでないなら、やらないかもしれねぇよ。 実際今日も、もう少しでバレかねなかったからな」 松山「勝つ為になら……何をしても、いいと思っているのか? それで本当に、勝ったって言えるのか?」 ディアス「言えるんだよ。 そういうルールなんだよ、サッカーはな。 勝利に本当の勝利も偽物の勝利も無い。 勝てば官軍、負ければ賊軍だ」 松山「そんな考え……! 俺は、絶対に認め……」 ディアス「認められる必要が、どこにあるんだ」 松山「なに?」
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0ch BBS 2007-01-24