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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[395]森末(仮):2015/02/17(火) 00:54:18 ID:??? 次第に語気を強め、怒りを沸かせ、ディアスに詰め寄ろうとした松山に対し――、 ディアスは不意に振り返り、冷淡にそう言い放った。 ディアス「……別にお前がどう考えようが知ったこっちゃない。 フェアプレイをしたいってんなら勝手にしてろ。 だがな、そいつを勝手に押し付けてんじゃねぇよ」 松山「っ!!」 ディアス「……もしもお前らが決勝トーナメントに上がったら、これ以上に理不尽な事が起きるだろうしな」 板野「(ホームタウンディシジョンの事か……)」 ディアスにかけられた言葉を受け、松山は思わず二の句を次げなくなり……。 板野は続いてディアスが上げた"理不尽"について見当をつける。 松山「(認める必要が、ない……? フェアプレイの精神が、押し付け……? もっと、理不尽な事がある……?)」 ディアス「コホッ……大体が、人を簡単に吹き飛ばすような奴に反則どうこう言われたかねぇな」 松山「! それは……ルールの範囲内で問題は何も……」 ディアス「それはお前の尺度だろうが。 吹き飛ばせばそれだけ相手に怪我させるリスクは伴う。 それを好き勝手使いまくってゴールを挙げたのはどこのどいつだ? そいつはフェアプレイなのか? 怪我させても」 板野「………………」 ディアス「線引きは個々人の問題だろうが。 お前の勝手を、俺に押し付けるな」 松山「………………」 ディアス「俺は……俺は、勝つ為にならなんだってやる。 それをお前らに理解しろなんて言わない。 だからお前らも、お前らの理想を俺に押し付けるんじゃねぇ」 そして、それだけを告げるとディアスは今度こそ去って行った。 その後ろ姿を板野と松山は見ながら……やがて松山は、ぽつりと一言つぶやく。 松山「……板野。 俺は、勝手に押し付けていただけなのかな? 俺が、間違っていたのかな? 勝つ為になら、何をしても構わない……そんな精神が、まかり通るのが、サッカーなんだろうか?」 板野「………………」
[396]森末(仮):2015/02/17(火) 00:55:28 ID:??? A.「俺にもわからない……」 B.「多分、正しいとか正しくないとか……そういう事じゃないんだと思う」 C.「ディアスも言っていたように、線引きの問題なんだと思う」 D.「俺達が間違っていたんだと思う。 サッカーは、正しい者が勝つスポーツじゃないんだ」 E.「俺達は間違っていない。 どんな言葉を使っても、悪は悪だ」 F.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[397]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 00:56:25 ID:gQiCwl0+ B
[398]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 00:56:28 ID:FJ++ngvc B
[399]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:17:59 ID:??? サッカーの黒い部分をすべて見て知ったうえでなお爽やかなサッカーを続けられるなら 価値はあると思うが 今の松山が何を言ってもディアスには響かないだろうな
[400]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:31:51 ID:??? 本編クライフォートが志して挫折した道だからなあ 生半可な覚悟では貫けないぞ
[401]森末(仮):2015/02/17(火) 01:32:01 ID:??? >B.「多分、正しいとか正しくないとか……そういう事じゃないんだと思う」 ================================================================================ 松山の悲痛な問いかけに対して、板野もまた悩みながらも一つの答えを出した。 板野にとって幸いだったのは、松山とは違い、 所謂"汚い手"を使ってでも勝とうとする男はこの世界にごまんといる事を知っていた点。 ディアスだけでなく、そもそも本編の主人公からして色々としていたのだから、 ある意味ではその事情をよく理解していたと言っていい。 無論、やはり彼の少し幼い精神では納得こそは出来ていなかったが、それでも理解だけは出来ていた。 松山「正しいとか正しくないとかじゃない、か……」 板野「考え方とか、思い方、感じ方が違うのがいて、当たり前なんだと思う。 だからきっと、正しい正しくないじゃない。 どう納得できるか、どうしたいか……そういう問題なんじゃないかな」 松山「………………そうか」 板野の答えに対し、松山はゆっくりと反芻するようにして考えながら……一つ頷くと、口を開いた。 松山「……少しだけ、腑に落ちた気がする。 まだ、納得出来た訳じゃない。 でも……そういう考え方があるんだって」 板野「松山……」 松山「だが、やっぱり俺は、俺の正しいと思う道を行きたい。 汚いプレイに手を染めるんじゃなく、正々堂々と戦いたい」 板野「それでいいんだと思う。 俺も、そっちの方がやっぱり好きだしね」 松山「ああ」 やがて吹っ切れたかのような表情を見せた松山に、板野はホッと安堵をしつつ、 2人は去っていくディアスの背中を見つめていた。
[402]森末(仮):2015/02/17(火) 01:33:07 ID:??? 松山「(ディアス……お前の考え方、少しは理解が出来た気がする。 だから……。 だから、次は。 俺が1人でも圧倒出来る程にお前よりも強くなる。 俺の方が正しい事を証明する為じゃない。 俺の考えを貫き通す為じゃない。 ただ、俺はお前に勝ちたい。 怒りとか、そういうものじゃなく。 純粋にお前の実力が今の俺よりも遥か上を行っているから。 だから……そんなお前に、勝ちたいんだ)」 板野「(……大差で勝てたとはいえ、強敵だった。 ディアス……もしも次に戦う事があれば、俺達は勝てるんだろうか?)」 この時の板野はまだ知らなかった。ディアスが3年後、今日の日の屈辱を跳ね返す為に全日本の前に立ちふさがる事を。 本来の世界ならばいなかった、今はその熱き心を消してしまった世界屈指のエースストライカー。 本来の世界ならば存在しない筈の、王に反旗を翻したGK。 彼らを含めた精鋭たちが、かつてない強敵として全日本を苦しめる事を。 ※ディアスの全日本への感情が ディアス→(リベンジ)→全日本 になりました。 ※松山のディアスへの感情が 松山→(勝ちたい)→ディアス になりました。 こうして試合を終えた一同は、着替えを済ませるとすぐさま観客席へと向かった。 この後には西ドイツやウルグアイ、フランスなどといった国の試合が組まれており、 観戦をして研究をする為である。 響「あ、全日本のみんなだぞ!」 真「ほんとだ! おーい!」 板野「あ、我那覇さんたちだ!」
[403]森末(仮):2015/02/17(火) 01:34:10 ID:??? すると偶然、板野達が観戦する為の席に向かう最中にこの試合を応援していた響達と出会う事となる。 手を振っている彼女たちを無視する事も出来ず、 また美少女(片方は美少年にも見える)の声にふらふらとついていきそうなのも若干いたが為に板野達は足を止めた。 真「みんな、お疲れ様! へへっ、アルゼンチンを相手に4−1なんて凄いじゃないか!」 高杉「で、でへへ……まあこんなもんですよ(この前はちらっとしか見られなかったけど、近くで見ると可愛い!)」 響「次の試合も頑張ってね! 次に勝てれば決勝トーナメント進出なんだろ?」 石崎「ぐへへ……まっかせといてくださいって!(この人おっぱい大きいな)」 全日本メンバー「「「(こ、こいつら……試合にも出てないのに……)」」」 なお、話をするのはもっぱら控えメンバーの石崎と高杉の2名だったのだが、 アイドル2人はこれに全く嫌な顔をする事なく素直に応援をしていた。 それが心からのものなのか、それともアイドルとしての作った顔なのかはわからない。 板野「(石崎の女好きも困ったもんだなぁ。 幸い、我那覇さん達は嫌がってる様子は無いけど……。 さて、それはともかく俺も何か話してみようか?)」 A.「応援ありがとうございました! 次も頑張りますから、一層の応援お願いします!」 優等生的に対応する B.「ところで2人とも、俺のハットトリックは見てくれました?」 自分の功績をアピールする C.「次の試合も俺が必ずゴールを決めます。 任せてください」 かっこよく存在感をアピールだ D.「次の試合のゴールを、我那覇さんにささげます」 君の為にゴールを挙げるぜ E.「それよりも、俺は我那覇さん達の隣の人が気になるんだけど……」 プロデューサーさんが気になる F.「岬、そういえばこっちの友達とかって応援に来てないの?」 あずみちゃんたちは? G.「(いや、ここはじっと何も言わないに限る)」 マグナムスルーだ H.その他 板野くんに言わせたい事を書いてください 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[404]森崎名無しさん:2015/02/17(火) 01:39:24 ID:STcn7Mkc C
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0ch BBS 2007-01-24