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【滅びの】俺inキャプ森8【バーストマグナム】
[680]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:09:04 ID:??? ディアスの方はどうなるかな このままだとシュートは本編と比べて弱体化しそうだが
[681]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:20:13 ID:??? ワールドユースのアルシオン並みに強化されると考えれば サイクロンとネオサイクロンを怪我なしで打てるようになっていてもおかしくないな
[682]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:43:08 ID:??? バティンがいれば役割分担できるから、サイクロンがなくてもチーム的には強化 にげるんだぁ…
[683]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:49:40 ID:??? 本編ディアスはアルシオンと同じ位強いと思うけどね まわりがへぼいだけで
[684]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 00:51:46 ID:??? 攻撃も守備もサイクロンもカウンターシュートも全部ディアスの仕事 そりゃあ本編ディアスがパンクして破裂するのは当然ですよね
[685]森崎名無しさん:2015/02/24(火) 01:03:17 ID:??? チームメイト的にジノも若林もどのみちラストフォートは覚えそう。 ディアスは既に本編より基礎値が上がってるし この悔しさをバネにして自力でサイクロン編み出しそう。
[686]森末(仮):2015/02/24(火) 01:26:40 ID:??? ヘルナンデス「まったく……無茶な作戦だ。 作戦とすら呼べない」 ジェンティーレ「フン、上手くいったのだから構わんだろう」 ディアスが退場し、観客たちの騒ぎが徐々に収まりつつある中で、 ジェンティーレとヘルナンデスは2人話し合っていた。 薄々ジェンティーレの意図に気づいていたヘルナンデスは、彼が飛び出した瞬間にそれを演技であると見ぬき、 自身もやや演技がかった口調で彼を引き留めディアスに狙いを察知させない役割を担った。 だが、終わってみれば上手くいったからいいものの、やはりジェンティーレの策は策とも呼べない程無茶なものである。 流石に苦言を呈するのだが、ジェンティーレはどこ吹く風といった調子でニヒルな笑みを浮かべるだけだった。 ジェンティーレ「それにこれでこの試合は貰ったも同然だ。 違うか?」 ヘルナンデス「……まあいいだろう。 よし、ここからは一気に攻勢に出ろ。 ラインを上げて、前で止めるんだ。 ディアスがいなくなった今、アルゼンチンにもはや驚異的な存在はいない」 ストラット「ん? ジェンティーレが前に上がってきたぞ? それにヘルナンデスのあのサインは……」 ランピオン「ガンガン得点を狙って行け、か……言われるまでもないな」 バンビーノ「ディアスがいないだけでなく、人数的にも相手は10人だ。 効率よくパスが回せそうだな」 和夫「やっと騒ぎも収まったか……はぁ、おっどろいたぜ」 若林「この程度、日常茶飯事……という訳ではないが、欧州では往々にしてある事だ」 岬「学生サッカーだけの日本だとあまりなじみがないかもしれないけどね」 沢田「こここ、こういうのはやっぱり怖いですよ。 そういう意味では日本の環境の方が僕にはあってるのかも」 板野「(いや、学生サッカーでもこれくらいのブーイングが生じる場合ってあるんだよね……。 日向っていう日本サッカー界最強のヒールがいるチームとかさ)」 中西「まあそら置いといて、こらイタリアの勝ちは揺るがんやろな」 早田「だろうな。 アルゼンチンは10人になってディアスまで抜けたんだ……引き分けにすら持ちこむのは難しいだろうぜ」
[687]森末(仮):2015/02/24(火) 01:27:47 ID:??? その後、試合が再開すると果たして日本の予想通りイタリアがアルゼンチンを圧倒した。 後半12分、ディアスの反則からのフリーキックを起点に、 イタリアがパスワークを中心に攻め立てランピオンが豪快にヘディングで決めて2−1。 後半19分、人数差で劣るアルゼンチンはパスとキープで逃げ回るだけで精いっぱいだったものの、 ラインを上げたイタリアDFに捕まりあっけなくボールを奪われ、 これをストラットがオーバーヘッドキックで決め3−1。 後半25分、一か八かで攻め込んだアルゼンチンFWが破れかぶれのロングシュートを放つも、 ヘルナンデスがあっさりとキャッチしロングカウンター。 ランピオンの落としたボールに1点目の再現の如くストラットがマグノスゾーンシュートを遠目から放ち4−1。 残酷なまでにチーム力の差を見せつけ、こうしてイタリアはアルゼンチンを相手に快勝をしたのだった。 ピッピッピィイイイイイイイイイイ!! 実況「試合終了〜! イタリアが4−1という大差でアルゼンチンを下しました! 攻めては優秀なポストプレイヤー、ランピオンくんのアシストを受けてストライカーのストラットくんがハットトリック! 守ってはジェンティーレくん、ヘルナンデスくんという鉄壁の守備陣が封殺! 許した得点は僅かPKによる1点のみでした! 攻守、共にタレントを擁するイタリアJrユース! 今大会優勝候補との前評判に違わぬ実力を見せつけた試合でした!!」 カルツ「うーん、穴と言えばしいて言うなら中盤くらいか。 そこは支配出来る自信はあるんだがなぁ」 マーガス「前線もウチが勝っている。 だが、守備が段違いだ。 バランスの良さならば恐らく今大会屈指だろうな」 シェスター「中盤を支配出来てもパワープレイをされたら一たまりも無さそうだもんな。 もしもイタリアが上がってきたら、戦い方を考える必要がありそうだ」 シュナイダー「しかしタレントの多さならばニホンも負けたものではないぞ?」 カルツ「なるほどねぇ……こりゃ明日の試合は面白くなりそうだぜ」
[688]森末(仮):2015/02/24(火) 01:28:49 ID:??? 大会得点王ランキング 6ゴール シュナイダー 4ゴール ビクトリーノ 3ゴール 板野、ナポレオン、ストラット 2ゴール ディアス、マーガス 1ゴール 反町、ランピオン 大会アシスト王ランキング 3アシスト マーガス 2アシスト ピエール、ランピオン 1アシスト 松山、岬、三杉、沢田、バンビーノ
[689]森末(仮):2015/02/24(火) 01:30:23 ID:??? 実況「さぁ、試合が終わった今、キャプテンのヘルナンデスくんにインタビューが行われています」 ヘルナンデス「そうですね、結果としては4−1という大勝ですが……これは運良くディアスが退場してくれたおかげでもあると思います。 むしろ彼がいない中で、3点しか加点出来なかったのは反省が必要な所かもしれませんね」 パスカル「ぐっ……くそっ……!!」 ガルバン「好き勝手言いやがって……!」 ヘルナンデス「今日は勝てましたが、ニホンもアルゼンチンを相手に4−1と同じスコアで勝利を収めています。 そのニホンとの試合は、今からとても楽しみですね」 あくまでもにこやかに、嫌味なくヘルナンデスはインタビューに答えた。 イタリアの中でも特に優等生的であるとされる彼は、無闇にアルゼンチンのディアスを非難するような事は言わない。 だが、そのディアスがいなくなりさえすればこれくらいの結果は当然と言う態度は、 観客席にいるパスカル達の神経を逆なでする言葉だった。 パスカル「俺達が……俺達がいさえすれば……!!」 ガルバン「あんな馬鹿みたいなロングシュート、止めてやれるというのに!!」 彼らの力はディアスには遠く及ばない。しかし、彼の負担を軽減する事は出来る。 パスカルはディアスへのマークが集中した場合の敵避けに――ガルバンはディアスが守備に勤しまなくて済む程度の守備が出来たのだ。 本来のアルゼンチンは、ここまでディアスがいなくなった瞬間に崩壊するような軟弱なチームではない。 それをヘルナンデスが理解していた訳がないのだが、それでも彼らはヘルナンデスの言葉に恨みを抱かざるを得なかった。
[690]森末(仮):2015/02/24(火) 01:31:43 ID:??? バティン「(俺のせいで、こんな事に……ああ、俺は……俺は、どうすればいいんだ……)」 そして、この2人の姿を見て頭を抱えたのはバティンだった。 自身が原因となり彼ら2人が出場出来なくなった挙句、全ての責任をディアスに押し付ける形となってしまったのだ。 本来は正義に燃える熱血漢である彼が、その事実に耐えきれる筈もない。 怒りを露にするパスカル達を見て、苦悩をするのも当然と言えた。 バティン「(きっとディアスは国に帰ってから批判を浴びるだろう。非難を浴びるだろう。 その時、俺はなんて言ったらいいんだ……合わせられる顔があるのか……)」 予め言っておくと、ディアスはバティンの事を気にしてはいなかった。 否――少しは面倒な事を起こしやがってとは思ったかもしれないが、それでも既に割り切るだけの度量があった。 実際にバティンがこの後ディアスと顔を合わせても、多少冗談を含んだ恨み言を言われて綺麗さっぱり終われただろう。 だが、バティンにとってはそこまで簡単に思えなかった。 彼は責任感が強すぎたのである。 バティン「(もう……あいつに合わせる顔が無いなら……いっそ、どこか遠くへ……)」 結果、その強すぎる責任感は重荷となり、本来の彼ならば取らない選択を脳裏に描く事になった。 即ち、アルゼンチンから逃げる事。 バティン「(そうしよう……国に帰ったら、すぐにクラブチームと話し合って、そして……)」 その選択に逃げる楽さから、バティンはそれを選んでしまった。 罪を償うでもなく、謝罪するでもなく、逃げる。アルゼンチンから離れるのだと、決めてしまった。 この日から数か月後、バティンはその願いどおりアルゼンチンのクラブチームから欧州のクラブチームへの移籍が決定する。 罪を犯し、熱い心を失くし、勇気を忘れた男――マリオ=バティン。 彼が失った心を、忘れた魂を取り戻すのは、まだ当分先の話となる。 ※パスカル・ガルバンのイタリアへの感情が パスカル・ガルバン→(恨み)→イタリア になりました。
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0ch BBS 2007-01-24