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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[412]森崎名無しさん:2015/05/05(火) 23:07:38 ID:??? ミサキーヌか、地獄兄弟か、破壊神あややか ろくな選択肢しかないのも鈴仙って奴の仕業なんだ
[413]森崎名無しさん:2015/05/05(火) 23:08:09 ID:??? おのれ鈴仙
[414]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/05(火) 23:59:27 ID:??? すみません、今日はもう少し更新したかったのですが、 付き合いでのアルコールが中々抜けないものでして、更新を休ませていただきます。 代わりに、また明日更新出来ればと思っています。 >>409 乙ありがとうございます。射命丸が最終的にどうなるかはなんとなく決めてありますね。 >>411 復讐の破壊神化するのも面白そうですが、多分大丈夫ですw それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[415]森崎名無しさん:2015/05/06(水) 01:15:37 ID:??? >>411 _____ . __`ヽ ,トr,' ´ ,.へ, . ,イ,ィ'⌒"゙f''ト、!ヽ, ィ゙ ./ , _-_‐_‐ - 、 バ, k,ゝ└ト、└ ''゙ ,ス ´''~ .`Y \ j、 ` ーク'ー-‐ぅ7',´ ,ノf⌒ヽ, ___ ,ノ 〉 .f`'`ー-R,,__ `'<,グ. ゝ、 . / | 、 `' .、 `" ''''''''''' "´ ', . ',__ ゙Y ', | ', .| ,r''゙~ 〉 . い | ,rァ弋 _,ァ-‐'゙ `'i"~i! ぃ_f_⌒"´. ,ト、入_ `'.ー┘. └┴‐‐`'
[416]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 17:33:54 ID:??? −妖怪の山・モリヤスタジアム− レミリア「……さて。死ぬ準備はできたか、天狗?」 射命丸「…………」 レミリア「って、アレ? 元気ないわね。どうかした?」 射命丸「……何でもありませんよ。貴女には関係の無い事です」 レミリア「ふーん。ま、別に良いけどさ」 ――射命丸が天狗の上官連中からの詰問を受けたその翌々日。 とうとう全幻想郷選抜大会第一回戦第三試合、 妖怪の山FC対紅魔スカーレットムーンズ戦の幕が開こうとしていた。 フィールドには既に多数の観客がごった返しており、 その中には射命丸に辛辣な言葉を投げかけていたあの鼻高天狗の姿もあった。 射命丸「(あいつ。私達が負けると踏んで、高みの見物に来たわね……。 ふん。普段はサッカーなんて、これっぽっちも興味が無い癖に)」 実況「さあ! 間もなくキックオフとなり、両チームのキャプテンがにらみ合っています! 妖怪の山に住まう天狗や河童、厄神やその他諸々の種族が集まった妖怪の山FCは、 紅魔館の悪魔に魔女、下っ端メイドや門番達が結束した紅魔スカーレットムーンズに、どう立ち向かうのでしょうか!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」 審判「……コイントスを」 射命丸「ええ。……分かりましたよ」
[417]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 17:35:17 ID:??? 観客席が盛り上がり、審判はコイントスを促す。 射命丸はそれらを苛立たしげに一瞥すると、一歩上がってセンターサークルの中央に立つ。 視線が一斉に射命丸に集まると、心ならずも冷や汗が流れる。射命丸はぎゅっと瞳を閉じて、祈るようにコインを投げた。 椛「(なんか、いつもの文さんじゃないような……)」 はたて「(――文。もしかして、緊張してるの……?)」 そんな様子は、普段から何事にも物怖じしない彼女らしくなかった。 一部のチームメイトは、明らかに様子のおかしい射命丸の様子に強い違和感を覚えるが、 悠長に話をしている暇は、もはや残されていなかった。 ―――ピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!! そして、試合は始まった。先攻権を得たのは幸先の悪い事に紅魔スカーレットムーンズ。 先日の試合に引き続き、魔法で喘息による時間制限を克服したパチュリーがトップ下に置かれ、 CFにはフランドールとレミリアの超強力布陣が敷かれている。 そんなスカーレットムーンズを迎える妖怪の山FCは4−3−3の布陣で臨んでおり、 必然と、前線でボールを持ったレミリアをFWの椛と反町とで迎え撃つ事となるが――。
[418]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 17:36:37 ID:??? −−@−− @にとり C−B−A C河童 B穣子 A河童 −−D−− D静葉 G−−−E G雛 E天狗 −−I−− Iはたて −−−−− F−−−− F射命丸 −−H−J H椛 J反町 妖怪の山FC:4−3ー3 紅魔スカーレットムーンズ:4−4−2 −H−J− Hフラン Jレミリア −−−−− −I−G− Iパチュリー −−−−− −E−F− E咲夜 F小悪魔 −DBA− −−C−− C美鈴 −−@−− @陸 レミリア「遅い!」 ドガッ! ドガガガガガガッ!! 椛「そ、そんなー!?」 反町「ぐ、ぐわぁぁぁっ!!(なんだこのドリブル!? まるで、西ドイツのシュナイダーみたいじゃないか……!!)」 ファーストプレイは、完全にレミリアの圧勝だった。 椛と反町のタックルでは、レミリアの三拍子で繰り出されるダイナミックなドリブル――『スカーレットマーチ』に為す術も無い。 二人とも実力を出すよりも先に、大きくフィールド上に身体を叩きつけられる。
[419]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 17:38:06 ID:??? 射命丸「く、くうっ!」 シュバッ! レミリア「おや。あんたが積極的にプレスに来るなんて珍しい。でもね……」 バシッ……。 パチュリー「――これは僥倖。厄介なWGが釣り出せたわね。 ――フランっ!」 グワァァァッ、バゴオオオオッ!! 射命丸「し、しまった! 私とした事が……!」 前線が早々に突破された事に焦った射命丸は、 思わず持ち場の左サイドを離れて、レミリアによる中央突破を防ぐべくタックルに向かう。 しかしこれは明らかな失策。レミリアは悠然と後方のパチュリーへとバックパスをすると、 パチュリーは射命丸が空いた左サイドのスペースへとロングパスを撃ちこむ。 そこにはフランドールがしっかりと位置取りをしていた。 パシッ。 フラン「ありがと、パチェ!」 はたて「あー、もう! 文ったら先走っちゃって……! ええいっ! 『スピードタックル』よ!」 ギュンッ! ズザアアアアアアアアアアアアアッ!! 雛「……私も手伝うわ。――創符・『ペインフロー』ッ!!」 ゴオオッ、ズザアアアアアッ!!
[420]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 17:39:33 ID:??? フラン「……なにさ、そのくらい! 『過去を刻む時計』で、グチャグチャにしてあげる!」 グルンッ……! ダッ! ……バチイイッ! 前線を易々と突破された妖怪の山FCの中盤、 トップ下のはたてと左サイドハーフの雛が、それぞれの必殺タックルを武器にフランドールへと詰め寄る。 フランドールは必殺ドリブルで彼女達を躱そうとするが、はたてと雛も決して実力の低い選手では無かった。 二対一でのタックルは、フランドールのドリブルコースを阻めて一旦はボールを零す事に成功するが――。 コロコロコロ……パシッ。 咲夜「妹様、もう一度お繋ぎいたします!」 射命丸「……!(――咲夜さんにボールを取られた! もしも私が焦っていなければ、彼女の代わりにフォロー出来ていたのに……!)」 ここで射命丸の焦りが完全に裏目と出てしまう。射命丸はボールをフォローできず、 代わりに少し上がり目の位置に居た、紅魔スカーレットムーンズのボランチである咲夜にボールをフォローされてしまった。 咲夜はタックルに向かった椛を自慢の『ザ・ワールド』で軽く受け流すと、 パチュリーを経由して、再びボールをフランドールへと渡す。 さしものはたても、幻想郷トップレベルのパチュリーのパスは素通しせざるを得なかった。 フラン「ふう。ありがとね、咲夜! それじゃあさっそく……!」 グワァァァァァァァァァァァッ! フラン「みんなこわれちゃえ!! ――『スターボウブレイク』ーーーッ!」 バッ……ゴオオン! ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!!
[421]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 17:40:51 ID:??? にとり「ひゅ、ひゅいいいいっ! き、来たぁぁぁぁぁ!! の、『のびーるアーム・改』!!」 ウィィィ〜……ン。 ガチャッ……。 穣子「お、お姉ちゃん!?」 静葉「ええ。『オータムスカイラブブロック』ね!」 ガシッ! バァァァァァァァァァァァァァン!! 穣子「秋よ〜〜〜〜! 遠き秋よ〜〜〜〜! ま〜ぶ〜た〜! と〜じれば〜そ〜こに〜〜〜!!」 最初にシュートに出たのは、紅魔スカーレットムーンズのフランドール。 持ち前の強烈なキック力を生かした弾丸シュート・『スターボウブレイク』で にとりや穣子、他の河童たちが全力で守るゴールをこじ開けようとする。 あまりにまっすぐ過ぎるフランドールのシュートに対し、妖怪の山FCの守備陣も奮戦するのではないか。 射命丸はそう一縷の望みを託したりもしていたが――現実は残酷だった。 ゴオオオッ……! ドガンッ! ドゴバギグシャッ!! 穣子「そ、そういや今ってもう秋だったーー!?」(※このスレの時間軸では今は10月です) 河童A「……だ、駄目……!!」 にとり「お、おいいいいっ!? まだ試合開始直後だよ!! そんなイキナリ失点するわけがな――!」 ドゴオオオン!! にとり「ひゅひゃぁぁぁぁぁぁ〜〜〜っ!?」 ―――ズバァァッ、バギバギバギ、メリィイッ!! ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
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0ch BBS 2007-01-24