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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[440]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 23:54:59 ID:??? 〜小悪魔へ〜 先日は貴重な情報ありがとう。 今日は私も絶対負けられない試合なの。それは前も言ったわよね? そこで小悪魔ちゃんにお願いがあるの。 できる限り、今日の試合でパチュリーさんの足を引っ張って欲しい。 小悪魔もパチュリーさんに無理をさせて喘息を悪化させるより、 今日の試合でスッパリサッカーを諦めて普通に付き合ってほしいわよね? 何より、先日の話をケチ臭いパチュリーさんが知ったらどう思うかしら・・・ それじゃあよろしくネ! 姫海棠 はたて 射命丸「……うむ。これぞ我が新スキル・『パチュリー殺し』。 これを使えばきっと後半戦の難易度もルナティックからハード位にはなるわね。 はたてにはちょっと申し訳ないけれど――」 はたて「だーれに申し訳がないって?」 射命丸「ひゅいいっ!?」 ――そして射命丸は、脅迫状を書くのに必死で、 すぐ近くに来ていたツインテールの少女の存在に全く気が付かなかった。 勝手に偽の脅迫状をねつ造されかかった姫海棠はたて本人が、射命丸を探しに来ていたのである。 射命丸「あ、あややややや!! これは奇遇ですねはたて。貴女も外の空気を吸ってたのですか!?」 はたて「……外って、ここ別に廊下じゃない。あんたこそ何してたのよ。 キャプテンの癖にハーフタイムのミーティングサボって。敵チームの状況でも、今更嗅ぎまわろうとしてたの?」 射命丸「あー。えーっと。いえ。はい。そうですね。そんなところですね!」
[441]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 23:56:42 ID:??? 慌てて取り繕う射命丸の姿は、それはそれではたてにとって珍しい物ではあったが。 はたての興味は射命丸の態度では無く、その片手に書かれたネタ帳に移っていた。 はたて「ま。いいや。それで何か分かったのー?」 バシッ! 射命丸「あっ! こら、はたて! 人のネタ帳を勝手に覗き見するのは犯罪ですよっ!!」 はたて「いいじゃんいいじゃん。情報交換ってヤツよ。何だったら今度、私のだって見ても良いし……って。えっ?」 はたては無遠慮にも射命丸からネタ帳をぶんだくる。 それ自体は普段はたてがやっている(射命丸の方がもっとやっている)行為であったが、 今の余裕の無い射命丸は、全く無警戒だった。……はたての名義で書こうとしていた脅迫状も含めて。 はたて「ちょっとー。全然何もないじゃん……、って。あっ! この脅迫状ってヤツが弱点!? えーと、なになに。小悪魔へ。先日は貴重な情報ありがとう………」 射命丸「あっ……ちょ、それはダメです……!」 はたては途中まで音読していたが、その本旨が書かれているあたりから次第にトーンが小さくなり。 最後の方は手をプルプルと震わせながら文章を黙読していた。 はたて「――それじゃあよろしくネ! 姫海棠 はたて……」 射命丸「……………」 射命丸は何も言えなかった。はたては驚き半分、泣き顔半分で射命丸を見ていた。 そして手だけでなく、泣きそうな顔までも思いっきり震わせて――。
[442]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 23:57:47 ID:??? はたて「文の……! 文の、バカ!!」 ――バシイインッ!! はたては射命丸の右頬を思いっきり平手でぶった。射命丸は抵抗する気力も無くガタリと廊下で崩れ落ちた。 スカートのポケットから丸薬と説明書が落ちたので、はたてが拾い上げた。 説明書にはその丸薬を「速攻性下剤 ミスギキラー」という名称の薬品である事が記載されていた。 射命丸「あやや……すみません。つい出来心で。 大丈夫です、ホンモノはそうですね。下剤というか薬品繋がりで、永遠亭の……そうだ、鈴仙さんの名前にでもしときますよ」 射命丸は始め戸惑っていたが、すぐに普段の軽薄そうな笑顔で適当な弁解を告げた。 しかしはたては、自分の名前が借用されたことに対して怒っていたのではない事は明白だった。 はたて「……バカ。バカ……! 私は、そんなアンタを尊敬してたんじゃないのに!!」 射命丸「はたて……」 はたては射命丸の弁解で、更に泣き顔を強めていた。 はたて「……今まで引き籠りのダメ記者だった私が、外に出よう。自分の目で世界を見つめ直そう。 天狗社会だけじゃない。幻想郷の色んな風景、出来事、人や妖怪の真実を出来る限り、新聞として留めようって。 ――そう考えるようになったのはね……。文、あんたのお蔭なのよ……!!」 はたては啜りながら、射命丸に告白する。射命丸はぼうっとした表情でそれを聞いていた。 はたて「――確かに、私は最近悩んでるアンタに冷たかったかもしれない。 でも、それはね。アンタがどんなに苦しんでても、いつもみたく機転を利かして小賢しく! 新しい、誰も見た事も無いような道を示してくれるからだって信じていたから! だから、アンタがどんな道を選んでも、私はアンタの味方で居たいって……そう思ってた。だけど!」
[443]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/06(水) 23:59:38 ID:??? はたては説明書ごと、丸薬を射命丸にむかってブン投げた。射命丸には大したダメージも無さそうだった。 射命丸「……だけど、何よ? 私がどんな道を選んでも、味方で居てくれるんでしょ? だったら認めてよ……。こんなクソみたな手段に訴えてまで、汚く勝ち残ろうとする私を認めてよ!」 はたて「認めるわよ、アンタが本当に自分の意志で選んだ事だったら! でも、違うじゃない!! アンタは隠してるつもりだろうけどね! 私のおじい様は、アンタが出てた臨査の委員だったのよ! だから全部知ってる! アンタが追い詰められてる事も、それで勝たなくちゃ追放だって揺さぶられてる事も! でもそれって、『組織の一員としての射命丸文』の意志であって、『私の友人の射命丸文』の意志ではないじゃない!」 射命丸「……それは屁理屈よ、はたて。組織に属するってのは、自分の意志だけでは動けなくなるって事。 そこに『組織の一員』だとか『はたての友人』だとか、そんな感情は入らないのよ。 大体、はたて。これで私が負けたら追放なのよ?アンタは私に会えなくなって辛くないの?」 はたて「辛いわよ! でも、アンタがここで自分の矜持とかプライドとかを捨てちゃって。 それで、組織っていう得体の知れない物に呑みこまれてしまう方が、もっと辛いもん!!」 射命丸「――話を変えるけど。 ……私はね、組織にとっての不協和音なんですよ。元から」 はたての熱の籠った告白にも耳を貸さない風に、射命丸はより一層軽薄そうな顔を強めた。 射命丸「組織の一員ってのは、皆なべて周囲の和を乱してはならない。 バランスがあってこそ、ハーモニーというものが成り立つんです。 私はその中でも長年、組織の方々が流す美しいハーモニーを邪魔して来た。だから、その報いが漸く訪れたんですよ。 私の事を崇拝してくださるのは結構ですが、はたて。私みたいな天狗になっちゃあいけませんよ。 それじゃあ出世が出来ませんし、周囲からも嫌われます。前者はともかく、後者は割ときついモンですよー。なんたっ……」 ――バチイイッ!! はたてはもう一度射命丸をぶった。
[444]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/07(木) 00:02:45 ID:??? はたて「何よ? こっちは折角自分の想いを言ったのに、そっちはまた屁理屈? 『自分みたいな価値の無い天狗のする事なんてほっとけ』とでも言いたいの?」 射命丸「……そうですよ。それで何が悪いんですか」 はたて「――嘘だよ。ホントは文、自分の事気にして欲しいクセに。 ただ皆に会わす顔が無いからって、自分の本当の気持ちを曲げて。 それで、そんなちっぽけなプライドを守るために、偉い事だけが取り柄な天狗に理不尽な命令されて。 こうして悪事に手を染めて……! それで私が何か言ったら、『自分みたいなダメ天狗気にするな』だなんて……!」 はたてはそのまま崩れ落ちて泣きだした。もう、どうすればいいのか彼女にも分かっていなかった。 射命丸「……はたてが、私の事を想ってくれるのは分かったわよ。本当に……ありがと」 数分後、射命丸は座って俯いたまま小さく呟いた。 射命丸「――でも。本当にこっちが聞きたいわよ。私だって本当は下剤なんて使ってまで勝ちたくない。 でも、このままだと負けて追放。一体、どうすれば良いの……?」 はたては未だにすすり泣いたまま。射命丸の疑問に答える者はいない。 カッ、カッ。 シャーーーッ 射命丸「(この、音は……)」 ……いや。いた。その人物は近づくと、上手な犬の散歩を駆使して、廊下で蹲る射命丸達を喜ばせようと奮闘を始めた。 その人物はキリリとした表情で、ヨーヨー片手にこう言った。 椛「タイマンで痴話喧嘩。関心しないな、鴉天狗」 ――彼女の名は犬走名人……じゃなくって犬走椛。 下っ端白狼天狗としてたびたび射命丸やはたての業務をサポートしている、彼女達のもう一人の友人だった。
[445]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/07(木) 00:04:21 ID:??? 椛「――私は事情は分かりませんが。文さんは人のジュースに下剤を入れるような方じゃないと思いますよ。 なぜなら、文さんも真のサッカー選手だからさ!!」 カッ!(←椛がキラキラ光る眼をドアップで映してる時の音) 射命丸「……も、椛! アンタまで来てたのね……」 椛「すみません、文さんにはたてさんまで居なくなっちゃったモンですから。 っていうか、皆も来てます。皆、文さんが何だかんだで心配だったんですよ」 射命丸とはたてが顔を上げると、そこには反町と秋姉妹、にとりと雛、 名もなき天狗に河童達までもが椛に続いて、心配そうに射命丸を覗き込んでいた。 はたて「……あれ。っていう事は。今までの話、全部筒抜けだったりした……?」 椛「うーん。まあ。途中から、はたてさんが文さんをぶった位からは」 はたて「う、うそーーーっ!」 射命丸「あややや……。こりゃあ、どうしようも無いですね。合わせる顔もありません」 椛「何言ってるんですか、文さん。顔ならありますよ!」 射命丸「はいはい、どーせ『笑顔さ!』でしょう?」 椛「……はい」
[446]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/07(木) 00:07:15 ID:??? 穣子「でもさ。笑顔ってやっぱり大事だよ! それに友達の八橋ちゃんが言ってた! 音楽ってのは、一見不協和音に見える音も混じった方が、より綺麗で奥深い音楽になるんだってね!」 静葉「ええ……。敗北とは、傷つき倒れる事では無い。そうした時に、自分を見失った時の事を言うと思うわ。 だから……強く心を持って。そして、……最後まで、ジタバタしましょう」 反町「(静葉さんのメンタルが逆に強くなってる……。まるで勇者の家庭教師みたいだ……)」 にとり「私はもう吹っ飛ばされたくないけど……」 雛「大丈夫よ。私達が守るから」 最初瓦解寸前まで落ち込んだ妖怪の山FCのメンバーだったが。 射命丸とはたてのやりとりを聞いている内に、射命丸の抱えた真なる悩みを知った事から、 彼女達の思いは少しずつ変わっていた。 にとり「――でも、気に食わないよなぁ。天狗の偉様とはいえ、私達のチームにまで口出しするなんて」 穣子「そうだよ! 例え相手が強くっても、最後まであきらめずにやっぱり頑張るよ、私!」 椛「……文さんは割と皆に嫌われてもいますが。それでも、いなくなると寂しいって考えるヤツも結構多いんですよ。 でも、それは自由で、何事にも囚われなくて、ずうずうしくて、傍若無人で、鬼には遜る癖に河童とか私達には偉そうで、 気まぐれで、皮肉屋で、イジワルで、新聞たまに捏造して、……でも、そんな文さんが好きだからです。 組織のイヌになって、ズルい事や犯罪に手を出す文さんなんて、それこそ皆が去っていきますよ」 射命丸「……椛。――アンタ、結構口悪いわね……」 はたて「――で、でもそう。椛の言う通りよ! 私もそれを言いたかったっていうか」 最後に、はたてが恥ずかしそうに射命丸の方を向き直り……射命丸にこう告げた。
[447]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/07(木) 00:08:59 ID:??? はたて「――色々言っちゃったけど、もう一度だけ言うわね。私は、文が自分の意志で居る限り。 文がどんな道を選んでも、離れ離れになったとしても――。絶対に、私は、文の仲間だから」 それはとあるサッカー少年が、悩んでいた彼女にアドバイスしてくれた言葉だった。 彼の影響は少なからず、この天狗達に。そして妖怪の山FCのメンバーの考え方に対しても及んでいた。 射命丸は「ありがとう、はたて」と小さく呟くと、照れくさそうに頭を掻いて。 射命丸「――皆さん。先に言っておきます。私は――案外大したことありません! ですから、私はもう皆さんに頼ろうと思います! 頼って頼って頼りまくって……それで、チャッカリ勝っちゃいます。 ですが、ひいき目に言っても、貴方方も案外大したことありません! なので、……ええ。案外大したこと無いモノ同士、仲間として! 静葉さんじゃないですが。後半は……ジタバタしましょう!」 ――そう、チームメイトに対して快活に笑ってみせた。彼女の瞳は、もはや何にも縛られていなかった。 ***** ――ピィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! ……ピッ、ピッ。……ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! ――だから、射命丸にはもはや後悔は無かった。 レミリア「……前半とは同じチームとは思えなかったわ」 レミリアが心底驚き、また関心したように彼女に話しかけて来ても、彼女は穏やかだった。 射命丸「貴女のトコの咲夜さん、一体どーなってるんですか。 あの人とヘンな中国人が居なかったら、私ら絶対勝ってましたよね」 レミリア「……そのどーなってるアイツラを何度もドリブルで抜き去り。 そして時には思い切って仲間に頼って、何度もパスワークで抜き去ったチームのキャプテンには、言われたくないわね」
[448]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/07(木) 00:11:05 ID:??? 射命丸は後半戦開始当初、同様に「射命丸って案外大したことなくね?」の弾幕に曝されていたが、 自分には仲間が居ると分かった射命丸には、案外大した精神攻撃では無くなっていた。 彼女は前半戦の不調がウソのようなドリブル突破を繰り返し、 何と咲夜率いる紅魔スカーレットムーンズの守備陣を何度も抜いて3ゴール、ハットトリックを決めた。 元々彼女の実力であれば不可能では無かったが、個人プレーに頼り切らず、 適度にパス突破を織り交ぜていたのが、スカーレットムーンズを混乱させるのに役立った。 また、乱暴なメイド妖精タックル部隊はPKのチャンスも生んでくれ、正確なキックに定評のある反町が1点を挙げている。 射命丸「守備陣も頑張ってくれました。 撃たせる前に止めるで、雛さんをパチュリーさんのマーカーにしたのは正解でしたね。 魔法の副作用か、吹き飛びやすい彼女を狙ったのは申し訳ないですが、アレで2点は助かってます」 レミリア「――ま、もう1点は取らせて貰ったけどね。私じゃなくて、フランの得点になっちゃったけど」 射命丸「……『トランシルヴァニア』。あれはお見事としか言いようが無かった。 鈴仙さんの『マインドエクスプロージョン』や、ゆう……謎の向日葵仮面さんの『マーダースパーク』。 恐らく貴女が怒っていれば、星熊勇儀さんの『三歩必殺』にも匹敵するであろう破壊力のツインシュート。 あれはビビりました。……にとりさんの人命的な意味で」 中盤と守備陣は更に健闘した。レミリアとフラン、そしてパチュリーの率いるスカーレットムーンズの攻撃陣を、 何と前半とは打って変わって、たったの1失点で済ませたのだから。 それには、これまで連携の取れていなかった『天狗トリオ』の復活や、 反町が秋姉妹と考えた連続ワンツー、『オータムスカイズ』などパスによるボールキープが功を奏していた。 また、にとりもボロボロになりながらもフランドールやレミリアのシュートを二度防いでいる。 ……尤も、三度目の大技は、とても防げるような威力では無かったが。 にとりのリュックのみが残され、後は欠片も残らず蒸発していたスタジアムの一辺 ――妖怪の山FCのゴールがかつてあった場所――には、巨大な空洞が出来ており、それは遠くの山を貫いていた。
[449]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/07(木) 00:14:22 ID:??? 観客「射命丸って……」「案外……」「大したことなくね……?」「ニトリ ニトリ ……あっ、試合終わってた」 レミリア「……まだ消えないわね。ハットトリックしたのに」 射命丸「『案外大したことなくね』コールですか? ううん、良いんです。今は心地よい位ですから。 世の中、誰もが全能では無い。九割九分九厘九毛、案外大したことない奴ばっかりです。 私はそれを忘れて、自尊心を無駄に肥大させていた。 それで、「やめろォ!」と叫び、これ以上「案外大したことなくね?」と言われたくないばかりに、 誰にも弱みを相談できなかった。……だから、今回ははたてのファインプレーですかね。 あいつがお節介にも、私の悩みを暴露してくれなかったら、今ごろ私はチームメイトからも非難の嵐でしたよ」 レミリア「あら、妬けるわね。 ――ま、精々ガンバリな、天狗」 射命丸「こちらこそどうも、吸血鬼様。またお会いできる、その日まで」 射命丸は言いたい事を言い終わって満足した様子のレミリアを見送って、 そして仲間の方へと戻っていく。皆敗北こそしたものの、どこかしらやり切った表情をしていた。 射命丸「(……はたて。椛。――皆。これで、良かったのよね。 私はどこに行っても私の意志で。自分の道を進んでみせるから……)」 観客のブーイングや、例の鼻高天狗の得意げな顔をさらりと流して。 射命丸文は大きく羽を広げて、幻想郷での最後の時間を満喫する事にした。 紅魔スカーレットムーンズ 6 − 4 妖怪の山FC 試合終了!
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0ch BBS 2007-01-24