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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[572]森崎名無しさん:2015/05/17(日) 12:35:14 ID:??? コロッとだまされることはないだろうけど、なりふり構わなくなった岬は怖い。 さて、何してくるのか。 準決勝まで自由行動2回。決勝までは6回。 鉢巻を松山に渡すことは確定として 正邪との面会 オフサイドトラップ、フェアプレイ精神、しゃべるボールの完成 つかさ、ウサギBちゃんと特訓狙うか 脳内試合ドイツ(準決勝後推奨) レミリアのシュート練習 文(追放後どうなった?) 反町(大事なものと引き換えにシュートの才能なんたら) アリス(森崎に上手く利用されてる? 友達になりたい発言) あたりと会っておくか
[573]森崎名無しさん:2015/05/17(日) 20:53:18 ID:??? 鈴仙「それで何のようなのかしら……」 岬犬「……妖夢さんの行方がわからなくなったんだ。居場所を知りませんか」 鈴仙「え?」 矢車「一緒に歩いて行こう、ゴールのない暗闇の中を」妖夢「にいさぁん」
[574]森崎名無しさん:2015/05/17(日) 22:45:50 ID:??? ふーむ、例え益がなくても吠えヅラを拝みたいな 1. ちょっと脅しをかけて、妖怪との差を分からせる 2. 太子やにゃんにゃんの存在を盾に心配するふりをする 3. 「この人痴漢です」 それでもボクはやってない
[575]森崎名無しさん:2015/05/17(日) 22:48:40 ID:??? ・・・なぁ、これ見ようによっては岬がカツアゲされてるようにも見えなくないか? ちらっと誰かが写真撮ってやっぱ妖怪は最低って話になるんじゃないか?
[576]森崎名無しさん:2015/05/17(日) 23:22:17 ID:??? 吠え面かかせたいなら財布くれてやってなにも話さず逃げればいい 話術の使い手なんだからそもそも交渉のテーブルひっくり返して帰ればいい そしてたんたんとサッカーで普通に勝てばいい
[577]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/17(日) 23:24:46 ID:??? こんばんは、今日も更新していきます。 >>569 鈴仙を直接騙したりはしないですね。 >>570 乙ありがとうございます。 花果子念報の記事でも岬の悪行?は出ていますし、 鈴仙もこの前の試合の一連は知っているという体でいます。 >>571 乙ロットありがとうございます。 証拠が無いから逮捕はできない……という理屈で行こうと思いましたが、 テレビとかで、状況証拠のみで痴漢が逮捕されたりって話は聞きますね。 幻想郷では前者の理屈という事でお願いしますw >>572 計画ありがとうございます。 反町や射命丸がどうなったかについては、別途無判定シーンで補完したいと思います。 >>573 地獄兄弟入りはJOKERでもたぶん無いと思いますねw >>574-575 確か幻想郷では、人里では妖怪は人間を襲えないというルールがあります。 モリヤスタジアムは妖怪の山ふもとで人里では無いですが、周囲には人間も多いので(という設定)、 あまり良い行動では無いかもですね。
[578]森崎名無しさん:2015/05/17(日) 23:25:29 ID:??? (そのときふわたりてがたの存在を思い出した)
[579]森崎名無しさん:2015/05/17(日) 23:26:15 ID:??? >>578 ・・・あ!それや!
[580]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/17(日) 23:26:43 ID:??? 岬「……ところで」 鈴仙「何ですか。またナンパでもするんですか?」 岬「これは手厳しいね」 鈴仙「師匠から、仕事以外で知らない男の人に声を掛けられても相手にするな、って言われてますから」 鈴仙の財布を渡し終わった岬はおもむろに話しだすが、 警戒している鈴仙はそれを真正面から受け取らない。 彼の口の巧さは新聞などの様々な評判や、 何よりあの真面目で一本気な妖夢を籠絡してみせた事実から、鈴仙も良く熟知しているつもりだった。 だから、鈴仙は岬に口を開く暇を与えさせない。 鈴仙は財布をむんずと握って、岬の元から一刻でも早く立ち去ろうとしたが。 岬「――あらら。まあ待ってよ鈴仙さん。僕は決して君にも損にならない情報を持っているんだけどな」 岬は明るい声でそう述べるが、鈴仙はぷいとそっぽを向いたまま振り返らない。 岬の趣旨が仮に鈴仙にとって得な情報であったとしても、その真偽を確かめる方法は無い。 つまり、何を言おうが岬は、鈴仙を惑わせる以上の事をしない。 いくら鈴仙でも、その程度の考えはしっかり整理がついていた。 鈴仙「(多分アイツは私の財布をひったくって、こうやってサシで会話して、 私を混乱させようと目論んだんでしょうけど。 ――アンタの計画は既に割れてるのよ!)」 岬から背を向けた鈴仙は、毅然とした態度で、心の中でそう言い放つ。 ――しかし鈴仙は同時に、この時ミスをしていた。 そのミスは通常、ミスとも言えないごく当然な行動だったが――こと岬相手で、それは大きな落ち度だった。 岬は鈴仙のミスに気付き、澄ました声で鈴仙に向かってこう呟いた。 岬「……君は知りたくないのかな。八意永琳の真意を」
[581]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/17(日) 23:28:01 ID:??? 鈴仙「やご……何ですって」 岬は鈴仙の心の琴線に触れ得る言葉を既に知っていた。 それにも関わらず、鈴仙は彼の口を封じもしなければ、自分の耳を塞ぐこともしなかった。 そのごく当然な隙を突かれて、鈴仙は岬の前で足を止め振り返ってしまった。 岬「(僕がわざわざ出向いて来るんだ。全く無為で無謀な行動をする訳が無い。 失敗しない為にもその程度の調査、やっておくに決まってるじゃないか)」 ここで一旦足を止めたならば、こっちのものだ。 蜘蛛の巣に引っかかった蝶へと向かう蜘蛛のように、岬は内心でほくそえんだ。 岬「――やっぱり気になるみたいだね。君のお師匠様。 月の賢者にして地上へ堕ちた裏切り者。永遠亭を実質的に統べる至高の薬剤師にして医師。 八意XX……僕たちの言葉だと、八意永琳のことが」 鈴仙「――良く調べたわね。ウチにスパイでも投げ込んだのかしら?」 岬「さてね。……ところで、君はこの幻想郷に降り立って以来ずっと、 この八意永琳の元で従者として働いているんだったよね? ああいや、答えなくてもいいよ。答えはイエスと知っているから」 岬は鈴仙に思考させる時間を与えないよう、やや早口で話している。 そうする事で、鈴仙に思考する猶予を与えず――岬はこう、結論を先に言い放った。 岬「――僕は君の為に忠告するよ、鈴仙・優曇華院・イナバ。 ……八意永琳は、間違い無く君を利用している。自分自身の計画の成就。ただそれだけの為にね」 鈴仙「――利用、ですって……! そんな事、ある訳ないじゃない!!」 岬の結論は、その真贋を問わずして、鈴仙の耳に重くのしかかった。 永琳の真意については、鈴仙もまた預かり知らぬ事だったのだ。
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0ch BBS 2007-01-24