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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[621]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 02:37:40 ID:??? ……と、いったところで今日の更新はここまでです。 明日はもうちょっとフォローしきれなかった点を補足しつつ、次の試合でのテーマを散りばめて、 出来れば大会14日目の自由行動に移れればと思っています。 今日の岬の主張を超簡単に纏めると、 『鈴仙が主人公になれたのも永琳って奴のせいなんだ。鈴仙は永琳の計画遂行の為に必要な道具なんだ』 ……って感じです。永琳のそもそもの動機は依然不明です。 それでは、皆様、本日もお疲れ様でした。
[622]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 02:51:20 ID:??? 乙なのです。 初期鈴仙ならともかく、今の鈴仙ならある程度の動揺はあるにしても、大きな精神的ショックはないかなあ。 師匠が最終的にとんでもないこと企んでたり、鈴仙さんが観測機にはなれるけど、命の保証はないとかなら別だけど。 にとり「話は聞かせて貰った! 観測機なんてこのにとり様にかかれば朝飯前だよ! 河童なめんな!」 にとり(つまり主役はこの私だ! 主人公交代だよ鈴仙!) 鈴仙「いつから聞いてたのー!?」 岬「今までの話根底からひっくり返してきた!?」
[623]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:13:16 ID:??? こんばんは、更新していきます。今日はなんと判定があります(白目) >>622 乙ありがとうございます。 永琳が必ずしも鈴仙の為に動いているとは限らない……というのは重要な点ではありますが、 これだけで鈴仙がどうにかなる訳ではありませんね。 にとり主役で思いついたのは、自分はそこまで強くないけど、日常で素材を集めて機械を作って、 試合では状況に応じて使う機械を変えて乗り切る、SFCのスラップスティック的な話ですね。 ……あれ、案外面白そうかも?
[624]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:16:59 ID:??? 鈴仙「……そんな、事」 あるわけがない。鈴仙はそう断言しようとしたが、……できなかった。 過去程では無いにせよ、依然少なからず永琳に依存している自分が居る事を、鈴仙は感じていた。 岬「その顔を見ると、多少の自覚はあったようだね。だって、普通じゃ考えられないよ。 何を考えているかを分からぬ相手を盲目的に信じるなんてさ。 君もお師匠様を信じつつも、どこか無意識にでも、不安を覚えていたんじゃないかな」 鈴仙「――そ、そんな事……ないもん……」 岬「たんじゅ……おっと失礼、素直だね、君は。顔に出ているよ」 鈴仙は岬を強く見つめ返す事すら出来なくなっていた。 そして、心理的に弱みを見せた相手に対して岬は容赦しなかった。 岬「――もしかしたら、君がここに来た事自体が、最初っから八意永琳の計画だったのかもしれない。 八意永琳には親しい月の有力者姉妹も居るようだし、そこそこ優秀で御しやすい玉兎を見繕う事もできただろう。 その後、玉兎の通信電波をジャックして、『人間が月に攻めて来る』とかいうガセ情報を送るのも、月の賢者ならば容易だろうし、 それで地上に逃げて来た時優しく保護してやれば、簡単に懐柔できる。 ……噂話でも何でもホイホイ信じて突っ走ってしまう、そんな単純な少女が相手だったらなおさらだ」 鈴仙「…………!」 岬は鈴仙の物語をあざ笑う。 月からの逃亡、永遠亭での平穏だが鬱屈した生活、サッカーの流行、パスカルや中山との出会いによる成長。 これまでの鈴仙が体験して来た一連の物語の全てが、もしも永琳によって仕組まれたものだと断じる。 岬の説はこれまでの論理と比べて整合性に欠ける、より推測が強くなっていたが……。 しかし、今の鈴仙は反論できる余裕を失っていた。岬は鈴仙の心理的な不安を的確に突いていたからだ。 これまで自分は永琳から何も聞かされていない。自分はもしかしたら本当に、永琳の道具に過ぎないのかもしれない。 そんな思考は不毛だと思っていても、今の鈴仙は中々それを拭えないでいた。
[625]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:18:38 ID:??? 岬「人を信じる事は立派さ。しかしそれは、その人が嘘をついているかもしれない。 その人が自分を利用しようとしているのかもしれない。 ……そう言ったリスクを負ってでも、尚も突き進もうとした場合にのみ立派と言えるんだ。 そうでも無いのに、ただ単に言われた事を信じて。 それで裏切られた時になって初めて文句を垂れて絶望するのは、子どものする事だ」 これまでの自分を否定されたような気分になった鈴仙を諭すように、岬は語気を和らげた。 そこには神子の手下ではない、岬太郎自身の考えが見え隠れているような気がした。 岬「さて。とにかく僕が君に伝えなければならない事は全て言い終わったんだけれど。 ――君にひとつ、宿題をあげよう」 暫くの沈黙が流れた後に、岬は不意にこんな事を呟いた。 鈴仙「……宿題? 悪いけれど師匠や先生はもう間に合っているんだけど」 岬「――なに。至極簡単な宿題だよ。やろうと思えば、幼児でも容易く出来る事さ」 鈴仙「だったら別にやる必要なんてないじゃないの。姫様じゃないけど、ムダなタスクは捨てる化したら?」 永琳に対する不信を押し留めるのに必死な鈴仙だったが、 それでも皮肉を振り絞って、少しでも岬に抗い続けようとした。 次に何を言われても、精神的な動揺を見せてはいけない。 永琳の見えない真意に苦しみながら、鈴仙は岬の発言を待つ。一秒が比喩でも何でもなく長く感じる。 しかしそんな鈴仙の辛抱とは裏腹に――。
[626]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/23(土) 23:23:02 ID:D7SACXzA スッ。 岬「そっか。じゃあ、……これを返してくれないかな。君のチームの、とある方から借りてたんだ」 岬は言葉に代えて、鈴仙に対しある物を手渡した。それは一見、何の変哲も無い、ありふれた物だったが……。 鈴仙「――え。これって……? な、なんであんたが……?」 先程岬が語った、永琳の計画の全容に関する推察以上に、岬が鈴仙に手渡した物はショッキングだった。 ――何故なら、それは鈴仙も良く知っている物だったからだ。その持ち主であろう人物も含めて……。 そう、岬が鈴仙に手渡した物。それは――。 先着1名様で、 ★鈴仙の試練→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→妹紅と見知らぬ女子高生との怪しいツーショットだった。慧音「も、妹紅……?」チャキッ 岬「(渡す相手間違えた)」 ダイヤ・ハート→一冊の恋愛小説だった。 スペード・クラブ→七つ葉のクローバーが押してある古手帳だった。
[627]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 23:23:42 ID:??? ★鈴仙の試練→ ハート3 ★
[628]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 23:24:07 ID:??? ★鈴仙の試練→ ハート3 ★
[629]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 23:25:44 ID:??? >ダイヤ・ハート→一冊の恋愛小説だった。 ちなみにカップリングはブローリン×カグロット カグロット「やめろぉ!」
[630]森崎名無しさん:2015/05/24(日) 01:01:28 ID:??? うーわ、やはり岬はやっかいだ 既に佳歩ちゃんに目を付けてスカウト済か 岬にとっては御しやすい上に攻撃に関しては一部鈴仙さん以上だしなあ 愛着あるし3章以降も一緒にプレイしたかったけど、仕方ないか…… 妖夢さんと同じくよきライバルとなる展開も熱くはなるだろうし
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0ch BBS 2007-01-24