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【早苗】鈴仙奮闘記28【サッカー好きか?】
[629]森崎名無しさん:2015/05/23(土) 23:25:44 ID:??? >ダイヤ・ハート→一冊の恋愛小説だった。 ちなみにカップリングはブローリン×カグロット カグロット「やめろぉ!」
[630]森崎名無しさん:2015/05/24(日) 01:01:28 ID:??? うーわ、やはり岬はやっかいだ 既に佳歩ちゃんに目を付けてスカウト済か 岬にとっては御しやすい上に攻撃に関しては一部鈴仙さん以上だしなあ 愛着あるし3章以降も一緒にプレイしたかったけど、仕方ないか…… 妖夢さんと同じくよきライバルとなる展開も熱くはなるだろうし
[631]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 01:26:54 ID:tD5VSiQ+ ★鈴仙の試練→ ハート3 ★ ダイヤ・ハート→一冊の恋愛小説だった。 鈴仙「これは……」 鈴仙に託されたのは一冊の本。人里の本屋で叩き売りしている、ごくありきたりの恋愛小説だった。 しかしその本に鈴仙は見覚えがあった。 鈴仙「これ……佳歩の好きな本」 それは佳歩がまだ名前を貰っておらず、ウサギAとしてルナティックスのFWを務めていた時代。 パスカルが加入した事により、自分の立場が無くなると心配した佳歩は、 少しでもその不安と寂しさを紛らわせるべく、この本を読んでいたという。 鈴仙はこの本を見て、思い悩む佳歩の前に『サッカーも恋愛と同じ。夢見るだけではチャンスを掴めない』 ……などと力説したものだったが――。(※詳細は1スレ目>>727-742参照) 鈴仙「どうしてあんたが……その佳歩の恋愛小説を持ってるのよ!?」 岬「どうしてって、……さっき言ったろう、僕が彼女から借りてたんだ。 まあ、ラストでヒロインが交通事故に遭う……ってのは少しどうかと思ったけれど」 岬は暢気に本の感想を述べる。まるでこう振る舞えば、鈴仙が少しでも取り乱してくれるとでも知っていたかのように。 そして鈴仙は悲しい事に単純だった。 鈴仙「違う。そんな事を聞きたいんじゃない! どうしてあんたが借りてたのよ! 佳歩があんたみたいなのと関わり合いがある訳ないじゃない……!」 岬「――それじゃ、鈴仙さん。僕の宿題、きちんとこなして下さいね? でないと……貴女は絶対に、この次の試合で敗ける。貴女は、神子様に勝てない。いや、誰にも勝てない」
[632]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 01:30:05 ID:??? 岬は鈴仙の質問に答えずに立ち上がり、スタジアムを去ろうとする。 鈴仙は何度も岬を呼び、佳歩との関係、何故岬がこの本を持っているのかを聞こうとするが、岬は全く聞く素振りも見せない。 追いかけようとしても、今度は人里の岬ファン――鈴仙の視点から見ると信じがたいが、 岬には神子程では無いが少なくない数の信望者がいる――の人波に阻まれてしまう。 鈴仙「はぁ、はぁ……!(これまでの私の悩みは、頑張りは、全て師匠に仕組まれたものだったの? 私はこれまで、師匠の道具になるために頑張ってたの……? 私は一体、何の為に戦うべきなの……?)」 岬はもう既に鈴仙の視界から消えていた。 鈴仙に残されたのは、岬達が語る永琳の、そして自分自身の真実と、佳歩の恋愛小説だけだった。 これまで漠然と考えつつも、深くは保留していた問い――何の為に、自分は戦うのか――が、今鈴仙に突きつけられている。 この時、鈴仙は完全に打ちひしがれるまでは行かずとも、精神的に消耗していた。 ――そのため。 明らかな岬の罠であると見え見えな、ごく単純な思考の誘導にも鈴仙は簡単に引っかかってしまう。 鈴仙「(それにしても、岬はどうして、佳歩の持っている本を持ってたの……? ムリヤリ奪ったとか? ……いや、流石の佳歩だって妖怪ウサギなんだし、岬君よりは強い筈。 たまたま同じ本を持ってたとか? ……それも無い。どうしてたまたま同じ本だって、アイツが分かるのよ。 だけど。だったら、どうして……?)」 考えてみればみるほど、佳歩は正常な環境下で岬と取引を結んでいたように思える。岬の話が嘘であるように見えない。 そしてそうなると、妖夢の一件も相まって、鈴仙の内心の疑心暗鬼は、いよいよその勢いを強める。
[633]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 01:31:17 ID:??? 鈴仙「(そう言えば、岬君は知り過ぎだろうって思える位、永遠亭や私の事に熟知していた。 もしかしたら。誰かが……もしかしたら佳歩が! 私達の情報を盗み聞きし、神子達のスパイとして動いているの!?)」 佳歩もまた、人知れず岬に籠絡されていたのではないか。 そして、妖夢と同じ『ハイパーカンピオーネ』計画の一員としてか、そうで無くとも永遠亭ルナティックスのスパイとしてか。 その実態は分からずとも、兎に角その裏で鈴仙に反する行為を行っているのではないか。 永琳に対する信頼に罅を入れられたと同時に、鈴仙の仲間達に対する信頼もまた、この局面で同時に揺らぎ始めていた。 *** 佳歩「……あっ。いたいた。鈴仙さまー、お財布見つかりましたかー?」 鈴仙「か、佳歩……!」 タッ! ……フワッ! 佳歩「あっ、鈴仙さま、鈴仙さまーー! どうして私を避けるんですかー!?」 だから鈴仙は、スタジアムの外で健気に自分を待ってくれていた佳歩の素直な顔を見る事ができなかった。 佳歩を避けるようにして背を向け空を飛び、普段とは違うルートで永遠亭へと帰っていく。 そしてここで、自分が岬の言う『宿題』を満足にこなせそうで無い事に気付く。 鈴仙「(……どうしよう。私は……信じられない。師匠の事を……佳歩の事を……皆の事を、信じてない)」 これまで信じられると思って来た師匠。友人。仲間達。それらは全て、自分の勝手な思い込みでは無かったか。 都合の良い上澄みだけを信じて、都合の悪い部分については敢えて目を閉じて来たのではないか。 仮に仲間が鈴仙を信じていたとしても、自分はまだ、そんな仲間達を真の意味で信頼していなかったのではないか。
[634]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 01:35:23 ID:??? ――人を信じる事は立派さ。しかしそれは、その人が嘘をついているかもしれない。 その人が自分を利用しようとしているのかもしれない。 ……そう言ったリスクを負ってでも、尚も突き進もうとした場合にのみ立派と言えるんだ―― 鈴仙「………ッ! あんな詐欺師の言葉なんて、絶対に信じるもんかって思ってたのに……!」 ――そうでも無いのに、ただ単に言われた事を信じて。 それで裏切られた時になって初めて文句を垂れて絶望するのは、子どものする事だ―― 岬が言い放った言葉が、夕空の竹林を飛ぶ鈴仙の中で何度もリフレインする。 自分は子どものように、ただ単に言われた事を信じているだけだった。 そして、それに気づかされても、自分は尚裏切られるリスクを背負いたくない。 そんな臆病な自分が鈴仙は堪らなく嫌だった。 佳歩「(鈴仙さま……一体どうしたんだろう……)」 佳歩は鈴仙の後ろを着いて空を飛ぶ。しかし、とても鈴仙は話せる状態では無かった。 ――岬太郎の策略により、鈴仙は仲間を『信じる』ことを忘れてしまった。 *鈴仙が佳歩に対し不信を覚えました。 不信が消えるまで、鈴仙は佳歩に対して自分から話に行けません(試合時の選択は通常通り行えます)。 この状態はイベント進行で必ず解除されます。
[635]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/05/24(日) 01:45:41 ID:??? ――と、言った所で今日の更新はここまでです。 明日は久しぶりの自由行動フェイズという事で、久しぶりに選択肢が沢山出て来ますので、ご参加頂ければ幸いです。 今回の岬による人間不信作戦ですが、実害が生じるのはアナウンスした通り佳歩と会話をする時のみです。 描写的には永琳を始め他の仲間も不信っぽい感じになってますが、ゲーム的な支障は起きません。 また、今回の聖徳戦のテーマは『信じる』という事で、今の鈴仙の不信を上手く克服して頂ければと思います。 >>629 いわゆる殺し愛ってやつですかね。(ただし姫様は死なない) >>630 佳歩のように評価値の高い仲間が判定一発で離脱という事はありませんのでご安心下さい。 むしろ鈴仙にとって、より心強い仲間に成長してくれるかもしれません。 それでは皆さま、本日もお疲れ様でした。
[636]森崎名無しさん:2015/05/24(日) 02:01:26 ID:??? >>635 あ、早合点でしたね、すみません、そして一安心 にしてもやはり岬君はやっかいだなあ。 けどここで岬君に話を聞かなくても遅かれ早かれ鈴仙さんにはぶつかっていた問題なのかな だとしたら早めに自覚できて良かったと言えるかも さて、佳歩ちゃんに直接話ができないとなると、けーね先生かマスター、てゐ辺りに相談かねえ 意外とウサギBちゃんやつかささんでもいいかもしれない、しっかりしている&佳歩ちゃんについてよく知っているだろうし まあ、佳歩ちゃんがうどんちゃんを裏切るとかそもそも相談できませんしねえ 岬「鈴仙や永遠亭のスパイになるんだ」 クラブA→佳歩「」チャキ 岬「ぐわー!?」 (バイオレンスな描写があったことをお詫びします) しかし岬君も何気に鈴仙さんの成長を期待している……神子に一泡吹かせて欲しいのかな? 乙なのです!
[637]森崎名無しさん:2015/05/24(日) 02:03:41 ID:??? 乙です 分かっちゃいたが聖徳が吐き気を催す邪悪すぎてアレだな サッカーに負けてはい終わりにするには余りにも悪行を重ねすぎてる てつを「いたいけな少女の信じる心を弄び、あまつさえ子供を己の策に利用するなど断じて許さん!!」 とかそんな感じで皆纏めてリボルケインで一砕きにしたい
[638]森崎名無しさん:2015/05/24(日) 02:25:27 ID:??? 乙です なんとなく目的はわかってたけど(不信感の植え付けを行う♂(レ)) 少し予想外だったな、永琳だけでなくそっちの信用落とさせるとは・・・ 信じちゃうってことはやっぱり妖怪同士って薄汚いな じぶんが裏切られることを恐れて他者を疑うとかマジないわ、クズすぎ ルールもくそもあったもんじゃないな これを見る限りどう見ても神子様の作る完全に とうせいのとれた上下関係のくっきりした社会の方 が争いも疑いも少ないしまだマシだわ じっさい身分制度があってもよほどひどくない限り やばい戦争とか革命起こらないからね すべて神子様の意思に従えばすべてが平和になる てを取り合う必要はない。妖怪は妖怪はらしく、それでいいんだよ いつも思うんだけど下手に人間の真似をされるよりずっといい人間の スキン(皮)なんてかぶられるとこっちが悪者に見られたりするからね、あれって心外なんだよ人間としてはさ 最後の3行は某ゲームのある味方キャラが敵に対して言うセリフです
[639]森崎名無しさん:2015/05/24(日) 02:28:19 ID:??? 俺の青春乙
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0ch BBS 2007-01-24