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【師よ】キャプテン霊夢30【あなたよりも疾く】
[443]森崎名無しさん:2015/06/29(月) 21:02:24 ID:??? 乙です 意外とあっさり弱点露呈したな それにしても次の大会どうするか悩むわ
[444]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:19:11 ID:??? すみません、色々考えたのですがこの試合の残りについては 「公開するつもりだった情報のみ公開して手早く終わらせる」 事にしました。理由は予想以上に仕事が忙しくなってきてしまい、 この試合を普通に書き切ろうとしたらどれくらい掛かるか分からない状況です。 (というか、既に2週間以上ストップさせている状況です) 勝敗が決まっていて本筋にあまり関係がなく、決勝前という状況をいつまでも 続けるのもアレですので、スパッと区切る事にしました。申し訳ありません。 >>443さん 乙ありです! 流石にポゼッションフットボールみたいな難しい戦術を一朝一夕には身につけられないですね。 攻撃方面に特化して練習して、アリスの指揮とチームワークがあって何とか成立している状態です 次の大会についてはこの試合が終わって少ししたら選択の時となる予定です。
[445]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:20:26 ID:??? 思わぬ形で永琳が同点ゴールを決め、同点に追いついた永遠亭ルナティックス。 その後は互いに攻めながらも決定機を作れない展開が続いた。 永遠亭ルナティックスは永琳・てゐの2人を中心に何度かチャンスを作るものの、 紅魔スカーレットムーンズ戦でも大活躍を見せた敵のDF陣を中々破れない。 一方の霧雨恋色マジックも先ほどのカウンターを恐れてか、少しパス回しが消極的になる。 そんな中、先に得点を決めたのは永遠亭ルナティックスの方だった。 妹紅「結構シュート力ある設定なのに出番これだけかよチクショー!!!」 大妖精「な、何だか変な怨念が篭ってますよー!?」 前半終了間際、ルーミアとミスティアのツインシュートを大妖精が弾いたこぼれ球を オーバーラップした妹紅が叩き込み、永遠亭ルナティックスが2−1とリードを奪う。 永遠亭ルナティックスが霧雨恋色マジックにリードを奪ったのはこれが初めてであり、 後半の流れは永遠亭ルナティックスに傾くかと思われた。 だが、後半に入り霧雨恋色マジックは再びポゼッションフットボール戦術を再開させる。 永遠亭ルナティックスも永琳・てゐの中盤や鈴仙が守備陣をうまく指揮する事で均衡を 保っていたが、その中で魔理沙の考えたミドルシュート連発作戦が徐々に実り始める。 鈴仙「(うぅ、まずい。警戒しなきゃいけない相手が多すぎる……)」 少なく見積もっても強力なミドルシューターが3人以上いる霧雨恋色マジックに対し、 DFが慧音以外あまり強くない永遠亭ルナティックスではマークにも限界がある。 高速のパス回しで翻弄されている内に、誰か一人はマークを外されてしまうのだ。
[446]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:22:00 ID:??? 魅魔「おっと。今度は私かい。黄昏の閃光にはまだ遠いが、決めさせてもらうよ!」 輝夜「永遠亭ルナティックスの主として、そう何度も決めさせる訳には……!」 バチィッ!!! 魅魔「(ちっ!今の幻想郷じゃ私の力はこの程度か……全く、衰えたもんだ)」 魅魔のシュートはかろうじて輝夜が弾くが、そこに思わぬ伏兵が詰め寄る。 リリーB「……決める!」 バシュウウウウウウ!!! ズサァアアアア!!! ピィッピィーーーーーー!!! 後半5分、魅魔のシュートからリリーBのねじ込みにより霧雨恋色マジックが同点に追いつく。 リリーW「わぁー!お姉ちゃん凄いですー!」 霊夢「そういえばあいつもシュート撃ってくるんだっけ」 ナズーリン「しかも威力も侮れないな。本当に攻撃の駒が多い」 リリーB。彼女はタックルしか芸がないと思われがちだが実はシュート力もそこそこある。 第一回大会では心相手に何度もシュートを放ち、あと一歩というところまで追い詰めている。 特にダイレクトシュートを得意としており、そのシュート力は目立たないながらも磨かれていた。
[447]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:23:30 ID:??? 勢いに乗った霧雨恋色マジックは後半12分にも魔理沙がネオ・マスタースパークを決めて見せ、 一気に逆転に成功する。永遠亭ルナティックスもここは何とか踏ん張り、ルーミアとミスティアが この試合三度目となるツインシュートで霧雨恋色マジックの守備陣を突破する事に成功。 後半17分に同点へと追いつく事に成功するが、大局は変えられない。 途中、ハイボールからドラゴンメテオを狙いに行った魔理沙をウサギU、ウサギVが 立花兄弟を思わせるコンビプレイによってカットする、という展開はあったものの、 試合全体は霧雨恋色マジック優勢のまま変わる事なく続いていく。 幽香「いい加減、止めを刺させてもらおうかしら」 ぶぅううううん!!! 幽香「「花符『サンフラワーツイン』!!!」」 バシュウウウウウウウウウウウウウウウウ!!! グゥウングゥウングゥウンン!!! 鈴仙「な、何この変な回転!?」 慧音「くっ、絞れない……!」 ズサァアアアアアア!!!ピィッピィーーーーーーー!!! 幽香得意の自身を分身させてのツインシュートが永遠亭ルナティックスゴールに襲い掛かる。 魅魔とのツインシュートとはまた違う回転を見せるそれに、鈴仙達は対処しきれず、 必死の守りも空しく後半23分、幽香のシュートにより霧雨恋色マジックがまたもリードを奪う。
[448]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:24:43 ID:??? 勿論永遠亭ルナティックスも諦めずに攻撃を続けるが、霧雨恋色マジックの守備陣は 永遠亭ルナティックスと比べて非常に堅く、何度も攻撃を跳ね返されてしまう。 それでも、ゴール前永琳に高い球が上がり同点のチャンスが訪れたが……、 レティ「チルノ、いくわよ!貴女の力、見せてやりなさい! (失敗しても痛いのは私じゃないし!)」 チルノ「ふふん、あたいに吐かせなさい!」 ガシィイイイイイ!パァアアアアアアアアン!!! しかし、それを待っていたとばかりにレティとチルノがマイナスHの要領で合体し、 高空から降り注ぐ永琳のシュートに対しチルノを砲台として発射する。 ボギィイイイイイイイイ!!! チルノ「ぶべぇええええええ!?」 永琳「なっ……!この高度からのシュートを顔面で弾き返したですって?!」 まさかそんな無謀な方法で自身の持つ最大のシュートを防がれるとは思わなかった永琳。 サッカーとは言え、ただの妖精が天才と呼ばれた月の賢者に対して打ち勝った瞬間であった。 ちなみにチルノは派手に吹き飛ばされていたが何故か嬉しそうだったとレティは述べている。
[449]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:26:29 ID:??? そして、後半ロスタイム。PAからはやや遠い位置で魔理沙がボールを持つ。 魔理沙「見ていろ!霊夢とそのチームの奴ら!そして今日ここに来た観客達! これが私があの心とかいうキーパーからゴールを奪う為に開発したとっておきだ!」 ぐわぁあああああああああああ!!! 魔理沙「ファイナル……スパーーーーーーーーーーーーーーーク!!!」 ズドバギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!! 魔理沙の所持する八卦炉に込められた魔力を右足一本に集中させ、それを豪快に振り下ろす。 そこから放たれるシュートの威力はこれまでのシュートとは一線を画していた。 鈴仙「きゃああ!?」 ウサギV「うきゃー!?」 ウサギU「ぴえー!?」 慧音「がはっ?!」 輝夜「な、難題がちゃんと発動してくれれば……きゃあああ!?」 ズバァアアアアアア!!!ぶちぃいいいいいいいいいいいい!!! ピィッピィーーーーーーーーーーーー!!! 輝夜「くっ……!」 魔理沙「へっ、これで決まりだな!」
[450]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:28:18 ID:??? 天狗A「決まったー!ゴーーーーーール!!!魔理沙選手のハットトリックとなる一発が飛び出し、 ロスタイムに霧雨恋色マジックが点差を2点に広げました!正に決定的な追加点! これで霧雨恋色マジックの決勝進出はほぼ決まったと言って良いでしょう! そしてこれで魔理沙選手は得点王争いでもマリオとヨッシーFCの空選手と並んで 13得点でトップに立ちました!どちらが得点王を取るかは決勝にて決まります!」 ピィッ、ピィッ、ピィーーーーーーーーーーーーー!!! 天狗A「そしてここで試合終了のホイッスル!霧雨恋色マジック対永遠亭ルナティックスの試合は 5−3で霧雨恋色マジックが勝利を収めました!永遠亭ルナティックスも前半をリードで終える等 検討を見せましたが、後半は霧雨恋色マジックのシュート攻勢に押し切られてしまいました! しかし、破れた永遠亭ルナティックスにもまだ明後日の3位決定戦、妖怪の山連合との試合が残っております! えーと、この大会は次の大会の出場権を決める為の大会で、3位までに出場権が与えられるとの事ですので、 永遠亭ルナティックスはこの敗北にめげずに次の試合でも頑張って頂きたいところです! (息継ぎ) そして、この瞬間、決勝のカードも決定です! 決勝戦はマリオとヨッシーFC対霧雨恋色マジックとなりました! 奇しくもこの両チームは幻想郷で一番最初に開かれたサッカー大会においても決勝で激突しており、 その時は心選手やメルラン選手の活躍で3−0でマリオとヨッシーFCが勝利を収めています! 再戦となった第二回大会準決勝でも早苗選手やリリーW選手により中盤を支配し、4−0で勝利! 三戦目となる次の試合は果たしてどうなるか!マリオとヨッシーFCがまたも勝利して幻想郷最強 チームの座を文句なしで決めて見せるか、それとも霧雨恋色マジックが三度目の正直を見せるか! 決勝戦は明々後日の午前10時から開始となります!皆さん、お見逃しなく! ……ぜー、はー、ぜー、はー、つ、疲れた……」
[451]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:30:34 ID:??? 「決勝は巫女さんと魔法使いか……」「流石に巫女さん達が有利か?」「いや、でも今回の霧雨恋色マジックは強いぞ?」 「だけど、準決勝でも圧勝してるしなあ」「巫女さん達相手になるとへたれる人がいるし」「心ちゃんが見れれば俺はそれで良い」 「天狗Aさんお疲れー!」「後2試合頑張れよー!」 天狗A「うう、どなたか知りませんがいつも暖かいお言葉ありがとうございます……」 天狗B「(お疲れ様ー。今日はいつもより長かったから大変だったね。はい、お水)」 天狗A「(あ、ありがとう、もう、咽がカラカラ……)」
[452]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:31:41 ID:??? 魔理沙「ようやく霊夢達との再戦か。へへ、次こそは絶対私が勝つぜ!」 アリス「気合い入ってるわね。前の2回みたいにへたれないで頂戴よ?」 魅魔「うっ、私もそれを言われると弱いねぇ」 魔理沙「う、うるさいな!今回の大会は好調だから大丈夫だよ!」 幽香「(……そろそろ、良いかしらね?)」 リリーB「……ホワイト、次は私が勝つ」 大妖精「(私も霊夢さん達には負けっぱなし……負けられない!)」 にとり「おー、こっちの二人も静かに燃えてる感じだね。何か恰好良いねぇ」 チルノ「ふふん!巫女のプレイはあたいが知り尽くしているわ!決勝は任せなさい!」 レティ「まぁ、全部ボロボロに負けてるんだけどねー」 妖精A「ねぇねぇ、私達のあれっていつ披露出来るのかな?」 妖精F「次の試合は決勝戦だし流石に……」 接戦にはなったものの勝利を収めた霧雨恋色マジックのメンバーは早くも次の試合へと思考を切り替える。 ここにいるほとんどのメンバーがマリオとヨッシーFC、ひいては霊夢に対して勝利する事を渇望しており、 目的意識という点では完全にチームが一丸となっていた。
[453]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2015/07/05(日) 15:32:45 ID:??? 一方、偵察していたマリオとヨッシーFCの面々。試合が終わり緊張感から解放された故か、 誰ともなくはーっと息を吐き出してそこから時間が動き出す。 ウサギC「姫様達、負けちゃったー……」 ウサギA「決勝で勝負したかったのに……」 鼎「鈴仙様、すっごく頑張ってたのに……」 ウサギB「あうー」 当然の事だがウサギ達は永遠亭ルナティックスを応援していた為、落ち込みを隠せない。 だが、中には決勝戦に向けて今の試合の感想を話し合っている者達もいる。 焔「(途中のシュートもだけど、最後のシュートは明らかに私より上だった……) 心ちゃん、魔理沙さんの最後のあれ止められそう?」 心「うーん、ギリギリかな。止められない事はないと思うけど……」 霊夢「(確かに最後の魔理沙のシュートは凄かったわ。けど……)」 空「うにゅ?何、霊夢ー?」 霊夢「いえ、何でもないわ」 空や勇儀と言った馬鹿げたシュート力を持つストライカーと比べれば若干落ちる。 それが霊夢の勘で感じた事だった。 最も、簡単に止められる威力ではないのは間違いないし、今日の試合を見る限り 魔理沙の武器はパスやタックル、カットと言ったシュート以外の能力においても バランス良く秀でている事があげられるだろう。 シュート力だけで判断するのは危険、という事も霊夢は感じていた。
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0ch BBS 2007-01-24