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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
[198]森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:49:37 ID:??? F岬に化してた本に火をつけそれで思いっきり頬をひっぱたき相手が倒れた後に追撃の ローキックからの唾吐きによる3ゲージ消費の社会的自殺コンボを実行する ・・・いや、じょうだんだけどね 試合始まる前に岬に情報ありがとうというお礼の言葉(皮肉と挑発)でも言うべきかな
[199]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:49:48 ID:Qx9upqsE D:「……落ち着いて、佳歩。大きく息を吸ってね」 佳歩「……はぁ、はぁ……!」 鈴仙はまず、佳歩の本当に辛そうな表情が特に気になった。 仮に佳歩が鈴仙を裏切っていたとしても、鈴仙は佳歩のこんな顔は見たくなかった。 だから鈴仙は最初に素直な気持ちでこう言ってあげる事ができた。 鈴仙「……落ち着いて、佳歩。大きく息を吸ってね」 佳歩「は……はぃ。……ありがとう、ございます……」 ――佳歩は鈴仙の呼びかけに応じて大きく深呼吸をしている。 これで少しは、彼女の気持ちも収まったであろうか。 鈴仙「(うーん。とりあえず佳歩が冷静になってくれたのは……良かった、のかな?)」 *佳歩が比較的冷静になりました。
[200]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:51:26 ID:Qx9upqsE ウサギD「……でも。佳歩ちゃん、一体本当にどうしたの……?」 ウサギB「――正直、佳歩ちゃんはスパイに向いてないと思うけど……」 ――そうして佳歩が落ち着きを取り戻そうとする事数分。 選手入場まで微妙に時間が残されている中、先程よりは落ち着いた様子の佳歩に、 今度は永遠亭の仲間のウサギ達が声を掛け始める。 佳歩「……うん。えっとね……」 そして、応じる佳歩も冷静さを取り戻したのか、ウサギ達の問いかけにも意思を持って頷いている。 これでもう充分と判断したのか。 てゐ「……よし。それじゃあ話してみるんだね。佳歩。アンタがスパイでドリンクに毒を仕込んだとしたら。 一体どうやって毒を仕込んだのか。……そのストーリーの一部始終をさ」 佳歩の親分であり親代わりでもあるてゐが、これまで鈴仙が見た事も無い程の無表情でそう問いかける。 佳歩はてゐの視線を真正面から受け取るように頷いて。……そして、こう語り始めた。 佳歩「今回、私がドリンクに毒をを盛ったとして。その理由ですね。分かりました。お話しましょう……」
[201]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:52:52 ID:Qx9upqsE 〜佳歩の証言〜 ――私は今日、早起きをしました。全ては永遠亭の薬棚にある【下剤】を盗み出すために……。 薬棚は、永遠亭のウサギなら誰でも知っているから、誰にも見られない時間に行けば、 盗み出す事だって簡単にできちゃいます。 ――そうして得た【薬の粉末】を、私はポーチにひっそりと忍ばせて、再び寝床に戻ります。 それで、他の子たちと一緒に目覚めたフリをして、身支度を始め。 その後、てゐさまや鈴仙さまと合流して、ルナティックスメンバーとしてスタジアムに向かいました。 ――ですが、スタジアムに向かってから、私は別行動を取りました。 ……勿論、下剤の入ったドリンクを拵える為です。 私はお手洗いに行くと言って他の子たちと別れた後、【隠れた場所】で……! ――サッー!! ――……そうして、私は【ドリンクの詰まった箱】を通りがかったスタッフさんに手渡しました。 それで、私は何喰わぬ顔……じゃ、無かったかもですけど。 とにかく、その後皆と合流しました。それから先は、特に言う事もありません。 〜証言ここまで〜
[202]森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:56:22 ID:??? 待った!意義あり!
[203]森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:58:02 ID:??? はえーよホセ
[204]森崎名無しさん:2015/06/02(火) 00:58:46 ID:??? 注射で入れたのに粉末か
[205]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 00:59:51 ID:Qx9upqsE 佳歩「……と、いう訳なんです」 妹紅「ふーん、成程。確かに理屈は通るけど……。なんでそれを今バラしちゃったの?」 佳歩「そ、それは……! えっと、その。鈴仙さまが思ったよりも早く勘付いてましたし、 お師匠様……永琳様が怖い目線で睨んでいたからです。 それでもう、逃げるのは止めよう、嘘を吐くのは止めようって……!」 パスカル「仮に君が本当にスパイだったとして。いつから、何故、何のためにこんな事を?」 佳歩「り、理由は……その。お金です。聖徳ホウリューズの偉い人が、この作戦に乗ったらお金をくれるって……。 それで私、大会の始まる前からずっとこの瞬間を狙ってたんです!」 証言を一通り終えた佳歩は、妹紅とパスカルの質問についても、最低限ではあるが一応筋の通った風に答えていく。 ただ、最低限……とはその通りであり、かなり内容的にも怪しい。 佳歩がスパイかどうかは置いておくとしても、証言自体の信憑性も疑わしく見えて来る程である。 鈴仙「(うーむ。佳歩は最初から私達に毒を盛る心算で準備していて。 それで、席をはずしている間に毒を仕込んでいた……か。成程、これなら理屈としてはまかり通るけど……?)」 鈴仙は、ある程度冷静さを取り戻した佳歩のロジックについて苦戦していた。 佳歩の発言には何か不自然な点がある。しかし、それを巧く指摘できない。 そんな鈴仙の背中を、ぽんぽんと叩く者が居た。 てゐ「……鈴仙。困ってるね。どうやって佳歩ちゃんを論破してやろうかって」 鈴仙「ろ、論破って……人聞き悪いわね。私はただ、佳歩が何かを隠してるんじゃないかって思っただけよ」 てゐ「ふ〜ん。じゃ、鈴仙は信じてるワケだ」 鈴仙「な、何を?」
[206]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 01:01:20 ID:Qx9upqsE てゐ「佳歩のコトをさ。もし完全に佳歩の事をスパイだって思ってたら、それでオシマイ! ……で良かった筈なのに。鈴仙はこうやって佳歩のムジュンを見抜いて、それで佳歩の真意を見抜こうとしている。 信じる為には、嘘を受け止め、それを乗り越えなくちゃいけないからね〜」 鈴仙「そ……そう。なのかな」 鈴仙は確かにこの時、確かに佳歩を信じたいという自分自身が居ることに気付いた。 鈴仙が佳歩の発言を怪しいと思ったのは理屈では無い。 これまで永遠亭ルナティックスのツートップとして苦楽を共にした佳歩が、 こうした裏切りをするはずがない。そう信じたいのではなかったか。 鈴仙「(……もしも裏切っていたら怖いだとか。そんなのは本当の私の感情じゃない。 それは感情の皮を被った打算。私は、そんな打算をも捨てて佳歩を信じたいって思ってる筈。 ちょうどさっき、苦しそうな佳歩に、裏切りの可能性を度外視して、優しい言葉をかける事ができたみたいに……!)」 そう思った鈴仙は、少しだけ楽になる事ができた気がした。 そして、それを見計らったかのように。 てゐ「……とゆわけで、ほい」 鈴仙の肩程も無い背丈のてゐが、そんなご立派な事をのたまいながら、鈴仙にとあるものを手渡した。 鈴仙「? これは………これって、さっきのドリンクじゃない。下剤入りの」 てゐ「そ。鈴仙。……佳歩の発言のウソを見抜きたいんでしょ? だから、その為の弾丸。このドリンクがね」 鈴仙「弾丸……ねえ。どっちかというと法廷の証拠品みたく見えるけど」 てゐ「う、うるさいな。だって良く分かんないだもん! ……ま、それは置いといて。 『佳歩の発言には、このアイテムを根拠として暴けるウソが混じっている』よ。 鈴仙は今から、このアイテムで佳歩のロジックをやっつけるのさ」
[207]森崎名無しさん:2015/06/02(火) 01:02:36 ID:??? ペットボトルのふたは開けると分かりやすいから粉末を水に溶いて注射器でブスリ♂したんだろう(援誤射撃)
[208]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 01:08:49 ID:Qx9upqsE 先程佳歩に語り掛けた時の、能面のような無表情とは違う。 てゐは鈴仙を自分と仲間と認めて、その上で佳歩の無実を証明したがっているのかもしれない。 鈴仙は都合良く、てゐを信じる事にした。 ※証拠アイテム『下剤入りドリンク』を入手しました。 『下剤入りドリンク』の詳細:ヒューガーブランドのスポーツドリンク。幻想郷では高価だが、 外の世界ではいわゆる自社ブランド物であり、有名なスポーツドリンクよりもぐっと安い。 下剤は極細の注射器を通して注入させられたらしく蓋は空いておらず、 一見新品と見分けがつかない。グレープフルーツ味(無果汁)。 鈴仙「(さあ……! 第一問目は軽いジャブ。佳歩の発言のムジュンを、このアイテムで見抜いてやるんだから!)」 鈴仙は佳歩の発言の思い出しながら、その中で追及できるキーワードを一つ選び出した。それは…… <第一問 佳歩の発言のムジュンを暴け!> 難易度:★☆☆☆☆ 石崎君でも解けるレベルです。 A:【下剤】だ! B:【薬の粉末】だ! C:【隠れた場所】だ! D:【ドリンクの詰まった箱】だ! E:わ、わからない! ヒント神・ヨッチャンに救いを求める!(!dice×100円消費します) 鈴仙の残機:*** 証拠アイテム:『下剤入りドリンク』 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *試合前にすみませんが、試験的にADVもどきにしてみました。 *鈴仙がここでイベント成功させると、佳歩への疑心が早期に解消し、若干ボーナスが付与されます。 *失敗した場合でも、佳歩への疑心はイベント進行で絶対に解消されます。
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0ch BBS 2007-01-24