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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
[494]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:00:45 ID:/zGx75J6 ★岬→ジャンピングボレー 57 ( クラブK )( 6 + 6 )=69★ ★つかさ→ブロック 49 ( クラブJ )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=57 慧音→ブロック 51 ( ハート8 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=56★ ★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( スペード8 )( 2 + 1 )=64★ ≧2→岬のジャンピングボレーがルナティックスゴールに突き刺さる! ―――シュンッ! それは先ほど屠自古が放った『ガコウジサイクロン』と比べて、 間違い無く威力、速度、破壊力。その全てにおいて大きく劣るシュートだった。 つかさ「……?」 慧音「――ど、どこだ! どこからだ!?」 しかし、それらを引き換えにして、岬の放ったジャンピングボレーは……芸術的だった。 位置取り、タイミング、軌道。周囲の雰囲気を察知しそれに合わせる事にかけて天賦の才を持っていた岬は、 つかさと慧音を完璧に出し抜いてシュートを放つ事に成功する。 輝夜「え、ちょ……! アンタら、何してんのよ!? え、えーりん! えーりんは!?」 永琳「(輝夜! 私を呼ぶ前にまずは手を出し、て…………!?)」 そしてこの際に至って輝夜は気が付く。自身が心の奥底で、『このJ番(岬)って、案外大したことないんじゃね?』 ――と、根拠の無い慢心と油断を抱いていたことに。 彼女が必死に永琳を呼んでも、その時には岬のシュートはゴール際で跳ねながら、 ポストの内側に当たって更に跳ね返り、ネットへと優しく包まれていって――。
[495]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:01:52 ID:/zGx75J6 ポーン、コン、コロコロコロ………、ファサッ。 ………。 ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! 岬「……やあ、これは僥倖。どうやら、入っちゃったみたいだね」 ――と、ニコリと人畜無害な笑顔を見せながら。 その裏で永遠亭ルナティックスのメンバー全員を見下すような視線で、岬は自身の功績を誇った。 前半6分。岬太郎の『ジャンピングボレー』が、永遠亭ルナティックスのゴールに突き刺さった。 永遠亭ルナティックス 0 − 1 聖徳ホウリューズ
[496]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:03:05 ID:/zGx75J6 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 12ゴール レミリア 11ゴール 鈴仙 9ゴール フランドール、射命丸 8ゴール 魔理沙 7ゴール 勇儀 6ゴール 来生 5ゴール 屠自古、星、諏訪子 4ゴール 森崎、神子、反町、霊夢 3ゴール 早苗、謎の向日葵仮面 2ゴール 神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬 1ゴール 妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、永琳 影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 6アシスト パチュリー、霊夢 5アシスト 小町 4アシスト てゐ、神子 3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ 2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス 1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、 衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅
[497]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:04:30 ID:/zGx75J6 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」 「流石だ! 流石は岬さんだ!」「神子様の一番弟子と称されるだけはある!」「ああー、人間もこれで安泰じゃあ!」 「ザマァねえな、ルナティックス!」「ですよねー」「ポストの方がまだマシだぜ!」「なにィ」「神子様のチームは最強だー!」 「屠自古様のシュートを、岬さんがねじ込んでみせる。これぞ結束の力だな!」「どうだ参ったかー! これが俺達の結束の力だぞーーー!」 輝夜「く、くううっ……! 何時もの奴らにですよねーとか言われるのもムカつくけど、 こうやってあけすけに言われても、やっぱし普通にムカつくわね……。ま、別に良いけど」 慧音「姫君は強いな。……私は正直、普段は親しい筈の里の人間にここまで言われて、少し来ている」 つかさ「いくら人間の感情が操られてるからだと言っても、これは堪えますよね……」 パスカル「恐ろしい。これが、聖徳ホウリューズの実力なのか……?」 中山「…………」 てゐ「畜生。私ともあろうものが、こんな何もできないまま、ブザマに失点するなんて……」 鈴仙「(ま、まずいわ……。明らかに皆の士気が……特にDF陣の士気が下がっている! ど、どうしよ、どうしよ……! 何か励ます言葉を考えなくっちゃ……!?)」 ――岬がゴールを決めた直後、観客達は悪の妖怪を倒した英雄達を褒め称えていた。 紳士的な者はひたすらに岬のファインプレー、屠自古との連携を絶賛し。 一方そうでない者は鬼の首を取ったようにルナティックスを貶めている。 普段の平和な幻想郷では考えられない口汚い言葉を受けた仲間達は多少なりとも消沈しており。 こうした罵詈雑言に慣れている者についても、神子を中心とする聖徳ホウリューズというチームの強さに驚愕し震えていた。 そして、そんな周囲の状況を見てオタオタしている鈴仙に追い打ちを掛けるように。
[498]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:06:17 ID:/zGx75J6 ……パチパチパチパチ! 神子「いや、残念だったな。しかし絶好のショーだった!」 鈴仙「ショー、ですって……!」 鈴仙に対して、神子が尊大な拍手を送りながら声を掛けた。 神子「ああ、ショーだ。チーム全体に蔓延るヒーロー任せが引き起こしたドタバタの喜劇も、ここまで来ると素晴らしい。 前線は恐らく君が居るから平気、中盤は中山政男が居るから平気、そして最後列は八意永琳が居るから平気! 口には出さずとも、皆がそう思っているのが私には透けるように見て取れたよ」 鈴仙「……それは挑発かしら? 行き過ぎた行為は、審判にチクらせてもらうけど」 神子「これは手厳しい。私としては、互いに切磋琢磨するライバルとして、君達のチームの問題点を指摘しただけなのに」 鈴仙「……!!(こ、こいつ。言わせておけば……!)」ギリッ ――無論、それは鈴仙を労う為では無い。 極力角の立たない言葉遣いで、神経を逆なでする事が意図であるように鈴仙には思えた。 それを補足するかのように、神子は更にこう付け加えてチームへと戻っていく。 神子「……私達の戦術は無敵さ。弱点などありはしない。 我らが『和を以て尊しとなす』とは、まさしく11人全員の結束により生まれた、完全無欠の戦術。 ――まあ、今回の得点は運が良かった事も多少は認めざるを得ないが。 それでも、このまま行けば……君たちは私達の手中に嵌ったままやられるだろうよ」 鈴仙「…………(だ、だけど……! 確かにこのままじゃ危ないのは言うとおり。どうすれば……)」 審判にも聞こえない程度の小声。しかしそれには確かに絶対の自信が込められているような気がした。 鈴仙の思考は自然、神子への反発から、如何にしてその戦術を崩せるかについて傾いていく。 ――神子に話しかけられる前の考えは、当の昔にどこかへと行きかけていた。
[499]森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:07:11 ID:??? 昨日の試合のミサキーヌのジュビロ、最高に強かったからなぁ その勢いに押されて6ゾロ出たのかもね
[500]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 22:09:48 ID:/zGx75J6 鈴仙「(……くっ。早く、早く同点にしなくちゃ。でも、その為には神子の戦術を崩さなくちゃいけない。 だけど、弱点なんて思いつかないわ。どうすれば良いの……)」 一度脳内に生まれたあての無い思考はぐるぐると渦を巻く。 今の状況を打破するには、一体何が大事なのだろうか。まずは何をすべきなのだろうか。 審判に急かされて試合開始を控え、鈴仙は――。 A:「…………(神子の布陣。あれに弱点があるとしたら……)」神子の布陣の弱点について考えていた。 B:「…………(今の、審判に伝えたら警告くらい貰えるかしら……?)」神子を告発するかについて考えていた。 C:「――私達は、ヒーロー任せのチームなんかじゃない!」神子の背中にそう叫んでいた。 D:「――皆、今の失点は事故よ。気にしちゃダメ!!」神子よりもチームメイトを労った。 E:「くぉら姫様! 今のはどう考えても防げてたでしょ! ポストの方が まだ マシだぜ!」ポストの方がマシだと言った。 F:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:950/970 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[501]森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:11:01 ID:amWa2jIQ D
[502]森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:12:02 ID:??? Eカグロットォー!!!
[503]森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:12:04 ID:rofTQ7Wg E
[504]森崎名無しさん:2015/06/07(日) 22:13:35 ID:BmrOjl+E D
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0ch BBS 2007-01-24