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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
[649]森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:14:38 ID:??? 向こうのトータルフットは、ガッツ消費が難点? オランダなみに動けるわけでない分、勅を発した岬に負荷がかかるとか?
[650]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:33:21 ID:ILFAIxGk ★岬→ドリブル 52 ( ダイヤ4 )( 4 + 6 )+(頭脳的なドリブル+3)=65★ ★パスカル→タックル 52 ( ハート10 )( 4 + 4 )+(クリップタックル+3)=63★ ≧2→岬、ドリブル突破。 岬「……君は、アラン・パスカル君だったよね。かの天才、ファン・ディアスのパートナーとして名高い」 パスカル「そういうお前はタロー・ミサキ。ツバサ・オオゾラのパートナとしての実績は良く聞いているぞ」 岬「――フフ。それは光栄だ。君と、まさかこんな場所で会い見えるなんて、想像してもいなかった。 できれば、もっと別の形で戦いたかったというのは本音だけど」 パスカル「ハハ、同感だな」 岬とパスカルは違いにシニカルな笑みを浮かべると、一種の沈黙と静寂が二人の間に流れる。 互いに境遇は違えど、二人には『天才のパートナー』という共通点があった。 そして、過去はともかく、現在においてパスカルと岬は、選手としてはほぼ互角。 一方で、二人の幻想郷との接触による成長は大きく違っている。 ディアスと離れながらも常に彼を意識し、大きく選手としての格を伸ばし、『オールドタイプ』の力を身に付けたパスカル。 翼と離れ神子の配下として適合し、プレースタイルを変えるリスクを犯してまで、『ダーティディフェンス』等を身に付けた岬。 二人は静かな闘志を違いに燃やしていき――。 岬「――抜くっ!」 パスカル「……取るっ!」 バッ! ババババッ! ―――シュパァァァァァァァァッ! パスカル「―――なっ!?」 岬「……アハハ。どうやら今回は、僕の意地の方が上だったみたいだね」
[651]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:34:21 ID:ILFAIxGk ――パスカルは僅差で、岬に敗北した。 パスカルの『クリップタックル』を見越していた岬は、簡単なヒールリフトを放ち、事前にボールを空中に浮かしていた。 これは華麗でもあったが、パスカルの挙動を完全に予測していた『頭脳的なドリブル』と称する方が適切だった。 実況「岬選手、素晴らしい! パスカル選手との勝負にも大勝利! ボールキープに成功し、一度はゴール前にあったボールを前方へと運んでいきます! それはつまり、ルナティックスが再び得点チャンスを逃した事を意味します! 凄いぞ聖徳ホウリューズ! あのルナティックスを完全に封殺しています!!」 中山「くっ。まさかパスカルがやられるとはっ!」 神子「必然さ。これこそ、我らが道の正しさの証だよ。天道、常に我が掌中にあり。 ――これまで幻想郷にて虐げられて来た声なき声に、力を!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!! てゐ「ちぇーっ。サッカーは格闘技かもしんないし殺し合いかもしんないけど。少なくともディベート大会じゃあないっての!」 佳歩「でも、凄い歓声ですよ、てゐ様……! 私達、何か姿が見えない大きな怪物に、呑みこまれているみたいです!」 神子「(……とは言え。前半はまだ15分程度残っている中、点を狙って行くのはやや拙速か。 岬の体力も、もう少しは持たせてやらねばなるまい)……皆の者、勅を続けよ。ただし、慌てるな!」 聖徳ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」 ――しかし、ここまでの大歓声によるバックアップを受けても、神子はルナティックスに攻め入る事はしない。 あれだけ啖呵を切ってもやはり、中山や永琳が怖いのか、真正面から勝負をする事なく、 『和を以て尊しと為す』の布陣を敷いたまま、パスワークに徹する事をメンバーに指示している。 神子「E番、F番、G番。全体的に左サイドに掃けろ。逆にC番、もう少し上がりなさい」 岬「D番。もう少し敵のI番から離れて」
[652]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:36:31 ID:ILFAIxGk 鈴仙「あれだけ偉そうな事を言っときながら、神子と岬ったら。 中山さんや師匠とはサシで対峙したくなさそうなのが見え見えね……小物っぽいというか、何というか」 パスカル「だが、なまじ実力のある奴らにそう振る舞われるのは、案外厄介なものだ。 ……どうするつもりだい、レイセン? また果敢にカットに向かうかい?」 鈴仙「そうね……(問題になるのはさっきと同じ。 このままパスワークを静観していたら、時間はかかるけど、敵の隙をほぼ確実に突けると思う。 積極的にボールカットに向かったら、時間はそこまでかからないけど、敵の隙を突くのは難しそう。 さっきも岸田君にタックルへと向かえたのは、あくまで運が良かったからだしね。……失敗したけど。 うーん、ここはどうすれば……)」 試合時間は刻一刻と流れていく。現在は……前半の21分。さしもの聖徳ホウリューズも、 前半終了ギリギリまでボールを持っていては、あわよくば点差を2に広げようと攻勢に出る可能性が高い。 じりじりと真綿で首を絞められているような錯覚を覚えながらも、鈴仙は――。 A:ここは待ちだ。パスワークを静観し相手が隙を見せるのを待つ。 B:ここは攻めだ。パスワークに積極的に割り込み、果敢にボールを奪っていく。 C:ここは判定だ。ダイヤ・ハートが出たら待ちで、スペード・クラブが出たら攻めにしよう。 D:ここは奇策だ!姫様にオーバーラップを指示し、11対10で支配力を高める!! E:ここは捨身だ!姫様にさらばサッカーを指示し、岬と神子を再起不能にしてもらう!!! F:その他 自由選択枠 鈴仙のガッツ:890/970 (参考)鈴仙のタックル:50、鈴仙のパスカット:49 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[653]森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:38:38 ID:FNENb9gc F 地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく。 これがAと同じならば、Aでお願いします。
[654]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:42:21 ID:ILFAIxGk >>653 折角自由に書いていただいたので、AとBの中間的な内容として扱わせて頂こうと思います。
[655]森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:43:26 ID:fzt7VLSk F 地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく。 かつてパスカル君もやったことだ
[656]森崎名無しさん:2015/06/14(日) 22:43:48 ID:kAM7jzuA >声なき声に、力を あ、まさかこれって・・・ Fそっちがその気なら妖怪は妖怪らしく狂気の瞳で人間共を狂わせて妨害してくれるわ!
[657]森崎名無しさん:2015/06/14(日) 23:19:15 ID:??? 核保有はNG
[658]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 23:20:25 ID:ILFAIxGk F 地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく。 鈴仙「――いや。ここは待たないわ」 パスカル「ならば、攻めるのかい?」 自分と近い位置に立っていたパスカルの問いかけに、鈴仙は首を横に振った。 鈴仙「攻めもしない。この苦境で私達がすべきことはひとつだけ。 ……ただ地道にラインを上げて、確実にパスコースを潰していく事。それだけよ」 パスカル「……待っては敵にペースを握られる。焦っても失敗する可能性が高い。 ならばあくまで、俺達は自分のペースを貫くのが結果的には上策……か」 鈴仙「ええ。それに、敵の強さはあくまで一芸特化にあるんだし。 しっかりと堅実にサッカーをしていけば、私達の方に分がある筈よ!」 パスカル「ああ、そうだな(それでさっきキシダにボロ負けした事は黙っていよう……俺もミサキに負けたしな)」 パスカルの同意を得て心強くなった鈴仙は、トップ下の中山を通じつつチームメンバーに指示を出した。 状況に踊らされずあくまで自身のペースを貫くという鈴仙の作戦は概ね好意的に受け止められ、 チームメイト達は必死に運動量を増やして、神子達の敷くトータルフットボール様の布陣に対抗していく。 神子「(……ふむ。今回はさっきのように焦って攻めてはこないか。だが、それはそれで僥倖。 上手い形で時間を稼がせて貰うぞ)」 無論、じりじりとパスコースを縮めようが、それだけで焦る神子では無い。 彼女もまた、如何に自身にとって都合の良い前半戦クライマックスを描いていくかを考えており、 その為にはいずれにしろ、ある程度の時間は必要だったからだ。
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0ch BBS 2007-01-24