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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
[733]森崎名無しさん:2015/06/18(木) 20:49:40 ID:??? 姫様ファンワロタw
[734]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:36:38 ID:CU23b7qI こんばんは、今日も更新します。 >>732 乙ありがとうございます。 トータルフットボールを無理やり再現してる事もあり、代償もそこそこ大きいです。 岬の場合、ジャンピングボレーを撃って消耗した事も大きいですね。 >>733 姫様のスタンド的な存在ですね。
[735]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:38:22 ID:CU23b7qI ★ボールの行方→ ハート2 ★ ハート→中盤上がり目の位置で中山がフォロー! ――パシッ。 中山「さあ、取ったぞ!」 タッ! 実況「ボールをフォローしたのは中山選手! 中盤のやや上がり目の位置から、ドリブルで大きく上がっていきます!」 神子「……皆の者、ここは勅を解く! そして……E番! 前へ上がれ! (岬はもう少し使いたい。しかしボールは中山政男の手に。 ならば――前半中は避けたかったが、次なる『勅』を出すしかないか)」 石田「そこに……そこに松山が居るのか……?」 タッ……! 実況「そして中山選手には石田選手が向かいますが……岬選手は向かわない! 持ち場の右サイド際で息を整えているようです! これはどうしたのでしょうか!」 中山「(成程。聖徳ホウリューズが創り上げた『トータルフットボール』。 そのからくりの全容が漸く読めてきたぞ! だが、ここはひとまず……)――抜かせて貰うよ」 石田「……松山。俺のタックルを食らえ!」 タタッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアッ!
[736]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/18(木) 22:39:44 ID:CU23b7qI 先着2名様で、 ★中山→ドリブル 53 (!card)(!dice + !dice)=★ ★石田→タックル 43 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 【攻撃側】−【守備側】 ≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……! =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (鈴仙がフォロー)(てゐがフォロー)(岬がフォロー) ≦−2→聖徳ボールに。 【補足・補正・備考】 中山のマークがダイヤの時、「フローディアンフェイント(+5)」が発動します。 中山のマークがハートの時、「バニッシュドリブル(+4、吹飛3)」が発動します。 中山のマークがスペードの時、「消えるフェイント(+4)」が発動します。 中山はスキル・後天性ファンタジスタによりダイスの合計が2の時数値を10、3の時数値を9とします。
[737]森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:40:15 ID:??? ★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )=★
[738]森崎名無しさん:2015/06/18(木) 22:41:36 ID:??? ★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=★
[739]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:13:17 ID:PKsp1INg ★中山→ドリブル 53 ( スペードA )( 2 + 6 )+(消えるフェイント+4)=65★ ★石田→タックル 43 ( クラブ7 )( 4 + 3 )=50★ ≧2→中山、ドリブル突破成功。しかし神子がその隙に……! 中山「――邪魔だっ!」 シュンッ! 石田「松山が……消えた……?」 実況「中山選手、大振りな動きにより石田選手の視覚を錯乱させ突破! これはまさしく、中山選手が得意とする『消えるフェイント』です!!」 圧倒的な技巧で石田を一瞬にして抜き去った中山は、当然その結果に満足せず。 その代わりに、今回タックルに飛び出せなかった岬を一瞥してこう言い放った。 中山「――トータルフットボールを実現するには、フィールダー11人全てに途轍も無い運動量と バランス良く高い能力が要求される。お前達の部下はそれらを何一つ兼ね備えていない。 しかし、現にトータルフットボールは存在している。何故か? 簡単だ。 聖徳ホウリューズにはその大穴を防ぐ為の何かを兼ね備えているからだ。 具体的には――十人の声を同時に聞き取るとされる稀代の政治家・豊聡耳神子。 周囲の悪意に敏感で、かつそのコントロールに長ける稀代の詐欺師・岬太郎。お前達二人の存在だろう。 お前達二人が分担して、選手の動きを全て管理していたんだ。……そりゃあ、通常の数倍は疲れるだろうさ」 岬「ご名答。……でも、僕はあの方ほど、有能じゃないよ」 岬は謙遜するように力無くそう吐き捨てた。それは真実だと中山は思った。 中山「……そうか。考えればお前とは積もる話もあるが……だが、そうしている暇もないか。 (……豊聡耳神子。あいつは俺がボールを持ってから石田のタックルを回避するまで、ピクリとも動いていない。 ――よもや。『トータルフットボール』すらも、ただの目くらましだったという訳か……?)」
[740]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:14:31 ID:PKsp1INg そして同時に中山は確信していた。 ――今更真実を知ったところで、これから行われるであろう神子の新たなる作戦を防ぐには至らぬと。 神子「(……よし。――これだけ時間を稼げれば上出来だ!)……皆の者!」 ペナルティエリア付近へと向かう中山を尻目に、神子は余裕を持ってセンターサークル付近に立ち。 ――彼女はこれまでどのチームにも見せていなかった、新たな勅を発した。 神子「『餮(あじわいのむさぼり)を絶ち、欲(たからのほしみ)を棄(す)て』!」 ホウリューズメンバー「「「「「 ハ ッ ! ! 」」」」」 ――ザッ、ザッ、ザッ……! ――ザッ、ザッ、ザッ……! ――ザッ、ザッ、ザッ……! ――スタタタタタタタタタタッ……!!
[741]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:16:51 ID:PKsp1INg 鈴仙「――え? い、今のは……何!? また新しい作戦!?」 中山よりも少し前方、聖徳ホウリューズのゴール前でボールを待っていた鈴仙は、神子の鶴の一声に素っ頓狂な声を上げる。 実況「あ……ああ〜〜〜!? こ……これは! これはどういう動きでしょうか! 神子選手がまた新たな号令を発したと思えば、聖徳ホウリューズの全選手が……!!」 佳歩「――えっ? 今までとは違う動き……?」 パスカル「聖徳ホウリューズのメンバーが、撤退している……? 即席のリトリートか?」 永琳「それにしては、やけに動きがキビキビしているわね。……元々、こうした動きも戦術として取り入れていたみたいに」 ―――しかし、その動きを見て鈴仙と同じ感想を抱く者の方が多数派だった。 何故なら、これまで循環した円運動を繰り返していた神子の配下達は、あの号令一つで、 一挙になだれ打って、ゴール前へと流れ込んで来たからである。 輝夜「フ……フフフ……! どうやら敵さんも私が放つ圧倒的カリスマオーラに気圧されて、 攻撃するのを止めちゃったみたいね! 敵が勝手に私の家来になっていくわ!」 慧音「えっと……それは。あのベンチで旗代わりにポストを振ってるレナート君とかか?」 輝夜「ナチュラルにアレの話題に触れるのやめろォ!」 つかさ「――でも。普通だったら、あんなに早く守備の布陣には行けないと思います。 せめて、ラインアウトでもして軽く打ち合わせる時間があれば別かもしれませんが、 ああもノータイムで思いっきり秩序だって下がれるでしょうか……?」 妹紅「ちぇっ。本当に良く分からない連中だね。そんな作戦まであるなんて聞いて無いよ!」 ウサギB「一芸特化のフィールダーに、未だ謎多き控え選手。そして今のような隠し玉。 ――聖徳ホウリューズには本当に、今までの私達の常識が通用しないチームですね……」
[742]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/19(金) 00:18:08 ID:PKsp1INg 全選手が一同に守備へと向かっていく様子を、遠巻きに眺めていたルナティックスの守備陣は、 鈴仙やパスカル達以上に、その異様さをハッキリと認識していた。 これは単なる思い付きの作戦では無く、こうした局面を想定した戦術である事は明らかだった。 実況「中山選手がボールを持って、聖徳ホウリューズのゴール前に辿り着くまでに……! オーソドックスな4−3−3だった布陣が、以下のように様変わりしてしまいました!!」 −−@−− @川上(セービング特化) ECABJ E石田(パ) C高杉(ブ) A布都(守備万能) B大丸(ク) J岬 −−D−− D岸田(タ) −−−−− G−H−F G小田(スルー) H屠自古(シ) F本間(ド) −−I−− I神子 −−−−− −−−−− 聖徳ホウリューズ:6−4−0 永遠亭ルナティックス:4−3−3 −−H−J H鈴仙 Jパスカル F−−−− F佳歩 −−−−− G−I−E Gてゐ I中山 E永琳 −−−−− −BDC− B妹紅 D慧音 CウサギB −−A−− Aつかさ −−@−− @輝夜 鈴仙「こ、こ……こんなのって、アリなの……!?」 佳歩「それに、こんなにDFが大挙してても、逆にパスコースが狭まって邪魔なんじゃ……?」 てゐ「ていうか、FWやMFが一瞬でここまで下がれるなんて。凄い脚の速さだねぇ……」
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0ch BBS 2007-01-24