※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【新章】きれぼしサッカー3【突入!?】
[204]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/25(日) 15:49:12 ID:/dGcR+A2 門門「あなたは大企業の経営者だそうですが、世界的に見ればその程度の会社はいくらでもあります。 その程度の存在である者が相手にその程度の礼遇しかできないとなれば、 のんびりと漁でもして生きていた方がマシというものです」 日向「(ほう、思ったより言うじゃないか。ますます面白い) そうか、俺の言葉や態度が気に入らなかったのか。 分かった。非礼は詫びよう、この話はまた別の場所で、ちゃんと用意をした上で話す事にしよう」 門門「そうさせていただきます」 わずかに頷いた後、硬い表情のまま、門門は答えた。 そうして日向のきれぼしメンバー勧誘談もとりあえず終わり、他の選手達と共にベンチへと戻る。 予想通りベンチ内は歓喜と安堵に包まれており、ヤンヤヤンヤの大騒ぎであった。 だがよく見まわしてみると、そこにいる筈の人物、 日向の言葉を借りれば「キャプテンの座に居座り続けている」人物がいない。 日向「監督、森崎はどうしたんです?」 見上「森崎は試合終了後、新宿御苑に行った」 日向「……は?」
[205]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/25(日) 15:52:21 ID:/dGcR+A2 ハッ、ハッ、ハッ…… その頃、森崎は霞ヶ丘陸上競技場のゲートを抜け、新宿御苑に向けて猛然と走っていた。 遠くに見える外苑橋交差点を見つめながら、陽子からの言葉を思い返す。 陽子『大切な話があるから、新宿御苑に来てほしいの』 森崎「なんだよ新宿御苑って……言いたい事があるならこっちまで来いってんだ……しかも」 陽子『今すぐには来ちゃダメ!試合が終わるまで待って。色々心の準備とか、あるから』 森崎「試合終わってからって……東京の地理なんかさっぱりなんだぞ、お蔭で最初反対方向に走っちまったんだからな」 ぶつぶつと文句を垂れながら、外苑橋手前の交差点を左に曲がり、千駄ヶ谷駅交差点で 反対側歩道まで強引に横断し、細い路地に入っていくと、新宿御苑千駄ヶ谷門が見えてきた。 森崎「はーっ、ここが陽子の言ってた千駄ヶ谷門か。たしか」 陽子『千駄ヶ谷門から入って右手に桜園地という 桜が沢山植えてあるところがあるの。そこのオオヤマザクラの木の下に来て』 森崎「って言ってたな。ていうかなんだこの広さは。 東京ってこんな大きい庭があるのか?まあいい、桜園地のオオヤマザクラだったな」 待ち人を探すため、休む間もなく再び駆け出す。ようやくして目的地の近くまで来た時、 森崎の息は上がっていた。 森崎「ハア、ハア、ひー、ふー、ようやく、見つけたか、畜生、似たような桜が多すぎ……」 そう不平をこぼしながら桜の木に目を向けるとそこには……
[206]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/25(日) 15:54:06 ID:/dGcR+A2 先着で ★桜の樹の下で !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JOKER:「森崎くん………」陽子が……ウェディングドレスを着ている!? ダイヤ絵柄:「ヤッホー、もう、まだ疲れ取れてなかったの?」ヤレヤレといった具合におどけて呼びかける ダイヤ:「森崎くん、遅かったじゃない」ニコリと笑いながら呼びかける ハート: 「今日の試合、凄かったね」少しオドオドしながら、話しかける スペード:うつむいたままおし黙っている(数字が小さい程表情が暗く、大きいほど顔の赤みが増す) クラブ:両眼に涙をためて、無理にほほえもうとしていた。 クラブ2〜4:クラブ+森崎の姿を見るや一目散に胸へ飛び込み、号泣しだした…… クラブA: 桜の樹に手紙があった。「娘、片桐陽子は引き取った」
[207]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/25(日) 15:55:39 ID:/dGcR+A2 ……といったところで、本日はこれまでにいたします。
[208]森崎名無しさん:2015/10/25(日) 15:58:52 ID:??? ★桜の樹の下で ハート7 ★
[209]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/31(土) 21:16:39 ID:NoS8IgXQ ★桜の樹の下で ハート7 ★ 「今日の試合、凄かったね」少しオドオドしながら、話しかける --------------------------------------------------------------------------------------------------------- 満開に咲き誇るオオヤマザクラの樹の下に、片桐陽子はひっそりとたたずんでいた。 初めて目にした時と同じ空色のブレザーとスラックスに包まれ、深青色の髪をはらはらと風にそよがせるにまかせ、 両手を前に重ね張り詰めた瞳で、森崎を見つめていた。 森崎「…………」 何と言っていいか分からなかった。ただ陽子の顔をじっと見る。 陽子もまた森崎を見つめたまま何の言葉も発していなかったが、しばらくして 意を決したらしく、口を開く。 陽子「今日の試合、凄かったね。後半までなかなか点が入らなくてハラハラしちゃったし、 シュートラッシュのせいで森崎くんは前半でいなくなっちゃうし…… あ、でもでも!どのシュートも森崎くんじゃないと取れないわ。 全身全霊でいかなくちゃいけないところだったのよ。 後の若林くんなんか、内通してるんじゃないかって思ったぐらいさっぱりだったし……」 森崎「(……なんか、妙だな)」 陽子の話ぶりを聴いているうち、どこかしらに違和感を感じるような気がした。 どこか上の空というか、時間稼ぎというか、言いたい事を言っていないような気がする。 森崎「(こういった時はどうすればいいだろう?)」
[210]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/31(土) 21:20:15 ID:NoS8IgXQ A 「当ったり前だろ!俺がいる限りどんな奴からも守ってやるよ」 B 「まずは落ち着け、深呼吸だ」 C 「試合の事はいい。こんな所にまで呼び寄せたんだ。……一生ものの決意があるんだろ?」 D 「……こういう事は男の方が言うもんだ。陽子さん、いや、陽子。俺と結婚してくれないか」 E 森崎「…」陽子「!」 陽子の元へ歩み、有無を言わずに唇を重ねる F 「今日の試合は俺でも危なかった。だがそんな事は問題じゃない。 負けないという意志を抱き続けられるかどうか、そっちの方が大変なんだ」 G その他、自由回答(要3票) 2票選ばれた選択肢で続行します。 ……今日はもう、これだけで終わる事になると思います。明日はもっとたくさん 投稿できると思いますので、どうかお待ちください。
[211]森崎名無しさん:2015/10/31(土) 21:44:36 ID:/luqN/VU A
[212]森崎名無しさん:2015/10/31(土) 22:07:06 ID:dVeMzWx2 F
[213]森崎名無しさん:2015/11/01(日) 10:18:16 ID:5izmRPTA F
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24