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【新章】きれぼしサッカー3【突入!?】
[93]森崎名無しさん:2015/10/04(日) 23:46:29 ID:??? ないわー
[94]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/05(月) 23:35:02 ID:dH0FxJDA 本日読み返して気づいたのですが、早川あずみの【補足・補正・備考】について、 「スキル・ファンタジスタ」があるのを忘れておりました。 (1スレ目【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】の711レス及び719レス参照) この事を考慮して計算し直しますと、見事彼女はきれぼしJAPANからゴールを奪う事ができると判明いたしました。 見落としにより93さんをはじめ誤解を与えてしまい、申し訳ありませんでした。 なお、最後に訂正後の結果を記して終わらせていただきます。 ★あずみ スカイラブハリケーン 82( ハートQ ) +( 2 + 1 →11)=93★ ★門門 ブロック 74( クラブA ) +( 1 + 4 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=81★ ★伯疲レイ ブロック 77( ダイヤ3 ) +( 4 + 5 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=88★ ★フハハジーチャ ブロック 77( ダイヤQ ) +( 4 + 4 )+(人数補正+1)+(20m補正+1)=87★ 【シューター】−MAX【ブロッカー】 ≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 ★あずみ スカイラブハリケーン 82( ハートQ ) +( 2 + 1 →11)=93★ ★ソッカットトノシン パンチング 80( ダイヤQ ) +( 3 + 1 )+(人数補正+1)+(30m補正+2)=86★ 【シューター】−【キーパー】 ≧2→あずみのスカイラブハリケーンがゴールに突き刺さる!
[95]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 17:59:59 ID:??? こんばんわ、これより本日の投稿を開始いたします。 なお、本日は都合により終了宣言ができない可能性がありますので、どうか その点につきましてはご容赦を願います。
[96]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:01:35 ID:PO3CBzys あずみ「(ダメ、このままじゃ決まらない)」 額にボールを接触させる直前、あずみは自らの不利を悟る。 あずみ「(高度が足りないから敵DF到着前に撃っておく事はできなくなった。 飛び出し速度も遅いから振り切りもできず、相手に対応されちゃう。なら)」 あずみは発想を逆転した。どう撃っても敵の抵抗にあうなら、その抵抗を利用できないかと。 あずみ「(なら、あんた達をちょっと使わせてもらうわよ、いっけええっ!)」 バッコオオオン! スヒギュウウウウウン! 門門「(ん?何か回転がかかっているような……)」 カビラ「早川さん大空からヘディング!門門くんの足元をすり抜けるも、伯疲レイくんがその後ろで待っている!」 伯疲レイ「(フン、下を掻い潜らせようとして焦ったか、これではキーパーまでは届かんわい)」 あずみの撃ったボールの軌道は滑空というよりは墜落という位の急角度であり、 キーパーに届かず芝でバウンドする事になるのは確実であった。 伯疲レイ「(とは言え、下で敵にボールを奪われると厄介。大した勢いでもなし、儂がボールをさらってくれる)」 全日本が拾えば手薄になる守備を危惧し、脚を伸ばしてボールを止めようとする。 その足がボールに触れた瞬間、 ギュバシイイイイイッ! 伯疲レイ「んなっ!?軌道が変わった!?」
[97]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:03:24 ID:PO3CBzys フハハジーチャ「(サンタさんミスったか?なら)俺が止めるまでよ!」 門門「(もしや)注意して!ただのシュートじゃありません!」 フハハジーチャ「んお?」 急激に動きを変えて伯疲レイの股下をすり抜けたボールに向かうフハハジーチャに対し、 門門が警告するも、既に遅く、 ギュバジイイイイイイッ! フハハジーチャ「な、なんだこりゃ!(何て回転だ、弾けねえ!)」 門門「やはりそうか!あのシュートは私達の動きに回転を合わせる事で 運動のモーメントを変化させている!そして」 ギュウウウウウウウウウウウウン! 邪魔なDFを抜き去った後、一直線にゴールへと向かうボールに釘付けになりながら、門門は叫んだ。 門門「我々の運動エネルギーを利用して、本来の実力以上のエネルギーを持たせているんだ!」 ギュウウウウウウウウウウウウウン! ピイイイイイイッ! 敵のエネルギーで加速したボールに、ソッカットトノシンは反応さえできず、 ホイッスルが鳴り響くまで、ポストのように呆然と立ち尽くすばかりであった。 全日本 4−2 きれぼしJAPAN
[98]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:04:40 ID:PO3CBzys カビラ「ゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴールゴーーーールッ! 決めましたっ!群がり迫るきれぼしJAPANに対し、 まるでピンボールのようにボールを跳ね返させて突破するという神業を見せてくれました! これまで一度もユース代表で姿を見せなかった謎の女性スーパーサブ、早川あずみ!これ程までの選手とは!」 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! 更なる追加点を挙げた事で、スタジアム内が有頂天までせり上がったかと思われる程、 歓喜の絶頂に支配された。 同時に、岬の絶望もガンと、胸中に撃ち響いていた。 残り後半も半分を切った中での2点差、負ければ待っている日本の地にいられなくなる程の四面楚歌となっては、 いかに岬であっても動揺が生まれるのは無理もなかった。 岬「(そうだというのに、何ていうざまだ!)」 ジクジクと胸がうずき、思考もままならない。戦術を立て直すどころでなく、 動揺を隠す事ももう少しで忘れてしまう位に、岬は追いつめられていた。 その岬に、かつての恋人であったあずみが現れた。
[99]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:06:01 ID:PO3CBzys 急用のため、少々お待ちください。
[100]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:26:10 ID:PO3CBzys お待たせいたしました、これより投稿を再開いたします。 あずみ「あら、アンタもそんな顔をするのね」 わざわざ腰を落として下から顔を眺めたり、立ち上がった後に横に回って横顔を舐めるように見回したりと、 珍しいものを観察しているといった風情で岬の周りをうろつくあずみに対し、 随分楽しそうだと言葉を返すのが、今の岬にはやっとであった。 あずみ「ええ面白いわ、こんな顔は見たことないから」 岬「そう、僕だって驚いたりした事はあったし、そっちもそういった顔は見た事はある筈」 あずみ「いや、ないわ。こんな風に自分のした事に後悔したり、 出口が見えずにいる時の顔なんて見た事なかったから。アンタもこれでお終いね」 勝ち誇った顔つきとなり嘲笑う。そうした感情になってまだ言う事があるらしく、話を続ける。 そしてそれが、岬を立ち直らせる転機となってしまった。 あずみ「昔のように、分別付けてサッカーと付き合っていればよかったのにね……」 岬「昔のように……」
[101]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:27:44 ID:PO3CBzys ―――――― ――――――――― ――――――――――――― あずみ「お邪魔します、あ、ホントにいないんだ」 岬「そうだよ。父さんは絵画取引の関係者との打ち合わせで遅くなるって言ってたんだ」 あずみ「へえー、絵描きでもそんな面倒くさい事するの。それじゃ、シャワー借りるわね。襲っちゃダメよ」 岬「分かってるって、安心して浴びて。僕は後でいい (早いとこ父さんの「仕事」の痕跡を消しておかないと、あーあ、一杯散らかってるよ)」 フランス留学中のある日、岬は初めてあずみを自分の家へと招き入れていた。 それも自身の保護者がいない、2人きりでの招待である。 あずみが言うとおり、その気になりさえすれば襲いかかって事に及ぶことさえ可能である状態であった。 岬の名誉のために言えば、この招待は意図したものでは無い。天気雨で両者ともずぶ濡れになり、 やむなく岬の家に退避せざるを得なかったのが実情である。 そうした予期せざる出来事であったために、岬には相手の肢体鑑賞といった某忍者的趣味行為を行う暇は無かった。 岬の父、岬一郎が「裏」の稼業で使用する偽造書類、贋作品、暗号メモ等の機密品を 隠蔽する時間を取らねばならず、隠し終えた時には既に相手はシャワーを浴び終えてしまっていた。
[102]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2015/10/11(日) 18:29:40 ID:PO3CBzys あずみ「気持ち良かったわ。お次にどうぞ」 とは言え、入浴後のあずみの姿も岬にとってかなりの刺激となった。 胸元から股上までをバスタオルで巻いただけ、それもさほどに大きいものでは無いため、 歩くたびにヒップまでバスタオルの縁がそよぎ、岬を困惑させてしまっていた。 岬「そんな恰好でよく平気でいられるね。心配とかしないの」 声に震えはなく表情も平静を保ったまま、明日の天気はどうだといった様に答えたのは 同年代の少年で岬でしかできなかっただろう。 そうした澄ましぶった岬に対し、あずみは小悪魔然とした笑みと口で答える。 あずみ「そりゃあ、相手が岬くんだもの。紳士で優しい岬くんはそんな事しないって信じているから」 ニヒヒと言った擬音が文字になって浮かびそうな笑顔を見せられた岬は、 心の動揺を苦笑いで押えつつ、その後の彼女の揶揄も聞かずに風呂場に向かった。 シャワーを浴びながら混乱を抑え暴発を阻止するかのように、岬はあずみへの愚痴をこぼす。 岬「(知ってはいたが、なんという女だろうか。僕といえど思春期の青年、 あんな事をすれば望む想いも出てくる。それを完全にキープできる事も知っていて、 反応を楽しむために、傍目にはあんな危険な事を平然とやってのけるなんて)」
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0ch BBS 2007-01-24