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キャプテン森崎オールスターモード
[159]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/28(月) 11:44:22 ID:sU7shRWo ★ストラット オムニゾーンシュート ( ダイヤK ) 88+( 6 + 6 )=100★ ★ジェンティーレ ブロック ( クラブQ ) 75+( 3 + 6 )+(人数補正+1)=85★ *吹っ飛び* ★ディウセウ ブロック ( ハートK ) 75+( 6 + 1 )+(人数補正+1)+(ソウルブロック+8)=91★ *吹っ飛び* 【シューター】−MAX【ブロッカー】≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。 ★ストラット オムニゾーンシュート ( ダイヤK ) 88+( 6 + 6 )=100★ ★ミューラー パンチング ( スペード2 ) 84+( 2 + 2 )=88★ *吹っ飛び* 【シューター】−【キーパー】≧2→ストラットのオムニゾーンシュートが白チームゴールを突き破る! ----------------------------------------------------------------- サッカーは1点の価値が非常に重いスポーツである。 0−0と言う試合結果が頻繁に有り得る程点が入り難いスポーツだからだ。 何故そこまで点が入り難いのかとなると話は難しくなるが、事実として サッカーでは守備側が有利で攻撃が得点と言う成果を出す確率は低い。 だが確率は時としていたずらを起こす事があり、誰もが予想しなかった事態を招く事がある。 ドギュゥゥゥゥウウウウウォオオオオオオオオッ!!! イタリアユースの正スイーパーにしてカティナチオの体現者、ジェンティーレ。 ブラジルユースの正スイーパーにしてセレソンの生ける盾、ディウセウ。 ドイツユースの正ゴールキーパーにして雷神の異名を持つ男、ミューラー。 ドガドガドガァアアッ!! ジェンティーレ「ぐ…あぁああああーっ!?」 ディウセウ「オラ負けねぇ…えばああっ!?」 ミューラー「…馬鹿なぁああああああっ!!」
[160]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/28(月) 11:47:25 ID:sU7shRWo アルシオン「!!?」 数多のクラブが幾度札束合戦を繰り広げるか分からないとまで評される名DF二人と名GK一人が ストラットのオムニゾーンシュートになす術もなく吹き飛ばされた。 それはストラットが自分でもほとんどマグレな程の会心の一発を打てたお陰でもあったし、 3人のパフォーマンスが実力からは考えられない程低調だったせいでもある。 ズパァアアアアアアアッ!! ガゴンゴンゴン!! コロコロコロ… 結果として、世界屈指のスーパールーキーをかき集め出来るだけ公平に2チームに 分けた筈のこのドリームマッチは前半28分と言う早い段階で2点も差がついてしまった。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!! 白チーム 0−2 赤チーム ゴール ストラット、火野 アシスト 翼
[161]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/28(月) 11:49:27 ID:sU7shRWo 放送「決まったァアアアアーーーーッ!!前半28分!今度はストラットくんが決めたァ!! とてもサッカーボールを蹴った音とは思えない轟音と共に白チームのネットが突き破られた! 世界屈指のDFもGKもなんのその!これが、これがイタリアのエースストライカーの力です!」 ウァワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!! 観客「決まった!決まっちまった!」「な、なんだアレ…本当にシュートなのか…」 「2点差!?もう!?」「2−0って…おいおい、なんか一方的な展開じゃないか!」 「ストラットってやっぱりすげーーー!!」「つーか、白チームの連中が軒並み名前負けじゃん」 放送が大げさなまでに叫び、観客が好き勝手に叫ぶ。 グッ! ストラット「うぉおおおおおおおおおおーーーっ!!」 ミューラー「………くそおっ!!」 ジェンティーレ「ま、まさか…この俺が…」 ディウセウ「うへっ、参った…」 早田「畜生!…またやっちまった」 だがそんな雑音より腕を突き上げるストラットの勝利の雄叫びの方が 失点したミューラー達にとって余程大きく聞こえたのは言うまでもない。 アルシオン「(これは…流石にマズいな)」 そして白チームが大きな精神的ダメージを受けたのもまた言うまでもない。
[162]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/28(月) 11:51:55 ID:sU7shRWo ポブルセン「馬鹿野郎ーーーッ!!何だそのザマは!いっそ今すぐ降参しちまえ!」 カルツ「(あー、この体たらくじゃポブルセンをいさめる気にもなれんな)」 松山「お、おい!今はそんな事言っている場合じゃ…」 イスラス「そんな綺麗事を言っていてもマイナスにしかならない場合だぞ」 ゲルティス「士気大幅ダウン。誤魔化す手段もゼロだ」 ベンチの選手達はポブルセンを除けば怒りを爆発させこそしなかったものの 不満は隠そうともせず、スタメン達の不甲斐なさを誰も否定しない。 こんな状態なら俺を出せ、と顔に書かれていない者は皆無だった。 ストラット「やったぜ、皆!」 翼「流石だね、ストラット!」 火野「フン、まあまあ良いんじゃねーの」 オワイラン「ナイスシュート、ナイスゴールだ!」 中山「この追加点は大きいな!」 超モリサキ「(ええい、ストラットが活躍すると気に入らん)」 赤チームの反応は当然ながら大喜びの一言。 理想的と言えるタイミングで2点目を奪えたのだから、 最早彼らは圧倒的優位に立っているのは間違いない。
[163]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/28(月) 11:54:48 ID:sU7shRWo 日向「…おい、なんで手を抜いていやがるんだ?あぁん?」 ジェンティーレ「フザけるな!そんな事、死んでもやるか!」 カルロス「…ソーダ。ワールドユースでもこの失点パターンがあったぞ」 早田「…言い訳のしようもねえ…すまねえ…」 コインブラ「お前達の力はこんな物じゃない筈だ。どうしたと言うんだ」 ミューラー「………言える事など何もない…!」 ピエール「だが、攻撃陣もシュートゼロな事は忘れないで欲しいな」 ディアス「へっ、それじゃ俺達全員クソッたれって事になっちゃうじゃんか」 ディウセウ「(まじいぞこれ。どんどんバラバラになってってる)」 三杉「(アルシオン。こういう時こそキャプテンの責務を果たしてくれ)」 どんどんチーム内の雰囲気が悪くなり、一触即発の最悪のムードになりかけていく。 ここでアルシオンはどうにかする事を迫られた。 キャプテンの彼がここで黙っていてはチームは本当に崩壊する。 それが分からない彼ではない。
[164]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/28(月) 11:57:54 ID:sU7shRWo アルシオン「………」 A 大胆な作戦変更を行う。 B 選手交代で流れを変える。 C 話術でチームメイトを宥める。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1431518810/l50にて ☆2015/12/28 21:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[165]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/29(火) 12:23:54 ID:/hsdis9+ >A 大胆な作戦変更を行う。 アルシオン「(戦術もスタメンも間違っていなかった筈だった… だがこの後に及んでは最早それを言ってはいられない。2点差を返す為には大胆な、 そして攻撃的な賭けが必要になる。だが手持ちのカードは何だ?)」 アルシオンは何かこの苦境を打破し得る妙案はないか、頭脳を緊急回転させた。 アルシオン「(まず思いつくのはキックオフシュート…博打も良い所だが、上手くモリサキまで 届けばそれは敵DF達へ少なくない被害を与えるだろう。失敗しても攻められるリスクはない。 次にありそうなのはラ・オルケスタでの無理やりな速攻。体力の消耗は惜しいが 恐らく確実に、そして素早くシュートを撃ちに行ける。ただ、ねじこみはそこまで期待出来ないか… あるいは俺が持ち込んでからバックスピンパスで前を向いたままのバックパス。 これなら恐らく敵の虚を突けるだろう。そこから上手く行くかはパスをする相手次第か。 逆転の発想で俺がポストプレイヤーになると言うのもある。敵のDFラインは深い。 徐々に戦線を上げて行けばポストプレイに繋げるだろう。だがある程度じっくり攻めねばならない。 いっその事こっちの最強のシュート、リーサルツインを放り込みで撃たせるか。 万全の状態のモリサキに通じるかどうか、そしてツインシュート故ポストが怖いが)」
[166]2 ◆vD5srW.8hU :2015/12/29(火) 12:25:57 ID:/hsdis9+ そしてアルシオンが選んだ作戦は… A キックオフシュート(誰にやらせるか更に選択)。 B ラ・オルケスタ(誰と組んでやるか更に選択)。 C バックスピンバックパス(誰に出すかは後ほど選択)。 D 自分がポストプレイヤー。 E 放り込みリーサルツイン。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1431518810/l50にて ☆2015/12/29 21:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 15 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[167]2 ◆vD5srW.8hU :2016/01/02(土) 13:32:59 ID:QH+UsSRM >E 放り込みリーサルツイン。 アルシオンは少し考えてから決断を下し、力強くチームメイト達に歩み寄り、 彼らの視線が自分に集まるのを確認してからシンプルに宣言した アルシオン「作戦を変更するぞ」 早田「…おいおい、良いのか?俺がどの口挟むんだって話だが、 守備面での反省とか叱責とかねーのかよ」 アルシオン「必要ない。もう既に自発的にやっただろう。それで足りない様な奴しか 居ないのなら、何をしても勝てない。故に今、時間を無駄にする気はない」 ピエール「(自主的に律させる恐怖支配…いや、違うか?どう言えば良いんだこれは)」 アルシオン「それとも、誰か叱って欲しいのか?あるいはこうすれば上手く守れると言う魔法の呪文が欲しいか?」 ミューラー「フン。要らぬお世話だ…」 ジェンティーレ「(相変わらず腹が立つ程の現実主義者だ…だが今の俺に異議は唱えられん)」 日向「じゃあ聞こうじゃねえか。このヘボい守りを帳消しにしてくれる攻撃の秘策をよ」 カルロス「(つくづくザガロに似た奴だ…)」 激励も叱咤も無しに現実的な作戦会議に移ろうとするアルシオンの姿勢には 反発が無かった訳ではないが、守備陣が何も要求出来ない立場に陥っていた事で それらによるタイムロスは最小限で済んだ。無論誰もが素直に言う事を聞きそうではなかったが、 そんな事を気にするアルシオンではない。好かれていなくても目的が達成されれば良いのが彼だ。
[168]2 ◆vD5srW.8hU :2016/01/02(土) 13:35:44 ID:QH+UsSRM アルシオン「さて、作戦だ。俺が責任を持ってボールを運んで見せるから、 カルロスとコインブラが低い浮き球からリーサルツインを撃て。それだけだ」 ディアス「ああん?なんだそりゃ、ただ強力なシュートを撃てってのが作戦かよ?」 アルシオン「そうだ。ここまでシュートゼロと言うのは時間も体力もあまりに 勿体なさすぎる。特に燃費が悪いと言うモリサキの特性を考慮すればな」 コインブラ「…文句はない」 カルロス「ただ、モリサキだとアレですら防いだ実績があるぞ」 アルシオン「そこはヒューガとディアス、そして俺が何とかする。良いか、 こんなに早い時間帯で2点差もつけられたんだ、こうなったらいわゆる馬鹿試合を 狙うしか勝ち目はない。俺達は最低でも3点奪わなければ勝てない。 ならばガムシャラにでも攻める。単純な話だが、それしかない」 三杉「…うん、このままシュートを撃てないで時間を無駄にするのは愚の骨頂だね。賛成だよ」 ディウセウ「守備は今度こそこっちが何とかすっからよ、頼んだぜ」 アルシオン「では、作戦を開始するぞ。キックオフポジションにつけ」 白チームメンバー『……………』 2点差になっても淡々として現実的な事ばかり言うアルシオンに対して 向けられる感情は最早呆れも混じっていたが、やはり表だって逆らわれる事はない。
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0ch BBS 2007-01-24