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[56]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/16(水) 10:10:43 ID:zSXKHSJg >A 「撃たれる前に奪え。敵のシュート数を減らすんだ」 アルシオン「敵もこちらと同様にシューターが豊富だ。だがシュナイダー、ストラット、ヒノ… どれもドリブルを得意とするタイプじゃない。唯一の例外はツバサだけだ」 三杉「(彼の基準だと少なくとも翼くん以上じゃないと“ドリブル上手”とは認めて貰えないんだろうね)」 アルシオン「よって撃たせて止める作戦で行く。シュートは撃たせなければそれが一番なんだ。出来るな?」 ジェンティーレ「当然だ。俺を誰だと思っている?」 ディウセウ「よっしゃ、いっちょやってみっか」 ピエール「ああ。早め早めのマークを心がける」 早田「俺は最初からブロックなんてする気はないぜ!」 アルシオン「無論DFだけじゃない、MFも臨機応変に一対一を挑むなり囲むなりをしろ」 ディアス「言われなくてもそうするって」 コインブラ「当たり前の事だ」 三杉「任せてくれていいよ」 元々気の強い選手が多く配置された故か、積極的にボールを奪いに行けと言う指示は何の抗議も無く 受け入れられた。攻撃と守備両面に置いて分かり易い速効性を重視した作戦が固まった瞬間だった。
[57]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/16(水) 10:12:59 ID:zSXKHSJg コンコンコン… 係員「すみません。後3分経ったら入場してください」 アルシオン「…はい。分かりました」 そしていよいよ試合開始時間が迫る。ここでアルシオンは一癖も二癖もある強者達の顔を ぐるっと見回し、試合前の最後の一言を語る為に口を開いた。 A 「作戦は以上だ。後はもう何も言う事はない」 B 「勝つぞ。勝負の世界にそれ以外何も無い」 C 「さて、今度こそモリサキの顔を悔しさで歪めてやるとしようか」 D 「最後に30代女性の魅力について語って締めくくろう」 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1431518810/l50にて ☆2015/9/16 21:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 10 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
[58]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 11:56:27 ID:nMUlSobs >D 「最後に30代女性の魅力について語って締めくくろう」 ここまで実に彼らしい冷徹で論理的なキャプテンシーを発揮していたアルシオンが 試合前の最後の数分間に何を言うのか?気障なセリフで締めくくるのか、 それとも淡々と勝利への意気込みを短く表すのか?誰もが押し黙り、彼が口を開くのを待つ。 ジェンティーレ「(…嫌な予感がしてきたぞ)」 ゲルティス「(アルシオンの悪癖が発動する危険性…50%)」 アルシオン「最後に30代女性の魅力について語って締めくくろう」 ジェンティーレ・ゲルティス『(やっぱりぃーーーーっ!!)』 それ以外『!!!!??』 だがアルシオンの性癖を知る一部の者達は嫌な予感を感じ…それは的中した。 そしてアルシオンの 暴 走 が始まる。
[59]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 12:00:00 ID:nMUlSobs アルシオン「そもそも何故熟女が良いのかと言う基本的なテーマだが、それにはまず 女は若ければ若い程良いと言う短絡的で一面的な物の見方の欠点について語らねばなるまい。 女は老いれば衰える。それは当然の事だ。だが男にもそれは言えるのだ。 それにも関わらず歳を重ねた男には貫禄やダンディズムと言った魅力で褒め称えられる事がある。 それは若い男の魅力を維持しつつ年月と経験による別の魅力を加算させ融合した結果だ。 ならば女にもそれが出来て当たり前である。若さだけに頼った女はあっと言う間に劣化する。 つまり若さに自惚れず更なる女としての美を追求しそれに成功した三十代女性は 二十代の若い女とは比べ物にならないんだ。サッカーでも若いだけの選手では身体能力を 維持しつつ経験を積み脂が乗った選手には勝てないだろう?それと同じだ。 ここまでで若いイコール良いとする考え方の浅はかさは理解しただろう。 次は三十代女性が具体的にどう魅力的なのかについて語ろう。 まずは肌だ。張りや白さだけでなく柔らかさや温もり。これは努力を重ねた修練の結果だ。 母性と隣り合わせのエロスはどんなに齢を重ねようとも決して女を諦めないと言うプライド、 そしてそのプライドを口だけの無様さに終わらせないプロフェッショナリズムの証明でもある。
[60]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 12:01:14 ID:nMUlSobs ここで一つ問題になるのが皺やたるみをどの程度許容するかと言う問題だ。 劣化に任せて皺を放置するのは勿論論外。しかしながらそれを隠す為に必死に化粧や手術を 繰り返すのもまた醜い。塩梅は実に難しい所だが、俺はほんの僅かに皺が隠れ見える程度が 丁度良いと思う。何故か?それは歴戦の男が積み重ねた傷の格好良さにも通じるからだ。 不自然に年齢を誤魔化さず、しかしそれに負けずに戦い、そして勝利した勲章。それがいいのだ。 肌はこれ位でいいだろう。ちなみにスタイルや体格については特に述べない。女性とは 肥満体や痩せっぽちになっていない限りはそんな物に拘らず、長年の磨き上げられた美しさを 賞賛されるべきだ。間違っても豊満でさえあればそれだけで美しい、それ以外は何もかもが 無意味だ等とは思うなよ。そんな愚か者が居たら俺がこの場で鉄拳制裁してくれる。 さて次は体臭に関してだ。ここでもやはりその女がどれだけ若さに頼らず自分を磨き上げて きたかが語られる。熟成された女のフェロモンはどれだけ女を貫き通したかのバロメータだ。 それはあたかも果実が青臭くなく、甘く熟れて誘惑を増していくのにも似ている。 溜まりに溜められ、時に男に汲み取られ、それでも尚溜め続けられた芳香の素晴らしさは 筆舌に尽くしがたい。どんな極上のワインでも女を極めた女の匂いは出せないのだ。 それは男の本能に根源的に訴えかける、ここに味わい慈しむべき女が居るぞと言う叫びであり…」
[61]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 12:10:30 ID:nMUlSobs ドンドン! 係員「あの!もう入場を開始してください!まだですか!?」 アルシオン「…む、もう3分経ったか。ではこの続きはまた試合後にしよう」 チームメイト達『(もう良いです…)』 ザッザッザッ… コインブラ「く、口が全く挟めなかった…」 カルロス「い、何時もああなのか?」 ゲルティス「…奴がああなるとファンベルグさんですら邪魔が出来ん」 ジェンティーレ「威圧感とカリスマを無駄遣いしやがって…あの馬鹿が!」 日向「何処のチームにも変態は居るもんだが、奴は意外だったな…」 ディウセウ「う〜、ザガロ思い出しちまった…」 ピエール「趣味の善悪はともかくとして、押しつけがましいのは良くないな…」 ディアス「俺普通にボイーンでダイナマイトな姉ちゃんならそれでいいや」 こうしてアルシオンの性癖が今回のチームメイト達に知れ渡ってしまったが、 試合に特に悪影響はなかったと言う。皆忘れたかったと言う説が有力である。
[62]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 12:12:58 ID:nMUlSobs いったんここまで。 アルシオンの熟女語りにてこずりまくった…
[63]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 22:56:09 ID:nMUlSobs ちなみに森崎が率いる赤チームはどうだったかと言うと。 森崎「と言う訳で、今回は監督が居ないから俺が全部決める!文句は言わさんぞ、 こういうのはグダグダやっていたら時間の無駄になるばかりだからな!」 ストラット「フザけんな!テメーが出す指示なんか信用できるか!」 森崎に対して一番敵対的だったのは彼との確執があるストラット。 どちらかと言えば森崎の方が昔手痛い敗北を喰らっているのだが、 その際ストラットに対して中傷的な挑発をかました為ストラットの方から嫌っているのである。 元々森崎の様な奇策万歳のスタイルが反感を買いやすい事もあって、 ストラットは森崎に対する不信を声高に表す事を躊躇わなかった。 クライフォート「(くそっ…こんな企画で、こんな奴に従う事になるとは…!)」 一方クライフォートは森崎に対する確執は無いものの日本に惨敗した恨みはあり、 また彼自身が論理的なリーダータイプの為森崎をキャプテンとして認める気はなかった。 ストラットと違いそれを声に出す事が無かったのは、ワールドユース大会で 満足な結果を出せなかった自分が不満を口にするのが許せなかったからだった。 実力主義者にして勝利主義者にして合理主義者。それがクライフォートである。 若林「はぁ、やっぱりこうなったか…」 翼「何時もの事だよもう…」 そしてそんな光景を見て溜息をつくのが二人。森崎との縁が複雑微妙にして太く長い翼と若林。 長らく森崎のチームメイトでありながら同時に森崎の怨敵でもあるこの二人は こんな企画で森崎がキャプテンになったらどうなるかを誰よりも早く理解し、諦めていた。 それでも不満自体は唱えないのは森崎を認めている証と言えるかどうか、極めて微妙だろう。
[64]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 22:59:48 ID:nMUlSobs 火野「なんでストラットの奴はあそこまで怒っているんだ?」 ロブソン「分からん。モリサキと何か因縁でもあるのだろうか…」 ドトール「(リオカップであれだけ大騒ぎをしていたらな…)」 一方森崎との縁が薄い火野とロブソンは険悪なムードが発生している理由が分からず、 首を傾げたまま特に支持も不支持も表明する事もなかった。ドトールだけは当事者として 事情を知っていたが、こういう馬鹿騒ぎからは距離を置きたがる彼はそれを口にする事はなかった。 シュナイダー「静かにしろ。実績を鑑みて、モリサキ以上キャプテンの資格がある者はこの場に居ない」 フライハイト「この企画の組織委員会が選んだ以上は従うのが道理だ」 赤井「まあなんだかんだ言って、常勝無敗のキャプテンッスからねえ」 一方ドイツの二人組、シュナイダーとフライハイトは共に冷徹な実力主義者達だった為、 更に森崎と個人的な交友があった事も手伝って森崎の支持を堂々と表明した。 全日本ユースでチームメイトだった赤井もそれに追随している。 オワイラン「な、ナカヤマ。モリサキはこんなにも不満を抱かれていたのか?」 中山「あーー…何というか、敵も味方も多いタイプなんでな…」 自他共に認める森崎の親友である中山は当然森崎を積極的に支持していたが、 同じく森崎がキャプテンで当然だと考えていたオワイランはこの場の雰囲気に驚いていたと言う。 彼にとって森崎はアジアの名誉を守ってくれた英雄であり、憧れにも近い感情を抱いて居た為 森崎が翼や若林に呆れた視線を向けられストラットに怒鳴られていたのは中々のショックだったらしい。 事情を知らない外部の者には、森崎は単純に英雄視されやすいのだろうと中山は納得していた。
[65]2 ◆vD5srW.8hU :2015/09/20(日) 23:02:28 ID:nMUlSobs シェスター「はぁ…ナカザト、残念だ…」 ジェトーリオ「あーやだやだ。カルロスもコインブラも向こうじゃん。やだやだ」 肖「ハァ…ハァ…だ、ダメだ…まだだ…堪えるんだ…ウフ、ウフフフフフ」 なお、こっちのチームにも色んな理由で「誰がキャプテンでも構わない」派は存在していた。 そんな一幕がありながらも、赤チームもキャプテンの独断でスタメンとフォーメーションが決められた。 −−@−− @森崎 −A−B− A肖 Bロブソン −−C−− C中山 −D−E− Dドトール Eオワイラン −−−−− −G−I− Gクライフォート I翼 −−H−− H火野 F−−−J Fストラット Jシュナイダー フライハイト「(今日の天気は曇りか…降水率は微妙だな…)」 シェスター「(ナカザトが向こうに居たらなあ…)」 ジェトーリオ「(あれ、スタメンじゃないんだ。まあどうでもいいか)」 赤井「(ですよねー。俺がスタメンで出れるのって殆どないんだよなぁ)」 若林「(これも何時もの事か…何時になったらこれを変えられるのか)」
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0ch BBS 2007-01-24