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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[472]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:15:30 ID:??? こんばんは、更新再開します。 ちょっとまた文章パートが長くなりそうなので、分けて投稿します。 >>455 乙ありがとうございます。 >>456 鈴仙達の青春乙ありがとうございます。 >>457 乙ありがとうございます。ここは森崎がダメと言うよりは、鈴仙が凄すぎでしたね。 >>459 乙ありがとうございます。 まさかここで6ゾロを出すとは思いませんでした(汗) >>464-465 アリスさんの今後の出番は…どうなるでしょうね(適当) >>470 そろそろ第二章完に向けて、岬君含めて色々投げっぱなしな伏線も回収していきたいですね。
[473]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:17:17 ID:??? ★鈴仙→リフレクトバレット 62 ( ハート7 )+( 6 + 6 )=74 パスカル→リフレクトバレット 58 ( クラブJ )+( 3 + 1 )=62★ ★萃香→戸隠山投げ 60 ( ダイヤ9 )( 1 + 4 )+(人数補正+1)=66 天子→ブロック 51 ( ハート7 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)+(無念無想ブロック+8)+(狂気の瞳-2)=60★ ★超モリサキ→がんばりセービング・改 66 ( スペードK )( 3 + 1 )+(転倒ペナ-4)=66★ ≧2→鈴仙とパスカルのリフレクトバレットが博麗連合ゴールに突き刺さる! バギュルルルルルルルッ! ギュンギュンギュン……! けたけましい轟音を上げつつ大きなブレを発生させてゴールへと向かう、 鈴仙とパスカルの『リフレクトバレット』は確かに模範的なツインシュートと言っても良かった。 とはいえ、二人の選手がボールを挟んで対称に蹴り出すとシュートの威力が倍増する、 ……という理論は既に幻想郷の内外を問わずして、現代サッカーの常識。 試合の趨勢を左右しかねないこの局面において、鈴仙達のシュートはあまりに平凡だった。 萃香「――良いシュートだ。だけど、今頃ツインシュートの使い手なんて掃いて捨てる程居る。 この程度で、私達を破れると思うなよ!」 グワアアアアアアアアアアアアアンッ! バギイイッ! 一流のDFとして、萃香は鈴仙の『リフレクトバレット』は厄介な技と認識していたが、 しかしそれでも、自分でも防げる範疇と思っていた。 そして実際、彼女の全身を利用した低空クリア、『戸隠山投げ』はシュートコースを確実に捉えていた。 ――かのように見えた。
[474]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:22:01 ID:??? ――シュンッ! ググッ……! 萃香「な、なにィ!? ……シュートが一瞬だが、消えた。 いや、それも、超スピードだとかフェイントだとか時間停止だとか、そんなチャチなモンじゃない。 ――正真正銘。本当に『消えて』いた……!?」 天子「――何やってんのよ。私が止めてやるわ! ――生半可な天人には真似できない、私の『無念無想ブロック』でね!」 バッ! ――シュンッ! 天子「……って、アレ?」 クリアに向かった萃香、それに続いてブロックに向かった天子の両名は揃えて首を傾げた。 確実に捉えていた筈のシュートを、二人は完全に触れる事ができなかった。 まるでその瞬間ボールが、異次元の世界へと消えてしまったかのように。 永琳「(――この世にある、あらゆる物質の波長を操る狂気の瞳。 その力が今、この段に来て……更に強くなっている。 ――もしや、この原因は。今まで誤差の範囲内として一蹴していた、あの因子が……?)」 月の頭脳たる永琳は、鈴仙の更なる力の高まりを感じつつも、その原因を分析している。 果たしてその分析結果は、あの永琳ですら決して完璧でなく。 むしろ単純すぎる自明の理を見落としていた事を如実に示していた。
[475]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:23:10 ID:??? 〜モリヤスタジアム・上空〜 藍「――紫様、報告がございます」 紫「……今はあまり、悪い報告は聞きたくないのだけど」 試合の一部始終を高みより観戦していた紫は、 萃香と天子が為すすべなくシュートを通してしまったのを確認すると、 そのまま大きく項垂れて、超モリサキのセービングを見ることすらしなかった。 明らかに消沈しきった紫に対し、藍は報告するのが躊躇われたが、構わずに続ける。 藍「重要な報告の為、続けます。……中山政男が引き起こした、幻想郷における一連の変革について。 我々は今まで、中山政男が変革のトリガーであり、鈴仙・優曇華院・イナバが変革を広め維持・強化したと。 そうした仮説に基づき、博麗の巫女等を通じて、監視及びサッカーの試合による異変解決を図っておりました」 紫「まだ試合は終わっていないわ。霊夢により、異変は解決されるべきなのよ」 そう頑なに言い張る紫だったが、彼女自身もまた気付いていた。 この試合は。そして今回の異変は――彼女が今まで経験して来た通りには、決して終わりはしないであろう事を。 紫のその気持ちを汲んで、藍は最後まで報告を続けた。 藍「……ですが。この仮説には一部重大な視点の見落としがありました。 即ち、中山政男と鈴仙・優曇華院・イナバの二人だけでは。八意永琳と蓬莱山輝夜だけでは。 この異変を起こすには、発生する熱量が少なすぎる。 ――本来ならば、この異変は。人間が団結し強くなり、妖怪が存在価値を失うという、この大異変は。 そもそも起こりようが無かったのです」
[476]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:29:59 ID:??? 紫は今大会の準決勝戦後に起きた――いや、意図的に引き起こした出来事を回想する。 その時は確かに中山を中心とする団結によって、多くの妖怪の群れが倒されていった。 紫としては中山の危険性を対外的に主張する為に使ったパフォーマンスではあったが、 その際の団結の強さについては、紫の想像以上のものがあった。 これまでは些事として片づけていたが、もしもこの際にも、中山の力を増幅させる「何か」が存在していたとしたら。 紫「――単独ならば、益にも害にもならない存在。 しかし、特定のトリガー及びキーマンとの関係によって、存在意義を補強し、維持する存在。 ……そんな存在が偶然――もしくは必然?――にも、二人の間に立っていた……と」 紫は自身の推測を述べる。それは藍が求めるべき結論と合致していた。 藍「……思えば、森崎有三との関わりが薄すぎるとして、彼への警戒を外した私達が間違っていました。 そして私達は森崎有三を手に入れ制御し、中山政男を御す事が出来ると考えた時点で、慢心していました。 彼が元々、外界において果たして来た役割を考慮すれば、危険性を把握する事は可能だったのですが……」 紫「…………」 そして、その内心はさて置き、藍は紫への報告を終えた。 紫は藍を責める気は無かった。自分のミスを悔いる余裕すら無かった。 今の彼女には、そこまでの活動を行う為の力は残されていなかった。 ――藍が再び、大きく綻び始めた結界の修復に向かったのを確認して、紫はこう独りごちた。 紫「アラン・パスカル。……彼の存在が中山政男を、鈴仙・優曇華院・イナバを支え、より強くした。 彼がかつて、サッカーが得意だった自分の親友を、アルゼンチンの至宝にまで至らしめたように。 ――成程。この異変に真の黒幕が。エキストラボスが居るとしたら……間違い無く、彼しかあり得ないわね」
[477]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:31:01 ID:??? 〜モリヤスタジアム・フィールド〜 ――バシュウウウウウウウウウウウウウウッ、ズバアアアアアアアアアアッ!! ……ピピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!! ……シュウウウ〜ッ……。 森崎「あ………が…………!」 ドサリ。 全体力を注いだ、間違い無く森崎の最強最大のセービングは ……結果として、鈴仙達の『リフレクトバレット』に敗北した。 最後にやや右下に変化したシュートの軌道を森崎は捉えきれず、 ポストに頭から大きく激突し、全身から血を吹きだしながら倒れた。 鈴仙にもその際、般若の如き形相が見えたが、まさしくあれは狂王の最期と呼ぶに相応しかった。 鈴仙「……決まった。私達のシュート。本当に決まったのね……!?」 パスカル「ああ、間違い無く。――しかし情けないな。 俺のねじ込みだった筈が、殆ど完全にレイセン頼みのゴールになってしまった」 鈴仙「いやいや、そんな事無いわよ。パスカル君が一緒にコンビプレイを練習してくれなかったら、 私だってこの場じゃどうしようも無かったんだし」 パスカル「全く……。最初はどうかと思ったが、結局こっちでも俺は誰かの相棒扱いになるんだな」 鈴仙とパスカルはシュートを決めたという喜びよりも、森崎を制したという安堵感に包まれていた。 試合はまだ残り約20分で3点差。途中魔理沙や霊夢が決める可能性も残されてはいるが、 後は中盤を固めたパスワークを繰り返せば充分時間は稼げる。試合の趨勢は殆ど決していた。
[478]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:32:26 ID:??? 永遠亭ルナティックス 4 − 1 博麗連合2015 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 15ゴール 鈴仙 13ゴール レミリア 9ゴール フランドール、射命丸、魔理沙 7ゴール 勇儀 6ゴール 来生、屠自古、霊夢 5ゴール 星、諏訪子 4ゴール 森崎、神子、反町 3ゴール 早苗、謎の向日葵仮面 2ゴール 神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬、永琳 1ゴール 妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、萃香 影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、パスカル 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 6アシスト パチュリー、霊夢 5アシスト 小町 4アシスト てゐ、神子 3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ 2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、霞、レミリア、アリス 1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、佳歩、パスカル 衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅
[479]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/01(日) 22:33:38 ID:??? …と、いったところで一旦ここまでです。
[480]森崎名無しさん:2015/11/01(日) 22:35:18 ID:??? 藍「真犯人はお前だ、アラン・パスカル!ばっちゃん(紫)の名にかけて!」
[481]森崎名無しさん:2015/11/01(日) 22:37:44 ID:??? −−F−− F佳歩 −−−−− −−E−− E永琳 G−−−H Gてゐ H鈴仙(パスカル) −−I−− I中山 C−B−J C霞 B妹紅 Jパスカル(鈴仙) −D−A− D慧音 Aつかさ −−@−− @輝夜 今のメンバーで一番ゴールの可能性がありそうな永琳をゴールに近づけて 後は一番怖い1対1対策でDF増やしただけ、単純すぎるけどこれでどうじゃー
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0ch BBS 2007-01-24