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第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
[721]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/24(火) 00:21:21 ID:??? 藍「つまり、@とAの条件達成は同時でなくとも良い。例えば、先にAの条件だけを達成し、 後で@の目的を達成しても良い……と、いう考え方で良いと」 永琳「……ええ。だから例えば、貴女が何等かの方法で八雲紫を黙らせておいて。 その上で、鈴仙にのみ波長エネルギーが集中するよう便宜を図ってくれれば、全く問題が無いわ」 鈴仙「あ、あの。藍さん。一体何を……」 鈴仙の問いかけにも答えず、藍は数点永琳に確認を取り、 永琳は何かを見透かしたかのように正直かつ具体的に応えていく。 そこから藍は暫く考える素振りのみを見せ。 ――最後に彼女は鈴仙の肩を取りながら永琳に対して、最後にこう確認した。 藍「……ならば。鈴仙は必ずしも、貴女が今なお推し進める計画。 【プロジェクト・カウンターハクレイ】計画に肩入れする必要は無く。 私が考える、【リアル・幻想・セブン】計画の一員として活躍して貰っても、 純狐の制圧という、我々共通の目的達成には……全く問題が無いという事ですね?」 永琳「…………ええ。そうね」 鈴仙「……!」 藍は豹変した紫に関する、永琳の知識を聞きに来たのは間違いない。 しかし、藍が永琳を訪問し、永琳がそれを受け入れた事にはもう一つ大きな理由があったのだ。 鈴仙「(師匠と藍さんは、私を確かめているんだ。 両方の立場を選んでも大勢に問題が無いと確認した上で。私が幻想郷に対して、自分自身に対して何を想い。 そして、これから先はどんな道を進みたいと考えているかについてを――)」 これから待ち受けるであろう運命の選択を前に、鈴仙は人知れずゴクリと唾を飲んだ。
[722]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/24(火) 00:25:08 ID:??? 永琳「ウドンゲ、貴女はサッカーで世界を救うのよ!」 鈴仙「えぇ…(困惑)」 藍「たしかに世界を救うのは勝手だがそれなりのやり方があるでしょう?」 …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 早くて明後日くらいには、やっとこさ第二部のルート選択に行けると思います。 (選択前には、質問タイムを設けようと思います) それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[723]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/25(水) 01:05:07 ID:??? 永琳「……八雲藍。貴女も中々、主に負けず劣らず抜け目が無いわね。 単に私から情報を得るだけでは終わらせないのは、純粋に見直したわ」 藍「貴女は賢い。そして賢い者の発言は人を大きく動かす。 私は単純に、彼女が中立的な観点から選択をしてくれる事を祈ったまでです」 藍の質問の意図を最初から完璧に把握していた永琳は、謙虚そうに首を小さく横に振る藍を見て薄く笑った。 しかしその藍にしてもさしたる動揺はない。彼女もまた、最終的にはこうした展開になる事を予測しているようだった。 鈴仙「……そういえば、師匠も試合開始直前に言ってました。確か、この試合が終わったら……」 そして、鈴仙も思い出す。今日の昼間、博麗連合との試合開始直前に永琳が言い残した事を。 『――この試合が終わったら。私は貴女に問うわ。果たして貴女が、どちらの道を往きたいと考えているかを』 永琳「……ウドンゲ。私が話せる事はもう終わってしまったわ。後は貴女の話を聞く番」 永琳は薄い笑いを崩さぬまま鈴仙の方を向いてそう言った。 藍もそれに同調して、やや緊張した顔をこちらに向けた。 藍「――今この世界はとある月の狂人の意志により、滅ぼうとしている。 それを止める手段は、鈴仙。君が次のサッカーの大会で優勝するしかない事は、八意永琳が説明してくれた。 ――ここで私が君に聞きたい事は一つだ。『君は、どのような方法で世界を救ってくれる』?」 鈴仙は、どのような方法で世界を救うべきか。 藍のこの宣言を待って、永琳は穏やかながらも厳格に話を続けた。
[724]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/25(水) 01:06:31 ID:??? 永琳「……今、貴女の前には丁度二つの道が示されているわ。 一つは、私とともに【プロジェクト・カウンターハクレイ】のキャプテン候補として参加し、 幻想郷の秩序に一石を投じる者として、大会の優勝を目指すこと」 藍「そしてもう一つは、【リアル・幻想・セブン】の一員となって貰い、 内側から紫様の計画を崩しつつ大会で優勝することで、 今までの幻想郷の秩序を守りつつも、より良き世界を創る為の礎となること」 永琳は左手を、藍は右手を鈴仙の前に差し出しながら、改めて各々の立ち位置を表した。 革新か保守か。創造か再生か。二人の立場は共通の敵を前にしてもなお、正反対だった。 永琳「私は最初、貴女を利用して得たエネルギーを、もっと悲しい事に使おうと思っていた。 だけど、貴女が中山政男と触れて成長し、色んな人や妖怪と関わっていく中で――私の心境に変化が生じた。 貴女と、貴女を取り巻く世界の変化を楽しみたい……と。本気でそう思えるようになった。 これは嘘や策略じゃない。純粋な気持ちよ。 だから。――もしも貴女が、私の推し進める【プロジェクト・カウンターハクレイ】を選ぶにせよ、選ばないにせよ。 その気持ちの証拠を、後で貴女に渡したいと思っているわ」 鈴仙「……師匠」 永琳がそう静かに想いを告白してもなお、怯えた鈴仙の心は未だ動かない。 藍「――鈴仙。君が今まで暮らして来た幻想郷はどうだった。確かに課題はあるかもしれない。 しかし、多くの妖怪や人間が君に向けて来た笑顔は、決して嘘では無かった筈だ。 八意永琳の計画の趣旨は分かる。ただ私はそれでも、今ここにある幻想郷を大事にしたいんだ。 ……君が仮に、【リアル・幻想・セブン】計画に賛同しなかったとしても、 私は別の立場から君の事を陰ながら応援したいと思っているし、決して邪魔はしない、させないと約束する。 ――無論、正々堂々な試合の場なら、どうなるか分からないけどね」 鈴仙「……藍さん」 藍が穏やかながらも情熱的に幻想郷への愛を語っても、鈴仙の様子は同様だった。
[725]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/25(水) 01:09:54 ID:??? 藍「……決めかねて。いや。それ以前に酷く怯えているようだね」 永琳「――今この場で答えろとは言わないわ。だけど、明日の朝にでも答えを頂戴。 幻想郷の結界が壊れてしまった以上、私達の身にいつ、何が起こるか分からないのだから」 鈴仙「……すみません」 本当ならば、勝手に選択を強制する二人に対し、鈴仙は怒っても良かったのかもしれない。 しかし鈴仙は謝った。意見こそ違えど、強い想いを持つ永琳と藍が眩しく見えたからだと、後で鈴仙は思った。 永琳「……私が選んだ道を進んだとしたら。あるいは、八雲藍が選んだ道を進んだとしたら。 大まかにどういう事になるかは、こっちの方で表に纏めさせて貰ったわ」 藍「もしも質問があったら受け付けるから、しっかり目を通しておいて欲しい」 鈴仙「(い、いつの間に……)」 鈴仙は去り際、藍と永琳に見送られて一枚の紙を貰った。 これはどうやら、【プロジェクト・カウンターハクレイ】と【リアル・幻想・セブン】。 それぞれのルートに関する簡単な説明書きだった。紙には、こう書かれていた。
[726]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/25(水) 01:11:39 ID:IH0FTKhg ===鈴仙奮闘記 第二部ルート選択=== @:プロジェクト・カウンターハクレイ(PCH)ルート (概要) ・鈴仙は永琳達の元を離れ、ヒューガー傘下の新チームに加入します。 ・目的は全幻想郷チームを破り次の大会で優勝し、幻想郷の秩序を新しくすること。 ・仲間は鈴仙+プレイヤーが選んだチームメイト14名+固定仲間2名 (14人はプレイヤ―側である程度自由選択可) (長所) ・仲間の数が少ないため、個々の仲間を掘り下げたストーリー展開となります。 ・プレイヤーで選べる選手の枠が多いため、気に入ったキャラを入れられる可能性が高いです。 (短所) ・個々の仲間の育成自由度については、RG7ルートよりも低くなります。 ・全体的に選手が弱め+チームメンバーが少ない分、難易度は高めかもしれません。 ・永琳とは別勢力になるため、鈴仙は自分で新たな大目標を立てる必要があります。 A:リアル・幻想・セブン(RG7)ルート (概要) ・鈴仙は乱心した紫が率い、味方である藍が補佐する、全幻想郷選抜チームに加入します。 ・目的は紫や霊夢と和解しつつ次の大会で優勝し、結界の安寧を図ること。 ・仲間は鈴仙+紫と藍が選んだ6名(…という体で、実際はプレイヤー側である程度自由選択可) +幻想郷代表メンバー22名(基本固定ですが、選ばれたRG7メンバーに応じて一部変動)※第三章途中で7名選抜落ち (長所) ・仲間の数が多く、育成自由度が高めのため、気に入った選手を幅広く育成することができます。 ・全体的にメンバーが充実している分、難易度は低めかもしれません。 ・永琳は代表メンバー内定予定のため、当初の大目標通り、鈴仙は永琳に並び立つ事ができます。 (短所) ・鈴仙が自由に選べる仲間の枠はPCHルートより狭まり、また弱い選手は選抜落ちの危険性があります。 ・ストーリー展開については、キャラが多い分広く薄く感じてしまう可能性があります。 ※共通事項※ ・PCHとRG7で鈴仙が選べる選手については固定(14人選べるか6人選べるかの違いです) ・キャプテンについては両ルートとも、第四章には鈴仙固定。第三章は一部を除き判定等あり。
[727]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/25(水) 01:24:15 ID:IH0FTKhg 鈴仙「(相変わらず師匠特有のメタ言語が散りばめられてて、読みづらいわねぇ……)」 質問があれば、この場で答えて欲しいと永琳達から要望があったため、 鈴仙はこの紙に書いてある『ルート選択』なる今回の決断に関し、色々と質問をしてみようとすると、 永琳が頼まれもしないのに突然雄弁に喋りだした。 永琳「聞かれそうな事として、先に答えておくと。…… Q:14名もしくは6名の選手はどうやって選抜予定? A:前のヒューガー戦前のような方式(仲間候補をこちらで提示。選択・判定の結果で仲間に加入)を考えています。 Q:霊夢やパチュリーのように、全幻想郷選抜入り確定(予定)の選手はPCHに誘えない? A:その選手の格や鈴仙との友好度によって異なります。強い選手でも鈴仙との親睦やその人のキャラ次第では勧誘可です。 逆に一部選手はイベントの都合で、選抜入り予定が無くても誘えなかったりします。 Q:紫が嫌がらせで、PCHルートで仲間になってくれそうな中堅キャラを全幻想郷選抜入りさせない? A:そこはありません。プレイヤー側でキャラを選んで貰い、その余りで紫が全幻想郷選抜チームを作るイメージです。 ……とりあえずは、これくらいかしらね。他にも質問があれば、気軽にコメントをしてくれると嬉しいわ」 鈴仙「(師匠は一体誰に向かって何を喋られているんだろう……。――ま、まあ兎に角。 折角の機会なんだから、色々と質問事項を考えておかなきゃね。えーと、えーと……)」 そんな様子な永琳を尻目に、鈴仙は真面目に質問について考える。 その内容は――。 ※※※以下、コメントにてフリー質問タイムを設けます。可能な限りお答えしますので、お気軽にコメントを頂ければ幸いです。※※※
[728]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/11/25(水) 01:26:13 ID:??? ――と、言った所で今日の更新はここまでです。 フリー質問タイムは次の更新まで(多分明日深夜?)を考えておりまして、 次の更新時に、多数決でルートを決定したいと思っています。 それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
[729]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 11:51:53 ID:??? 乙なのです いよいよ選択の時……! 質問 ◯勧誘失敗した場合、失敗したキャラをチームに加入することができなくなる以外にデメリットはありますか?
[730]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 16:46:43 ID:??? 前の質問の際に答えられなかったPCHに肩入れする理由はまだ答えらえない? と言うより、いまだ肩入れする理由というべきか、鈴仙に加担させる理由も含めて 本来の計画通りなら、PCHで挑む大会が永琳にとって、エネルギーを得る大会だったはず 時系列的にエネルギー得たい→外界と接触→PCHの裏で自分はエネルギー回収、という流れになって 今大会は、全体的に見て作戦第一段階だし、鈴仙に一定の成績を収めるだけで良かったはず。 しかし今回の説明通り、大体永琳のせいで始まり、今大会で波状したで終わる今 肩入れじゃなくて、成り立ち自体に関与していた永琳には必要ないものだろうし、 エネルギーを得るために利用していた鈴仙を加担させる意味があるとは思えない。 まだエネルギーを求めてこの計画を進めているのか。それともまた別の目的があるのか
[731]森崎名無しさん:2015/11/25(水) 16:59:05 ID:??? 仲の良い人たちで、どこに参加するか決まっている人はいますかね 現時点で答えられる範囲で良いので教えて頂けるとありがたいです
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0ch BBS 2007-01-24