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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】
[259]森崎名無しさん:2016/03/04(金) 23:31:01 ID:??? 乙です 無理をしないで自分のペースで書いてくだせえ、こちらはゆったりと待ってるので
[260]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/03/06(日) 00:36:15 ID:??? >>259 乙&諸々ありがとうございます 今後とも無理はせずに進めて行こうと思います A:滝「頑駄無だろ。アムロさんやシン、キラ達がそう簡単に負けるかよ」 頑駄無が勝つと予想 滝「まあ頑駄無だろうな。 本条が全国クラスの選手を三人抱えているっていっても、アムロさんやシン、キラ達がそう簡単に負けるかよ」 ???「それはどうかな?」 当然といった様子で頑駄無の勝利を予想した滝であったが、背後からそれに疑問を呈する声が聞こえてくる。 滝が背後を振り向くと、そこには見知ったサングラスの男の姿があった。 片桐「久しぶりだな。怪我の方はもうよう良くなったようで安心したよ」 滝「片桐さんじゃないですか。なんだってこんな所に」 片桐「それは当然この試合を楽しみにしていたからさ。最も、俺の目当てはお前とは逆だがな」 片桐はフッと笑みをこぼすと、滝の隣に腰を下ろす。 滝「俺の逆って事は本条を見に来たって事ですか。さっきの発言といい随分本条を買っているんですね」 片桐「ああ。以前騎場と色々あってな。それ以来本条にはずっと目を向けていた。 それでさっきの事だが、お前は少々本条に対する見積もりが甘い」 片桐は滝に向けて指を三本向け、本条の強さについて語り始めた。
[261]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/03/06(日) 00:37:49 ID:??? 片桐「まず第一に、騎場、高杉、末次は全国クラスではなく、全国トップクラスの選手だ。 特にテクニックの乏しい高杉やキーパーとしては背丈のない末次とは違い、 騎場の実力はスピード型のFWとしては全国で五本の指に入るのは間違いない。 他の二人についても前述の弱点はあれどそれを補って余りあるセンスとフィジカルの持ち主だ。 頑駄無とはいえそう簡単には止められんだろうな。 第二に、他の選手に関しても騎場のしごきと高杉たちの加入の影響が現れている。 流石にチーム全体が全国クラスになる程ではなかったが、それでも全国で案山子になる程の足手纏いはいなくなった。 騎場頼みで県内中の上という以前の評価は全く当てはまらなくなったと言って良いだろう」 滝「……他には?」 片桐「最後に三つ目。これが最も重要なポイントだが、本条には全国に行く……いや、全国制覇を目指す明確な理由がある。 勝負を左右するのは気持ちの強さだけではないが、何としてでも勝とうとする意志という物は何物にも代えがたい力になる。 この試合、本条は死に物狂いで勝ちに来るだろう。それを跳ね除けるだけの力が頑駄無にあるかどうか。 勝負の分かれ目はそこになるだろうな」 そう口にしながら、グラウンド上に視線を向ける片桐。 そこではコイントスの為に両チームの選手達がセンターラインに整列を始めていた。 といった所で判定も分岐もありませんが本日の更新は以上となります それではー
[262]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/03/07(月) 23:01:41 ID:??? 滝達がどちらが勝つかについて言葉を交わす中。 グラウンド上ではコイントスを行うべく頑駄無のキャプテンであるアムロと本条のエース騎場が握手を交わしていた。 騎場「直接顔を合わせるのは初めてやな。イチイチ名乗る必要もないやろが、俺が騎場や。 あんたより一つ年下やが、ウチの部長が今はベンチにおってな。試合中は俺がキャプテンをやらせてもらっとる」 アムロ「君の噂は聞いているよ。全国でも上位に入るだろうドリブラーだとね」 騎場「へぇ、あのアムロさんに名前を覚えとってもらえてたとは光栄ですわ。 ……ついでにこの試合であんたらを打ち負かした男の名前として覚えといてもらえると尚嬉しいんですがね」 シン「なんだと……!?」 騎場の挑発的な物言いに怒りを露わにするシン。 そんなシンをアムロは手で制し、苦笑を浮かべながら口を開いた。 アムロ「成程、伊達に決勝まで上がってきたわけじゃないという事か。自分達の実力に確固たる自信を持っているようだ。 全国を賭けて戦うんだ、君達のような相手の方が俺達もやりがいがある。 その強気な姿勢がプレッシャーを隠す為の虚勢でない事を期待しているよ」 騎場「……ま、楽しみにしといて下さいや。 (ちっ、まるで動じずに挑発仕返してきおった。 流石は神奈川でも名の知れたプレイヤー、口先で簡単に揺さぶれる男やなかったか。 まあええ、それなら普通に真っ向勝負で勝つだけや)」
[263]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/03/07(月) 23:03:04 ID:??? カードの魔物の力でズケズケと物を言うようになったアムロに騎場の挑発はまるで効果がなく、 アムロは逆に騎場に対し不敵な態度を返すまでになっていた。 そんなアムロの姿に騎場は内心で舌打ちをしつつ、これ以上の舌戦は無意味だと大人しく引き下がる。 こうして両チームが剣呑な雰囲気になる中、審判の手によってコイントスが行われた。 【分岐】 先着二名様で、 【コイントス→ !dice】 【高杉のポジション→!card】 !とdice、cardの間のスペースを消してカードを引いてください。ダイスの数字およびカードの絵柄で以下のように分岐します 【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります 【ダイス】 奇数→頑駄無ボール。最初のダイジェスト判定が頑駄無有利に 偶数→本条ボール。最初のダイジェスト判定が本条有利に 【カード】 ダイヤ、ハート→FW スペード、クラブ→DF JOKER→ボランチ 本日の更新はこれだけとなります 次からはダイジェストですが試合が始まるのでもう少しくらいはペースを上げたいですね それではー
[264]森崎名無しさん:2016/03/07(月) 23:05:13 ID:??? 【コイントス→ 6 】
[265]森崎名無しさん:2016/03/07(月) 23:07:35 ID:??? 【高杉のポジション→ ハート6 】
[266]森崎名無しさん:2016/03/08(火) 19:20:21 ID:??? 俺フィー勢本格登場してきたか 連載当時を思い出すと本当に胸が熱くなる マジで劇的すぎるタイミングの連載だった 今となっては出て当たり前なWCだけど越えられない壁があった時代の作品だからなー
[267]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/03/09(水) 22:39:28 ID:??? >>266 フランス予選の頃だからこそどんな事をしてでもW杯本選に出ないといけないという描写が活きていましたし、 狙ったかのようにアルゼンチンと当たったりしていたみたいですからね 当時読んでいたら更に面白かったんだろうなと思うと少し残念です コイントス→6 →本条ボール。最初のダイジェスト判定が本条有利に 高杉のポジション→ハート6 →FW 騎場「お、裏か。ほんじゃボールは貰うで」 コイントスの結果、最初にボールを得たのは本条であった。 幸先が良いと騎場が笑みを浮かべる中、両チームの選手達は各々のポジションへと散っていく。 と、そんな中騎場に近づく者がいた。 彼の名は高杉和也。 とある事情から小学生の頃に一度サッカーを離れていたが、この予選から復帰した男である。 騎場「おう、和也か。今日の相手はマジモンの強敵や。FWとしてガンガン点取るつもりで頼むで」 和也「ああ、そりゃ勿論そのつもりだけど、本当に俺がFWに行って良いのか? 頑駄無って県内屈指の攻撃力を持ってるって話だし俺はDFに回った方が――」 騎場「阿呆、逆や。あいつらの攻撃力は確かに本物。つまり、そうそうお前の付け焼刃の守備が通用する相手やないってこっちゃ」
[268]ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/03/09(水) 22:40:31 ID:??? 前述の通り高杉はサッカーに復帰したばかりでブランクの大きい選手である。 日常的に体を鍛えていた事と元々の才能により今まではそれなりの守備は出来ていたが、 頑駄無という全国でも上位に入る実力を持つチームにまで守備が通用するかと言えば、答えは微妙と言わざるを得なかった。 ???「そういう事だ。それに、アンタが止められる程度のシュートなら俺は余裕で防げる。 別に守ってもらう必要はないな」 和也「なにィ」 そして騎場に続き、今度はキーパーユニフォームを着た小柄な男が高杉の守備は不要だと語る。 彼の名は末次浩一郎。 一年、かつ小柄でありながら既に県内でも指折りの実力を持つと言われているGKである。 末次「良いか、俺はアンタの素人臭い守備を全く信用しちゃいない。 が、アンタの馬鹿みたいなスタミナとシュートセンスに関しちゃほんの少しだが信用していいと思ってもいる。 この試合、いくら俺でも無失点で切り抜けるのは難しいだろう。ある程度の殴り合いになるのは間違いない。 点の取れる選手は前線に一人でも多い方が良い。だからアンタはFWで好きに暴れてろ。 そっちの方が結果的に俺の助けになる」 騎場「そういうこっちゃ。俺の見立てではお前のシュートならあの刹那やドモンを相手にしても正気は十分にある。 この試合をより確実に物にする為にはお前はFWにいた方が絶対にええんや。分かったか?」 和也「ああ、まあ……守備の方ボロクソに言われたのはちょっとショックだけど」 騎場「フ、ならこの試合が終わった後で学校に戻って練習やな。付き合うたる。 ――行くで、和也、それと末次。頑駄無の連中をぶっ潰して、俺達が国立の切符を取る。ええな!」 和也「おう!」 末次「フン、言われるまでもない」
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0ch BBS 2007-01-24