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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[133]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 16:56:34 ID:ASx8Dvhc >>132 書いてる時は失念してましたが、全く話題に上がらないのは不自然かもしれないですね… ゲーム的には変更なしですが、描写として、>>125の一部をこう修正します。 *** ――鈴仙は何時の間にか、この少年のペースに巻き込まれていった。 そして、彼に対して悪くない感情を抱き始めている事を、鈴仙は認めざるを得なかった。 場所をビーチパラソルに移し、鈴仙はネイに対し暫くの間語り合った。 自分の出自のこと、幻想郷のこと、永遠亭のこと、中山やパスカルとの出会いのこと、 全幻想郷選抜大会で出会った、森崎を含むライバルたちのこと――。 ネイ「なにっ、モリサキだと! アイツは今、生きているのか!」 鈴仙「……そっちでは、失踪扱いになっているのね。ええ、彼は生きてた。 ――もっとも、最後の最後に、幻想郷でも失踪しちゃったんだけどね」 ネイ「! ……そ、そうか。しかし、本当に滅茶苦茶な奴だな」 ネイはそう素直な感想を漏らすと、以降は押し黙った。 もう少し森崎について話を深めようと思ったが、 ネイは「……いや、良い。普通に続けてくれ」と制止したため、鈴仙は話を次に進めた。 八雲紫を取り込んだ純狐や、漁夫の利を狙う豊聡耳神子の企みのことや、 それに対抗する、自分達プロジェクト・カウンターハクレイのこと。 最後に、ブラジルに来てから今までの、紆余曲折ばかりの日々のこと……。 その多くは突拍子も無い話だったが、ネイは疑う事なく話を聞いてくれた。 *** …と、言ったところで次レスから少しだけ更新再開します。
[134]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 17:02:02 ID:ASx8Dvhc H:フラグの開発をする。(更に選択) 鈴仙「――色々と構想はあるし。今日は基礎練習よりもその開発に集中しましょう!」 開発したいフラグを選択してください。括弧内は(現在の経験値/回収に必要な経験値)です。 A:スルーフラグを開発する。(15/20) B:オフサイドトラップフラグを開発する。(18/20) C:シュート(浮き球)フラグを開発する。(0/20) D:その他の分野について、フラグを1から新たに開発したい。 (選択肢の後に開発したい分野を選んでください。例:D シュート) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *Dを選んだ場合、経験値0/20の状態の、フラグのフラグを習得します。 (判定結果次第で、一発でフラグを習得あるいは習得&回収する事もあります)
[135]森崎名無しさん:2016/02/28(日) 17:09:11 ID:LPS0WOWU B
[136]森崎名無しさん:2016/02/28(日) 17:21:15 ID:IoTKCMZw B
[137]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 17:29:40 ID:ASx8Dvhc B:オフサイドトラップフラグを開発する。(18/20) 鈴仙「……リオカップでは、個人の実力だけでなく組織戦も大事になる。 オフサイドトラップに関する知識を、もう少し深めてみる必要があるわね」 鈴仙は図書館に行き、オフサイドトラップに関する実践的知識を深める事にした。 先着1名様で、 ★鈴仙のオフサイドトラップ練習→!dice★ と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在18ポイント)
[138]森崎名無しさん:2016/02/28(日) 17:33:20 ID:??? ★鈴仙のオフサイドトラップ練習→ 4 ★
[139]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 23:12:37 ID:ASx8Dvhc ★鈴仙のオフサイドトラップ練習→ 4 ★ →4ポイント上昇、フラグ回収! 鈴仙「……うん。元々の下地は幻想郷でも充分やって来たし。 これだけ勉強出来れば、実際の試合でも使えそうね、『オフサイドトラップ』!」 集中して学習を深めた結果、鈴仙は実践におけるオフサイドトラップの方法論をマスターした。 *鈴仙がフラグを回収し、スキル・オフサイドトラップ(常時発動、縦パスを1/2でオフサイドに出来る)を習得しました。
[140]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 23:14:07 ID:ASx8Dvhc <<<12月2週・イベントフェイズ>>> 【黄昏の隠者】 〜コリンチャンス・クラブハウス(という名の場末のバー)〜 荒くれ「うおーい、お嬢ちゃん。もう一杯酒だぁー!」 鈴仙「はいはい、只今お持ちしますから、お待ちくださいねー!」 海水浴の日から数日、鈴仙は相変わらずバニーガールとしての業務に邁進していた。 スラム街のド真ん中にあるここは、意外にも客入りが良く、 土曜日曜の概念も無いその日暮らしの男たちの憩いの場となっていた。 (看板バニーガールへの密かな人気も集客要因となっていることに、鈴仙は気付いていない) 鈴仙「……あの。もし知ってれば教えて欲しいんですけど。 ここのマスターやってるあの御爺さんって。マジで何者なんですか?」 ――そして、そんな客の内常連の男に対して、鈴仙はこう聞いてみた。 ネイとの一件がきっかけ……という訳ではないが、 最初は不可解だらけのコリンチャンスでの生活に慣れて来るうちに、 コーチの過去に対する興味が改めて深まって来た事が大きかった。 鈴仙「いや、これまでも色々ヘンな武勇伝は聞いて来たんですけど、そう言う意味じゃなくて。 過去に何をしていたとか、どうしてチーム諸共、こんなスラム街に追いやられたか、とか」 荒くれ「……知ってると言えば知ってる。だが、俺は言わんぜ」 ……が、鉄製のマスクで素顔を隠した、この恐らく中年の荒くれは、 頑として首を縦に振らなかった。
[141]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 23:15:48 ID:ASx8Dvhc 鈴仙「ど、どうしてですか」 荒くれ「それが、ここスラム街の掟だからさ。俺達はここに来た奴らの過去について、 素性を探らない。その代わり、こっちも色々と他人から詮索されない」 鈴仙「そ、そんな。……お酒、コッソリサービスしちゃいますから。ね?」 可愛らしく手をもじもじさせて、鈴仙なりに頑張って男に媚びを売ってみたが、 それでもその荒くれの男は動じない。 荒くれ「……ここらに居る奴らはな。皆後ろめたい過去を持っているんだ。 それを聞きだして咎める事は、この街じゃあスリや喧嘩、強盗以上の大罪。 誰もが皆、お嬢ちゃんみたくキレイな訳じゃないのさ」 鈴仙「…………」 ――そして、彼はそれ以上この問いかけに対して答える事は無かった。 また、他の客たちに聞いても回答は同じだった。「教えるのは流儀に反する」……と。 コーチ「おい、お嬢ちゃん! 支給紙と袋を持って来てくれ! ぶっ倒れちまった!」 鈴仙「あらら……。――はいはい、どのお客さんですか!?」 コーチ「おお、この客じゃぞ。ワシは打撲の跡が無いか探すから、お前さんは奥から生食でも取って来てくれい」 鈴仙「はいはい、生食ですね。まさか点滴は要らないですよね?」 コーチ「設備が無いしの。じゃがまぁ、アレストになった場合に備えて、ボスミンも用意するんじゃぞ……グヒヒ。 こんなトコに救急車がすぐに来るとは思えんからな、念の為じゃ」 鈴仙「はーい(はぁーあ。永遠亭を思い出すなぁ……アレ?)」
[142]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/28(日) 23:17:25 ID:ASx8Dvhc そんな中、客が倒れたとかで珍しく真面目な顔をしているコーチの命令を淡々と聞きこなし、 引き出しにある薬剤棚にドサリと積まれていたサッカー雑誌『リオサッカー』を放り投げ――。 鈴仙「(……いや。いやいや。今のおかしく無かった? なんでコーチみたいな人から、 アレスト(心停止)だのボスミン(アドレナリン製剤)だのみたいな単語がポンポン飛び出すのよ!?)」 ……今のさり気ない会話を経て、何となく芽生えた鈴仙の疑念はますます深まって。 鈴仙「(……もしもスラム街の人が教えてくれないなら。 私が、自分から知って居そうな人を探して、聞き出すしかないのかしら。 ――実際、私も『そうした筋』の人間(?)に対して、コネが無い訳じゃないし)」 そして――。 ***** 〜サンパウロ・ケイニチ新聞社 雑誌部〜 鈴仙「……あの。すみません。主任記者のアヤソフィア・シェマリーさんとの面会の件ですが」 受付「ああ……はい。レイセンさんですね。承っております。応接室へお進みください」 翌日。鈴仙は夕べ抱いた思いを実行に移した。 探し物 のバイトに行くふりをして、以前貰った名刺を参考に大手新聞社の一セクションへと向かい、 そこで事前にアポイントメントを取っておいた人物との面会を果たした。
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0ch BBS 2007-01-24