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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[157]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/29(月) 00:26:33 ID:??? …と、言ったところで今日の更新はここまでにします。 明日は7ターン目のイベントをやっていきます。 恐らく、今週中にはリオカップ第一回戦(グレミオ戦の予定)に入れると思います。 >>155 ここ最近呪われたかのような引きですね… 試合では挽回してくれると信じてます。 それでは、本日もお疲れ様でした。
[158]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/01(火) 00:49:12 ID:??? こんばんは。帰りが遅くなりましたが更新します。 ―――――――――――――――――――――― <<<12月3週・イベントフェイズ>>> 【コリンチャンスの過去】 鈴仙「……」 鈴仙は先日の事をまだ考えていた。 鈴仙「(――あのエロスケベコーチは、実は過去はコリンチャンスの名監督だったこと。 だけどその時、何らかの事件が原因で、コリンチャンスは失脚し、 今のボロボロなチームになった……。ここまでは、分かったけれど)」 その内容は当然、コリンチャンスに関する過去について。 スラム街の荒くれ達は他人の過去を語ろうとしないし、 当事者であるコーチは押し黙り、ただフゴフゴと鈴仙の尻を揉むしかしない為、 鈴仙は今、 緊張 のバイトを体よく切り上げて、独力で過去を調べ上げようとしていた、が……。 鈴仙「なーんにも、分かりませんっ!」 お金が無いため雑誌が買えず、市内で人に聞き込むにも、 兎耳を垂らした少女に関わりたがるのは、職質の警察とナンパ目当ての男のみ。 最終的には市立図書館で過去の新聞を読み漁る事にしたものの……。 外界のあまりの情報量に辟易として、新聞の山でとうとうリタイア宣言をしてしまった。 鈴仙「……やっぱり、誰かに聞き込みをした方が良いのかしら。 私にだって、知り合いが居ない訳じゃないんだし」 うーんと背伸びをしながら、鈴仙は再びに聞き込みに回る事を考えた。 ただし、さっきのようにただ虱潰しに聞くのではない。 知り合いを当たってみよう……と思って。鈴仙はぼうっと考え始めた。
[159]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/01(火) 00:51:26 ID:e1tLOJ9+ 鈴仙「(一番情報を持ってそうなのは、射命丸……じゃなくて、アヤソフィアでしょうね。 そもそも、一番最初に私に情報を教えてくれたのは、あいつなんだから。 ……でも、こないだも慌てて駆け出しちゃったから、何となく会い辛いわね……。 次に情報がありそうなのは、ブラジルでずっとサッカーをやってるあのナンパ男――ネイ君ね。 いけすかない所はあるけれど、彼なら、力になってくれる……かもしんないわ。 他に聞けそうなのは、あのサンパウロの試合で会った、妖夢の事を慕っていそうな新田君かしら。 ただ、彼も正直私とどっこいどっこいな感じだから、正直、あまり頼りにはならなさそう……)」 ――こう考えてみると、鈴仙の交友関係は広いようで広くなかった気もするが。 ……兎に角、このままでは埒が明かないと、鈴仙は次に取るべき行動を検討した。 そして、その結果――。 A:新田に聞き込みをしてみる。(成功率:小) B:ネイに聞き込みをしてみる。(成功率:中) C:アヤソフィアに聞き込みをしてみる。(成功率:大) D:このまま図書館で調べる。(判定により上下。失敗する事もあり) E:他にあてを考える。(自由に聞きたい相手を選んでください 例:E ロベルト) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *情報収集が成功した場合、この直後のイベントでの鈴仙の成長量が増えます。 (失敗してもイベント自体は発生します) *成功率が低いキャラに接触した場合でも、そのキャラとの交友を深める事ができ、 場合によっては今後有用なイベントも発生するため、全くの損ではありません。
[160]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/01(火) 00:53:16 ID:??? …と、言ったところで短いですが今日の更新はここまでにします。 本日もお疲れ様でした。
[161]森崎名無しさん:2016/03/01(火) 05:13:24 ID:qfQAiiDM B
[162]森崎名無しさん:2016/03/01(火) 06:49:24 ID:rqqhKY1U D
[163]森崎名無しさん:2016/03/01(火) 09:34:12 ID:Ls2HXYJQ B
[164]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/02(水) 00:28:26 ID:9AohjI4s B:ネイに聞き込みをしてみる。(成功率:中) 鈴仙「――こっちも、あんまり聞きたくない気もするけど……」 コリンチャンスの過去について、ある人物に対する聞き込みを行うべく、 鈴仙は図書館を出て、パルメイラスの練習場へと向かった。 〜パルメイラス・クラブ練習場〜 女性A「キャー! ネイくーん!」 女性B「キャー、キャー! 今私の方見たー!」 女性C「あ! 今こっち来るみたいよ! ねえ、ネイ君がこっちに来る!」 鈴仙「(――っち。やかましい女の子達ね。でも、お蔭で所在が丸わかりだわ……)」 その人物――ネイは、すぐに見つかった。 当初からの評判通り、女好きで女性ファンも多い彼は練習を早々に切り上げ、 取り巻きの女の子達との『ファンサービス』を楽しんでいた。 ネイ「ヘーイ、皆。今日も応援に来てくれてありがとう! 愛してるよ!」 女性A「キャーッ! 私も愛してるー!」 女性B「抱いてー! むしろ抱かせてー!」 女性C「ちょっとアンタ! ネイは私だけのものよ!」 ネイ「アハハ……。俺は誰のものでも無いよ。 だって、俺が誰かのものになったら、皆のうちの誰かを泣かせちゃうからね? 俺は、皆を等しく、平等に愛したいのさ!」
[165]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/02(水) 00:29:27 ID:9AohjI4s 女性「「「キャーーーッ! ネイくん優しーい!」」」 鈴仙「(皆を等しく平等に愛したいなら、ナンパなんてするなってーのよ。 しかし、こりゃあちょっと……何と言うか、話辛いわね。心理的にも、物理的にも)」 練習場にある選手との交流スペースにネイは立っていた。 そしてそれを囲むのは、若くて最近風のオシャレな少女が、ひとり、ふたり、さんにん……。 十を超えたあたりで、数えるのが馬鹿らしくなった。 一体どうしたものか、ファンのフリでもして無理やり突っ込もうかなどと鈴仙は考えていると。 ネイ「………!」 カリ、カリカリ……ポーンッ! 鈴仙「……え!?」 ネイは女性ファンに絡まれながら、器用にも何か紙に文字を描き、鈴仙の方へと投げつけて来た。 そこには、「1時間後、選手寮のロビーで」と走り書きで書いてある。 どういう思惑かは置いといて、ネイは自分から鈴仙に対して接触を持ちかけた格好となる。 鈴仙「(……でも、ここはノるしかないんだけどさ)」 鈴仙は練習場の傍にあるパルメイラスの若手選手寮のロビーへと向かった。 そして小一時間後……。
[166]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/02(水) 00:32:20 ID:9AohjI4s 〜パルメイラス・選手寮ロビー〜 ネイ「――やあ。まさか君の方から会いに来てくれるなんて嬉しいよ」 鈴仙「勘違いしないで。そんなんじゃないわ。私はただ、情報収集に来ただけよ」 嫌らしいまでに優しげな笑みを浮かべるネイ。 恐らくこれで数多の頭が弱い女を落として来たのだろうが、 自分は違うぞと言わんばかりに、鈴仙はつっけんどんと答えた。 ネイ「くーっ。その『自分は他の頭が弱い女とは違うのよ』って思ってそうな顔も可愛いね。 そうだ、今からパルメイラスに来ないかい? 大丈夫、君ならオルヘスよりは強いのは確かだからさ」 鈴仙「ど、どうしてわかっ……(――とか、言ってる場合じゃないわ。 このままだと、本当に彼のペースに流されちゃう! 早い所、私の本題を伝えないと……)」 図星を突かれて驚く仕草を無理やり抑え、 鈴仙は今自分が探っている内容についてネイに伝えた。 鈴仙「あのね、今日私が来た理由はさっきも言ったとおり、貴方から情報を得るためなの。 具体的には……」 つまり、コリンチャンスの過去の栄光と凋落。そしてそれに大きく関わっていると言う、 あの今や老いぼれたコーチ兼監督を包む謎の真相。 果たして一般市民でしかないネイに、こんな事を聞いても分かるのかという不安が 今更になって湧いて来たが、しかし少なくとも、彼は鈴仙以上にブラジルに詳しい筈だ。
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0ch BBS 2007-01-24