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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[21]森崎名無しさん:2016/02/20(土) 17:40:07 ID:98u/34os H
[22]森崎名無しさん:2016/02/20(土) 18:12:52 ID:ytxiRRFQ H
[23]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/20(土) 18:47:22 ID:oyRCAZgs H:フラグの開発をする。(更に選択) 鈴仙「昨日思いついたのもあるし、こないだ中途半端で終わったのもあるし。 今日はこれまでに磨いた色んなアイデアについて、色々検討してみようかしら」 A:スルーフラグを開発する。(15/20) B:オフサイドトラップフラグを開発する。(18/20) C:フェアプレイ精神フラグを開発する。(19/20) D:パスカットフラグを開発する。(10/20) E:その他の分野について、フラグを1から新たに開発したい。 (選択肢の後に開発したい分野を選んでください。例:D シュート) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *Cを選んだ場合、判定を省略してフラグを回収します。 *Eを選んだ場合、経験値0/20の状態の、フラグのフラグを習得します。 (判定結果次第で、一発でフラグを習得あるいは習得&回収する事もあります)
[24]森崎名無しさん:2016/02/20(土) 18:50:39 ID:3d393NHo C
[25]森崎名無しさん:2016/02/20(土) 18:59:07 ID:pkRJcDXQ C
[26]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/20(土) 22:53:23 ID:oyRCAZgs C:フェアプレイ精神フラグを開発する。(19/20) 鈴仙「(……昨日瞑想して浮かんだ、『フェアプレイ精神』を実現する為の理念。 これを実践に取り入れる事が出来れば……!)」 鈴仙はそう考えて、空いた自主練習の時間を、 接触プレイ時におけるフェアプレイの実践に注ぎ込んだ。 以前、寅丸星を始めとする命蓮寺の僧侶達から理念と体系を学んでいた事もあり、 その訓練は予想以上に効率よく進み――。 鈴仙「……よし。これできっと、これからの私は反則知らずね!」 果たして、鈴仙は心技体共に、フェアプレーの精神を兼ね備えた選手へと成長した。 *鈴仙がフェアプレイ精神のフラグを回収! スキル・フェアプレイ精神(鈴仙は反則を犯さず、代わりに反則の条件を満たした場合−3のペナを負う)を習得しました。
[27]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/20(土) 22:54:52 ID:oyRCAZgs <<<11月2週 イベントフェイズ〜>>> 【運命の邂逅】 〜サンパウロFC・ホームスタジアム〜 鈴仙「え〜、ビールいかがっすか〜。 可愛いバニーさんの淹れるビールですよ〜」 鈴仙がブラジル・コリンチャンスに所属して早2週間。 日夜市内での地域奉仕活動(バイト)とクラブハウスでの交流業務(バニーガール勤務)に 明け暮れる鈴仙だったが、今日の任務は一味違っていた。 ***** 〜コリンチャンス・クラブハウス(と言う名の場末のバー)〜 コーチ「今日はお前に、特別潜入任務をやってもらうゾイ。グヒヒ……」 鈴仙「は、はぁ……」 今日の朝、コーチは鈴仙に呼びつけられてこう説明を受けた。 正直、嫌な予感しかしなかったのだが、その後彼が、 蜘蛛の巣の張ったクラブハウス兼バーの奥から古びた直方体の箱を引っ張って来た時、 その予感は更に強まった。 コーチ「エエか。ワシが街のゴミ箱から見つけた新聞情報によると、 今日はサンパウロFCとSEパルメイラスのユースチームの試合がある日じゃ。 そこに! お前さんが潜入し、敵チームの情報を把握することで! 次のリオカップも優位に戦える可能性が高いという事じゃよ。 グヒヒ……。今の世の中、情報社会じゃからの。イット革命じゃ! グヒヒ……」
[28]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/20(土) 22:57:45 ID:oyRCAZgs 恐らくこの老人はIT革命の事を言いたいのだろうが、 幻想郷以上に情報技術という概念から程遠いコリンチャンスで、 こんな事を言われても寝言にしか聞こえない。まさしくそれレボリューションである。 鈴仙「……とはいえ。敵チームの情報を収集するって事はやぶさかじゃないですけど。 ――で、その直方体の箱は何ですか? まさか、それで電波を受信するとか?」 コーチ「電波って何じゃ? グヒ、グヒヒ……」 鈴仙「(駄目だこりゃ……でも。何だろこれ)」 コーチのあまりに前時代的思考力に鈴仙は辟易しつつも、 その立方体の箱の形状について改めて確認すると、 そこにはバーでの業務で良く見たビールのロゴがデザインされており、 後ろには紐がついて背負えるような恰好になっている。 そして何よりも特徴的なのは、箱から繋がれた長いホースだった。 先端にノズルがついており、片手で操作が出来るようになっているこの箱は――。 コーチ「持ち運び用のビールサーバーじゃ。今日はコレでスタジアムのお客さんに ビールを売りつつ、試合の様子を観察して来るんじゃぞ。……グヒヒ。 あ。勿論恰好はいつものバニースーツで頼むゾイ。グヒ、グヒ、グヒヒヒヒ……」
[29]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/20(土) 22:59:53 ID:oyRCAZgs ***** 鈴仙「……(一味違う気がしてたけど。こうやって思い出してみると、 結局、いつものバイトじゃないの……。場所がたまたま、サッカースタジアムなだけで)」 ブラジルにおける11月は夏入り間近という事で昼は暑く、 (本人は気付いていないが)鈴仙のバニー衣装も男性客に受けていた事もあり、 幸いにもビールの売れ行きは順調だったが、鈴仙は人知れず溜息を吐いていた。 鈴仙「――でも。すっごい観客ねぇ。私達なんて、そもそもスタジアムが無いってのに……」 しかし、それにしても観客が多かった。 元々本来のプロチームでは無い、いわばプロ候補生で集められたユース部門の試合であれば、 客入りもそこまででは無いだろう……と、思っていたのだが。 現実として、ここモルンビースタジアムには、ワールドカップの決勝戦もさながらの数の観客が、 今日の試合を心待ちにしていた。 鈴仙「確かに、サンパウロとパルメイラスはライバル同士で、 ダービーマッチの時はしばしば熱くなっちゃうって聞いてたけど。 そんなにまで、熱くなっちゃうモンかしら……? ――あ、生中3つっすね。はーい、お待ちくださーい!」 スタジアムの観客席を回りビールを販売するという業態は、 少なくともブラジルサッカー界においては恐らく画期的らしく、 他に同じ事をやっている者は居なかったため、鈴仙は大忙し。 ……そして、大忙しだったために、試合開始前のアナウンスなど聞き逃してしまい。
[30]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/02/20(土) 23:01:08 ID:oyRCAZgs 観客「おーい、バニーの姉ちゃん! こっちにもビールだ!」 鈴仙「あっ、はーい。毎度ありですー」 プラスチック製のコップを観客に差し出し、ノズルに勢いよく金色の液体を注ぐ中、 審判のホイッスルがけたけましく鳴り響いて、ふとフィールド上を見てから鈴仙は気付いた。 鈴仙「――ん。あ、あの銀色の髪した女の子って……――!?」 シャーッ……。 観客「! あ、おい! どこよそ見してるんだ! ビールが零れちまったじゃないか!」 そして気付いた以上、鈴仙はその少女の姿に釘付けとなってしまった。 ビールを零しても、観客に怒鳴られても鈴仙は眼を話す事が出来なかった。 何故なら、そのフィールドに凛とした表情で佇む、孤独な銀髪の少女を、 鈴仙は良く知っていたからだ。そう、彼女は――。 鈴仙「……! 妖夢。なんで。どうして貴女がここに居るの……!?」 ――試合は始まっていた。妖夢の姿はすぐに銀色の閃光となって鈴仙から消えた。
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0ch BBS 2007-01-24