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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[284]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/11(金) 01:25:14 ID:Y0HL/bwY A:このコーチ案の陣形で問題無い。キックオフだ! 鈴仙「……いえ。このコーチ案の陣形で問題無いと思います」 コーチ「ふーむ。そうか。それならば、>>272の陣形で行くとするか。 即ち、FWに鈴仙、ゲーノス、WGにはアヤソフィアさん。 MFにはナバイロ、ライア、マギッシ。 DFにはデ・ラーダ、ミャージ、ビベス、ニータ。 そしてGKはピュジェ。これで良いかね、皆」 コーチの呼びかけに対して反論は無かった。それを確認して彼は満足気に頷き、 コーチ「……では、間もなくコリンチャンスの記念すべき、今大会初キックオフじゃ。 皆、焦らず怒らず、冷静かつ大胆に戦うんじゃぞ」 コリンチャンスメンバー「「「「「はい!!」」」」」 ――そして、息を揃えて円陣を組むメンバーを見て、満足気にピッチへと向かっていった。 アヤソフィア「いやー。いよいよ始まりますね、鈴仙さんのブラジル初舞台が」 鈴仙「何なのよ、その馴れ馴れしい態度は……」 そんな彼らを尻目に、アヤソフィアは普段通りの軽薄さで鈴仙をそう茶化している。 鈴仙は頬を膨らませながらも、彼女はにっこりと笑って恥ずかしげも無く、 アヤソフィア「――別に。ただ嬉しいんですよ、私は。 あの鈴仙さんと一緒に、こんな大舞台で戦えるんですからね」
[285]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/11(金) 01:27:01 ID:Y0HL/bwY そう言って、可愛らしく駆けながら鈴仙を残して先に行ってしまった。 残された鈴仙は、はあと溜息をついて、 鈴仙「……私だって。自分の実力がブラジルのサッカー選手に通じるか心配で、一杯一杯なんだから。もうっ……」 すごすごと歩いて、戦場へと足を踏み入れて行くしかなかった。 そして――。 ***** 〜マラカナンスタジアム・フィールド〜 実況「……フラメンゴ対スポルチの最終スコアは4−0! カルロス選手のハットトリックに、補佐のサンタマリア選手も1ゴール2アシスト。 フラメンゴは巷で囁かれる秘密兵器を使わずとも、スポルチを圧倒してみせました! そして第二試合が始まります。第二試合は……コリンチャンス対グレミオ!」 ワァァァァァァッ……! 鈴仙「――あ、あれ!? なんか開幕時と比べて歓声が微妙じゃないですか!?」 コーチ「そりゃあ、お前さん。誰が好き好んで草サッカー上がりのボロチームの試合を見たがる。 そんな時間の無駄をする位なら、飯でも食いに行った方が余程有意義じゃろ」 アヤソフィア「そーいえば、コリンチャンスの当たるカードのチケットだけ、ピンポイントで激安でしたねぇ。 それこそ、チケットの札束で漸くパン一枚が買えるかどうか程度の安さでしたよ」 鈴仙「そんな、敗戦国のインフレ経済じゃないんだから……」 アヤソフィア「まぁま。そこから這い上がる事に、我々のストーリーの意義があるのですぞ。 捻くれずにもっと熱くなりましょうよ。イッツルナティックタイムです」
[286]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/11(金) 01:30:39 ID:Y0HL/bwY 鈴仙「むう……」 ダ・シルバ「そうだぜ、バニーちゃん。サッカーは何事もパッションだ。 気合が無いサッカーなぞ、技術はあっても単なるお遊戯さ」 鈴仙「! ……あんたは!」 ――そんな鈴仙達の間に割って入ったのは二人の少年だった。 一人はまさしく熱血漢の好青年を体現したような褐色の少年であり、 その後ろで根性悪い笑みを浮かべる青髪白肌の少年とは対照的だった。 アヤソフィア「む。その無個性なのか個性的なのかよくわからない微妙なツンツン頭は、 フェルナンド・ダ・シルバ君ですね! 私、サッカー記者のアヤソフィアです。宜しく」 メオン「ククク……とことん笑わせてくれるチームだ、コリンチャンス」 アヤソフィアの挨拶に対し、青髪の少年――クラウディオ・メオンは傲慢な笑みを浮かべている。 性格の悪いヤツ、というのが鈴仙にとっての彼の第一印象だった。 彼はダ・シルバを押しのけて鈴仙達の前に上がると、意地悪く唇を歪めてこう言い放った。 メオン「フン。ボケ老人の監督に、場末のバーのバニーガール風情がキャプテンか。 初勝利を飾るのがこんな冗談みたいなチームなのが口惜しいが、精々足掻くがいいさ。 ま、お前達に足掻ける元気があればの話だがな。ククク……ハッハッハ」 鈴仙「……ヤケに偉そうで挑発的な態度ね、コイツ。よっぽど腕に自信があるのかしら?」 アヤソフィア「ポルト・アレグレ――彼の故郷にして、グレミオの本拠地ですね――では、 神童扱いされる程度には強いですよ。もっとも、井の中の蛙感がマックスですが」 そして鈴仙の第一印象には狂いが無く、メオンは明らかに横柄で傲慢だった。 自分の実力の高さに増長しきった少年を見て、鈴仙は内心で肩を竦める。 流石の鈴仙も、子ども染みた挑発には簡単に乗る気はさらさらなかった。
[287]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/11(金) 01:32:04 ID:Y0HL/bwY 鈴仙「(ま。でも、……面倒そうな奴だし、無難に挨拶しといた方が良いかしらね。 でも、アイツったら、私らが女老人だと思って舐め切った態度だし。 ちょっと位は厳しく言っても良いと思うけれど……)」 A:「キャプテンの鈴仙よ。今日は宜しくお願いするわね」 B:「今日はとっても楽しみなの。あんたのその鼻を明かしてやることがね!」 C:「あんたがナンバーワンGKなら、私はナンバーワンFWよ!」 D:「そっちこそ、冗談みたいな髪型してる癖に……」 E:「(……黙って相手の出方を見守りましょう)」 F:「あんたって……姫様ファンのならず者の一員じゃなかったっけ?」 G:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[288]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/11(金) 01:34:20 ID:Y0HL/bwY ……と、言ったところで今日の更新はここまでです。 皆さん、本日もお疲れ様でした。
[289]森崎名無しさん:2016/03/11(金) 01:34:29 ID:SqafMEXw A ものすごくFを選びたい
[290]森崎名無しさん:2016/03/11(金) 01:35:37 ID:vDvNuhS+ G スッとメオンの顔に掌を(鼻息がかかるぐらい)近づけ、戻した後で 軽く手についた匂いを嗅ぐしぐさをした後に 鈴仙「臭い息をさらすのは、そのくらいにしなさい」 と挑発する。
[291]森崎名無しさん:2016/03/11(金) 01:43:03 ID:EFlagc6g A
[292]森崎名無しさん:2016/03/11(金) 15:12:21 ID:??? G よく考えたら昔の自分にすごい似てることに気がついて勝手に落ち込み思わず死にたくなる
[293]森崎名無しさん:2016/03/11(金) 22:13:34 ID:??? G 試してみたいんですよ、あなたとレナートどちらがナンバーワンザルキーパーにふさわしいか
[294]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/12(土) 00:56:38 ID:MrcKanMQ >>289 メオンファンの一般姫系女性が黙ってないですね… >>290 スラム街生活でたくましくなった鈴仙だったら、この位やっても良いかもですね。 >>292 特に意識せず書いてましたが、言われてみたらそうですね… >>293 能力的にメオン君はそこまでザルじゃない…と言いかけて能力値スレで調べましたが、 才レベル5相当でパンチ80、一対一76しかないんですね…。カノーバさんよりも一回り弱いです。 モブGKよりはマシと言えば、それは褒め言葉になるのか、それとも…
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0ch BBS 2007-01-24