※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[321]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/12(土) 23:43:15 ID:MrcKanMQ 鈴仙「(足が……勝手に動いていた。視線が……勝手に動いていた。 その上で、完璧な……? ううん、完璧なんかじゃない。 だってこれは、私が知ってる完璧って次元を遥かに上回った、まるで別人のようなタックル。 そして相手も明らかにおかしい。だって……だって相手は………!?)」 コーチ「(……私の育成理論は、間違っていなかったな)」 その中で唯一平静を保っているのは、あのぼけた風体の老人―― 鈴仙のコーチ兼コリンチャンス監督のドトール氏だけだった。 コーチ「(これまで私は、アルバイトの内容をスケジューリングしつつ、 その中で彼女が取り得る動き、筋肉や骨の成長を予測してきた。 そして、その予測と現実との穴を埋めるべく、夜のバーでの業務内容を調整した。 ……それを踏まえた詰めの練習は少し失敗したが――問題無い。これならば。 彼女の全筋肉及び全神経は――これからも彼女の望むままに、進化し続ける!)」 全ての展開は彼の想像の範疇だった。無論、それを知る者は彼以外の誰も居ないのだが。 しかしそれも無理はない。浮浪者然とした彼の風体もそうだが、それ以上に、 今眼前で起こった事は、多くの想像からかけ離れていたからだ。 つまり。 ――ポムッ。 鈴仙「……私は、何の労苦も無く、自分よりも格上であるダ・シルバ君から。 完全にボールを奪ってみせた……!?」 実況「ダ・シルバ選手、ドリブル突破に失敗。鈴仙選手が、ボールを取りました………!?」 ――う、ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!? 既にダ・シルバの実力の高さを知る多くの観客達は、実況の声を引き金に、 漸くそう悲鳴染みた絶叫を上げる事が出来た。
[322]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/12(土) 23:47:32 ID:MrcKanMQ ダ・シルバ「――どんなマジックを使った。 この俺が、お前のタックルを前にして、全く動けなかっただなんて……!?」 ボールを奪われたダ・シルバは思わず立ち尽くしていた。 目の前で起きた事もそうだが、それに対し自分が何も出来なかった事について、彼は驚愕していた。 アヤソフィア「……急激に自身の動きを止める、鈴仙さんお得意のフェイントタックル、「アイドリングウェーブ」。 加えて彼女は無意識に、その絶妙な間と視線、そしてタイミングをもって、敵の動きをも止めていました。 精神を操り、自身に限らず周囲の者を停滞させる、鈴仙さんのテクニカルタックルの真骨頂。 これを名乗るとしたら……そう。『懶惰「生神停止(マインドストッパー)」』とでも言うところでしょうか」 驚きの解けたアヤソフィアは、一歩引いた目線で鈴仙の技を評価する。 そして改めて内心で驚き直す。名コーチの仕込みがあったとは言え、かくも短時間でここまでの技を閃く事は無い。 この尋常ならざる成長は間違い無く、鈴仙が挫折の結果漸く得た、努力の結晶に違いないと確信した。 アヤソフィア「――良いですね。そうこなくっちゃですよ、鈴仙さん……!」 そのままボールを押し出し前へと上がっていく鈴仙を追いながら、 新聞記者は彼女の才能にほくそ笑み。 エベルトン「……おい。帰ったらトニーニョに伝えろ。 コリンチャンスは、下手したらサンパウロ以上の脅威だ。今の内にデータを集めておけとな」 ネイ「ああ……何て凛々しい横顔なんだ、レイセン。まるでギリシア神話に出て来る美の女神のようだ……」 エベルトン「……こいつもコイツで使えねえな。まだ前みたいなナンパ野郎の方がマシだったぜ」 観客でその活躍を見ていた者達は、彼らが以前より持っていた感情を、 良くも悪くも更に増幅させることとなった。 *鈴仙が新タックル技「マインドストッパー(1/4でタックル+3)」を習得しました。 (従来の「アイドリングウェーブ」の発動確率は1/4になります)
[323]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/12(土) 23:50:21 ID:MrcKanMQ クリムト「ダ、ダ・シルバがあんなにアッサリ……」 ファリア「諦めるな! 攻撃面は大した事が無いかもしれないだろう!」 ジャスマ「そ、そうだ……俺達残りのMF衆で取り囲めば怖くないぞ!」 タピエス「4人に勝てる訳ないだろ!」 タッ、タタタタタッ……! 鈴仙「……身体が軽い。もう何も怖くない! ――と、いう訳には行かなさそうね」 実況「さあ〜! ダ・シルバ選手を止めて前へと上がった鈴仙選手ですが、 彼女の前には、グレミオのMF4人衆が中央に寄って立ちふさがります! 先程は眼が冴える守備を見せてくれましたが、 3−5−2と中盤重視のグレミオの中盤を一人で突破する事は難しいかもしれません!」 鈴仙「(簡単に見た感じ、彼らの実力は……ゲーノス君達コリンチャンスの選手にも少し劣る。 そして私のドリブル力は、先のダ・シルバ君程で無いにせよ、悪くはない。 だから、突破も可能そうだけど……)」 アヤソフィア「鈴仙さーん! 私も居ますよー!」 鈴仙「(……折角だから、アイツの実力を確かめてみるのも悪くないかもしんないわね。 他にもやれる手はあるかもだけど。ここは……)」
[324]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/12(土) 23:52:00 ID:MrcKanMQ 鈴仙は少し考えて、中盤を突破する方法を検討した。 そして――。 A:自分で突破する。(鈴仙のドリブル:54) B:ウインガーのアヤソフィアに突破して貰う。 C:一旦後ろにボールを戻し、遅攻を試みる。 D:この距離でも問題無い。40メートル超ロングシュートだ!(更に選択) E:その他 自由選択枠 ゲーノスやナバイロを使いたい方はこちらで 鈴仙のガッツ:950/990 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[325]森崎名無しさん:2016/03/12(土) 23:53:22 ID:pcYjUqDg B
[326]森崎名無しさん:2016/03/12(土) 23:53:59 ID:brCUpGq+ B
[327]森崎名無しさん:2016/03/12(土) 23:54:03 ID:gqHQQ0M+ B
[328]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/13(日) 00:05:37 ID:TAPWeiOw B:ウインガーのアヤソフィアに突破して貰う。 鈴仙「(まあ。折角だし、敵も中央に集まっているから……)――アヤソフィア、任せたわ!」 グワァッ、バシュウッ! アヤソフィア「やったぁ。鈴仙さんから頼られるなんて、感無量ですよ、私」 鈴仙「ヘラヘラ無駄口叩いてないで、さっさと突破してよ!」 アヤソフィア「はいはい。分かっていますってば。……そーれっ!」 ダッ! ビュウウウウウウウウウウンッ! 実況「鈴仙選手、ここでサイドへとボールをはたき……フォローしたのは謎の女性選手! どうやら元サンパウロの大手新聞社の記者との噂ですが、彼女もまた、 鈴仙選手のように秘められた実力を持っているのでしょうか!」 クリムト「く、くそっ……! レイセンの突破を恐れ、真ん中に寄せすぎたか。 ファリア、SHのお前が単身タックルに向かってくれ!」 ファリア「分かった。なーに、俺達はダ・シルバのドリブルを見慣れてるんだ。 このボインな黒髪姉ちゃんが多少上手くたって、そうそうビビらないさ」 アヤソフィア「ふむふむ。ならばビビらせてあげましょうか。 ……地獄を見て、そこから這い上がった。この私のドリブルでね!」 シュンッ、タタタッ。――ゴオオオオッ!
[329]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/13(日) 00:06:46 ID:TAPWeiOw 先着2名様で、 ★アヤソフィア→ドリブル 56 (!card)(!dice + !dice)=★ ★ファリア→タックル 50 (!card)(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→アヤソフィア、ドリブル突破。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (鈴仙がフォロー)(クリムトがフォロー)(スピノザがフォロー) ≦−2→コリンチャンスボールに。 【補足・補正・備考】 アヤソフィアのマークがクラブ以外で「高速ドリブル(+4)」が発動します。
[330]森崎名無しさん:2016/03/13(日) 00:07:59 ID:??? ★アヤソフィア→ドリブル 56 ( ハート6 )( 5 + 4 )=★
[331]森崎名無しさん:2016/03/13(日) 00:08:36 ID:??? ★ファリア→タックル 50 ( スペードK )( 6 + 4 )=★
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24