※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[366]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/15(火) 00:37:55 ID:bc6M+ldc ★ダ・シルバ→ドリブル 55 ( ダイヤK )( 5 + 6 )+(パッションスタンピード+3)=69★ ★鈴仙→タックル 52 ( クラブQ )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=55 ゲーノス→タックル 51 ( ダイヤ9 )( 6 + 4 )+(人数補正+1)=62★ ≧2→ダ・シルバ、ドリブル突破。 ――フェルナンド・ダ・シルバ。 ウルグアイの攻撃的サッカーを象徴するような荒い気性と類まれな突破力を兼ね備えた彼は、 守備に走りがちなグレミオサッカーのカンフル剤として、多大なる歓迎と共にチームへと加入した。 しかし、その歓迎は長くは続かなかった。 ダ・シルバ「(ザガロ。ネイ。サンタマリア。トニーニョ。……そして、カルロス・サンターナ。 ブラジルのFWやMFは、俺よりもずっと強い。……俺は、弱い)」 母国ウルグアイにて五指に入る選手だった彼は、 確かにブラジルにおいても凡百の選手とは比べ物にならない強さを見せた。 しかし、その強さはあくまで凡百の選手と比べての物にしか過ぎず、 ブラジル育ちの、同世代の若手選手達に対し、ダ・シルバは全く歯が立たなかった。 ダ・シルバ「(ブラジルに来て分かった。俺のサッカーは二流、いや三流だ……!)」 ……彼は、狭い母国で五指に入る程度では、世界では勝負になっても到底勝てない事を思い知った。 ダ・シルバ「(――くそっ! 諦めて堪るか。俺はここで終わらねぇ。終わるとしても、真っ赤に燃え上がってから終わってやる!)」 しかし、彼は他の多くの「期待外れ」選手と違って、腐る事だけはしなかった。 得意分野であるドリブルを何度止められても、自分が戦犯となり敗北を重ねても、 彼は心の底に秘めた熱さだけを忘れないようにした。 そしてある日――彼は漸く自らの才能に目覚めた。
[367]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/15(火) 00:39:12 ID:bc6M+ldc ダ・シルバ「――俺が三流? それがどうした。三流は三流でも……熱い三流なら上等よ!」 ダンッ! ダンッ! ゲーノス「――このリズミカルな足取りは……スキルステップ?」 眼前の視界が過去の回想とリンクする。 ダ・シルバは今試合を行っている、コリンチャンスのゲーノスを前にしながら、 自身が情熱の炎を手に入れた、喜ばしいあの日の事を思い出していた。 ダ・シルバ「……違うね。俺の技は、ありふれた言葉で片づけられない! 高速かつ力強いステップで敵の動きを交わし、見切り、そして超える! ――これが、三流の俺が辛うじて持っていたなけなしの才能。 情熱ステップ、『パッションスタンピード』だーーーーーっ!!」 ダーーーーンッ! ゲーノス「…………!?」 実況「ダ・シルバ選手の『パッションスタンピード』が炸裂〜〜〜! ゲーノス選手、止められません!」 ダ・シルバ「俺には突出した才能は何もねぇ。だが、この情熱は! この熱さだけは! 他の誰にも負ける気はしねえぜ! うおおおーーーーーっ!」 ダダダダダダッ……!
[368]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/15(火) 00:41:34 ID:bc6M+ldc 鈴仙「げ、ゲーノスくん……わひゃっ!?」 ツルン、スッテーン! 実況「一方その頃、タックルに出遅れた鈴仙選手は、フィールドに捨てられたバナナに滑って転んだ〜! 先程の活躍とは打って変わって、エンターテイナーっぷりを発揮します、鈴仙選手!」 観客「ワハハハハハハ……」 エベルトン(観客席)「――だから言ったろ。ブラジルサッカーは甘くねぇ、って(それ以前のお話だったような気もするが……)」 ネイ(観客席)「いや監督。レイセンはきっとこの場は体力を温存したんだ。それでいて観客に親しみやすさを植え付けるとは……。 くーっ、やっぱり可愛いだけじゃなくてクールだぜ、レイセン!」 エベルトン(観客席)「(こいつ……こんなキャラだったか?)」 実況「さあ、気を取り直して。鈴仙選手とゲーノス選手を抜いたダ・シルバ選手は、 そのままコリンチャンスの中盤に突入です。中盤は3人態勢のコリンチャンスは一人一人の守備範囲が広く、 中々人数を掛けて守る事ができません!」 ナバイロ「行けるのは俺とマギッシだけか……!」 マギッシ「フォローはまかせたぞ、左サイドハーフのライア!」 ダッ、ダダダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! ダ・シルバ「何人居ても同じだーーーっ! うおおおおおっ、どきやがれーーーーっ!!」 実況「コリンチャンス、辛うじてナバイロ選手とマギッシ選手の二名でタックルに向かったところへ……! ウルグアイの暴走列車! ダ・シルバ選手が飛び込んで来た〜〜〜〜!!」
[369]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/15(火) 00:43:16 ID:bc6M+ldc 先着2名様で、 ★ダ・シルバ→ドリブル 55 (!card)(!dice + !dice)=★ ★ナバイロ→タックル 51 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)= マギッシ→タックル 51 (!card)(!dice + !dice)+(人数補正+1)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ダ・シルバ、ドリブル突破。 =1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に (マデーロがフォロー)(ライアがフォロー)(アヤソフィアがフォロー) ≦−2→コリンチャンスボールに。 【補足・補正・備考】 ダ・シルバのマークがダイヤ・ハートで「パッションスタンピード(+3)」が発動します。
[370]森崎名無しさん:2016/03/15(火) 00:44:35 ID:??? ★ダ・シルバ→ドリブル 55 ( ダイヤ7 )( 1 + 1 )=★
[371]森崎名無しさん:2016/03/15(火) 00:44:53 ID:??? ★ダ・シルバ→ドリブル 55 ( ダイヤ5 )( 5 + 1 )=★
[372]森崎名無しさん:2016/03/15(火) 00:50:09 ID:??? ★ナバイロ→タックル 51 ( クラブ2 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)= マギッシ→タックル 51 ( ハート4 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=★
[373]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/15(火) 01:09:51 ID:bc6M+ldc ★ダ・シルバ→ドリブル 55 ( ダイヤ7 )( 1 + 1 )+(パッションスタンピード+3)=60★ ★ナバイロ→タックル 51 ( クラブ2 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=57 マギッシ→タックル 51 ( ハート4 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=62★ ≦−2→コリンチャンスボールに。 ダ・シルバは才能の無さを溢れる情熱でカバーした恐るべき男である。 しかし情熱には大きな欠点がある事に、彼は気付いていなかった。 ダ・シルバ「うおおおおーーーっ!」 ダダダダダダッ! ナバイロ「す、凄いドリブルだ!(――けど、さっきと比べると元気が無いような……)」 マギッシ「え、えーいっ!」 ズザアアアアアアアアアアアアアッ……バシッ。 ダ・シルバ「うおおおおおーーー……って、アレ?」 実況「コリンチャンスの右サイドハーフ、マギッシ選手がボールを取った! ダ・シルバ選手! 今度のステップは少し動きが読みやすかったか!?」 ダ・シルバ「そ、そんなァ!?」 エベルトン(観客席)「そう何度も通るワケねぇだろ、あんな勢いだけのドリブル。 そりゃ運が良い時はいいが、理論立ってない当てずっぽう、いつか破綻するに決まってらァ」 ――情熱はあくまで情熱であり、それ以上でもそれ以下では無い。 その力がダ・シルバのサッカー技術そのものを向上させる訳では無いのだから、 調子が悪い時は、格下の選手にさえアッサリと刈られるのは道理だった。 人生、情熱だけでは上手く行かないものである。
[374]森崎名無しさん:2016/03/15(火) 01:10:57 ID:??? ネイのテバサキ感、さすがファンタジスタだけの事はあるな
[375]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/15(火) 01:12:34 ID:bc6M+ldc 鈴仙「――な、なんか。兎に角ボールを奪えたみたいね……しまらないけど」 アヤソフィア「でも鈴仙さん。これからどうやってカウンターするんです? グレミオはダ・シルバ君の特攻に続いて、FWやらMFやら、結構な人員が中盤に上がっています。 マギッシ君から直接鈴仙さんにパスを繋げようには、その間に控える人数がきつい。 また、必殺パス持ちのライア君にサイドチェンジしようにも、この人数差じゃあ、 途中でパスカットが入る可能性があります。……ここは、効率の良い手を考える必要がありますよ」 鈴仙「わ、分かってるわよ(――と、啖呵を切ったけれど……どうしようかしら。マギッシ君の能力は平凡。 グレミオの選手と相対するとして、サシなら兎も角、集団相手じゃあちょっときつい。 私はキャプテンとして、どんな指示を出すべきかしら?)」 A:マギッシにそのままドリブルで右サイドを突破して貰う。 B:マギッシにそのままパスで鈴仙まで繋いで貰う。 C:マギッシとナバイロのワンツーで、中盤のラインを押し上げて貰う。 D:左サイドのライアにサイドチェンジ。必殺パスで鈴仙まで通して貰う。 E:左サイドのライアにサイドチェンジ。必殺パスでアヤソフィアまで通して貰う。 F:その他 遅攻を選びたい場合もこちらで 鈴仙のガッツ:710/990
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24